「ヒアルロン酸注入に興味はあるけど、不自然になるのは避けたい」と悩む方は少なくありません。カスタマイズヒアルロン酸では、お悩みや気になる箇所だけではなく、顔全体のバランスを見ながら、注入部位や使用量をご提案します。
今回ご紹介するのは、6カ月ごとにヒアルロン酸によるメンテナンスを受けている40代女性の方です。
こめかみ・頬コケ・ほうれい線・ゴルゴラインなどのエイジングサインに加え、涙袋・唇についてもご希望があり、治療計画を立てたうえで合計5ccを複数部位へ注入しました。
本記事では症例をもとに、カスタマイズヒアルロン酸の特徴や治療後の変化について紹介します。
40代女性のカスタマイズヒアルロン酸症例|今回のお悩みと診察
カスタマイズヒアルロン酸とは、気になる部分に一律にヒアルロン酸を注入するのではなく、一人ひとりのお顔の状態や悩み、希望する仕上がりに合わせて、注入する部位や量などを組み立てる治療です。カスタマイズだからといって、複数の部位に多くのヒアルロン酸を注入するわけではありません。
ここからは、定期的にヒアルロン酸によるメンテナンスを受けている40代女性の症例をもとに、実際の治療内容を詳しく見ていきましょう。
定期的なメンテナンスで大きなたるみは目立たない状態
今回の患者様は初回治療ではなく、6カ月ごとに定期的にヒアルロン酸治療を受けていらっしゃる40代女性です。継続的にメンテナンスを行っていることもあり、大きなたるみが目立つ状態ではありませんでした。
一方で、顔全体を細かく診察すると、こめかみのボリュームロスや頬コケ、ほうれい線、ゴルゴライン、マリオネットラインなど、顔の印象に関わる変化が複数確認されました。40代になると日頃のケアやこれまでの治療歴などにより、お顔の状態に個人差が現れやすくなります。
そのため、「同じ年代だから同じ治療」ではなく、一人ひとりの現在の状態を丁寧に診察し、必要な部位や治療方法を見極めることが大切です。
今回は現在気になっている部分を確認しながら、顔全体のバランスを整える方針で治療を行いました。
エイジングケアだけでなく涙袋・唇の希望も
今回のカスタマイズ治療では、エイジングサインが気になる部位を整えるだけでなく、患者様が希望する目元・口元のデザインも治療計画に取り入れました。
患者様の具体的なご希望は以下の通りです。
- 涙袋の一部分だけではなく、全体的にボリュームを出したい
- 唇にボリュームを持たせながら、人中が短く見えるように整えたい
そこで、こめかみや頬コケ、ほうれい線などのエイジングサインにアプローチしながら、涙袋や唇も組み合わせた治療計画を立てました。
カスタマイズヒアルロン酸では、このように気になる部分のみを治療するのではなく、現在のお顔の状態と患者様のご希望を確認しながら、注入する部位や量を検討していきます。
今回のように、エイジングサインとパーツのデザインを同時に整えられる点も、カスタマイズ治療の特徴のひとつです。
なぜ5ccを複数部位に注入した?カスタマイズ治療の考え方
カスタマイズヒアルロン酸では、使用するヒアルロン酸の量だけでなく、「どの部位に、どのような目的で配分するか」が重要です。
今回の症例では合計5ccを使用していますが、1カ所にまとめて注入するのではなく、顔全体の状態や患者様のご希望を踏まえ、複数の部位に細かく配分しています。
ここでは、なぜ複数部位への注入が必要だったのか、実際の配分とそれぞれの治療目的を解説します。
施術後はどう変わった?5cc注入後の症例写真を解説
「5ccを注入すると不自然な印象になるのでは?」と気になる方もいるかもしれません。ここでは、実際のBefore・After写真を比較しながら、顔全体の仕上がりを詳しく解説します。
ヒアルロン酸リフトの施術例(ボリューマXC 2本・ボリフトXC 3本)
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
シワや凹みの気になる部分にヒアルロン酸を直接注入し、自然なふくらみを持たせ、目立ちにくくする施術です。
術後すぐに効果を実感でき、ダウンタイムが少ないのが特徴です。 |
| 料金 |
302,500円(ジュビダームビスタ®ボリューマXC 2本・ジュビダームビスタ®ボリフトXC 3本) |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
