「頭皮が硬いですね」美容室でのそんな一言が気になっていませんか?
頭皮と顔はひと続きになっているため、頭皮の状態はお顔の印象にそのまま影響しやすいのです。頭皮が硬くなると疲れたように見えたり、たるみが出やすくなったりすると言われています。最近、顔がどんより見えたり、ほうれい線が深くなったように感じたりする方は、頭皮の硬さが影響しているかもしれません。
頭皮は自分では変化に気づきにくい部分であり、そのままにするとたるみが進みやすくなるため、早めのケアが大切です。
この記事では、頭皮の硬さと顔のたるみの関係、自宅で続けやすい頭皮マッサージの方法、たるみ改善に取り入れやすい美容医療まで、わかりやすく紹介します。
頭皮の硬さが気になっている方、ぜひ最後までご覧くださいね。
頭皮が硬くなると顔がたるむ原因とは?
頭皮が硬くなると顔がたるむのは、頭皮と顔の皮膚・筋肉がつながっているためです。頭皮の弾力が低下すると、その影響が顔にも及び、皮膚が下がりやすくなります。また、頭の筋肉がこわばると表情筋を引き上げる力が弱まり、たるみが目立ちやすくなります。
頭皮と顔の皮膚はひと続きであるため
頭皮と顔は一枚の皮膚でつながっているため、頭皮の状態はお顔にも影響します。頭皮が硬くなって弾力が落ちると、お顔全体の皮膚を引き上げる力が弱まり、頬やフェイスラインが下がりやすくなります。
お顔のスキンケアは丁寧にしていても、頭皮のケアは後回しになりやすい方が多いですよね。たるみを防ぎたい方は、お顔だけでなく頭皮のケアも一緒に取り入れることが大切です。
頭の筋肉のコリが顔の引き上げ力を弱める
頭には前頭筋、後頭筋、側頭筋の3つの筋肉があり、頭頂部をヘルメットのように覆う帽状腱膜とつながっています。これらの筋肉は表情筋とも連動しているため、頭の筋肉が凝るとお顔を引き上げる力が弱まりやすくなります。
側頭筋のコリ
耳の上に広がる側頭筋は、咀嚼に関わる筋肉のため、食いしばりや歯ぎしり、ガムをよく噛む習慣、片側だけで噛むクセなどで凝りやすい部分です。姿勢が悪い状態が続くことでも緊張が強まりやすくなります。
側頭筋は頬を支える筋肉ともつながっているため、コリが強くなると頬のたるみ、ほうれい線、ゴルゴ線などの原因につながります。
後頭筋のコリ
頭の後ろ、首との境目にある後頭筋は、頭を支えて姿勢を保つ役割があります。うつむき姿勢が続いたり、同じ姿勢で長時間過ごしたりする人は、とくにコリが生じやすい筋肉です。後頭筋がこわばると、頭痛や首・肩こりが出やすくなります。血流やリンパの流れも滞りやすくなるため、お顔のむくみが出やすくなり、たるみや二重あごが目立ちやすくなるケースもあります。
前頭筋のコリ
眉やまぶたを引き上げる役割をもつ前頭筋は、目を酷使する人がとくに凝りやすい筋肉です。コリが進むとまぶたが重く感じたり、おでこのシワやたるみにつながったりします。表情がこわばって見えることもあり、頭痛が出やすくなるケースもあります。
帽状腱膜
3つの筋肉とつながっている帽状腱膜は筋膜のため、それ自体がコリを生むわけではありません。ただし、前頭筋や側頭筋、後頭筋のコリが強くなると引っ張られて緊張し、硬さが出やすくなります。 帽状腱膜が硬くなると、お顔全体の引き上げ力が弱まり、老け見えにつながりやすくなります。
頭皮の血流が落ちるとお顔がくすむ
頭皮が硬くなる大きな原因のひとつが、血行不良です。頭皮の血流が低下すると、お顔の皮膚にも影響が及び、肌に酸素や栄養が届きにくくなります。顔色がくすみやすくなり、透明感が失われて疲れた印象が強くなりやすいです。肌全体の調子も落ちやすくなります。
頭皮をカチカチにする要因はストレスや疲れ
日常的なストレスや疲れが積み重なると、頭皮の血流が悪くなり、硬くカチカチな状態を招きます。食いしばりや悪い姿勢のように血流を直接妨げる行動に加え、ストレスによる自律神経の乱れも血管の収縮を引き起こし、頭皮の血流悪化につながります。
【頭皮を硬くする要因】
- 食いしばりや歯ぎしり
- ストレスによる自律神経の乱れ
- 運動不足で血の巡りが悪くなる
- 眼精疲労
- デスクワークやスマホ時間が長く、前かがみ姿勢が続く
- 頭皮の乾燥や汚れの蓄積
- 紫外線による頭皮の弾力低下
- 髪を強く引っ張るヘアスタイルの負担
自分のたるみは頭皮のコリが原因?それとも加齢による変化?
