「目立つ赤みを、明日までにどうにかしたい」
そんな赤ニキビやニキビ跡の赤みに悩んでいませんか?
ニキビの赤みは1日で完全に消すのは難しいものの、患部の冷却・市販薬・メイクなどを活用すれば一時的に目立たなくできます。
この記事では、赤みを目立たなくするために今すぐできる応急処置から、ニキビを防ぐセルフケア、さらに当クリニックおすすめの美容施術まで詳しく解説します。
赤みの原因を理解し、肌状態に合った適切な対策をとって、美しい肌を取り戻す手助けになれば幸いです。
ニキビやニキビ跡を1日で消すことはできるのか?
ニキビやニキビ跡、ニキビの赤みは、市販薬やメイクを使えば一時的に目立たなくすることができます。
ただし、完全に治すには時間がかかるため、根本的な改善を目指すなら、肌の状態に合った正しいケアやクリニックでの治療が必要です。
ニキビ跡やニキビの赤みは間違った対処をすると悪化する可能性もあるため、早く治したい方こそ、早めのクリニックへの受診をおすすめします。
ニキビやニキビ跡の赤みを目立たなくする方法
「赤ニキビ」や「赤みが残ったニキビ跡」を短期間で目立たなくするための、実践的な対処法をご紹介します。
炎症を抑えるため冷却する
ニキビの赤みを抑えるには、患部を冷やすと一時的に目立たなくなる可能性があります。
炎症によって毛細血管が広がって赤く見えている状態になるため、患部を冷やすと血管が収縮し、赤みがやわらぎます。
保冷剤を清潔なタオルやガーゼなどで包み、数分当てるだけで効果が期待できるでしょう。 保冷剤を直接肌に当てると刺激になる恐れがあるため、必ず布などに包んで使用してください。
市販薬で赤みや炎症をケアする
ドラッグストアなどで購入できる塗り薬の中には、赤ニキビのケアに適したものもあります。 殺菌作用や抗炎症成分が配合された薬は、炎症による赤みを抑えることが期待できます。
ただし、市販薬が患者様のニキビ状態にあっていない場合もあるため、市販ではなくクリニックへの受診を検討しましょう。
ニキビパッチで保護しながら目立たなくする
赤みがある部分にニキビパッチを貼ると、外部の刺激から患部を保護できます。
メイク対応タイプのパッチを使えば、その上からコンシーラーやファンデーションを重ねて、赤みを自然にカバーできます。
ただし、ニキビの悪化の恐れやニキビ跡は改善が難しいため、あくまでも一時的な対応として使用がおすすめです。
メイクで赤みを自然に隠す
今すぐ赤みをカバーしたいときは、メイクを活用するのがおすすめです。
赤みを補色で打ち消すグリーン系のコンシーラーを使用すると、ナチュラルに仕上がります。 厚塗りはニキビを更に悪化させる可能性があるため、薄く丁寧に重ねるのがポイントです。
炎症している部分にメイクをつけると悪化の可能性があるため、応急的な対応としてお考えください。
そもそもなぜニキビができるのか?
ここでは、ニキビができる仕組みと、肌に赤みが残る原因を解説します。
ニキビができるメカニズム
ニキビができる基本的な流れは以下のようになります。
- 1. 肌のターンオーバーが乱れると角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなる
- 2. そこに皮脂がたまると、毛穴の中でアクネ菌が繁殖する
- 3. アクネ菌の増殖により炎症がおこり、赤く腫れた「赤ニキビ」としてあらわれる
炎症が強い場合は、治ってきたと感じても赤みが残りやすく、これが「ニキビ跡の赤み」につながります。
原因①:不十分なスキンケア
洗顔のしすぎや、洗顔後の保湿が不十分で肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなります。
また、肌を強くこすったり、紫外線対策を怠ると、肌のバリア機能を低下させ、炎症を悪化させる要因になります。
原因②:ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、皮脂分泌が活発になりニキビができやすくなる傾向があります。 特に女性は生理前や過度なダイエット、睡眠不足などホルモンバランスが乱れやすい傾向です。 生理前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きで皮脂分泌が活発になります。 その結果、あごや口周りなどにニキビができやすくなる方が多く見られます。
同じ場所に繰り返し赤ニキビができると、肌の負担が蓄積し、赤みや色素沈着が定着しやすくなることも考えられるでしょう。
原因③:生活習慣の乱れ
栄養バランスの悪い食生活は、肌トラブルを引き起こす要因のひとつです。 糖質や脂質に偏った食事が続くと、皮脂分泌が増えてニキビの原因になる可能性があります。 また、睡眠中は肌の修復が行われる大切な時間です。
