マンジャロの副作用はいつから?注射後の経過について
GIP/GLP-1受容体作動薬であるマンジャロに興味はあるものの、「副作用はいつから出るの?」と不安を抱えている方は多いと思います。
一般的には、マンジャロの副作用は注射後1〜2日くらいに症状が強く出やすく、注射を続けるうちに体が慣れて症状が軽くなっていきます。感じ方は個人差があり、体調や生活リズムによっても変わる場合があります。
どんな副作用があるのかを知っておくことはもちろん大切ですが、どのタイミングで出やすいのか、どれくらい症状が続くのかといった流れについても理解しておくと、治療に対する心の準備がしやすくなります。
この記事では、マンジャロの副作用に関する情報として、症状が出やすい期間、よくみられる症状、副作用を抑える対策などをわかりやすく解説していきます。
マンジャロを検討している方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
マンジャロの副作用はいつからいつまで?

マンジャロの副作用は、お薬の投与後1~2日目にあらわれやすく、数週間で症状が落ち着く方が多いです。継続していくうちに、徐々に体が慣れていき、症状が軽くなっていきます。また、お薬の増量直後は、再び副作用が強まりやすい傾向があります。
注射後1~2日目
マンジャロの注射後、お薬の血中濃度が上がる1〜2日目に副作用が出やすい傾向があります。特に吐き気や胃の不快感などの消化器症状があらわれやすく、初回の注射後や増量時には強く感じる方が多いです。
使用開始から数週間がピーク
消化器系の副作用のピークは、マンジャロの使用開始から数週間頃が目安となります。その後、体が慣れてくると少しずつ症状が軽減していきます。
数週間で症状が落ち着く
マンジャロは週1回の注射ですが、血中濃度が上がるタイミングで副作用が強まり、その後ゆっくり落ち着く流れを繰り返す特徴があります。注射後1〜2日目に症状が出やすく、その後の数日で落ち着き、次の注射でまた少し症状が強まるという波が続きます。
治療を続けるうちに、マンジャロの血中濃度が安定し、体が少しずつ慣れていくため、副作用のピークが軽くなっていく方が多いです。治療開始から、数週間で症状が落ち着いたと感じるケースが一般的です。
投与量アップ時に再び症状が戻る
お薬の量が増えるタイミングで、再度副作用が出やすくなります。
マンジャロは、体への負担を抑えるために少ない量から始めて段階的に増やしていく方法が採用されています。まずは2.5mgを週1回のペースで4週間ほど続け、その後効果を判定し、5mgへ増量する流れが一般的です。さらに効果を高めたい場合は、4週間以上の間隔をあけ、様子を見ながら2.5mgずつ増やしていきます。
このように投与量を段階的に上げていくため、増量時に副作用が出やすくなります。
吐き気などの消化器症状は治療開始から数週間頃にピークを迎える方が多く、2.5mgに慣れてきた頃に、5mgへ増量し症状が強まるケースも少なくありません。
ただし、増量後の副作用のピークを乗り越えると、症状が落ち着いてきたと感じる方が増えていきます。
マンジャロの副作用はどんな種類があるの?

マンジャロを始めたばかりの時期は、吐き気や下痢、便秘、胃の不快感など、消化器系の変化を感じる方が多い傾向があります。また、だるさや倦怠感のような全身の重さを感じるケースもあります。
消化器症状(吐き気・下痢・便秘など)
マンジャロで最も多くみられるのが、消化器系の症状です。マンジャロの胃の動きを抑える作用の影響となります。
吐き気、下痢、嘔吐、便秘、胃の不快感、食欲減退などが挙げられ、初期のタイミングや増量時に感じやすいといわれています。体質や体調、もともとの食事量によっても症状の出方や感じ方が変わるため、個人差が大きい部分です。
注射部位にあらわれる反応
注射部位に、赤みやかゆみ、腫れなどの反応が出る場合があります。注射針による刺激とお薬による一般的な反応であり、時間の経過とともに落ち着くケースが多いとされています。
低血糖
血糖値が必要以上に下がると、冷や汗や動悸、手のふるえ、めまい、ふらつきなどの症状があらわれる場合があります。
マンジャロは単体で使用する場合、低血糖を起こしにくいとされていますが、ほかの糖尿病治療薬との併用や、極端な食事制限、激しい運動が重なるとリスクが高まります。
その他の副作用
マンジャロの使用中は、頭痛やめまい、倦怠感、筋肉痛などの症状があらわれる場合があります。
重篤なリスク
一般的な副作用と比べると発症頻度は低く、非常に稀な症状ですが、マンジャロの使用中に以下のような重い副作用が起こる可能性があります。
- 急性膵炎
- 胆石症、胆嚢炎
- 腎障害
これらは、普段の体調とは明らかに違う強い痛みや不調としてあらわれる場合があります。特に、急な腹痛や背中の痛み、強い吐き気、発熱、尿量の変化などがある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
”うつ”や”脱毛”の副作用は本当?
