料金表をみる
ヒアルロン酸でチークトップを高く。30代女性のヒアルロン酸リフト症例
「最近の写真を見ると、1年前よりほうれい線が気になる…」
そんなお悩みでご相談いただきました
今回は、約1年前に当クリニックでヒアルロン酸リフトを受けられた30代女性のメンテナンス症例をご紹介します。
初回施術後、仕上がりにご満足いただいていましたが、最近撮影したご自身のお写真を1年前の写真と見比べた際に、「以前よりほうれい線が目立ってきた」と感じられたのをきっかけにご相談いただきました。
特に気になっていたのは、
- ほうれい線が以前より目立つようになった
- 目の下のくぼみが気になり、疲れて見える
- 通勤中、電車の窓に映る自分を見ると老けた印象に感じる
というお悩みでした。
鏡ではそれほど気にならなくても、ふとした瞬間に映る自分の顔を見て「以前より疲れて見える」と感じる方は少なくありません。
今回は、お顔全体のバランスを整えるヒアルロン酸リフトでメンテナンスを行いました。
目次
たるみの原因は「中顔面」の変化にありました
「ほうれい線が気になるから、ほうれい線へヒアルロン酸を入れる。」
実は、それだけでは根本的な改善にならないケースがあります。
今回の患者様も原因はほうれい線そのものではなく、中顔面のボリュームバランスの変化でした。
中顔面とは、目の下から口元までのエリアを指します。
この部分は年齢とともに、
- 骨格のボリュームロス
- リガメント(靭帯)のゆるみ
- 脂肪の下垂
が起こり、お顔を支える力が弱くなっていきます。
その結果、頬の位置が下がる、ほうれい線が目立つ、目の下に影ができるといった変化が現れます。
今回のお悩みは「ほうれい線」だけではなく、中顔面全体の支えが弱くなっていたことが原因でした。

リガメント(靭帯)を支えることが自然なリフトアップにつながる

私たちの顔の脂肪は、リガメント(靭帯)という強い線維組織によって骨に固定されています。
しかし加齢によってリガメントがゆるみ、さらに骨吸収によって土台が痩せてくると、脂肪を支えきれなくなります。
その結果、中顔面全体が少しずつ下垂し、頬の位置が下がることで、お顔の重心も下方向へ移動します。
この重心の変化は
- 顔が間延びして見える
- チークトップが低く見える
- ほうれい線が目立つ
- 疲れた印象になる
といった加齢変化につながります。
ヒアルロン酸リフトでは、このような変化に対して、単純にボリュームを足すのではなく、お顔を支えるリガメントへアプローチすることを重視しています。
今回の施術プランと施術内容
診察では、お顔全体のバランスや中顔面の下垂、リガメントのゆるみを確認したうえで、支えが弱くなっているポイントへヒアルロン酸を注入するプランをご提案しました。
リガメントを補強することで、お顔全体が自然にリフトアップし、その結果として頬の位置が上がり、チークトップにも高さが生まれます。
頬の位置が上がることで、
- ほうれい線が目立ちにくくなる
- 顔全体に立体感が生まれる
- 若々しく明るい印象になる
といった変化も期待できます。

使用製剤
- レスチレン®リフトリド 2本
- レスチレン®ディファイン 1本
注入箇所
レスチレン®を選択した理由
今回の症例では、注入する部位の役割に合わせてレスチレン®リフトリドとレスチレン®ディファインを使い分けています。
こめかみ(T1)、頬骨弓 (Ck1)、下顎(Jw1)には、適度な硬さと高い支持力を持つレスチレン®リフトリドを選択しました。リガメントへアプローチする部位では、お顔をしっかり支えられる製剤を使用することで、自然なリフトアップ効果が期待できます。
一方で、目の下(Ck3)やほうれい線(NL1〜2)には、レスチレン®ディファインを使用しています。
ディファインはOBT(Optimal Balance Technology)を採用した製剤で、表情の動きに合わせてしなやかに馴染む柔軟性が特長です。笑ったり話したりとよく動く部位でも、不自然な硬さが出にくく、自然な表情を保ちながらボリュームを補うことができます。
このように、部位ごとの役割や特性に合わせて製剤を使い分けることで、リフトアップ効果と自然な仕上がりの両立を目指しています。

