まぶたが腫れぼったいのは生まれつき?厚いまぶたの原因や改善方法を解説
「まぶたが腫れぼったいのは生まれつきだからどうしようもない?」「自力で改善することはできる?」と、悩む方も多くいるのではないでしょうか。
腫れぼったいまぶたは、眠たそう・疲れているといった印象を与えやすく、人によっては垢抜けにくさにつながるケースもあります。
本記事では、まぶたが腫れぼったく見える原因からセルフケアの方法、さらにすっきりとした目元へ導く美容施術について分かりやすく解説します。
目次
まぶたが腫れぼったい原因は生まれつき?
まぶたの腫れぼったさには、先天的と後天的な2つの原因が考えられます。
生まれつきの皮膚の厚みや脂肪量が影響する場合もあれば、加齢や生活習慣の変化によって腫れぼったく見えるケースも少なくありません。
自分のまぶたの状態を理解することで、適切な改善方法を選びやすくなるでしょう。
まぶたが腫れぼったい先天的な原因
先天的にまぶたが腫れぼったく見える原因として、生まれつきの皮膚の厚みや眼窩脂肪の量が関係しています。
ここでは、これらの要因について詳しく解説します。
皮膚に厚みがある
まぶた厚さは遺伝の影響が大きく関係しているといわれています。
皮膚に厚みがあると重たい印象になり、目全体が小さく見えてしまうケースも少なくありません。
こうした腫れぼったいまぶたは東洋人に多くみられ、家族や親戚間で目元が似る傾向があります。
また、生まれつき皮膚に厚みがある場合、セルフケアだけでは大きな変化を感じにくいのも特徴です。
そのため、根本的な改善を求める方は美容医療を検討したり、メイクで腫れぼったさをカバーしたりする方法が選ばれています。
まぶたの脂肪が多い
眼球を保護するクッションのような役割をもつ眼窩脂肪が多いと、まぶたが前に押し出され、腫れぼったく見える原因につながります。
この脂肪量も遺伝的に決まることが多く、体質的な要因が大きく関係しているのが特徴です。
生まれつき眼窩脂肪が多い方は、全身のダイエットをしても目元の脂肪は変わらず、年齢を重ねると脂肪が前方に突出しやすい傾向があります。
遺伝的なまぶたの脂肪量もセルフケアで減らすことは難しいため、根本的に治すなら美容施術を検討するとよいでしょう。
まぶたが腫れぼったい後天的な原因
まぶたの腫れぼったさは、生まれつきだけでなく、後天的な要因によって生じることもあります。
具体的には次のような原因が考えられます。
- 血行不良による冷えや浮腫み
- 摩擦や刺激による炎症
- 加齢によるたるみ
- 生活習慣の乱れ
血行不良による冷えや浮腫み
睡眠不足や疲労が続くと血流が悪くなり、まぶたに余分な水分が溜まりやすくなります。
朝に目元が腫れぼったく感じるのは、就寝中の水分のめぐりや重力の影響によるものです。
横向きやうつ伏せで寝る姿勢は重力が弱くなるため、水分がまぶた周辺にとどまりやすく、翌朝の顔の浮腫みにつながります。
また、冷え性の方は目元の血行が滞りやすく、慢性的に浮腫みやすい傾向があります。
さらに、塩分の摂りすぎやアルコール摂取も体内に水分を溜め込むため、食事や生活習慣が影響しているケースも少なくありません。
摩擦や刺激による炎症
まぶたの皮膚は非常に薄くデリケートなため、わずかな刺激でもダメージを受けやすいのが特徴です。
メイクを落とすときに強い力を与えたり、目を頻繁にこする癖があったりすると、摩擦による刺激によりまぶたの皮膚が厚くなることがあります。
特に花粉症やアレルギーで目が痒くなり、無意識にこすってしまう方は注意が必要です。
炎症が繰り返されると、皮膚が徐々に厚くなる「苔癬化(たいせんか)」と呼ばれる状態が起こり、まぶたが腫れぼったく見える原因につながります。
加齢によるたるみ
年齢を重ねると、皮膚の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが徐々に減少します。
これにより皮膚のハリや弾力が失われ、まぶたのたるみが目立つようになります。
さらに、まぶたを支える眼輪筋の低下もたるみを引き起こす原因です。
40代以降はこのような目元の変化が現れやすく、「以前より目が小さくなった」「まぶたが重く感じる」といった悩みが増える傾向があります。
生活習慣の乱れ
睡眠不足は血行不良を招くだけでなく、ホルモンバランスの乱れにも影響します。
肌の修復や再生を促す成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠不足が続くとまぶたの浮腫や肌の不調につながります。
さらに、栄養バランスの乱れもまぶたの腫れぼったさを引き起こす原因です。
特にビタミンB群やタンパク質が不足すると皮膚の代謝が低下し、肌のハリや弾力が低下しやすくなります。
まぶたの腫れぼったさを改善する方法
まぶたの腫れぼったさが後天的または一時的であれば、セルフケアで改善できる可能性があります。
ここからは、腫れぼったさを軽減するケアや見た目をすっきりさせる方法について解説します。

ホットタオルで目元を温める
ホットタオルを使った温熱ケアは、まぶたの浮腫み改善にも役立ちます。
清潔なタオルを水で濡らして軽く絞り、電子レンジで30〜40秒ほど温めましょう。
