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美容医療が初めての方へ。ヒアルロン酸とボトックスはどう違う?専門医が教える失敗しないための基礎知識ガイド
この記事でわかること
- ヒアルロン酸とボトックスの違いについて
- それぞれが得意なシワタイプ
- 適応部位の違い
- 製剤の種類について
- 効果が現れるタイミングの違い
シワ改善の治療として知られているヒアルロン酸注射とボトックス注射は、どちらも受けやすさと効果の高さから人気の高い美容治療です。ただ、自分のお悩みにはどっちが向いているのか、よくわからないという方もいると思います。
二つの施術は、アプローチがまったく違います。改善できる悩みや施術が可能な部位も異なるため、悩んでいるシワがどのタイプなのかの見極めが大切です。静止ジワなのか、表情の表情ジワなのかによって、選ぶべき施術が変わります。
この記事では、ヒアルロン酸注射とボトックス注射の違いをわかりやすく解説しながら、どのシワにどちらの施術が適しているのかをご紹介します。
シワ治療を検討している方や、ヒアルロン酸とボトックスの違いを知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
ヒアルロン酸とボトックスの違いとは?
ヒアルロン酸注射は、足りない部分を補ってボリュームを出す施術であり、ボトックス注射は筋肉の動きをゆるめる施術です。どちらもシワの改善に役立ちますが、仕組みが違うため、得意な悩みや効果が出やすい部位にも違いがあります。

ヒアルロン酸注射の特徴と効果
ヒアルロン酸注射は、加齢により失われたボリュームを内側から補い、溝や影が目立つ部分を整えるクッションのような役割を持っています。シワを浅くしたり、コケやくぼみをふっくらさせたりできます。
さらに、顔の骨と皮膚・筋肉をつなぎ、支えとなっているリガメントの補強にも使われます。リガメントがゆるむと皮膚を支えきれず、頬やフェイスラインが下がりやすくなるため、ヒアルロン酸で支えを補うことで、たるみが引き上がり、若々しい印象を保ちやすくなります。
鼻や顎、唇などの形を整える目的にも活用されています。シワやたるみ改善から輪郭形成まで幅広く使えるため、悩みに合わせて柔軟に取り入れやすい施術です。
ボトックス注射の特徴と効果
ボトックス注射は、表情筋の動きを一時的にゆるめる施術です。表情を動かすたびにできるシワをやわらげる役割があります。筋肉のクセでシワが深く刻まれるのを防ぐ効果もあります。また、発達しすぎた筋肉のボリュームダウンやこわばりの改善にも使われます。
汗の量を抑えたい場面でも活用されるため、用途が広くさまざまなお悩みに対応しやすい施術です。
静止ジワと表情ジワにはどっちの施術が合う?
静止ジワにはヒアルロン酸、表情ジワにはボトックスが向いています。見分け方はとてもシンプルで、無表情でも線が残るなら静止ジワ、表情を作ったときだけ深くなるなら表情ジワです。
ヒアルロン酸とボトックスの適応部位とは?
お顔には静止ジワが出やすい部位と、表情ジワが出やすい部位があり、悩んでいる部位によって選ぶ施術が変わります。どの部位にどんなシワが出ているのかを知ると、自分に合う施術を選びやすくなります。
ヒアルロン酸注射の適応部位
ヒアルロン酸が向いているのは、静止ジワやへこみが気になる部分です。また、たるみが原因で影が出ている場合にも適応となり、リガメントに注入する方法(ヒアルロン酸リフト)でリフトアップ効果を期待できます。

額
額のゴツゴツ感をやわらげたり、丸みを出して若々しい印象に整えます。おでこのシワも改善しやすくなります。
こめかみ
こめかみは加齢でとてもコケやすい部位です。凹みや影が出やすいため、ボリュームを補うと滑らかで若々しい印象になります。リガメントのゆるみの元でもあるので、治療することで引き締め効果が出ます。
鼻
鼻根部や鼻筋や鼻柱基部に注入して、鼻筋をスッキリ見せたり、鼻先の高さを整えます。Eバランスも整いやすくなります。
涙袋
涙袋をふんわり整えると、目元が優しく見えて可愛らしい印象になります。時代により涙袋の形、大きさに流行りがあります。
頬
頬のコケやへこみにボリュームを出して、立体感を取り戻します。頬のコケは、脂肪の減少だけでなく、骨の萎縮やリガメントのゆるみが重なって起きるため、ボリューム補填とヒアルロン酸リフトを併用する場合があります。
ほうれい線
鼻翼基部やほうれい線に直接注入して、溝を浅くします。たるみの影響が強い場合は、リガメントを補強して引き上げるヒアルロン酸リフトが効果的です。
唇
薄くなった唇にボリュームを出してふっくらさせたり、形を整えて印象を変えます。唇の縦ジワも目立ちにくくなります。 口唇の形の好みは様々です。
マリオネットライン
マリオネットラインに直接注入して溝を浅くします。たるみが影響している場合は、リガメントを補強して引き上げるヒアルロン酸リフトを併用します。
顎
顎先に高さを出すとフェイスラインが整い、スッキリした印象になります。小顔効果があり、横顔のEラインも整いやすくなります。
ボトックス注射の適応部位
ボトックス注射が向いているのは、表情を作ったときに現れる特有のシワです。

