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ヒアルロン酸注射で皮膚が壊死する?初期症状や原因、リスクの回避方法について解説
この記事でわかること
- ヒアルロン酸注射で壊死が起きる原因
- 皮膚壊死の初期症状の特徴
- 壊死が起きやすい部位の傾向
- 壊死の兆候がでたときの行動と治療法
- 安全に施術を受けるためのクリニック選びのポイント
ヒアルロン酸注射はシワわやたるみの改善、ボリュームアップ、輪郭形成など幅広いお悩みに役立つ人気の美容施術です。ただ、「皮膚壊死」という深刻な副作用が起こる可能性があると聞くと、施術を検討している方ほど不安が大きくなりやすいと思います。
皮膚壊死は頻度としては稀な副作用であり、むやみに怖がる必要はありません。ただ、可能性はゼロではありませんので、原因や初期サインを知っておくと、リスクを下げるだけでなく、万が一の際にも落ち着いて対処しやすくなります。施術を受ける前に正しい知識を持つことが、安全に美容医療を活用するために大切な準備となります。
この記事では、皮膚の壊死が起こる原因、見逃してはいけない初期症状、そして信頼できるクリニックを選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。
ヒアルロン酸注射を検討しているけど、リスクが気になる方に向けて、情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
ヒアルロン酸注射で皮膚が壊死する仕組みと原因とは?
ヒアルロン酸で皮膚が壊死する原因は、偶発的に血管へ影響が出て血流が弱くなるためです。ヒアルロン酸が誤って血管の中に入り血管が詰まると、皮膚壊死が起きます。特に、顔の構造を十分に理解していない医師や経験が浅い医師の場合、リスクが高まると考えられています。
皮膚壊死の「初期症状」とは?
皮膚壊死を防ぐためには、初期症状を見逃さないことが大切であり、早い段階で気づければ、ヒアルロニダーゼによる対応で、ダメージを最小限に抑えられます。
施術後に「おかしい」「いつもと違う」と感じたら、すぐに医療機関へ相談しましょう。

皮膚の変色
注入直後に皮膚の色が急に白っぽくなる変化は、虚血状態の初期サインです。血流が弱く酸素や栄養が届きにくい状態で、そのまま続くと白→赤→紫→黒へと色が変わっていきます。
網目状や斑点のような色の変化が出る場合もあり、注入部だけでなく少し離れた場所まで広がるケースもあります。白くなる変色は施術直後に出やすいため、クリニックでの早めの対応が有効です。
強い痛み
注入時や注入後に、通常の施術時の痛みとは違う、ズキズキとした激しい痛みがでる場合があります。血流が妨げられていると、痛みや圧迫感が長く続いたり、違和感が増していくケースもあります。
ただし、麻酔を使っていると痛みを感じにくい場合もあるため、痛みだけで判断できない可能性もあります。
腫れ
一般的なダウンタイムの腫れとは違い、急に強く腫れる、周辺まで広がる、変色を伴いながら腫れが悪化するなどの変化が出る場合があります。数日経っても腫れが引かず、むしろ広がるような状態は注意が必要です。
皮膚温度の低下
注入部やその周辺を触ったときに冷たく感じる場合は、血流が阻害されている可能性があります。
視野障害
視野が欠ける、見えにくいなどの変化が出た場合は、血流が大きく滞っている可能性があります。非常に緊急性が高いため、すぐに医療機関で対応が必要です。
皮膚壊死が起こりやすい部位と条件とは?
皮膚壊死はどの部位でも起こる可能性がありますが、血管の密度や走行の特徴によって、特に注意が必要な場所があります。
注意が必要な部位
血管が複雑に入り組んでいる場所は、ヒアルロン酸が血流を妨げやすく、皮膚壊死のリスクが高くなるといわれています。
鼻先や鼻翼基部(小鼻の付け根)、眉間、額は、細い血管が密集していたり、皮膚の表面近くを走っていたりするため、特に慎重な判断が求められる部位です。
壊死のリスクが高まる条件
皮膚壊死は「偶発的」に起こるとされていますが、いくつかの条件が重なるとリスクが高くなります。
適量を超えた大量の注入
一度の施術で必要以上の量を入れると、血管が圧迫されやすくなり、血流が弱まりやすい状態になります。
短期間で繰り返し注入するケース
ヒアルロン酸がまだ残っている状態で何度も追加すると、適量を超えて血管が圧迫される可能性があります。短期間での繰り返し施術は、リスクを高める要因になりやすいです。
過去に同じ部位で手術を受けている
同じ部位に手術歴がある場合、血管の走行が変わっている可能性があります。血管の位置が予測しにくくなるため、より慎重な判断が必要です。
手術歴のある方には事前の確認を丁寧に行い、安全性を高めるための対応が大切です。
壊死の兆候が出た時の対処法と治療とは?
皮膚壊死の兆候が現れた時は、できる限り早くヒアルロン酸を分解して血流を促す処置が必要です。
ヒアルロニダーゼによる対応が一般的で、早い段階での判断が回復につながります。

