顔脱毛は老けるからしない方がいいって本当?【医師解説】
この記事でわかること
「顔脱毛をすると老ける」
「毛穴が広がる」
顔脱毛を検討しているものの、「顔脱毛はしないほうがいい」という情報を目にして一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、顔脱毛が直接の原因となって老けたり、毛穴が広がったりするのは、医学的な観点からは考えにくいといわれています。
むしろ、医療脱毛による顔脱毛は、肌のトーンアップや化粧ノリの改善を助け、健やかな肌状態を保つ効果が期待できる施術といえるでしょう。
この記事では、なぜこのような誤解が生まれたのか詳しく解説します。
また、顔脱毛のデメリットやリスクについてもお伝えし、後悔しないクリニック選びのポイントもご紹介します。
顔脱毛を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
顔脱毛で「老ける」は本当?
「顔脱毛をすると老けて見える」という噂を耳にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、これは医学的な根拠に基づいた話ではなく、いくつかの誤解が重なったものと考えられています。
なぜこのような噂が広まったのか、その背景と理由を以下に解説します。

なぜ「老ける」と言われるのか
顔脱毛で「老ける」と言われる主な理由は、紫外線による「光老化」と混同されているケースが多いからだといわれています。
光老化とは、紫外線(UV)による長年のダメージによりシワ・シミ・たるみなどが進行する老化現象を指します。
脱毛施術では光やレーザーを照射するため、「光を当てる=紫外線を浴びる」と誤解し、光老化と結びつけて考えてしまう方も少なくないでしょう。
しかし、医療脱毛で使用されるレーザーは紫外線とは異なる波長であり、一般的に肌の老化を促進する波長帯ではないとされています。
老けたと誤解される原因
顔脱毛で実際に老化が進むとは考えにくいですが、施術後の肌状態の変化によって、一時的に「老けた」と感じてしまう可能性はあります。
その主な原因としては、以下のような傾向が挙げられます。
施術後の保湿不足による乾燥
医療脱毛の施術後は、肌が一時的に敏感になり、水分が蒸散しやすい状態になります。
この時期に保湿ケアを怠ると、乾燥による小じわやハリ不足が目立ちやすくなる可能性があります。
紫外線対策不足によるダメージ
脱毛後の肌は、バリア機能が一時的に低下しているため、紫外線のダメージを受けやすいです。
施術後に十分な紫外線対策をせずに外出すると、メラニン色素が過剰に生成され、シミが増えたように感じる恐れがあります。
肌のトーンアップによる既存のシミの目立ち
顔脱毛によって産毛がなくなると、肌全体がトーンアップします。
すると、今まで産毛に隠れて目立たなかった既存のシミやそばかすが、相対的に目立つようになる場合があり、「老けた」と感じられるかもしれません。
顔脱毛で「毛穴が広がる」は本当?
顔脱毛によって毛穴が広がるとは考えにくく、むしろ適切に施術を受けると毛穴が引き締まって見える効果が期待できます。
脱毛によって産毛による物理的な押し広げがなくなり、皮脂や汚れが詰まりにくくなるため、毛穴が清潔に保たれやすくなるからです。
「毛穴が広がる」という心配の声は、施術直後の一時的な肌の変化による誤解である場合が多いといえるでしょう。
なぜ「毛穴が広がる」と言われるのか
顔脱毛後に「毛穴が広がった」と感じる主な原因は、毛がなくなると今まで隠れていた毛穴の出口が露出するためだと考えられています。
その他、次のような理由が挙げられます。
- 産毛がなくなって毛穴が目立つ
- 脱毛直後の、毛穴が露出した状態
- 施術後、乾燥しやすくなり皮脂分泌が増え、皮脂が毛穴に溜まる
- 脱毛の刺激による毛穴周辺の炎症
毛がなくなったために、毛穴の影が視認しやすくなり、一時的に目立つように感じる場合がありますが、物理的に毛穴が開くわけではありません。
また、脱毛後の肌は一時的に乾燥しやすくなります。
そのため皮脂分泌が増え、過剰な皮脂が毛穴に溜まって毛穴が大きく見える場合があるでしょう。
加えて、脱毛時の刺激により毛穴周辺に軽い炎症が起こる場合があります。
赤みや腫れのため毛穴が広がったという印象につながる場合がありますが、一時的な現象であり、施術後の適切なケアによって最小限に抑えられます。
毛穴が目立つ場合の対策
