「口元のもたつきが気になる」「目の下のくぼみで疲れて見える」リガメントリフトとベビーコラーゲンでお顔全体を若々しく整えた症例
こんにちは。プライベートスキンクリニックです。
年齢を重ねるにつれて、
「以前より口元が下がって見える」
「疲れていないのに疲れて見られる」
「顔全体がなんとなく重たい印象になった」
と感じることはありませんか?
実際に、ほうれい線やマリオネットラインそのものよりも、その原因となるお顔全体の支持力低下が進行しているケースは少なくありません。
今回は、口元のもたつきや目の下のくぼみを主訴にご来院された60代女性の症例をご紹介します。
目次
こんなお悩みでご来院されました
「以前に糸リフトを受けた時は満足していたのですが、最近また口元のもたつきが気になるようになりました。目の下のくぼみも疲れて見える原因になっている気がして……。治療するならできるだけ長持ちする方法が良いのですが、自分に何が合うのかわからないので先生に相談したいと思いました。」
今回ご紹介する患者様は60代女性です。

これまでにも美容医療を上手に取り入れながら、ご自身のメンテナンスを継続されていました。
以前に受けられた糸リフトではフェイスラインの引き上がりを実感されていましたが、年齢とともに再び口元のもたつきや目の下のくぼみが気になるようになったそうです。
特に口元はメイクで隠すことも難しく、鏡を見るたびに変化を感じやすい部位です。
また、目の下のくぼみは影を作ることで疲れた印象や実年齢以上の印象につながることがあります。
患者様も、
「以前より顔全体が重たく見える」
「なんとなく疲れて見られることが増えた」
と感じるようになり、単純にシワを埋めるのではなく、お顔全体を自然に若々しく見せたいとご希望されていました。
一方で、美容医療にはさまざまな選択肢があるため、
「自分にはどの治療が必要なのかわからない」というお悩みもお持ちでした。
そこで今回は、気になる部位だけではなく、お顔全体のバランスや加齢変化を評価しながら治療計画を立てていきました。
ご希望やライフスタイルに合わせて複数の治療プランをご提案

美容医療において正解は一つではありません。
同じ「たるみ」というお悩みでも、骨格や脂肪の付き方、組織の下垂の程度によって必要な治療は異なります。
そのため当クリニックでは、一つの治療だけをご案内するのではなく、
- 気になる部分を優先的に改善するプラン
- 目元や口元を中心に改善するプラン
- お顔全体の若返りを目指すプラン
など複数の選択肢をご提案しています。
今回の患者様は、
「せっかく治療するなら長持ちする方法が良い」というご希望があったため、お顔全体の支持構造を整えるリガメントリフトを中心とした治療を選択されました。
提案した治療プラン
ベーシック|まずはリガメントの補強から
「まずは自然な変化を実感したい」という方におすすめのプランです。
リガメント(支持靭帯)を補強することで、お顔の土台からたるみにアプローチします。
レスチレン®リフトリド 2本 176,000円
スタンダード|リガメント補強と気になる部分を中心に
今回の症例でも行った、お顔全体のバランスを考えたプランです。
リガメント(支持靭帯)を補強しながら、口横のもたつきや目の下のくぼみなど、気になる部位へ必要なヒアルロン酸を注入することで、自然な若返りを目指します。
レスチレン®リフトリド 2本+レスチレン®ディファイン 1本+レスチレン®リファイン 1本 308,000円
プレミアム|糸リフトでさらにリフトアップ
「より高いリフトアップ効果を目指したい」「口横のもたつきをしっかり改善したい」という方にオススメのプランです。
ヒアルロン酸でお顔の支持構造を整えたうえで、糸リフトを組み合わせることで、中顔面からフェイスラインを引き上げ、口横のもたつきにもアプローチします。より高いリフトアップ効果と、スッキリとしたフェイスラインを目指します。
スタンダードプラン+糸リフト(テスリフト6本) 475,475円
診察で確認したポイント
患者様が最も気にされていたのは口横のもたつきでした。
しかし診察では、口横そのものではなく、中顔面全体の支持力低下が主な原因であると考えました。
加齢に伴い側頭骨、上顎骨や眼窩周囲骨では骨吸収(Bone Remodeling)が進行します。
さらにDeep Medial Cheek FatやSOOF(Sub Orbicularis Oculi Fat)といった脂肪組織の萎縮や下垂が起こり、顔面軟部組織が徐々に下方へ移動していきます。
また、皮膚・SMAS・脂肪組織を骨膜へ固定している支持靱帯(Retention Ligament)が緩むことで、
- ほうれい線
- マリオネットライン
- ジョールファットによる口横のもたつき
- フェイスラインの乱れ
が目立つようになります。
私は診察時によく、「口横は強敵なんです」とお伝えしています。
なぜなら、口横だけにヒアルロン酸を追加しても根本的な改善につながらないことが多いためです。
今回も直接埋めるのではなく、お顔全体の支持構造を整えることで改善を目指す方針としました。
リガメントリフトという考え方
今回の治療の中心となったのがリガメントリフトです。
リガメント(Retention Ligament)は、皮膚・SMAS・脂肪組織を骨膜へ固定している支持構造です。
若い頃はしっかりと組織を支えていますが、加齢とともに支持力が低下し、お顔全体の下垂につながります。
近年のヒアルロン酸治療では、単純にシワを埋めるのではなく、支持構造を再構築する治療が重要視されています。
私は診察時、「直接埋めるよりも外側から引っ張る方が良い状態です」とお伝えしました。
これは口横のもたつきの原因が、中顔面の下垂や支持力低下にあると考えたためです。
近年ではブラジルのDr.Mauricio de Maioが提唱したMD Codes®の概念をもとに、骨格・脂肪・リガメント・皮膚の4つのレイヤーを評価しながら治療計画を立てています。
今回の注入デザイン
今回は「気になる部分だけを埋める治療」ではなく、お顔全体の支持構造を整えながら、必要な部位へボリュームを補う治療を行いました。
患者様が最も気にされていた口横のもたつきや目の下のくぼみは、局所だけの問題ではなく、お顔全体の支持力低下が関係していたためです。
そのため、まずはリガメント(支持靱帯)の補強を行い、その後にボリュームロスが目立つ部位へ注入を行いました。
レスチレン®|リガメントリフト

