表情ジワを放置するとどうなる?
この記事でわかること
「顔のシワが気になるけど対策がわからない」「表情ジワを放置するとどうなるのか知りたい」などの悩みを持った方は少なくありません。
笑ったときにできる目尻のシワや、考え事をしていると寄ってしまう眉間のシワ。
これらは「表情ジワ」と呼ばれ、日々の表情の癖が原因でできるものです。
放置してしまうとやがて深く刻まれ、セルフケアでは改善が難しくなるケースもあるため、早め早めの対処が大切になります。
そこで本記事では、表情ジワの放置で引き起こされるリスクと、表情ジワの予防・改善法について解説します。
後半では、表情ジワの改善効果が期待できる美容医療の施術に関して解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
表情ジワとは?種類と特徴
表情ジワは、日々の表情の動きや筋肉のクセによって刻まれるシワです。以下にて、部位ごとに詳しく解説していきます。
額・眉間・目尻・顎の表情ジワ

額・眉間・目尻・顎のシワは、いずれも表情の動きによって生じる「表情ジワ」です。
表情を作るたびに筋肉が収縮し、皮膚が折りたたまれるのを繰り返すと、少しずつ線が定着していきます。
たとえば、以下のような表情ジワがあります。
- 額:眉を上げるクセによる横ジワ
- 眉間:考え事や集中時のクセによる縦ジワ
- 目尻:笑いやまばたきによるカラスの足跡のようなシワ
- 顎:口を閉じたり、顎に力を入れたりする時にできる梅干しのようなシワ
これらの部位は動かす頻度が高いため、年齢に関係なく早い段階で目立ち始める場合もあるでしょう。
ほうれい線と口まわりのシワ
ほうれい線や口まわりのシワは、加齢だけでなく、頬や口元を動かす表情のクセによっても深くなります。
表情をつくるたびに顔の筋肉(大頬骨筋や口輪筋など)が収縮し、皮膚が繰り返し折りたたまれて刻まれた溝が定着していくためです。
また、頬杖をつくクセのある人は、片側だけシワが深くなる場合もあります。
放置するとたるみと組み合わさって影が濃くなり、老けた印象を与える場合もあります。
早めにスキンケアや生活習慣の改善を意識すると、シワの悪化予防につながると期待できるでしょう。
表情ジワを放置するとどうなる?

表情ジワは、放置するとやがて無表情でも消えない「深いシワ」へと変化する可能性があります。
これは、表情の癖による皮膚の「折れ癖」が、加齢による肌の弾力低下と相まって、溝として深く刻み込まれてしまうためです。
若い頃は肌のハリが十分にあるため、表情を戻せばシワも消えますが、年齢とともに肌のコラーゲンやエラスチンが減少すると折れ癖が定着し、深いシワになってしまいます。
たとえば、笑ったときに目尻にできるシワは、乾燥や紫外線ダメージも加わり、無表情でも消えないシワに変化してしまう場合があります。
一度深いシワとして定着してしまうと、セルフケアだけでは改善が難しくなり、治療にかかる時間や費用も増大する可能性があるでしょう。
放置で起こる3つのリスク
表情ジワをそのままにしておくと、見た目や肌の状態にさまざまな影響があらわれる傾向があります。
ここでは、放置によって生じる可能性がある3つの主なリスクを解説します。
| 3つのリスク | リスクの詳細 |
| 見た目年齢が一気に上がる | 顔に「疲れた印象」や「老け見え」につながりやすくなる・シワは肌に影をつくり、老けた印象を与える・眉間の縦ジワは不機嫌な印象を与える・口元のほうれい線は疲れや老けた印象を与える |
| メイクが崩れやすくなる | ファンデーションやコンシーラーがシワの溝に入り込み、時間とともにヨレたり、崩れたりしやすくなる。 |
| 改善に時間とコストがかかる | シワが深くなると、セルフケアでの改善が難しくなるため、根本的な改善には美容治療の組み合わせが必要となる。 |
表情ジワは、深くなればなるほど改善が難しくなる傾向があります。
たとえ、美容医療の施術で改善ができたとしても、施術が限られたり施術回数が増えたりなどのリスクもあります。
気になり始めてからではすでに、手遅れの可能性もあるため、早め早めの対処が必要になります。
表情ジワ改善・予防法
表情ジワは、その原因に合わせたケアを行うと改善・予防が期待できます。
毎日の表情ケア・マッサージで筋肉をゆるめる