毛穴が目立つと感じる場合は、施術後の肌状態やケア方法が影響している可能性があります。
以下のポイントを意識すると、毛穴の見え方が落ち着く効果が期待できます。
| 毛穴が目立つ原因 | 肌状態 | 対策 |
| 脱毛直後の一時的な毛穴の開き | 毛がなくなった直後は、毛穴の出口が露出した状態 | 施術後の冷却、保湿ケア |
| 乾燥による皮脂分泌の増加 | 水分不足を補おうとして皮脂が過剰に分泌される | 化粧水・乳液などで十分に保湿する |
| 脱毛後の炎症や赤み | 毛穴周辺の皮膚が炎症を起こす | 施術後の冷却、保湿ケア |
| 紫外線ダメージ | 施術後は紫外線ダメージを受けやすい | 日焼け止めや帽子を使うなど、紫外線対策を行う |

顔脱毛のデメリットとリスク
顔脱毛には多くのメリットがある一方で、施術を受ける前に知っておくべきデメリットやリスクもあります。
以下にて詳しく解説していきます。
施術時の痛み
顔は皮膚が薄くて骨に近い部位のため、他の部位よりも痛みを感じやすい傾向があります。特に額や鼻下は、痛みを感じやすい箇所です。
最新の医療脱毛機器には冷却機能が搭載されており、従来の機器に比べて痛みは大幅に軽減されていますが、チクッとした痛みを感じる可能性があります。
また、多くのクリニックで麻酔クリームも使用可能ですので、痛みに抵抗がある方はカウンセリング時の相談をおすすめします。
肌トラブル・硬毛化の可能性
顔脱毛後には、体質や肌状態によって以下のような反応が見られる場合があります。
多くは一時的なものですが、事前に知っておくと不安を軽減できます。
| 起こりうる症状 | 症状の内容 | 対応方法 |
| 赤み・腫れ | 施術後に一時的な赤みや腫れが出るケースがある | 冷却・保湿をしっかりと行う |
| 毛嚢炎 | 肌のバリア機能が一時的に低下し、毛穴に細菌が入り込んで炎症が起こる | 患部を清潔に保つ長引く場合は薬による治療を行う。 |
| 硬毛化 | 毛が以前よりも太く、濃くなる | 照射休止・他機種レーザーへの切り替えなどで対応 |
これらのリスクに対して、当クリニックでは医師が責任を持って診察し、必要に応じて外用薬や内服薬を処方いたします。
施術後の診察やカウンセリングは無料ですので、安心して施術を受けていただけます。
脱毛完了までにかかる期間
顔脱毛は1回で完了するものではなく、毛周期に合わせて複数回の施術が必要です。
個人差はありますが一般的には、5〜10回の施術が必要とされています。
施術間隔は1〜2ヶ月に1回が目安なので、完了まで1年以上を要する場合も少なくありません。
脱毛完了までにかかる期間は、毛質・毛量・お肌の状態・どの程度減らしたいかにより個人差があります。
カウンセリングでご自分の理想の状態を伝え、必要な回数を決めると良いでしょう。
顔脱毛でむしろ若々しく見える理由
顔脱毛は不安が注目されがちですが、適切に行うと肌の印象が変わるケースもあります。
ここでは、顔脱毛によって期待できるポジティブな変化を紹介します。

肌がトーンアップする
顔脱毛を受けると、肌全体がトーンアップし明るい印象に見える効果が期待できます。
顔の産毛は一本一本は細いですが、密集して生えていると顔全体に影を作り、くすみの原因になる傾向があります。
脱毛によってこれらの産毛を取り除くと、肌本来の明るさが引き立ち、光の反射も良くなるため、透明感のある肌を目指しやすくなるといわれているのです。
化粧ノリが改善する
顔脱毛によって肌の凹凸が減るため、化粧ノリが大幅に改善される傾向があります。
産毛がなくなるとファンデーションが肌に密着しやすくなり、毛による「浮き」が軽減されるためです。
結果として、化粧崩れやヨレが起こりにくくなり、朝のメイク時間を短縮できる可能性も高まると考えられます。
自己処理ダメージが軽減する
顔脱毛の大きなメリットは、自己処理による肌への負担を大幅に軽減できる点にあります。
カミソリ等による自己処理は、皮膚を傷つけ、肌荒れや色素沈着の原因になる傾向があります。
顔脱毛によって自己処理の頻度を減らすと、肌本来のバリア機能が保たれやすくなり、結果として健康的で明るい印象の肌を目指せるでしょう。
ジェントルマックスプロプラスによる脱毛の特徴
当クリニックでは、幅広い肌質・毛質に対応しやすい最新医療脱毛機器「ジェントルマックスプロプラス」を採用しています。
ジェントルマックスプロプラスが選ばれる理由