まぶたの上に3〜5分ほど乗せると血行が促され、滞った水分が流れやすくなります。
朝に取り入れるとメイクのりが良くなり、夜に行えば目の疲れを軽減できるでしょう。
温かさによって目元の筋肉もほぐれ、眼精疲労の予防にもつながります。
数分でできる簡単なケアなので、毎日の習慣として取り入れてみてください。
マッサージで浮腫みを軽減する
マッサージでリンパの流れを促すことで、腫れぼったいまぶたの改善につながります。
溜まった老廃物を排出しやすくなり、すっきりとした目元を目指せるでしょう。
ここでは、簡単にできるマッサージ方法を紹介します。
<まぶたのマッサージ方法>
- アイクリームやオイルを塗って滑りを良くする
- 眉頭から眉尻に向かってやさしく圧をかける
- 目頭から目尻、こめかみに向かって軽く流す
- 力を入れすぎず、1日1〜2回を目安に行う
目元の皮膚はとても薄いため、強い力を加えずにマッサージすることが大切です。
皮膚をそっと撫でるような感覚で、一定の方向に軽い圧を与えましょう。
眼輪筋トレーニングでたるみを予防する
目の周りの筋肉である眼輪筋を鍛えることで、まぶたのたるみ予防につながります。
今回は、隙間時間にできる簡単なトレーニング方法を紹介します。
- まばたき運動:ゆっくり目を閉じて5秒キープし、ゆっくり開く(10回)
- 上を見る運動:顔は正面のまま、目だけで天井を見て5秒キープ(5回)
- 8の字運動:目で大きく8の字を描くように動かす
休憩時間や入浴中のちょっとした時間に行うだけで、眼輪筋の強化につながります。
加齢による目のたるみやハリ不足を感じている方は、ぜひ試してみてください。
紫外線対策で皮膚のダメージを防ぐ
紫外線は皮膚のコラーゲンを破壊し、たるみや色素沈着を引き起こします。
特に目元は皮膚が薄くデリケートなため、顔全体の中でも紫外線の影響を受けやすい部位です。
日焼け止めを塗る際は、目のキワまで丁寧に広げ、SPF30以上のアイテムを選ぶようにしましょう。
また、サングラスや帽子で紫外線を物理的に遮るのも効果的です。
なかでも紫外線量が増える11時〜13時の時間帯は、できるだけ直射日光を避けましょう。
さらに、UVカット効果のある化粧下地を取り入れると、メイクをしながら紫外線対策ができます。
目元の保湿ケアを欠かさない
目元の皮膚は他の部分に比べて非常に薄く、皮脂腺も少ないため乾燥しやすいのが特徴です。
乾燥が進むと肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けることで炎症やたるみを招きやすくなります。
そのため、顔全体の保湿に加えて、専用のアイクリームを使ったケアが欠かせません。
アイクリームは低刺激に作られており、デリケートな目元の保湿に適しています。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたアイテムを選ぶと、乾燥によるダメージを防ぎやすくなるでしょう。
アイメイクでカバーする
メイクの工夫によって、腫れぼったいまぶたをすっきり見せることができます。
特にアイシャドウを選ぶ際は、ピンクやオレンジなどの膨張色は避け、ブラウン系の締め色を取り入れるのがおすすめです。
陰影が生まれ、引き締まった目元に近づくでしょう。
具体的には、以下のメイクテクニックを参考にしてください。
- アイシャドウ:膨張色(ピンク・オレンジ)を避け、ブラウン系の締め色を使う
- アイライン:目尻を少し跳ね上げてリフトアップ効果を出す
- ハイライト:眉下と目頭に入れて立体感を出す
- アイプチ・アイテープ:一重や奥二重の場合、二重にすることで目元をすっきり見せる
まぶたの腫れぼったさは病気の可能性も
まぶたの腫れが続く場合、目の病気が隠れている可能性があります。
特に腫れに加えて、痛みや違和感があるときは注意が必要です。
ここでは、まぶたの腫れを引き起こす代表的な疾患について紹介します。

ものもらい(麦粒腫)
ものもらいは、まぶたにある脂腺や汗腺に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して発症する病気です。
不衛生な手で目を触る習慣や、疲労による免疫力の低下で発症するといわれています。
まぶたが赤く腫れ、触ると痛みがあり、進行すると膿が溜まるケースも少なくありません。
治療には抗菌薬の点眼薬や内服薬が用いられ、膿がたまっていると切開して排膿を行います。
放置すると症状が悪化する恐れがあるため、早めに眼科を受診することが大切です。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶたにあるマイボーム腺という脂を分泌する腺が詰まり、慢性的な炎症によって生じる病気です。
まぶたにしこりのような腫れができますが、ものもらいのような痛みはありません。
細菌感染ではなく、分泌物の詰まりによって腫れが生じるのが特徴です。
治療としては、温罨法(温めるケア)で詰まりをやわらげたり、ステロイド点眼薬で炎症を抑えたりする方法があります。
しこりが大きくなると摘出が必要になるため、早い段階の治療が推奨されています。
アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダスト、ペットの毛などのアレルゲンに反応して免疫反応が起こると、まぶたが腫れることがあります。
まぶたの腫れに加えて、強いかゆみ・充血・涙目といった症状が現れるのが特徴です。
特に花粉症の季節は症状が悪化しやすく、悩まれる方も少なくありません。
根本的な対策としてはアレルゲンを特定し、可能な限り接触を避けることが大切です。
甲状腺眼症
甲状腺眼症は、バセドウ病などの甲状腺機能異常に伴って起こる自己免疫疾患です。
まぶたの腫れに加えて、眼球突出や複視、目の動きの制限など多様な症状が現れます。
これは目の周囲の組織に炎症が生じ、脂肪や筋肉が腫れてしまうことが原因です。
甲状腺眼症は免疫異常として現れるため、内分泌内科と眼科を連携して治療を進めます。
まぶたの腫れに加えて、動悸や手の震えなどの症状がみられる場合は早めに受診をしましょう。
腫れぼったいまぶたにおすすめの美容施術
生まれつきまぶたが腫れぼったい方や、一時的な症状ではない場合、セルフケアだけで改善するのが難しいとされています。
ここからは根本的に治したい方に向けて、当クリニックおすすめの美容施術を紹介します。

上瞼脂肪除去
上瞼脂肪除去は、まぶたにある余分な眼窩脂肪を取り除き、すっきりとした目元に整える施術です。
二重ラインに沿って数mmほど皮膚を切開し、膨らみの原因となっている脂肪を除去します。
生まれつき眼窩脂肪が多くまぶたが重たく見える方や、加齢によって腫れぼったさが目立つようになった方に向いている治療です。
取り除いた脂肪は再発しないため、半永久的な効果を得ることができます。
眉下切開(眉下リフト)
眉下切開は眉下の皮膚を切除し、たるんだ上まぶたを引き上げる施術です。
傷跡が眉毛に隠れて目立ちにくく、二重ラインを変えずに改善できる点が大きな特徴です。
加齢による上まぶたのたるみが気になるものの、二重幅はそのまま維持したい方に向いています。
ダウンタイムはおよそ1〜2週間で、腫れや内出血は徐々に落ち着いていきます。
自然な仕上がりになりやすく、周囲に気づかれずに施術を受けたい方にもおすすめです。
上眼瞼のたるみ取り
上眼瞼のたるみ取りとは、二重のラインに沿って余分な皮膚を切除し、たるみを改善する美容施術です。
必要に応じて脂肪の除去も同時に行えるため、まぶた全体をすっきりと整えることができます。
加齢の影響で皮膚のたるみが強くなり、まぶたが瞳にかぶさっている方や、たるみによって二重幅が崩れてきたという方にも向いている治療法です。
二重整形術
腫れぼったく見える一重まぶたには、二重整形で目元をすっきり見せる方法が効果的です。
二重整形は、糸でまぶたを固定してラインを作る埋没法と、皮膚を切開して確実な二重を形成する切開法の2種類に分かれます。
埋没法はダウンタイムが短く、自然な仕上がりが期待できる反面、糸が緩むことで元に戻ってしまうリスクがあります。
一方、切開法は埋没法よりダウンタイムは長めですが、半永久的な効果が期待でき、まぶたが厚い方でも理想の二重ラインを作りやすい点が特徴です。
腫れぼったいまぶたを改善するならPSCへ!
今回は、腫れぼったいまぶたに悩む方に向けて、その原因や改善方法、美容医療で取り入れられる施術について解説しました。
まぶた腫れぼったさは、生まれつきの脂肪量による先天的な要因と、加齢や生活習慣の影響によって起こる後天的な要因の2つに分けられます。
生まれつきが原因の場合、セルフケアやダイエットでは変化を感じにくいため、根本的な改善を目指すのであれば美容医療の施術が効果的です。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりの症状に合わせた施術をご提案します。
まぶたの腫れぼったさには、ぜひお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
腫れぼったいまぶたは遺伝ですか?
腫れぼったいまぶたは、遺伝の影響を受けることがあります。
皮膚の厚みや眼窩脂肪の量は家族で似やすく、生まれつき腫れぼったく見える方も多いです。
ただし、睡眠不足による浮腫みや、加齢に伴うたるみなど、後天的な原因によって腫れが目立つケースも少なくありません。
まぶたの厚みはダイエットで薄くなりますか?
全身の脂肪が減ることで、まぶたの皮下脂肪がわずかに減少する可能性はあります。
しかし、眼窩脂肪など生まれつきによる厚みには、ダイエットでは変化を感じにくいでしょう。
まぶたの腫れぼったさに効果的な美容施術は?
腫れぼったさの原因によって向いている施術は異なります。
脂肪が多いタイプには「上瞼脂肪除去」、皮膚の厚みが気になる場合は「上眼瞼のたるみ取り」や「眉下切開」などが用いられます。
また、一重で腫れぼったく見える方には、二重整形(埋没法・切開法)が効果的です。
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資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
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