マンジャロの副作用として気分の落ち込みや脱毛、眠気は公式には含まれていません。マンジャロそのものの副作用というより、生活リズムの変化や栄養バランスの乱れが関係していると考えられています。
精神面への影響
マンジャロの副作用として、気分の落ち込みなどの精神的な症状は含まれていません。ただし、胃腸などの副作用の症状によって、間接的に気分が不安定になるケースは考えられます。
- 吐き気や胃もたれなどの身体的な不調が続く
- 食事量が減りエネルギー不足になる
- ダイエット中のストレスが増える
- 体重変化に対するプレッシャーが強い
特に、マンジャロの使い始めは、身体が変化に慣れず、気分が揺れやすくなる方もいます。精神的な不調が続く場合は、無理をせず医療機関に相談しましょう。
脱毛は起こるのか?
マンジャロの副作用として脱毛は含まれていません。ただし、ダイエットによる急激な体重減少や栄養不足、ストレスが重なると、休止期脱毛(抜け毛が増える状態)が起こる可能性があります。
特に以下のようなケースで脱毛が増えやすくなるため、マンジャロ使用中は、健康的なペースでの減量と栄養バランスの確保が大切です。
- 食事量を極端に減らしている
- タンパク質や鉄分、亜鉛などが不足している
- 急激に体重が落ちている
- 睡眠不足やストレスが続いている
眠気は出やすくなる?
マンジャロ自体の副作用として眠気は一般的ではありませんが、低血糖が起きた場合に眠気やだるさが出る可能性があります。
マンジャロによる低血糖は稀な副作用ですが、食事量が極端に少なすぎる場合には起きる可能性があります。眠気が強く続く場合は、食事内容や服薬状況を見直す必要があります。
副作用を軽減するためにできる対策は?
マンジャロの副作用として多い消化器系の症状を抑えるためには、食事の工夫や便秘対策、生活リズムの見直しが大切です。上手にコントロールして、体調の安定を目指しましょう。
食事の工夫(量・タイミング・選び方)

マンジャロの副作用として多い吐き気や胃もたれをやわらげるには、食べ方の調整が効果的です。食べる量やタイミングを工夫するだけでも、体がぐっと楽になります。
食べ方のポイント
- 一回の食事量を少なめにする
- 3食にこだわらず、数回に分けて食べる
- よく噛んでゆっくり食べる
- 満腹になる前に食事を終える
- 消化の悪い脂っこいものを控える
- 夜遅い食事を避ける
吐き気が出やすいときの工夫
- 消化の良いものを選ぶ
- 無理に食べず、食べられるタイミングで少量ずつ摂る
- 水分は少しずつこまめにとる
便秘対策
マンジャロ使用中は、腸のぜん動運動が抑えられるため、便秘が起こりやすくなります。
便秘をやわらげるポイント
- 水分をしっかりとる
- 水溶性食物繊維(オートミール、海藻、果物など)を意識する
- 発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)を取り入れる
- 適度に体を動かす
便秘が続く場合は、整腸剤や医師の判断による薬の使用も検討しましょう。
生活リズムを整えるコツ
生活リズムが崩れると、胃腸の働きが低下し、副作用が強く出る可能性があります。
- 睡眠時間を一定にする
- 朝食を軽くでもとる
- 軽い運動を習慣にする
体調が安定すると、マンジャロの効果も感じやすくなります。
注射する場所を変える
マンジャロは皮下注射にて行うため、同じ場所に続けて打つと赤みや腫れが出やすくなります。毎回、注射部位を少しずつずらして、ローテーションすることが推奨されています。
マンジャロとうまく付き合いながら継続するためのポイントは?