頭皮のコリによるたるみと、加齢によるたるみは、それぞれ特徴が異なります。頭皮の硬さは生活習慣の影響で誰にでも起こりやすいものですが、加齢によるたるみは30代後半〜40代以降で気づく方が増え、少しずつ進行していきます。
頭皮のコリは頭皮マッサージでケアできる
頭皮のコリが関わるたるみは、血の巡りが悪くなり、頭皮が動きにくくなることで起こります。まずは、ご自身の頭皮の硬さをチェックしてみましょう。自分では判断しにくい場合は、美容師さんに聞いてみるのもひとつの方法です。
硬さを感じる場合は、頭皮マッサージや日々のクセの見直しで改善を目指せます。ヘッドスパなど、頭皮をいたわるケアを取り入れるのも、たるみ対策として効果的です。
頭皮セルフチェック法
指の腹を頭皮にあてて、前後左右に動かしてみましょう。
- 側頭部(耳の上)
- 後頭筋(頭の後ろ側~首のつけ根付近)
- 頭頂部(おでこの上~頭のてっぺん)
それぞれの部分で動きがスムーズなら、頭皮は柔らかい状態です。動きがにぶかったり、指で押したときに硬さを感じる場合は、頭皮がこわばっている可能性があります。
また、手をグーにして軽く押し当てたときに痛みがあるなら、筋肉のコリが進んでいるサインです。
加齢よるたるみはセルフケア+美容医療で
年齢を重ねることで起こるたるみは、肌のコラーゲン減少によるハリ・弾力の低下、皮下脂肪の下垂、表情筋の衰え、骨の萎縮など、複数の変化が重なって進行します。肌を支える土台そのものが弱くなるため、保湿などのセルフケアだけで劇的な改善を目指すのは難しくなっていきます。
もちろん、普段のスキンケアの継続はとても大切です。ただ、しっかりエイジングケアをしたい場合は、美容クリニックでの治療を組み合わせることで、肌質やたるみの改善を実感しやすくなります。
セルフでできる頭皮マッサージ法とは?
頭皮マッサージは、指の腹や、グーにした手の平らな部分を頭皮にあてて、ゆっくり圧をかけながら行います。こすらずに、頭皮そのものを動かすイメージで行うのがポイントです。マッサージで血の巡りが整いやすくなり、お顔のたるみ対策にもつながります。
側頭筋のマッサージ効果
こめかみから耳の上にかけてのエリアは、頬やフェイスラインとつながりが深い部分です。ここをほぐすと、ほうれい線の目立ちやフェイスラインのゆるみを予防しやすくなります。食いしばりが強い方にもおすすめです。
前頭筋から帽状腱膜のマッサージ効果
生え際から頭頂部に向かってゆっくり圧をかけると、目元やおでこのたるみ対策になります。まぶたの重さが気になる方や、おでこのシワが気になり始めた方に向いています。頭皮が動きやすくなると、表情も明るく見えやすくなります。
後頭筋のマッサージ効果
後頭部から首の付け根にかけてのエリアは、眼精疲労や自律神経の乱れと関わりが深い部分です。ここをほぐすと血流やリンパの流れが整い、お顔全体のむくみや血色の悪さが軽くなりやすくなります。フェイスラインのもたつきが気になる方にも向いています。
たるみに効果的な美容医療とは?