質の良い睡眠が取れていないと、ホルモンバランスが乱れるだけでなくニキビが治りにくくなり、 赤みが長く残るケースがあります。
原因④:ストレスの影響
ストレスを感じると自律神経やホルモンバランスが乱れ、皮脂分泌が増加する傾向があります。
さらに慢性的なストレスは、体の免疫機能を低下させる場合があるため、炎症の悪化につながる可能性があります。
原因⑤:マスク着用の影響
マスクを長時間つける生活が続くと、肌が蒸れてアクネ菌などが繁殖しやすくなる場合があります。
また、マスクによる繰り返しの摩擦や、外したあとの急激な乾燥による肌のバリア機能の低下も、 ニキビの原因になる可能性があります。
できるだけ肌に刺激を与えない素材のマスクを使ったり、肌へのダメージを与えないスキンケアの意識が大切です。
ニキビを防ぐ基本的なセルフケア
ニキビを防ぐためには、日々のセルフケアがとても重要です。
肌を清潔に保ちつつ、紫外線や乾燥、食生活や睡眠不足にも注意しましょう。
正しい洗顔とスキンケア
洗顔は1日2回を目安に、洗顔料をよく泡立てて肌への摩擦を減らすように心がけましょう。 また、肌のバリア機能の低下を防ぐため、洗顔後の保湿が大切です。
保湿不足は皮脂の過剰分泌を招き、ニキビを悪化させる原因になります。 洗顔や保湿は毎日のケアになるため、正しい方法で行いニキビ予防をしていきましょう。
生活習慣の見直し
生活習慣の改善によって、ニキビの発生や悪化の予防効果が期待できます。
以下の生活習慣を見直していきましょう。
- 3食バランスの取れた食事を心がける
- 十分な睡眠時間を確保する
- 1日10分でも良いので適度な運動を心がける
食生活については、まず3食バランスの取れた食事を心がけてください。
ビタミンB群やビタミンCなど、肌の調子を整える栄養素を意識して取り入れましょう。 質の良い睡眠や適度な運動はストレスの解消にも効果が期待できます。
また、十分に休息がとれていないと肌の回復力が落ちやすく、ニキビが治りにくくなる可能性があるため睡眠時間をしっかりとり、体に疲れを溜めないことも大切です。
ニキビの赤みを消す当院おすすめ美容施術
ニキビ跡や赤みのある方におすすめの美容施術をご紹介します。
IPL光治療(フォーマα)
IPL(Intense Pulsed Light)は、広範囲の光波長を照射して、ニキビ跡の赤み、シミ、くすみなどにアプローチできる治療です。
肌への刺激が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
IPL光治療(フォーマα)の主な特徴
- 赤み、シミ、くすみ、色素沈着などを同時にケア
- 施術後すぐにメイク可能なほどダウンタイムが少ない
- コラーゲンの生成を促し、ハリ・キメの改善にも効果的
ニキビ跡の赤みを目立たなくしたい方、肌全体のトーンや質感を整えたい方におすすめです。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸の力を使って古い角質を取り除き、肌の再生を促す治療です。
ケミカルピーリングの主な効果
- 古い角質を除去し、毛穴の詰まりを改善
- ターンオーバーを促進し、ニキビの再発を予防
- 殺菌作用により、アクネ菌の繁殖を抑制
- 赤みや色素沈着(ニキビ跡)にもアプローチ
- 肌のトーンを整え、なめらかな質感へ導く
ニキビ、赤み、くすみなどの肌悩みがある方、毛穴詰まりや毛穴の開きが気になる方におすすめです。
ケミカルピーリングの施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
施術 |
肌の状態に合わせたピーリング剤を塗布し、薬剤の力で皮膚の角質層から表皮上部を剥がれやすくし、
肌のターンオーバーを促しました。肌の表面の古い角質を除去し、ターンオーバーを正常化します。
炎症ニキビの早期改善、毛穴の引き締め効果も期待できます。 |
料金 |
5回 32,780円 |
期間・回数 |
1年4カ月・5回×3クール |
リスク (副作用) |
赤み・ひりつき・かさぶた・乾燥・水泡などが起こる場合があります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
まとめ
今回は、ニキビやニキビ跡の赤みを目立たなくする方法について解説してきました。 炎症した部分の冷却や市販薬・メイクの活用により、赤みの一時的なカバーは可能です。
ただし、繰り返す赤ニキビや消えにくいニキビ跡には、生活習慣の見直しやスキンケアの改善、 専門的な治療の組み合わせが必要です。
プライベートスキンクリニックでは、IPL治療やケミカルピーリングの他にも、一人ひとりの症状や理想の仕上がりに合わせた最適な治療をご提案しています。
ニキビの赤み、ニキビ跡にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。