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エラボトックスで頬がこける?

エラボトックスで頬がこける?こけやすい人・防ぐ方法を解説

監修医師

医療法人優聖会 最高顧問 井畑 峰紀 医師

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井畑峰紀医師

この記事でわかること

  1. エラボトックス後に頬がこけるのはなぜ?
  2. 頬がこけやすい人の特徴
  3. 頬コケを防ぐために重要なポイント
  4. 頬がこけてしまった場合の対処法

今回は、エラボトックスによって頬がこけるリスクについてご紹介します。「エラの張りをどうにかしたい!」「小顔になりたい!」そんなお悩みを手軽に解消できるエラボトックス。大掛かりな手術に比べ、ダウンタイムが短く価格もリーズナブルなことから、小顔治療として人気の高い施術です。でも、実際にエラボトックスを受けた方の中には、「頬がこけた」「やつれて見えるようになった」と、施術を受けたことを後悔している方がいらっしゃいます。
そこで、施術を受ける前にチェックしておきたいエラボトックスの頬のこけなどのリスクとデメリットについて詳しくチェックしていきます。エラボトックスを検討中の方、施術に対し不安を感じているという方は、ぜひご覧くださいね!

目次

エラボトックスで頬がコケるケースはあるが、防げることが多い

エラボトックスによって頬がこけたように見えるケースは確かに存在しますが、これは「エラボトックス=必ず頬コケが起こる」という意味ではありません。

多くの場合、頬コケは

  • 筋肉量に対して注入量が多すぎた
  • もともと頬の脂肪が少ない体質だった
  • エラ以外の筋肉バランスまで考慮されていなかった

といった注入時のデザインや適応判断のズレが重なって起こります。

一方で、

  • 筋肉量・脂肪量・骨格を事前にしっかり評価する
  • 適切な注入量にとどめる
  • 左右差や表情筋の動きまで考慮する

といったポイントを押さえれば、頬コケのリスクは最小限に抑えることができます。

注入技術だけで頬コケを防げないケースも

注入技術だけでは完全に防げないケースもあります。
以下のような方は、エラのボリュームが減った際に、骨感や頬の凹みが目立ちやすい傾向があります。

  • もともと頬の脂肪が少ない
  • 頬骨が高く、骨格がはっきりしている
  • 痩せ型でフェイスラインにボリュームが出にくい
  • 年齢とともに頬の脂肪・ハリが減ってきている

このような場合は、注入量を控えめにしたり、ハイフやヒアルロン酸など、他の治療を併用・代替として検討するといった判断が、後悔しない仕上がりにつながります。

エラボトックス後に頬がこけるのはなぜ?

厚生労働省承認 ボトックス製剤「ボトックスビスタ」

エラボトックス後に「頬がこけた」「老けて見える」と感じるケースがあります。

ボトックス自体に頬をこけさせる作用はなく、筋肉の動きを弱めて小さくする効果があるだけです。こうした変化が起こるのは、顔の構造変化による見え方の違いであり、必ずしも失敗や副作用ではありません。

咬筋が小さくなることで、顔のバランスが変わる

エラボトックスは、エラの原因となる咬筋の動きを弱め、筋肉のボリュームを徐々に小さくする治療です。
その結果、フェイスラインはすっきりしますが、エラのボリュームが減ることで、相対的に頬の凹みが目立つことがあります。