頭皮マッサージで変化が出にくいたるみは、加齢による肌の土台の弱まりが関わっている可能性が高いです。美容医療では、スキンケアでは届かない肌の深い層にアプローチし、コラーゲンやエラスチンの生成を促す施術や、たるみを引き上げる施術など、目的に合わせて選べる治療があります。
モフィウス8
モフィウス8は、高周波エネルギーと極細針を組み合わせて、肌の深い層まで働きかけるマイクロニードルRF治療です。針による刺激と、高周波の熱の作用によって創傷治癒が進み、コラーゲンやエラスチンの生成が活発になります。真皮層だけでなく脂肪層までアプローチできるため、脂肪層のゆるみにも効果を発揮し、フェイスラインや口元のもたつきを改善します。
肌の土台から引き締めたい方や、たるみと肌質の両方を整えたい方に向いています。
【期待できる効果】
- たるみ改善(頬やフェイスライン)
- 毛穴の開き、たるみ毛穴、凸凹
- 肌質改善(ハリ・弾力アップ)
- 小じわの改善
モフィウス8(全顔+フェイスライン+顎下)の施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
マイクロニードル(極細の針)と高周波(RF)を組み合わせた、FDA承認の治療機です。
24本の極細針をスタンプのように肌へ刺し入れ、真皮から皮下の脂肪層(最大深度4~5mm)まで広範囲に熱エネルギーを届けることで、深部組織や脂肪層にアプローチでし、肌質改善やたるみの改善効果が期待できます。 |
| 料金 |
79,200円(モフィウス8 全顔+フェイスライン+顎下) |
| 期間・回数 |
1回・70分ほど |
リスク (副作用) |
施術後に赤み、腫れ、軽い内出血、熱感などが生じることがありますが、通常は数日〜1週間程度で落ち着きます。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
デンシティ
デンシティは、6.78MHzの高出力の高周波RFを照射して、肌の浅い層から深い層まで一度に働きかける施術です。モノポーラとバイポーラを同時に使えるモノバイ技術により、表皮から皮下組織まで広い範囲に熱が届きます。肌表面の質感改善から、深い部分の引き締めまで期待できるため、たるみと肌質の両方が気になる方に向いています。
痛みが少なくダウンタイムも短いため、初めての高周波治療として選ばれやすい施術です。
【期待できる効果】
- たるみ改善(頬やフェイスライン)
- 毛穴の開き
- 肌質改善(ハリ・弾力アップ)
- 小じわの改善
デンシティの施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
デンシティは、高周波RFをお肌の真皮層や皮下組織に照射することで、顔のもたつきやたるみを改善する施術です。
その他にもお肌のハリ・艶感、顔の引き締め、小ジワの改善効果なども期待できます。 |
| 料金 |
ロイヤル(HIFU+デンシティ)450ショット 1回 103,000円 |
| 期間・回数 |
1回・60分ほど |
リスク (副作用) |
一時的に熱感や浮腫(むくみ)を生じる可能性があります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
医療ハイフ(HIFU)
医療ハイフは、高密度焦点式超音波のエネルギーを皮下組織やSMAS筋膜まで届けて、土台からしっかり引き上げる施術です。超音波の熱が深い層に働きかけ、たるみの引き上げや引き締めが期待でき、フェイスラインのもたつきやほうれい線などの改善につながります。照射のみでSMAS筋膜にアプローチできるため、リフト感をしっかり出したい方に人気があります。
【期待できる効果】
- リフトアップ効果(フェイスラインのたるみ)
- 小顔効果
- 肌質改善(ハリ・弾力アップ)
医療ハイフ(ウルトラフォーマーMPT)の施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
医療ハイフ(HIFU)によって真皮〜SMASに熱エネルギーを加えることで、肌の深い層から引き締める施術です。たるみ、しわの改善、リフトアップ、小顔効果が期待できます。(HIFUリフト®)
真皮浅層にハイフを照射するとともに、美白・美容成分を導入する施術です。(HIFUブースター®) |
| 料金 |
