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ピアスを開けない方がいい人の特徴は?

ピアスを開けない方がいい人の特徴は?

監修医師

医療法人優聖会 最高顧問 井畑 峰紀 医師

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井畑峰紀医師

この記事でわかること

  1. ピアスを開けない方がいい人の特徴
  2. ピアスを開ける場所で変わるリスクと注意点
  3. 医療機関での穴あけを推奨する理由

ピアスの穴あけは皮膚に穴を開ける医療行為に近いものです。
体質や耳の形などによってはトラブルが起きることもあり、「開けない方が良い人」が存在します。
本記事ではピアスで後悔しないために、美容皮膚科の医師監修レベルの視点から「どんな人はピアスを開けない方がいいのか?」「安全に開けたい場合はどうすべきか?」を解説します。

目次

ピアスを開けない方がいい人の特徴

ピアスは誰でも開けられますが、「トラブルが起こりやすい人」「後悔しやすい人」が存在します。
以下に当てはまる場合は、慎重に検討が必要です。

福耳の場合は注意!耳たぶの形が理由で開けない方がいい人

福耳だからピアスを開けない方がいい?」という質問は非常に多いです。
結論からいうと、福耳でもピアスは開けられます。
しかし、注意点があります。

福耳は耳たぶが分厚いため、位置がズレやすい

・穴が下がりやすい
・重みで裂けやすい
・左右非対称になりやすい
耳たぶの厚みは個人差が大きいため、正確な位置決めが難しいことが開けない方がいいと言われる理由です。
市販のピアッサーで自分で開けると失敗しやすく、穴が下に寄ったり、重さで耳たぶが伸びたりすることもあります。
福耳の場合は、医師が耳の厚みをチェック、最適な角度・場所を判断することが必須です。

金属アレルギー・皮膚トラブルが起きやすい体質

金属アレルギー、かぶれやすさ、湿疹が出やすい人は、自分でのピアッシングは避けるべきです。

金属アレルギーの人のリスク

・赤み
・じゅくじゅくしたかぶれ
・激しい腫れ
・痛みでピアスを外せない
ニッケルやコバルトに反応しやすい人は特に注意が必要です。
「ピアス開けると運命変わる」とネットで語られることもありますが、医学的にはアレルギーや感染で人生に影響が出るほど困ることがあるという意味で語られるケースが多いです。

傷跡が残りやすい・ケロイド体質の人

ケロイド体質の人は、ピアスを開ける場所によっては大きく盛り上がるケロイドが形成される可能性があります。
特に軟骨はケロイドができやすい部位です。
ケロイドができやすいかどうかは医師でも判断が難しいため、過去の傷が赤く硬く盛り上がったことがある、家族にケロイド体質がいるなどの場合は「自分で開けない方がいい人」に該当します。

開ける時期が悪い(忙しい・汗をかく・不衛生になる時期)

ピアスは開ける時期が悪いとトラブルが急増します。
特に注意すべきは以下の時期です。

ピアスの穴開けがNGな時期

・汗をかく夏
・運動部の大会期
・繁忙期でケアができない時期
・免疫が下がっている時期
・旅行前後(清潔なケアが難しい)
開けた直後は、触らない・動かさない・清潔に保つという管理が必要です。
忙しい時期や不衛生になりやすい時期は、腫れ・化膿を起こしやすく「開けない方がいい時期」といえます。

仕事・学校での印象(女性)を気にする人は要検討

ピアスを開けることで女性の印象は変わりますが、環境によってはマイナスに捉えられることもあります。

女性の印象は職場で大きく変わる

例えば、
・保育、介護、医療職は基本ピアスOKだが派手はNG
・金融、営業は清潔感重視、小ぶりのピアスなら好印象
・学生は校則により不可の場合ありなど
年齢による印象の違いも後述しますが、ピアスは自分の見られ方に影響するため、「印象を気にして開けない方がいい人」もいます。

40代・50代・60代の女性のピアスの印象(女性)

40代・50代・60代でピアスを開けるのは変?」と考えてしまう人も多いですが、結論は 全く変ではありません。
むしろ、年齢を重ねた方が上品で似合うケースが多いです。