可及的速やかにクリニックへ連絡する
壊死が進む前に血流を回復させる対応を受けることが大切です。血流が止まった状態が続くほど、重い後遺症につながる可能性が高まります。違和感を覚えた段階で、迷わず当クリニックに相談してください。
ヒアルロニダーゼ(溶解剤)の注入
血管内や血管のまわりで血流を妨げているヒアルロン酸を酵素で分解し、血流の再開を促します。壊死の兆候を確認した際は、数時間以内の投与が望ましいとされており、早い対応が回復の鍵となります。
血流促進対策
患部を温めたり、軽いマッサージを行ったりして血流を促す補助的な対応を行う場合があります。
壊死が進んでしまった場合の治療
壊死が進行して組織の回復が難しい状態になると、壊死した部分を取り除くデブリードマンが必要になります。炎症や感染を防ぎ、傷の治りを早めるための外科的な処置です。取り除いた部分は見た目にも影響が出やすく、身体への負担も大きくなるため、早期の対応がとても重要です。
安全にヒアルロン酸注射を受けるためのクリニック選びのポイントとは?
壊死のリスクを減らすためには、施術の技術だけでなく、万が一のときにすぐ対応できる体制が整っているクリニックを選ぶことが大切です。壊死は早い対応ほどダメージを抑えやすいため、安心できる環境かどうかの見極めが安全につながります。
緊急時の体制が整っているか
ヒアルロン酸が血流を妨げた場合は、施術直後から数時間以内の対応がとても重要になります。万が一の際、ヒアルロニダーゼをその場ですぐに使える体制が整っているか、医師が緊急対応の経験を持っているかなど、カウンセリングやHPなどで事前に確認しておくと安心です。
海外施術のリスク
韓国など海外で施術を受ける場合、帰国後に合併症が出てもすぐに対応できない可能性があります。
壊死のようなトラブルは時間との勝負になるため、施術した医師がすぐ診られない状況はリスクが高くなります。海外での施術は価格が魅力的に見えるかもしれませんが、アフターケアの難しさを考えると慎重な判断が必要です。
まとめ
ヒアルロン酸注射による壊死の原因やリスクを避けるための方法についてご紹介しました。
ヒアルロン酸注射は即効性があり、お顔の印象を自然に整えやすい有用な施術ですが、安全に受けるためにはリスクを正しく理解することが大切です。
まずは、信頼できる医師選びが大切です。施術前にヒアルロニダーゼでの対応が可能かどうかも確認しておくと安心です。
施術後は皮膚の色や痛みの変化をしっかり確認し、「いつもと違う」と感じた段階で迷わずクリニックへ相談してください。早期対応が、皮膚壊死を防ぐための最大の対策になります。
当クリニックでは、技術だけでなく副作用への理解を深めるために継続して勉強を重ねています。安全性を重視した体制で施術を行い、施術後のフォローにも力を入れています。安心してご相談いただける環境を整えています。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。ヒアルロン酸注射をご検討中の方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
ヒアルロン酸で壊死するのは何日後ですか?
壊死の兆候は、注入直後〜数時間以内に出るケースが多いですが、遅れて現れる場合もあります。施術直後は問題がなくても、施術後7日間のあいだに変化が出るケースがあります。少しでも違和感があれば、時間を置かずに医療機関へ相談してください。
ヒアルロン酸で壊死しやすい場所は?
鼻先、鼻翼基部、眉間、額など、皮膚が薄く血管が浅い部分を走行していたり、血管が密集している部位は血流障害のリスクが高い場所です。
ヒアルロン酸による壊死の初期症状は?
皮膚の変色、激しい痛み、長引く腫れや変色を伴う腫れなどが初期症状としてあげられます。注入直後から数時間以内に現れる場合が多く、早い段階での対応がとても大切です。
ヒアルロン酸で皮膚が壊死するのはなぜですか?
注入した製剤が血管内に詰まったり、血管を圧迫して血流が途絶えると、酸素や栄養が届かなくなり、皮膚壊死が進みます。まれな副作用ですが、仕組みや万が一のときの対策を知っておくと安心して施術を検討できます。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察













医師の技術と知識をチェック
安全にヒアルロン酸注射を受けるためには、顔の血管の位置を深く理解している医師を選ぶことが大切です。
技術力や知識が高く、経験が豊富な医師ほど施術中のトラブルを避けやすくなります。
解剖学を熟知しているかどうか、症例数や得意な施術などを確認すると、安心して任せられる医師かどうか判断しやすくなります。