左右差も考慮しながら、一人ひとりに合わせてデザインしています
お顔は左右対称ではありません。
骨格や筋肉の付き方、脂肪の量、日常の表情のクセなどによって、多くの方に左右差があります。
そのため、左右に同じ量のヒアルロン酸を注入するのではなく、それぞれの患者様の状態を診察した上で細かく注入量を調整しています。
今回の患者様も、中顔面やほうれい線周囲のボリュームロスには左右差があったため、Ck3、NL1~2の部位では左右で注入量を調節しました。
患者様一人ひとりのお顔立ちや左右差に合わせてデザインすることで、より自然でバランスの良い仕上がりを目指しています。


まとめ
今回の症例では、中顔面を支えるリガメントへヒアルロン酸を注入することで、お顔全体を自然にリフトアップしました。
その結果、
- チークトップが高くなる
- ほうれい線が目立ちにくくなる
- 目の下のくぼみが改善する
- 顔全体の重心が上がり、若々しい印象になる
「最近撮った写真を見ると、以前よりほうれい線が気になる。」
「疲れて見える印象を自然に改善したい。」
「若々しい印象を維持するためにメンテナンスをしたい。」
ヒアルロン酸リフトは、メスを使わずに行える治療のため、切開には抵抗がある方や、美容医療が初めての方でも比較的チャレンジしやすい施術です。
また、ダウンタイムが比較的少なく、日常生活への影響を抑えながら治療を受けられることも大きなメリットの一つです。
お顔全体のバランスや加齢変化を丁寧に診断し、お一人おひとりに合わせた治療をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
ヒアルロン酸リフトはどのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?
使用する製剤や注入部位、体質によって個人差はありますが、一般的には1年前後で少しずつ吸収されていきます。今回の患者様も約1年ぶりのメンテナンスでした。大きく変化してから治療するよりも、気になり始めたタイミングでメンテナンスを行うことで、自然な若々しさを維持しやすくなります。
こめかみにヒアルロン酸を入れるとどうなりますか?
こめかみにヒアルロン酸を注入することで、リガメント(靭帯)が補強され、お顔全体のリフトアップ効果が期待できます。また、加齢によって失われたボリュームを補うことで、頬や目元のたるみの改善にもつながります。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
経歴
| 平成14年 | 大阪医科大学医学部医学科:入学 |
|---|---|
| 平成22年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局 |
| 平成23年 | 守口敬任会病院:入職 |
| 平成25年 | 東住吉森本病院:入職 |
| 平成27年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職 |
| 平成28年 | 東住吉森本病院:入職 |
| 平成30年 | プライベートスキンクリニック:入職 |
学会発表
- 第69回 日本形成外科学会総会・学術集会(2026年4月22日~24日)
- 当クリニックにおける脂肪吸引注射30症例の経験および考察
- 第113回 日本美容外科学会(ポスター発表)(2025年5月28日~30日)
- 軟骨変形を伴いオステオポール®︎が鼻腔内から露出した1症例
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- ヒアルロン酸によるたるみ・ほうれい線改善治療における100症例の経験及び考察
- ヒアルロン酸による鼻の整形93症例の経験及び考察












安形医師からのコメント
今回の患者様は、中顔面を支えるリガメントのゆるみや骨格の変化によって、お顔全体の重心が下がっている状態でした。
そこで、ただほうれい線へボリュームを足すことを目的とするのではなく、リガメントを支え、中顔面を自然にリフトアップすることを重視して治療を行いました。
その結果、頬の位置が上がり、ほうれい線や目の下のくぼみも自然に改善しています。
ヒアルロン酸リフトは、ただシワを埋めるのではなく、お顔全体の構造を診断し、土台から整える治療です。
患者様それぞれのお顔立ちや加齢変化に合わせて、注入部位や製剤を選択することで、自然で若々しい印象へ導くことができます。