▶ 眼窩リガメント 左右各0.3cc
目元周囲を支えるリガメントへ注入しました。
目周囲の支持力を高めることで、目の下のくぼみや疲れた印象の改善を目指しています。
▶ 頬骨リガメント 左右各0.5cc
中顔面を支える最も重要な支持靱帯です。
今回の治療で最も重要視したポイントであり、多めにボリュームを配分しました。
頬骨周囲を補強することで、Deep Medial Cheek FatやSOOFを支え、ほうれい線や口横のもたつきの改善につなげています。
▶ 下顎リガメント 左右各0.2cc
フェイスラインを支える支持靱帯へ注入しました。
下顔面の支えを強化することで、ジョールファットによるもたつきを改善し、輪郭を整えています。
ディファイン®|ボリュームロスの改善と輪郭形成

▶ 頬外側 左0.4cc・右0.3cc
ボリュームロスがみられた頬外側~耳前部へ注入しました。
左側の下垂感がやや強かったため、左右差を考慮して左側へ多めに配分しています。
▶ マリオネットライン 左0.2cc・右0.1cc
口角下から顎にかけてできる影を改善するために注入しました。
直接埋めるだけではなく、お顔全体のリフトアップと組み合わせることで自然な仕上がりを目指しました。
リファイン®|目元の若返り

▶ 目の下 左右各0.5cc
Tear Trough(涙袋溝)からPalpebromalar Groove(ゴルゴライン)にかけて認められたボリュームロスに対して注入しました。
目元の影感を改善し、明るく若々しい印象へ導いています。
ベビーコラーゲン
▶ 目の下 左右各0.25cc
目元の質感改善を目的にベビーコラーゲンを併用しました。
加齢とともに下瞼の真皮が減少します。
ベビーコラーゲンはヒト由来Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを含有する製剤です。
特にⅢ型コラーゲンは乳幼児期の皮膚に多く存在し、加齢とともに減少することが知られています。
単なるボリューム補充だけでなく
- ハリ感の向上
- ツヤ感の改善
- 小じわの改善
も期待できます。
患者様から嬉しいご感想をいただきました


施術後、患者様からは
「気になっていた口元のもたつきがすっきりした」
「顔全体が自然に引き上がったように感じる」
「目の下の印象が明るくなり、疲れて見えにくくなった」
とのご感想をいただきました。
また、「どの治療が自分に合うのかわからなかったけれど、複数の選択肢を提案してもらえたので安心して治療を受けられた」
というお言葉もいただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
医師からのコメント

ヒアルロン酸治療は「シワを埋める治療」から、「顔面解剖に基づき支持構造を再構築する治療」へ進化しています。
特に口横のもたつきは局所治療だけでは改善しにくく、中顔面から下顔面までを一つのユニットとして捉えることが重要です。
当クリニックではMD Codes®やリガメント理論を参考にしながら、患者様一人ひとりのお顔立ちや加齢変化に合わせたオーダーメイド治療をご提案しております。
口元のもたつきや目の下のくぼみ、たるみでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