HIFUリフト® 全顔+顎下 初回77,000円 |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
紅斑(数時間~数日程度)、浮腫(数日程度)、鈍痛(数日~1週間程度)、痺れ(数日~数週間程度) |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
ヒアルロン酸注射(ヒアルロン酸リフト)
ヒアルロン酸リフトは、皮膚や皮下脂肪、表情筋を骨格につなぎとめる役割の支持靭帯(リガメント)にヒアルロン酸を注入して補強し、たるみを内側から支える施術です。自然なリフトアップ感が出やすい施術であり、たるみの出方やご希望に合わせて注入ポイントを調整するため、無理のない引き上がりを目指せます。針を使った治療に抵抗がない方の選択肢として人気があります。
【期待できる効果】
- リフトアップ効果(ほうれい線、マリオネットライン、フェイスライン)
- 小顔効果
ヒアルロン酸リフトの施術例(ボリューマXC 4本・ボリフトXC 1本)
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
たるみの原因となる靭帯(リガメント)のゆるみをヒアルロン酸で補強することで、自然なリフトアップを実現します。
また、真皮層にヒアルロン酸を注入することで、しわや凹みを目立たなくし、滑らかな肌へ導きます。
施術後すぐに効果を実感でき、ダウンタイムがほとんどないため、多くの方に選ばれている人気の施術です。 |
| 料金 |
302,500円(ジュビダームビスタ®ボリューマXC 4本・ジュビダームビスタ®ボリフトXC 1本) |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
針を刺した部分や注入部分に赤みや腫れが、1~7日程度生じることがあります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフトは、コグ(トゲ)が付いた特殊な糸を皮下に挿入して、たるみを物理的に引き上げる施術です。フェイスラインがすっきりし、施術直後から変化を感じやすい点が特徴です。さらに、糸の刺激によってコラーゲンやエラスチンが増えやすくなり、時間の経過とともにハリやツヤの向上も期待できます。
【期待できる効果】
- リフトアップ効果(ほうれい線、マリオネットライン、フェイスライン)
- 小顔効果
- 肌質改善(ハリ・弾力アップ)
糸リフト(スレッドリフト)の施術例(アンカーX10本)
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
糸リフトは、コグ(突起)の付いた特殊な医療用の吸収糸(溶ける糸)を用いて、お顔のたるみを物理的に引き上げる施術です。
フェイスラインのもたつきやほうれい線、口元のたるみをすっきりと整えられるため、小顔効果も高く、幅広い年齢層の方に人気があります。 |
| 料金 |
糸リフト207,900円(アンカーX10本)
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| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
1〜2週間程度、針を刺した部分や挿入部分に赤みや腫れ・窪みが生じることがあります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
まとめ
頭皮が硬さとお顔のたるみの関係についてご紹介しました。
頭皮がこわばって動きにくくなると、お顔のたるみが進みやすくなる可能性があります。まずは、日々の頭皮マッサージや普段のクセの見直しなど、ご自身でできるケアから始めてみてくださいね。
また、30代後半以降は、年齢とともに少しずつたるみが気になりやすくなります。美容医療では、たるみ治療から肌管理まで幅広い選択肢があり、ダウンタイムが短く受けやすい施術も増えています。お肌の不調や気になるシワ・たるみが気になっている方は、ぜひご活用くださいね。
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たるみでお悩みの方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!