特に、もともと頬の脂肪量が少ない方では、エラが小さくなることで「頬のボリュームが減ったように見える」変化が起こりやすくなります。

エラの張りが皮膚を外側に引っ張っていたケース

エラがしっかり張っている状態では、咬筋のボリュームによって皮膚や軟部組織が外側にピンと張られていることがあります。

この状態でエラボトックスを行うと、張っていた支えが弱くなり、皮膚が内側へ戻るため、

「たるんだように見える」、「頬が落ちたように感じる」、「こけた印象になる」

といった変化が出ることがあります。

これは、皮膚が急に余ったわけではなく、これまでエラの張りで保たれていたテンションが変化したことによる見え方の変化です。

もともとの頬コケが、エラの張りで目立っていなかったケース

実は、もともと頬に軽いコケがあったものの、エラの張りによって目立っていなかった
という方も少なくありません。

咬筋が発達していると、フェイスライン全体にボリューム感が出るため、頬の凹みが相対的に目立ちにくくなります。

しかし、エラボトックスで咬筋が小さくなると、フェイスラインがシャープになり、・骨格のラインがはっきりとします。

その結果として、以前からあった頬のコケが表に出てきたように見えることもあるのです。この場合、「エラボトックスで頬がこけた」のではなく、隠れていた頬コケが強調されたと考える方が正確です。

注入量・注入設計によって強調されることもある

咬筋の大きさに対して注入量が多すぎる場合や、左右差・筋肉の使い方を考慮せずに注入した場合、フェイスライン全体のバランスが崩れ、頬コケが目立つことがあります。

特に、
筋肉量がそこまで多くない方、痩せ型の方、年齢とともに頬の脂肪が減ってきている方(特に40代以上の方)

こういった場合、「効かせすぎない量・デザイン」が非常に重要になります。

頬がこけやすい人の特徴

まずは、以下の項目に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

頬コケが出やすいチェックリスト

もともと頬の脂肪が少ない・痩せ型

頬骨が高く、骨格がはっきりしている

フェイスラインにボリュームが出にくい

年齢とともに頬のハリが減ってきたと感じる

横顔や斜めから見たときに頬の凹みが出やすい

エラの張りが強く、顔の横幅が気になっている

「痩せた?」と言わることが多い

なぜこのタイプの方は頬がこけやすいのか?

もともとの脂肪量が少ないため、変化が出やすい

頬のボリュームは、皮下脂肪と筋肉、皮膚のハリによって保たれています。
もともと脂肪量が少ない方は、エラボトックスによって咬筋が小さくなると、支えが減った分だけ頬の凹みが強調されやすくなります。

頬骨が高いと「影」が目立ちやすい

頬骨が高く骨格がはっきりしている方は、フェイスラインがシャープになるほど、頬骨下の影が強調されやすい傾向があります。

エラボトックス後に「頬が落ちた」「老けたように見える」と感じる理由のひとつが、この影の出方の変化です。

エラの張りがカバーになっていたケース

エラが張っている状態では、顔の横幅にボリュームがあり、頬の凹みが目立ちにくくなっていることがあります。

そのため、エラボトックスで咬筋が小さくなると、これまで隠れていた頬コケが表に出てきたように見えることがあります。

これは新しくこけたわけではなく、顔全体のバランスが変わったことで見え方が変化したケースです。

年齢による変化が重なるとリスクは高くなる

年齢とともに、頬の脂肪やコラーゲンは自然に減少していきます。そこにエラボトックスを加えると、「すっきりしたけれど、思ったよりシャープすぎる」という印象になることもあります。

頬コケを防ぐために重要なポイント

おすすめポイントを解説する女性医師

エラボトックスによる頬コケは、事前のカウンセリングや注入設計で防げるケースが多くあります。ここでは、後悔しないために押さえておきたい重要なポイントを解説します。

① エラだけでなく「顔全体のバランス」を診ること

エラボトックスは咬筋にアプローチする治療ですが、そこだけをピンポイントで見るのではなく、フェイスライン・頬の脂肪量・骨格・表情筋の動きなど、顔全体のバランスを見たうえで適応かどうかを判断することが重要です。

② 注入量は「多ければ効く」ではない

エラボトックスは、適切な量であれば十分な効果が出る治療です。筋肉量に対して過剰に注入すると、咬筋が急激に萎縮し、相対的に頬のボリューム不足が目立ちやすくなります。

