介護脱毛
将来、介護が必要になったときに備えて、あらかじめデリケートゾーンの脱毛をしておく「介護脱毛」を選ぶ方が年々増えています。排泄の清拭がスムーズになり衛生的に保ちやすくなることから、介助する側・される側の負担を大きく減らせるとして注目されている施術です。
「何歳から始めるべき?」「どこまで脱毛するのが正解?」「痛みは強い?」など、不安や疑問を抱える方も多いですが、介護脱毛は正しい知識を持ってスタートすることで安心して受けていただけます。
本記事では、介護脱毛のメリット・デメリット、適切なタイミング、必要な範囲などを詳しく解説しながら、当クリニックが選ばれている理由もあわせてご紹介します。
将来の備えとしてだけでなく、今の生活をより快適に過ごすための選択肢として、介護脱毛を検討している方にも参考になる内容です。
介護脱毛の料金
1回
¥29,590 (税込)
5回コース
¥121,990 (税込)
介護脱毛とは
介護脱毛とは、将来自分が介護される時に備えて行うデリケートゾーンの永久脱毛(医療脱毛・VIO脱毛)のことです。
親などの介護の経験をきっかけに必要性を感じて希望される方が多く、その目的から「介護脱毛」と呼ばれています。
デリケートゾーンの毛が少ないと排泄物が絡みにくく、清拭が簡単になるため、介助者の負担が大きく減らせます。また、皮膚のかぶれや感染症のリスクを抑え、衛生面でもメリットが多い施術です。
介護脱毛はこんな方にオススメ
・将来、家族に負担をかけたくない
・排泄介助の際の清潔性を高めたい
・臭いの発生を抑えたい
・デリケートゾーンのムレ・かぶれを減らしたい
介護脱毛が注目されている理由
厚生労働省の調査では、約7割の介護者が「排泄介助が最も負担が大きい」と回答しています。(出典:厚生労働省 介護労働実態調査)
また、日本は平均寿命と健康寿命に大きな差があり、介護が必要になる期間は、男性 約9年/女性 約12年 とされています。(出典:厚生労働省「健康寿命の延伸」)

このような背景から、40〜60代の世代を中心に「早めに介護脱毛をして備えておきたい」というニーズが高まっています。
介護脱毛のメリット・デメリット
メリット
アンダーヘアが無ければ、排泄の介助がとても楽になります。
また、毛がないと清潔に保ちやすいため、衛生的にもよいことから、介助する側・される側の双方にとって負担を軽減するメリットがあります。
排泄介助の負担軽減
排泄介助時の拭き取りがスムーズに行えます。時短だけでなく、拭き取りの際の肌への負担を軽くし、介助する側、される側の作業負担と精神的負担の両方が軽減されます。
衛生的である
尿や便がアンダーヘアにこびり付いたり、絡まったりしません。デリケートゾーンを衛生的に保ちやすくなり、炎症や感染症予防に役立ちます。
かゆみやニオイが軽減される
アンダーヘアが無いとムレにくくなり、菌の繁殖が抑えられるためニオイも軽減します。痒みなどの肌トラブル予防にも繋がります。
快適に過ごせる
将来の介護を見据えたメリットはもちろん大切ではありますが、今現在のご自身にとってもVIO(アンダーヘア)脱毛には大きなメリットがあります。
- 自己処理の手間と肌への負担がなくなる
- デリケートゾーンのムレ、ニオイ、かゆみなどの肌トラブルの軽減
- 生理中も衛生的に過ごせて、不快感を解消できる
- 水着や下着からアンダーヘアがはみ出ない
デメリット
介護脱毛のデメリットは、恥ずかしさと元に戻せない点です。
脱毛の経験がない方やVIO(アンダーヘア)脱毛に抵抗がある方は、どうしても恥ずかしいですよね。また、脱毛を終えると元に戻せなくなりますので、デザインはしっかり考えてから決断しなければなりません。
恥ずかしさがある
介護脱毛ではスタッフにデリケートゾーンを見せる必要があるため、抵抗を感じるのは当然です。実際に施術に入ってから恥ずかしさを感じる方も多いですが、回数を重ねるうちに慣れてくる方もいらっしゃいます。
施術中は、タオルで隠しながら必要な部分だけを照射したり、できるだけ短時間で進めたりと、恥ずかしさに配慮した対応を行う医療機関がほとんどです。当クリニックでも同様に、安心して施術を受けていただけるよう十分に配慮しておりますので、ご安心ください。
脱毛前の状態に戻せない
医療脱毛には半永久的な効果があるため、一度脱毛が完了するとムダ毛はなくなり、元のアンダーヘアには戻せません。
本当に脱毛してもよいのか、どの範囲を脱毛するのかも含め、事前に検討が必要です。
痛みが不安
VIO(アンダーヘア)脱毛は、皮膚の弱さや毛の太さなどの理由から、他の部位に比べて痛みを感じやすい傾向があります。
使用する脱毛機器の種類・性能や麻酔の有無によって痛みの強さは変わりますので、痛みが心配な方は、事前にしっかり相談して対処してもらうことが大切です。
時間と費用がかかる
医療脱毛は毛周期に合わせて施術を行いますので、VIO(アンダーヘア)脱毛の場合、2カ月間隔で通っていただきます。回数は5~6回、通院期間は1年以上が目安となります。
脱毛は効果が出るまで一定の期間が必要で、費用も含めた継続的なケアになります。
介護脱毛のポイントと注意点
脱毛する範囲
実際に介護脱毛を受けるとき、「どこまで脱毛すればいいのか分からない」という方は多くいらっしゃいます。若い世代ではハイジニーナ(完全無毛)も一般的になっていますが、ミドル・シニア世代の方は全てなくすのは少し抵抗があると感じる場合も珍しくありません。
介護という視点で考えると、特に汚れがつきやすく清拭が大変になりやすい Iライン(陰部の両サイド) と Oライン(肛門周り) は、脱毛しておくと衛生面でも介助面でもかなり負担が軽減されます。
Vライン(正面部分)については、完全に無毛にする必要はありません。自然な形を残しつつ小さく整えたり、量を減らしたりと、ご自身が抵抗なく続けられる範囲で調整する方が多いです。