まず取り入れたいのが、表情筋をリラックスさせる習慣です。
眉を寄せたり、おでこに力を入れて目を見開いたりするクセを意識して減らすと、シワの定着を防ぎやすくなります。
意識するだけでも改善できる可能性があるため、日ごろからの意識が大切です。
また、目元や口元をやさしくほぐすマッサージも効果が期待できるでしょう。
血行を促進し筋肉の緊張を緩める効果が期待できます。
ただし、強い力でもみほぐすのは逆効果になるため、肌を引っ張らないよう、指先で軽く押さえる程度が理想です。
生活習慣とスキンケアの見直し

肌のハリや弾力を保つには、日常のケアも欠かせません。
保湿不足や紫外線ダメージは、コラーゲンの減少や乾燥小ジワの原因になります。
保湿や紫外線対策は日ごろからの徹底が大切です。
セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水や美容液を使い、肌のうるおいをしっかり保ちましょう。
紫外線対策は、季節や天候に関係なく行いましょう。
睡眠不足や栄養バランスの乱れも肌再生を妨げる要因となるため、生活全体の見直しも大切です。
美容医療でシワを改善

セルフケアで改善しにくいシワには、美容医療による治療が有効です。
特に、筋肉の動きが原因の「表情ジワ」にはボトックス注射、肌のハリ不足にはヒアルロン酸注入や水光注射などが選択肢になります。
施術によってアプローチする悩みや期待できる効果が異なるため、肌の状態や希望に合わせた治療選びが大切です。
| 施術名 | おすすめの方 | 期待できる効果 |
| ボトックス注射 | 額・眉間・目尻など、表情筋を動かすと出るシワが気になる方 | 筋肉の過剰な動きを抑え、表情ジワの定着を予防する効果が期待できます。浅いシワを目立ちにくくすると期待できます。 |
| ヒアルロン酸注入 | ほうれい線や頬の影など、溝が深くなったシワが気になる方 | 皮下の萎縮した層やリガメント(靭帯)にボリュームを与え、肌にハリを出す効果が期待できます。たるみや深いシワやたるみの改善が期待できます。 |
| 水光注射 | 真皮が薄くなったちりめんジワや乾燥による小ジワ、ハリ不足が気になる方 | 肌の浅い層に美容成分を細かく注入し、うるおい・弾力をアップさせると期待できます。透明感のある肌に導く効果が期待できます。 |
これらの治療は、「今あるシワ」だけでなく「これからのシワ予防」にも有効です。
浅い段階で始めるほど、負担を抑えつつ効果的に若々しい印象の保持につながります。
施術については医師に相談し、自分の肌に合った方法を選びましょう。
まとめ
今回は、表情ジワの原因や放置するリスク、予防・対策方法について詳しく解説してきました。
表情ジワは、笑顔や眉の動きなど、日常の表情の積み重ねで生まれます。
放置するとシワが定着し、見た目年齢を引き上げる原因にもなりますが、早めのケアが大切です。
プライベートスキンクリニックでは、医師がカウンセリングを行い、一人ひとりの肌の状態とご希望・ご予算に合った施術をご提案しております。
施術に関するご質問、ご相談など、お気軽にお問合せください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
表情ジワと通常のシワ(真皮ジワ)は何が違いますか?
表情ジワは、笑ったり眉をひそめたりといった顔の表情を作る際の筋肉の動きによって一時的にできるシワです。
一方、真皮ジワ(または定着ジワ)は、表情ジワの放置や加齢による肌の弾力低下、紫外線ダメージなどによって、無表情でも常に皮膚に刻まれて見える深いシワを指します。
若い人でも表情ジワはできますか?
はい、表情ジワは年齢に関係なく現れる可能性があります。
特に、特定の表情を繰り返す癖がある方や、肌の乾燥・紫外線ダメージを受けやすい方は、若いうちから表情ジワができやすい傾向があると考えられます。
診療時間
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