特に、
・痩せ型の方
・頬の脂肪が少ない方
・年齢とともにボリュームが減ってきている方

は、控えめな量からスタートするのが重要です。

③ 頬コケが心配な場合は代替案も検討する

すべての方に、エラボトックスが最適とは限りません。頬コケのリスクが高い場合には、

・注入量を最小限にする
・左右差の微調整のみにとどめる
・ハイフや高周波など別の治療を選択する
・ヒアルロン酸を併用しバランス補正を行う

といった選択が、結果的に満足度の高い仕上がりにつながることもあります。

④ 「小顔にしたい」より「どう見せたいか」を共有する

単に
「エラを小さくしたい」
ではなく、
「頬がこけないようにしたい」 「老けて見えたくない」

といった仕上がりの希望を事前に伝えることもとても大切です。

医師がゴールイメージを正しく共有できるほど、注入設計はより安全で、自然なものになります。

頬がこけてしまった場合の対処法

エラボトックス後に
「なんだか頬がこけた気がする」「思っていた印象と違う」
と感じた場合でも、慌てる必要はありません。頬コケは一時的なケースも多く、状態に応じた対処法があります。

頬コケはいつから出る?【気づきやすい時期】

頬がこけたように見える変化は、エラボトックス後2〜4週間頃から感じる方が多いです。

これはボトックスが効き出し、咬筋の力が弱まり始め、エラのボリュームが徐々に減ることで、フェイスラインの支えが減り、相対的に頬の凹みや骨感が目立つためです。

施術直後に強く感じることは少なく、「少し経ってから気になる」というケースが多いのが特徴です。

エラボトックスによる頬コケは元に戻る?

エラボトックスによる頬コケは、多くの場合は時間とともに改善します

ボトックスの効果は永久ではなく、一般的に 4〜6カ月程度で徐々に元の筋肉の動きが戻ります

そのため自然に目立たなくなるケースがほとんどです。

ただし、もともと頬の脂肪が少ない場合や年齢によるボリューム低下が進行している場合は、完全に元の印象に戻るまでに時間がかかることもあります。

まずは「経過を見る」ことが大切なケース

頬コケを感じても、すぐに追加治療を行う必要がないケースも多くあります。

以下に当てはまる場合は、1〜2カ月ほど経過観察をおすすめすることが一般的です。

・施術から1カ月以内
・軽度のこけ感で、日常生活に支障がない
・写真で見ると大きな変化がない

時間経過とともに見慣れたり、筋肉バランスが落ち着くことで印象が改善することがあります。

こけ感が気になる場合の具体的な対処法

頬コケが明らかで、見た目の違和感が強い場合には、以下のような対処法があります。

① ヒアルロン酸によるボリューム補正

頬の凹み部分にヒアルロン酸を少量注入し、自然な丸みを補う方法です。

こけた部分だけをピンポイントで調整できるため、即時的な改善が期待できます。また、全体のバランスを見ながら微調整が可能なので、「エラはすっきりしたまま、老け感だけを改善したい」という方に選ばれることが多い方法です。

ヒアルロン酸を併用した施術症例

エラボトックスの施術例(ボトックスビスタ 標準使用)-症例写真

エラボトックスの施術例(ボトックスビスタ 標準使用)

施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)

施術 発達したエラにボトックスを注射することで、筋肉の働きを程良く抑制し小顔になれる施術です。 1度の施術で3~6カ月の効果が持続するという特徴があります。
料金 43,780円(ボトックスビスタ®標準)
期間・回数 1回・10分ほど
リスク
(副作用)
注入部および、その周囲に内出血が起きる可能性がありますが、通常1週間程で消失します。