ピアスが似合っている40代、50代、60代日本人女性の画像

40代女性は若々しく見え、清潔感が増す

・小ぶりピアスがとても似合う
・顔まわりが華やぐ
・実際は最も開ける人が多い年代

 50代女性は落ち着いた雰囲気にマッチ

・パール、シルバー、ゴールドが自然に馴染む
・柔らかい印象づくりに役立つ

60代女性は白髪・ショートヘアとの相性が抜群

・エレガントさが一気にUP
・「若作り」ではなく品のあるおしゃれに見える
年齢で悩んでいる人ほど、「もっと早く開ければよかった」という声が多いのも特徴です。

ピアスを開ける場所で変わるリスクと注意点

ピアスを開ける場所によって、痛み・腫れ・ケアの難しさが大きく変わります。

耳たぶ(最もトラブルが少ない場所)

初心者は耳たぶが最も安全です。
しかし「自分で開ける」ことは医師として決して推奨できません。

自己ピアスのリスク

・位置がズレる
・斜めに開く
・感染、化膿
・左右差が出る
初心者こそ医療機関で開けた方が、結果的に綺麗な仕上がりになります。

軟骨(トラブル率が高い場所)

軟骨は血流が少なく、感染しやすい部位です。
「ヘリックス」「トラガス」等が人気ですが以下のようなトラブルも起こりやすいです。

軟骨で起きやすいトラブル

・激しい腫れ
・長引く痛み
・変形
・ケロイド
軟骨は「痛みに強く、ケアが丁寧にできる人」以外は避けた方がいい場所といえます。

福耳はどの場所に開けるべき?医師の診断が必須!

福耳は耳たぶが厚いため、医師が指で触れて厚みを測りながら最適な位置をミリ単位で調整します。

自分はピアスを開けない方がいい人?セルフチェック

以下の項目に1つでも当てはまる場合、自己判断でのピアス穴あけはおすすめできません。

福耳で耳たぶが分厚い・形が左右違う
・厚みがあるため角度調整が必要。
・自分で開けると「下がり穴」「裂け耳」のリスク。

金属アレルギーが疑われる
・安全素材でなければ炎症が起こりやすい。

傷跡が盛り上がる/ケロイドの経験がある
・特に軟骨は危険。

今の時期が忙しく、ケアする余裕がない
・開けた直後は毎日のケアが不可欠。

仕事・学校でピアスの印象(女性)が問題になりそう
・後悔して外す人も多い。

汗をかく季節・旅行前後・受験前
・不衛生になり炎症リスク増。

当てはまる項目が多いほど、医療機関で相談しながら進めることが推奨されます。

ピアスを開けた後のケア方法

開けた後のケアが不十分だと、腫れ・化膿・痛みなどのトラブルを起こしやすくなります。
「どの時期に何をすべきか」を理解しておくことが重要です。

ピアスを開けた後のケア方法を説明する日本人女性医師の画像

開けた直後の時期(〜1〜2週間)

最もトラブルが起きやすい時期です。

この時期のポイント

・触らない
・ピアスを回さない
・シャワーの後は水分を優しく拭き取る
・赤みが強い時は冷やす
昔は「消毒液で毎日消毒」が一般的でしたが、現在は「清潔を保てば十分」という医療機関が多く、過度な消毒は逆効果となることもあります。

安定してくる時期(1〜2か月)

ピアスの穴が安定するまで、耳たぶは約6〜8週間、軟骨は半年以上かかります。
この時期は「油断しがち」で、かゆみや軽い痛みが出やすくなります。

この時期のポイント

・横向きで寝て圧迫しない
・髪の毛が引っかからないように注意
・汗をかいた日は丁寧に洗浄

洗浄方法(共通)

・入浴時に泡を乗せて優しく洗う
・シャワーでしっかり流す
・タオルでこすらず、清潔なティッシュで水分をとる
「触らない」「動かさない」ことが最大のケアです。

ピアスを開ける時期の判断基準

ピアスを「いつ開けるか?」はトラブルの多さに直結します。

避けるべき時期

避けるべき時期は以下のような時です。

①夏(汗・皮脂・菌が増えやすい)