介護脱毛のタイミング
医療レーザーは黒い毛に反応するため、白髪には反応せず、脱毛の効果が出にくい という特徴があります。つまり、白髪が増える前に始めることがとても大切です。
介護脱毛自体に年齢制限はありませんが、一般的には 40〜50代頃からアンダーヘアに白髪が出始める方が増える と言われています。もちろん個人差はありますが、白髪が少ないうちにスタートしておくことで、よりしっかりと効果を得やすくなります。
介護脱毛は自分でできる?
市販の脱毛クリームや家庭用脱毛器、自己処理でもムダ毛を減らすことはできますが、あくまで一時的な効果にとどまり、再び毛が生えてきます。サロン脱毛も同様で、永久脱毛ではないため、時間が経つと毛量が元に戻る可能性があります。
また、VIOは皮膚が薄くデリケートで、毛が太く濃い部位です。自己処理や誤った施術方法では、炎症や色素沈着などの肌トラブルにつながることもあります。安全性と効果の両面から考えても、脱毛効果の高い医療レーザーを使用でき、万が一トラブルが起きた際にも医師が適切に対応できる医療機関での施術が最も安心です。
男性の介護脱毛
近年は男性の間でも、将来の介護を見据えたVIO(アンダーヘア)脱毛を選ぶ方が増えています。
親の介護を経験されたことをきっかけに検討される方や、日常の清潔さ・快適さを求めて始める方など、その理由はさまざまです。
男性の場合も、排泄時の清拭がしやすくなることで介護負担が大きく軽減できるため、介護脱毛のメリットは女性と同じように得られます。また、毛量が多い分、においやムレが気になりやすい方も多く、そうした日常の悩みを解消する目的でVIO(アンダーヘア)脱毛を受けられるケースも増えています。
ただし、クリニックによっては女性専用で男性のVIO施術に対応していない場合もあります。受けられるかどうかは事前に確認しておくと安心です。当クリニックではメンズ脱毛にも対応しておりますので、将来の備えとして検討されている方もお気軽にご相談ください。
まとめ|当クリニックが介護脱毛で選ばれる理由
①最新医療脱毛機ジェントルマックスプロプラスを導入
GentleMax Pro Plus(ジェントルマックス プロ プラス)は痛みを抑えながらも高い脱毛効果を追求した最新の熱破壊式レーザー脱毛です。
従来機よりパワーが大幅に向上し、太く濃いVIO毛にもしっかりとアプローチしながら、強力な冷却機能で痛みを抑えられるのが特徴です。短時間で効率よく照射できるため、身体への負担が少なく、安全性の高い施術が可能です。

②予約が取りやすく続けやすい
継続が必要な介護脱毛だからこそ、当クリニックでは「通いやすさ」を重視しています。土日祝も診療対応しており、平日が忙しい方でも無理なく通院いただけます。また、施術はすべて完全予約制・個室対応で、プライバシーに十分配慮した環境です。料金プランは都度払い・コース契約から選べるため、ライフスタイルに合わせて負担なく継続いただけます。
③アクセスの良い大阪梅田の好立地
プライベートスキンクリニックは、JR大阪駅から徒歩約10分、地下鉄西梅田駅・JR北新地駅からはいずれも徒歩2分と、アクセスしやすい立地にあります。介護脱毛は数回にわたって通院が必要になるため、無理なく通える場所にあることも大切なポイントです。忙しい方でも通いやすい環境を整えておりますので、続けやすさを重視したい方にも安心してお越しいただけます。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
介護脱毛とは何ですか?
将来的にご自身に介護が必要になったときを見据えて、排泄介護が行いやすいようVIOゾーンの脱毛を行っておくことです。
・女性医療脱毛の詳細はこちら
・男性医療脱毛の詳細はこちら
介護脱毛(VIO脱毛)は痛いですか?
アンダーヘアの脱毛は、脇や腕などの他の部位に比べて痛みを感じやすい傾向があります。ただし、痛みの強さは、脱毛機器の種類や性能によって異なりますし、麻酔を使用することで軽減できます。
・女性医療脱毛の詳細はこちら
・男性医療脱毛の詳細はこちら
介護脱毛のメリットはなんですか?
排泄介護をスムーズに行いやすくなり、作業面、衛生面におけるメリットがあります。介護する人、介護される人の両方の負担を軽減できます。
介護脱毛のデメリットを教えてください
施術時の恥ずかしさ、元のアンダーヘアに戻せない点、施術中の痛みへの不安、脱毛に要する時間と費用があげられます。それぞれの対策や介護脱毛で得られるメリットと照らし合わせて、しっかり検討することが大切です。
介護脱毛の範囲はどこまでとなりますか?
介護脱毛の対象範囲はVIOとなりますが、必ずしもハイジニーナ(無毛のツルツル状態)にする必要はありません。
特に、介護脱毛を目的とした場合、Iライン、Vラインはできる限り脱毛されることをおすすめします。Vラインは全体的に毛量を減らしたり、形を整えることも可能です。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