額
目を見開いたときにおでこにできる横ジワをやわらげます。段々のシワが刻まれにくくなり、滑らかになります。力の入れ方に左右差があり、調整が難しい部位です。
眉間
顔をしかめたり目を細めたときにできる眉間の縦ジワを改善します。不機嫌な印象がやわらぎます。
眉上
眉毛をあげたときや目を見開いたときにできる、眉上のふくらみを改善します。
目尻
笑った時に出る目尻のシワをやわらげます。
バニーライン
目にギュッと力を入れたときに、鼻の付け根部分に入る横ジワや斜めのシワを改善します。不機嫌な印象がやわらぎます。
人中
上唇がほんのり上向きになり、人中が短く見えてお顔全体が引き締まった印象になります。
口角
口角を下げる筋肉の働きをゆるめて、口角がキュッと上がり、口元が明るい印象になります。への字口になりやすい方に向いています。
エラ
咬筋の発達によるエラ張りを改善します。筋肉のボリュームが落ち着き、フェイスラインがすっきりします。小顔効果があります。歯ぎしりがある方、葉の摩擦が強い方に適しています。
顎
顎に力を入れたときや、口を閉じたときに出るボコボコした梅干しジワを出にくくし、顎先の表面をなめらかに整えます。顎先に柔らかさがでることで、下顔面の輪郭が整います。
ヒアルロン酸とボトックスにはどんな種類があるの?
ヒアルロン酸やボトックスは、製剤の種類によって特徴が異なり、仕上がりにも影響します。価格だけで判断するのではなく、安全性や実績、目的の部位に合っているかを確認して選択する必要があります。
効果の出現タイミングと持続期間の違いは?
ヒアルロン酸とボトックスは、効果が出始めるタイミングや持続期間がそれぞれ異なります。どちらも永続的な施術ではないため、効果を保つには定期的なメンテナンスが必要です。

持続期間
ヒアルロン酸の持続期間は比較的長く、半年~2年が目安です。注入部位や使用する製剤の種類によって差がでます。
一方、ボトックスの持続期間は、3〜6カ月が目安です。
効果が出始めるタイミング
ヒアルロン酸は、注入直後から変化を実感しやすい施術です。ただし、施術後は腫れやむくみが出る可能性があります。ヒアルロン酸が完全になじむまでには1~3週間程度かかります。どのくらいで落ち着くかは、注入する部位によって変わります。
一方、ボトックスはゆっくりと効果が現れるタイプの施術です。2日〜1週間ほどかけて少しずつ効き始め、1〜2週間ほどで安定した状態になります。
まとめ
ヒアルロン酸とボトックスの違いについてご紹介しました。
ヒアルロン酸とボトックスは、シワの種類によって向き・不向きが異なります。無表情でも見える静止ジワにはヒアルロン酸、表情を動かしたときに深くなる表情ジワにはボトックスが適しています。また、たるみが気になるかどうか、どの部位にシワが出ているかによっても選ぶ施術が変わります。
自分では判断しにくい場合もあるため、まずはカウンセリングで悩みの原因を確認しながら、適した施術を一緒に選んでいくのがおすすめです。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。シワ・たるみでお悩みの方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
ヒアルロン酸とボトックスのどちらが良いですか?
悩んでいるシワの種類や部位によって、選ぶ施術が変わります。ヒアルロン酸は、へこみや溝を内側から支えて静止ジワを整えやすい施術です。ボトックスは、表情筋の動きをゆるめるため、表情ジワの改善に向いています。
「動かしたときに深くなるシワ」ならボトックス、「真顔でも残るシワ」ならヒアルロン酸が判断の目安になります。
ヒアルロン酸とボトックスの効果の違いは何ですか?
ヒアルロン酸は、影や溝を埋めてふっくらさせたり、リガメントを補強してたるみを軽くしたりできます。輪郭の立体感を整える施術でも使われます。
ボトックスは、筋肉の過剰な動きを弱めて表情ジワを防ぐ施術です。汗の量を抑える目的にも使われます。
ヒアルロン酸とボトックスは同時にできますか?
同日に併用できます。ただし、部位や目的によって注入の順番や注入量など施術内容が変わる場合があります。併用治療のメリットだけでなく、ダウンタイムなどのデメリットも含めて、事前のカウンセリングで確認することをおすすめします。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察