マンジャロの副作用は、体が薬に慣れるまでの一時的な反応として出るケースが多いです。
「無理に我慢する」のではなく、症状を観察しながら生活の工夫で負担を減らす姿勢が大切です。体調管理を優先して過ごしましょう。
体調管理とストレスケアを優先
マンジャロの副作用や体重変化へのプレッシャーで、気持ちが不安定になる方もいます。
「頑張らなきゃ」と思いすぎると、ストレスが増えて副作用が悪化するケースがあるため、考え方のコントロールも大切です。
- 体調が悪い日、気分がすぐれないときは休息を優先する
- 食べられる範囲で栄養をとる
- 完璧を求めず、できている部分に目を向ける
- 体重の変化に一喜一憂しない
医師の指示を守ることの重要性
副作用の出方やタイミングには個人差があります。
自己判断で量を増減したり、無理に続けたりすると、症状が悪化するリスクがあります。安全に続けるためには、医師との連携が大切です。
- 用量・頻度は必ず医師の指示に従う
- 副作用が強いときは早めに相談する
- 他の薬との飲み合わせも確認する
どんなときに医療機関へ相談すべき?
マンジャロ使用中に、以下のような症状が出た場合は受診を検討する必要があります。
- 吐き気や腹痛が強く、日常生活に支障が出ている
- 低血糖が疑われる症状(強い眠気・冷や汗・ふるえなど)が続く
- 脱水が心配なほど水分がとれない
- 体重が急激に落ちている
- 気分の落ち込みが続いている
まとめ
マンジャロの副作用の期間や症状についてご紹介しました。
人によって副作用の出やすさは個人差がありますが、マンジャロの副作用は、初期投与(2.5mg)と増量タイミングで強く出る傾向があります。数週間後の消化器系の副作用のピークを超えると、徐々に体が慣れていきます。症状が出やすいタイミングを理解しておくと安心して継続しやすくなります。
体調の変化が気になる場合は、早めにクリニックへ相談しましょう。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
マンジャロをご検討中の方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
マンジャロの副作用が出やすい時期はいつですか?
多くの方は、使い始めて1~2日目に消化器系の副作用を感じやすいです。特に吐き気・胃もたれ・食欲低下などの消化器症状が出やすく、マンジャロに体が慣れてくると徐々に落ち着く傾向があります。
治療開始直後は副作用が出やすいタイミングと理解しておきましょう。
マンジャロ副作用は何日目まで?
個人差はありますが、数週間後のピークを過ぎると軽くなるケースが多いです。症状が長く続く場合や、生活に支障が出る場合は、投与量の調整が必要になるケースがあります。
マンジャロの初日は気持ち悪いですか?
翌日から2日目あたりに吐き気や胃の不快感が出る方が多いです。これは胃腸の動きがゆっくりになる影響で起こりやすい反応です。
症状が強い場合は、食事量の調整や水分補給を意識すると、過ごしやすくなります。
マンジャロは情緒不安定になる?
マンジャロの副作用として情緒不安定は報告されていません。
ただし、急激な体重変化や食事量の減少、ダイエット中のストレスが影響して、気分が揺れやすくなる方もいます。不安が続く場合は、医師に相談しながら進めると安心です。
マンジャロの副作用を軽くする方法はありますか?
副作用をやわらげるには、食べ方の工夫と生活リズムの調整がとても効果的です。
以下のポイントを意識すると、症状が落ち着きやすくなりますし、副作用が出やすい時期も乗り越えやすくなります。
・食事量を少なめにする
・ゆっくりよく噛んで食べる
・水分をこまめにとる
・脂っこい食事を控える
・無理をせず、体調に合わせて過ごす
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
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