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ルメッカで肝斑は悪化する?原因と治療前に知っておきたい注意点

ルメッカは肝斑を悪化させる?治療前に知っておきたいリスクと対策

監修医師

医療法人優聖会 最高顧問 井畑 峰紀 医師

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井畑峰紀医師

この記事でわかること

  1. ルメッカで肝斑が悪化しやすい理由
  2. 肝斑の悪化を防ぐための対策
  3. 肝斑に適した治療法

ルメッカはシミや赤みの改善を目指すIPL光治療の中でも、効果を実感しやすく人気の高い施術です。

その一方で、「肝斑が悪化しないか心配」という声もあるため、肝斑がある状態で受けていいのか迷う方も少なくありません。

結論として、肝斑にルメッカを照射すると悪化する可能性があります。

ただ、シミも肝斑も両方改善したいとお考えの方は、治療を検討する際にはリスクと対策を理解しておくことが大切です。

この記事では、ルメッカで肝斑が悪化しやすい理由と、安心して治療を受けるための対策をわかりやすく解説します。肝斑が気になっている方や、ルメッカをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

ルメッカで肝斑は本当に悪化するの?

肝斑にルメッカを照射すると、熱や刺激の影響で濃くなる可能性があります。

肝斑は刺激に反応しやすい性質があるため、光治療のエネルギーが負担になりやすく、シミに効果的な光治療でも、肝斑には刺激が強すぎる場合があります。

ルメッカとはどんな治療?ルメッカで改善できるお悩み

ルメッカ(LUMECCA)は、複数の肌悩みにアプローチできるIPL光治療です。メラニンとヘモグロビンに適したモードへ切り替えられるため、シミや赤みなど幅広いお悩みに柔軟に対応できます。

フォトフェイシャルなどの従来の光治療よりピークパワーが高く、エネルギー効率にも優れているため、少ない施術回数でも変化を感じやすい点が魅力です。

シミ、そばかす

シミ・そばかす

ルメッカは、シミやそばかすの改善にとても高い効果が期待できます。

ルメッカはメラニンに反応しやすい500~600nmの短波長光線域の光を効率よく届けられるため、気になる濃いシミから薄く広がるシミ、そばかすまでも、しっかりアプローチできます。

くすみ

くすみの原因となるメラニン色素に効率的に反応して光を届けるため、お肌全体のトーンを均一にし、明るい印象に整えてくれます。

また、お肌のターンオーバーを促す作用もあるため、長く続くくすみや色ムラにもアプローチしやすい点が特徴です。「肌がどんより見える」「透明感がほしい」という方にもおすすめです。

赤ら顔

赤ら顔

ルメッカは、赤みの改善にも高い効果が期待できます。

ヘモグロビンに反応しやすい波長の光を使っているため、毛細血管拡張や酒さ、ニキビ後の赤みなどの改善に効果的です。赤ら顔に悩む方や、赤みがメイクで隠れにくい方にもおすすめです。

開き毛穴・美肌ケア

ルメッカは毛穴の開きや肌のハリ不足にもアプローチできます。

真皮層に熱が入ると線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンが作られやすくなります。肌のキメが整い、ハリや弾力が出やすくなり、毛穴が目立ちにくくなります。

お肌の若返りを目指したい方や美肌ケアとしても人気の高い施術です。

ニキビ跡

ルメッカは、赤みが残るニキビ跡や色素沈着タイプのニキビ跡に効果が期待できます。

ニキビが落ち着いたあとに残る赤みや黒っぽい跡に光エネルギーが反応し、色が和らいでいきます。メイクで隠す負担を減らしたい方や、肌の印象を明るくしたい方に向いています。

なお、凹凸が目立つクレーターニキビ跡にはルメッカは適していません。他の施術をおすすめしています。

シミ・そばかす・赤みを同時にケアする最新の光治療ルメッカ

ルメッカで肝斑が悪化する原因は何?

ルメッカで肝斑が悪化する原因は、IPLの光が刺激となるためです。肝斑はシミとは発生の仕組みが異なり、光エネルギーに反応しやすい性質があります。

ルメッカのような高出力のIPLを照射すると、熱が刺激となり炎症を引き起こして、色が濃くなったり広がったりするケースがあります。

肝斑は刺激で濃くなる特徴がある

肝斑が厄介なのは、わずかな刺激でも濃くなりやすい点です。

肝斑ができる原因は、はっきりとは解明されていませんが、ホルモンバランスの変化、摩擦、紫外線などが重なると、メラノサイトが敏感に反応し、メラニンが増えやすくなります。

この“刺激への弱さ”が、肝斑の治療を難しくしている理由です。

IPLの光はメラニンに反応するため、肝斑部分に照射すると炎症が起きやすく、結果として色が濃くなってしまうリスクがあります。

医師の経験不足によるリスク

肝斑はシミとは性質が異なるため、見極めがとても大切です。

肝斑とシミが混ざっているケースや、炎症後の色素沈着と似て見えるケースもあり、経験が浅いと判断を誤る可能性があります。肝斑の有無や範囲、濃さ、シミとの混在部位を丁寧に確認しながら、照射の強さや方法を調整する必要があります。