針を刺した部分や注入部分に赤みや腫れが、1~7日程度生じることがあります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
こめかみ・頬のボリュームが整い立体感のある印象に
施術後の写真では、顔全体に自然なふっくら感がプラスされ、こめかみや頬のボリュームバランスが整った印象になっています。
また、ほうれい線やゴルゴラインなどの影も施術前と比べて目立ちにくくなりました。
目元や口元にもヒアルロン酸を注入しており、涙袋には全体的にボリュームを持たせ、唇は人中が短く見えるようにデザインしています。
特定の部位だけを大きく変化させるのではなく、顔全体のバランスを見ながら複数部位を調整することで、自然な立体感のある印象に仕上がっています。
井畑医師のコメント
ヒアルロン酸だけで補わず、高周波RF治療も組み合わせて提案
カスタマイズ治療では、すべてのお悩みにヒアルロン酸で対応するわけではありません。お顔の状態や悩みの原因を見極め、必要に応じて高周波RFなどの治療を検討することもあります。
今回の患者様にも、肌表面や真皮レベルのゆるみに対して高周波RF治療をご提案しました。
ヒアルロン酸と高周波RFは悩みの原因に合わせて使い分ける
今回の症例で使用したヒアルロン酸注入は、主にボリュームロスやくぼみを補ったり、顔の形やバランスを整えたりする際に用いられる治療です。
しかし、カスタマイズ治療は、ヒアルロン酸注入をするだけとは限りません。お顔の状態や悩みの原因に応じて、異なる治療方法を組み合わせるケースもあります。
例えば、肌表面や真皮レベルのゆるみに対しては、ヒアルロン酸だけで補おうとせず、高周波(RF)による治療を使い分ける方法もあります。
今回の患者様にも、ヒアルロン酸による顔全体の調整に加えて、高周波RF治療をご提案しました。当クリニックでは、「ヒアルロン酸でボリュームや形を整える部分」「高周波(RF)などの治療で肌のゆるみにアプローチする部分」を分けて考え、お顔の状態に合わせて治療方法をご提案しています。
表面・真皮のゆるみにはデンシティ・モフィウス8を提案
当クリニックでは肌表面や真皮レベルのゆるみに対して、高周波(RF)を用いた「デンシティ」や「モフィウス8」を取り扱っています。
カスタマイズヒアルロン酸は「今の顔に必要な治療」を組み立てることが大切
今回は、定期的にメンテナンスを行っている40代女性の症例をもとに、カスタマイズヒアルロン酸について詳しく解説しました。
今回のように大きなたるみは目立たない一方で、細かく診察すると、こめかみのボリュームロスや頬コケ、ほうれい線など、顔全体の印象に関わる変化が複数見られるケースもあります。カスタマイズヒアルロン酸では、こうした変化を一部分ずつ切り離して考えるのではなく、顔全体のバランスを確認しながら、必要な部位や注入量を検討します。
また、肌表面や真皮レベルのゆるみに対しては高周波(RF)をご提案するなど、ヒアルロン酸だけですべて対応するのではなく、状態に応じて治療方法を使い分けることも大切です。
「どこにヒアルロン酸を入れればよいかわからない」「複数の悩みをまとめて相談したい」という方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
たるみやボリュームロスなど複数のお悩みがある方はご相談ください
解剖学を熟知した医師が患者様一人ひとりに適した治療をご提案します。
一部分に集中させず複数部位へ細かく配分
今回の患者様は6カ月ごとにヒアルロン酸によるメンテナンスを受けており、大きなたるみが強く目立っていたわけではありません。
そのため、今回は現在の状態を確認しながら、こめかみや頬などのボリュームバランス、ほうれい線などの影、さらに涙袋・唇まで含めて必要な部分を調整しました。
5ccという使用量だけを見ると多く感じる方もいるかもしれませんが、5ccを1か所にまとめて注入したものではなく、目的に応じて複数の部位へ細かく配分しています。
ヒアルロン酸の使用量だけに注目するのではなく、顔全体の状態を診察し、どの箇所にどの程度配分するかを考えて治療を組み立てることが、カスタマイズヒアルロン酸のポイントです。