炎症・かゆみ・化膿のリスクが高い季節。

②繁忙期・試験前

ケアの時間を取れないと失敗しやすい。

③旅行前後

衛生環境が不安定になるため、トラブル時に対処できない。

おすすめの時期

逆に言うとおすすめの時期は下記のような時です。
・秋〜冬(乾燥しているため感染が起きにくい)
・予定が落ち着いている時期
・汗をかく習慣が少ない生活サイクルの時期
ピアスの穴を安定させるためには、 1〜2か月は日常的に触らない環境が作れる時期を選ぶことが大切です。

医療機関での穴あけを推奨する理由

ピアスの穴あけは「おしゃれ」ですが、医学的には皮膚に穴を開ける処置=医療行為です。
そのため、安全性を考えると自己ピアスより医療機関での施術が強く推奨されます。

①感染・化膿のリスクを低くできる

医療機関は滅菌された器具や清潔な環境を徹底しており、炎症や化膿のトラブルを最小限に抑えられます。

②耳の形(福耳・薄い耳たぶ)に合わせて、最適な位置に開けられる

耳の厚みや形は人によって違います。
特に福耳は位置が下がりやすく、左右差も出やすいため医師の位置決めが必須です。

③金属アレルギーに配慮できる

医療用ステンレス・チタンなど、アレルギーが出にくい素材を選べます。
「アレルギーか不安」という人にも適切な提案が可能。

④トラブルが起きてもその場で治療できる

腫れ・赤み・痛み・埋没など、自己ピアスでよくある問題も医師がすぐ対処できます。

⑤仕上がりがきれい(角度・深さが正確)

医師や医療従事者が耳の構造を見ながらミリ単位で位置を決めるため、
・左右差が出にくい
・斜めに開きにくい
・将来垂れにくい
といったメリットがあります。

⑥痛みが少なく、一瞬で穴あけできる

医療用ピアッサーは品質が高く、均一な力で開孔するため痛みが少なめです。

まとめ

ピアスは小さなおしゃれですが、実は体質・耳の形・開ける時期によってトラブルが起こりやすい処置です。
特に、福耳や金属アレルギー、ケロイド体質、忙しい時期に開けようとしている人は、自己判断での穴あけに向きません。
不安な方は、耳の状態や体質に合わせて診断してくれる医療機関での施術がもっとも安心です。
まずは、自分の耳の特徴と体質を知り、安全な方法で開ける選択をしてください。
大阪で医療機関を選ぶなら、診察からケアまで丁寧なプライベートスキンクリニックへご相談ください。

参考文献

印象形成におけるピアスが与える影響について 佐藤 唯一
https://lab.kuas.ac.jp/~jinbungakkai/pdf/2020/p2020_01.pdf

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

ピアスを開けた後のケア方法は?

触らず、清潔に保つことが最優先です。
ピアスを回さない、入浴時は泡でやさしく洗う、髪の毛が引っかからないよう注意、汗をかいた日は洗浄をすると安心です。
腫れ・痛みが長く続く場合は我慢せず医療機関を受診してください。

福耳でもピアスは開けられますか?

開けられますが、医師による位置決めが必要です。
福耳は耳たぶが厚いので
・位置が下がりやすい
・重みで裂けやすい
上記の理由から、厚みを診てミリ単位で位置調整できる医療機関での施術が安全です。

「ピアス開けると運命変わる」と言われるのは本当ですか?

医学的に運命そのものが変わる根拠はありません。
ただし、ピアスを開けることで
・おしゃれの幅が広がる
・表情が明るく見える
・自信がつく
といった心理面の変化で、人生が前向きに動く人が多いことが「運命が変わる」と言われる理由です。

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DOCTOR.

井畑峰紀医師

医療法人優聖会 最高顧問

井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるシワ・たるみなどの美肌治療などに携わり、約20年の豊富な経験と知識を活かし、患者様に感動を与える美容医療を追求しています。適切な治療と丁寧な説明で、安全性と満足度の高い施術をご提供いたします。

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資格

経歴

平成15年

大阪医科大学 形成外科教室:入局

平成21年

大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任

平成24年

医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定

平成25年

某美容クリニック:院長就任

令和5年

プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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