この見極めが不十分なまま施術を進めると、肝斑が濃くなるリスクが高まります。

シミと肝斑の見分け方

シミと肝斑は見た目が似ていても性質がまったく違うため、正しく見分けることがとても大切です。特に肝斑をシミと誤って判断してルメッカを照射し続けると、刺激が強くなり悪化につながる場合があります。

実際の肌では複数の色素トラブルが重なっている場合が多く、治療においても、正しい判断と対策が大切です。

種類シミ
(老人性色素斑)
肝斑そばかす炎症後色素沈着
主な原因紫外線、加齢ホルモンバランス、摩擦、紫外線遺伝、紫外線ニキビ、摩擦、やけどなどの炎症
特徴境界がはっきりて濃く見える
濃い茶色や黒
ぼんやり広がる薄茶色、左右対称小さく細かい薄い茶色の点が広がる炎症のあとに残る茶色い跡
出やすい部位頬、こめかみ、額など紫外線が当たる部位頬骨まわり、額、口まわり鼻、頬、目の下顔全体のどこでも
IPL光治療の相性光治療と相性がよい光治療は刺激になり悪化しやすい光治療と相性がよい光治療と相性がよい

結局、肝斑があるとルメッカはNG?対策はある?

肝斑があるからといって、必ずしもルメッカを受けられないわけではありません。

「肝斑=ルメッカは絶対NG」というわけではなく、今の肌状態に合わせた治療方法の選択が大切です。

最新の光治療(IPL)のルメッカ

肝斑の状態でルメッカが受けられるかが変わる

ルメッカでの治療がご自身の症状に適しているかどうかは、肝斑の広がりや状態、そしてシミとの混在具合によって判断されます。

たとえば、刺激に敏感な活動性の高い肝斑と判断された場合は、ルメッカの刺激によって悪化する可能性が高いため、照射を避けたり、他の治療を優先したほうが安心です。

一方で、肝斑が落ち着いていて、シミと混在しているケースでは、出力や照射範囲の調整にて、ルメッカを使用できる場合もあります。肌の状態を丁寧に見極めながら進められるのであれば、肝斑を悪化させずにシミ治療を行える可能性があります。

ルメッカを受けても肝斑を悪化させないための対策とは?

ルメッカを受けても肝斑を悪化させないための対策とは?

① 施術前に必ず「肝斑の有無」を診断してもらう

肝斑はシミと見分けがつきにくく、経験の浅い医師では判断が難しい場合があります。

施術前のカウンセリングでは以下の点をしっかり確認しましょう。

  • 肝斑があるかどうか
  • どの治療が適しているか
  • ルメッカを使う場合の照射方法などの対策
  • 肝斑への併用治療の必要性

② 肌を敏感な状態にしない

肝斑は刺激に反応しやすいため、肌が落ち着いているほど悪化リスクが下がります。

施術前後は、肌を守るケアを意識しましょう。

  • 保湿をしっかり行い、バリア機能を整える
  • 紫外線対策を徹底する
  • 摩擦(こすり洗い・強いマッサージ)を避ける
  • 肌荒れしている時は施術を延期する

肝斑に向いている治療法とは?

肝斑の改善には、刺激を抑えながらメラニンを少しずつ減らしていく治療が向いています。

代表的なのがレーザートーニング美白内服薬(シナール・トラネキサム酸)です。

どちらも即効性はありませんが、継続により徐々に肝斑の色味が薄くなっていきます。

レーザートーニング

レーザートーニング

レーザートーニングは、弱い出力のレーザーを均一に照射し、メラノサイトへの刺激を最小限に抑えながらメラニンを減らしていく治療です。肝斑との相性が良く、シミやそばかす、くすみ、色素沈着にも効果が期待できます。さらに、コラーゲン生成を促すため、肌のハリや弾力アップにもつながります。

ただし、微弱なレーザーを使用するため、1回で劇的な変化が出る治療ではありません。複数回の施術を重ねていき、少しずつ透明感が出てくるタイプの治療です。

レーザートーニング(メドライトC6)の施術例(10回セット)-症例写真

レーザートーニング(メドライトC6)の施術例(10回セット)

施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)

施術 メラニン吸収の特性を持った1064nmの波長を使用し肝斑を含む各種のくすみなど皮膚表面の色調を改善する治療です。肝斑や色素沈着、シミ・くすみ、毛穴の改善など幅広く治療が可能です。ダウンタイムが少ないので人気が高い施術です。
料金 10回セット 115,500円
期間・回数 4カ月・10回
リスク
(副作用)
施術中にレーザーの刺激を感じる場合があります。

※注意事項:治療の結果には個人差があります。

美白内服薬(シナール・トラネキサム酸)