※注意事項:治療の結果には個人差があります。

② 次回のエラボトックスで注入量・範囲を調整する

初回で頬コケを感じた場合でも、次回以降の注入設計を見直すことで再発を防ぐことが可能です。

・注入量を減らす
・エラ全体ではなく一部のみ注入する

といった工夫で、バランスを取り直すことができます。

③ そもそもエラボトックス以外の選択肢を検討する

頬コケのリスクが高い骨格・体質の場合は、エラボトックス以外の治療が適していることもあります。

ハイフ高周波による引き締め
・顎やフェイスラインのヒアルロン酸

など、「小顔=エラを弱める」以外の選択肢も検討することが大切です。

まとめ|エラボトックスで後悔しないために大切なこと

エラボトックスによって、頬がこけたように見えるケースは確かに存在します。
しかしその多くは、エラボトックスという治療自体の問題ではなく、体質・骨格・注入設計のミスマッチによって起こります。

エラボトックスを検討する際に大切なのは、「エラを小さくすること」だけを目的にするのではなく、顔全体のバランスをどう整えるかという視点です。

後悔しない仕上がりのためには、エラだけでなく頬・骨格・年齢変化まで含めて診断し、あなたにとって本当に適した治療かどうかを一緒に考えてくれる医師に相談することをおすすめします。

不安や疑問がある方は、ぜひ一度当クリニックにご相談ください。
医師・スタッフ一同お待ちしております。

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

エラボトックスは頬がコケませんか?

もともと頬がコケている方は、エラボトックス注射によってエラの筋肉(咬筋)のふくらみが少なくなることで、頬のコケが目立ってしまうケースがあります。
カウンセリングの際にその部分に関しては指摘させていただき、ヒアルロン酸注入の併用で改善は可能です。また、ボトックスの注入位置や注入量が不適切な場合も、頬がコケることがあります。

頬骨が目立つ人はエラボトックスは受けれませんか?

頬骨が目立っている方は、エラボトックス注射により頬のコケが目立つようになる可能性があります。ボリュームロスやたるみを改善する治療を併用することも可能ですが、患者様のご希望の仕上がりを踏まえて、適した施術法についてしっかり相談されるのがいいでしょう。

エラボトックスの腫れはいつまで?

エラボトックスによる腫れや赤みは、通常の注射と同様で、蚊に刺された後のような膨らみとなって現れることがありますが、通常1日~2日程度で引いていきます。
また、まれに内出血が起こることがありますが、こちらも1週間程度で消失していきます。

エラボトックスで生じたたるみは元に戻りますか?

ボトックスの注入量が多すぎたり、咬筋が大きい方の場合、ボトックスの作用にて筋肉が急激にボリュームダウンすると、たるみが生じやすくなります。施術後から3~6か月程度経過して、ボトックスの効果が弱まると元には戻りますが、加齢等の影響で肌にたるみが生じる可能性のある方は、ハイフやヒアルロン酸注射などのたるみ治療の併用がおすすめします。デザインと注入量の調整も大切ですので、クリニック選びも慎重に行いましょう。

エラのボトックスはすぐ元に戻りますか?

エラボトックス注射の持続期間は3~6か月程度です。ボトックスの効果が切れると、咬筋の動きが回復して、小さくなった筋肉が徐々に元に戻ります。ボトックスの作用がある間は、強く噛むクセや食いしばりが無くなり、咬筋への負担が軽減されるため、施術回数を重ねるほどエラの状態は戻りにくくなり、1回あたりの施術効果がより長くなる傾向があります。定期的な注入にて、小顔効果やシャープなフェイスラインをキープしやすくなります。

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DOCTOR.

井畑峰紀医師

医療法人優聖会 最高顧問

井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるシワ・たるみなどの美肌治療などに携わり、約20年の豊富な経験と知識を活かし、患者様に感動を与える美容医療を追求しています。適切な治療と丁寧な説明で、安全性と満足度の高い施術をご提供いたします。

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資格

経歴

平成15年

大阪医科大学 形成外科教室:入局

平成21年

大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任

平成24年

医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定

平成25年

某美容クリニック:院長就任

令和5年

プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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