シナールやトラネキサム酸は、美白効果を持つ内服薬で、肝斑治療の基本としてよく用いられます。

トラネキサム酸は、炎症によってメラノサイトが活性化し、メラニンを作りすぎてしまうのを抑える働きがあります。刺激で悪化しやすい肝斑に対して、メラニン生成のブレーキ役として作用し、肝斑の悪化を防いでくれます。

シナール(ビタミンC)は、メラニン生成を抑えるだけでなく、できてしまったメラニンを還元して薄くする働きがあり、肌の明るさをサポートします。

これらの内服薬は、シミや肝斑の改善、美白効果が期待でき、単独でも一定の効果がありますが、レーザートーニングなどの施術との組み合わせで、より安定した改善が見込めます。

ルメッカならプライベートスキンクリニックへ

シミ・そばかす・赤みを同時にケアする最新の光治療ルメッカ

当クリニックでは、医師による丁寧な診断のもと、シミや肝斑が混在している場合でも、お肌に適した最適な施術プランをご提案します。ルメッカをはじめ、複数の有効な治療機器を取り揃えているため、無理のない範囲で納得して選べる治療プランをご提供できます。

症状の正確な見極め

肝斑はシミと見分けがつきにくく、治療方法を誤ると悪化する可能性があります。

当クリニックでは、肌診断機と医師の視診を組み合わせて、肝斑の範囲・濃さ・炎症の状態を丁寧に確認します。

症状の見極めが正確であるほど、肝斑を悪化させずにシミ治療を進められます。

また、当クリニックでは肌診断機の使用がルメッカの料金に含まれているため、追加料金なしで正確な肌分析を受けていただけます

症状に合わせたプランと進め方

肝斑とシミのバランスは人によって大きく異なるため、当クリニックでは一律の治療ではなく、一人ひとりの肌状態に合わせて施術プランを調整しています。

肝斑治療をメインとしたい場合や、肝斑の悪化が懸念される場合は、ルメッカ以外の治療法を優先します。

肝斑とシミが併発している場合は、以下のように段階的に治療を進める方法をおすすめしています。


①初めはルメッカでシミの反応を確認

シミの改善度を見ながら、まずは3回程度ルメッカを照射し、肌の反応を慎重に確認します。経過を追いながらシミと肝斑の反応を見極めることで、次のステップに進む判断がしやすくなります。

②肝斑治療に適したレーザートーニングへ移行

メラノサイトを刺激しすぎないよう、弱い出力で少しずつ肝斑の改善を目指します。肝斑を落ち着かせながら、全体のトーンを整えていきます。

※必要に応じて内服薬を併用

肝斑の悪化を防ぎつつ、肌全体の明るさをサポートします。

肌状態を見ながら治療を組み合わせることで、シミと肝斑の改善を目指します。

まとめ

ルメッカで肝斑が悪化しやすい理由と対策についてご紹介しました。
ルメッカはシミやくすみに効果的ですが、肝斑には刺激が強く、悪化しやすい傾向があります。肝斑の状態によっては使用できる場合もありますが、まずは肝斑治療を含めた全体のプランを組むことが大切です。

当クリニックでは、肝斑の状態を丁寧に確認し、ルメッカの適応を判断しています。肝斑を悪化させずにシミも改善したい方は、まず肌状態の診断を受けて、最適な治療ステップの選択をおすすめします。

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。

シミや肝斑でお悩みの方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。

医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

ルメッカで肝斑は悪化しますか?

肝斑は刺激に弱いため、ルメッカの光エネルギーに反応して悪化するリスクがあります。ルメッカは高出力のIPLで、熱刺激が加わりやすい特徴があります。肝斑は熱や摩擦に敏感なため、強い光が加わると色が濃くなる可能性があります。

肝斑があるとルメッカは絶対に受けられませんか?

絶対に受けられないわけではありません。肝斑の状態によっては施術可能です。肝斑部分を避けたり、出力を調整したりする方法があります。肝斑治療とシミ治療を段階的に進めるプランが一般的です。

ルメッカをやらない方がいい人は?

シミよりも肝斑治療を優先したい方や、光アレルギーがある方はルメッカが向かない可能性があります。肌状態に合わせて他の施術も含めて検討するのがいいでしょう。

ルメッカでシミが増えたのはなぜですか?

ルメッカの光がメラニンに反応して、色素が浮き上がる過程で一時的にシミが濃く見える場合があります。黒いかさぶたができるケースもあり、マイクロクラストと呼ばれます。施術効果が出ているサインで、1週間前後で自然に剥がれ落ちます。

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DOCTOR.

井畑峰紀医師

医療法人優聖会 最高顧問

井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるシワ・たるみなどの美肌治療などに携わり、約20年の豊富な経験と知識を活かし、患者様に感動を与える美容医療を追求しています。適切な治療と丁寧な説明で、安全性と満足度の高い施術をご提供いたします。

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資格

経歴

平成15年

大阪医科大学 形成外科教室:入局

平成21年

大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任

平成24年

医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定

平成25年

某美容クリニック:院長就任

令和5年

プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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