本機器は、2種類の異なるレーザー波長を使い分けられるため、顔特有の細い産毛から太い毛まで、効率的にアプローチできる点が特徴です。
特に、照射時間を細かく調整できる機能(パルス幅の可変)により、従来の機器では反応しにくかった色の薄い産毛に対しても、適切な刺激を与えられる傾向があります。
医療機関ならではの精密な設定変更により、デリケートな顔の肌にも配慮した施術が可能です。
ジェントルマックスプロプラスの主な特徴
| 特徴 | 内容 | 顔脱毛におけるポイント |
| 2種類のレーザーを搭載 | アレキサンドライトレーザー(755nm)とヤグレーザー(1064nm)の2波長を1台に搭載 | 肌質や毛質に応じてレーザーを使い分けやすく、産毛から根深い太い毛まで対応しやすい |
| アレキサンドライトレーザー | メラニン色素に反応しやすく、細くて薄い毛にも反応しやすい特性 | 顔の産毛など、色が薄く細い毛が気になる部位に向いている |
| ヤグレーザー | 波長が長く、皮膚の深部まで届きやすい | 肌の色や毛の状態に配慮しながら照射しやすい |
| 高出力・ハイスピード照射 | 従来機「ジェントルマックスプロ」と比べ、照射出力や照射スピードが向上 | 施術時間の短縮につながり、通院時の負担を軽減しやすい |
| 冷却機能(DCD™) | 照射直前に冷却ガスを噴射するダイナミッククーリングデバイスを搭載 | 熱感や痛みを感じにくくする工夫がされており、顔などデリケートな部位にも配慮されている |
顔脱毛では、毛質や肌質に個人差があるため、レーザーの種類や照射条件を細かく調整できるかどうかが重要になります。
ジェントルマックスプロプラスは、こうした調整がしやすい設計の医療レーザー機器なのです。
ジェントルマックスプロプラスが向いている人
ジェントルマックスプロプラスは、次のようなお悩みの方に選ばれています。
- 細い毛もしっかり脱毛したい方
- できるだけ短時間で済ませたい方
- 顔脱毛での刺激や痛みをできるだけ抑えたい方
- 肌トラブルのリスクを考え、医療機関での脱毛を検討している方
顔は皮膚が薄くデリケートな部位のため、機器の性能だけでなく、肌状態を見極めながら調整できるかどうかも重要になります。
ジェントルマックスプロプラスは、こうした点を踏まえた施術が行いやすい機器のひとつなのです。

顔脱毛で後悔しないために
顔脱毛で後悔しないために、知っておきたいことをまとめました。
顔脱毛を検討する際に確認したいポイント
顔脱毛はクリニックによって対応範囲や費用、サポート体制が異なります。
事前に以下の点の確認が大切です。
| 確認ポイント | 内容 | チェックしておきたい点 |
| 照射範囲 | 顔脱毛に含まれる部位はクリニックごとに異なる | 眉間・鼻・もみあげなどが含まれるか事前に確認 |
| 追加料金の有無 | 施術料金以外に発生する費用 | 麻酔代・シェービング代・キャンセル料の有無 |
| アフターケア体制 | 施術後の肌トラブルへの対応 | 医師の診察をすぐに受けられるか |
※当クリニックでは、麻酔料金を除き、原則として追加料金はかかりません。
再診料は無料、剃り残しのシェービングサポート、前営業日までのキャンセル料も無料で対応しています。
医療機関ならではの安心できるサポート体制
顔脱毛は肌への影響が出やすい部位だからこそ、どのような体制で施術やアフターケアが行われるかが、クリニック選びの重要な判断基準になります。
医療機関で行う脱毛の大きな特長は、医師の管理のもとで安全性に配慮した施術が受けられる点にあるといえるでしょう。
当クリニックでは、施術はすべて医療資格を持つ医療従事者が担当し、事前の診察では一人ひとりの毛質や肌状態を丁寧に確認します。
施術後に赤みや乾燥、毛嚢炎などの肌トラブルが起こった場合も、医師が責任を持って診察・対応できる体制を整えています。
症状に応じて外用薬や内服薬の処方が可能な点も、医療脱毛ならではの安心材料です。
まれに起こる硬毛化・増毛化といった反応に対しても肌や毛質の変化に応じて施術方法を見直し、必要に応じた対応ができます。
万が一のときにも相談できる安心感が、医療機関で脱毛を受ける大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
「顔脱毛で老ける」「毛穴が広がる」という噂は、医学的根拠のない誤解です。
むしろ、適切なアフターケアを行えば、顔脱毛は肌のトーンアップや化粧ノリの改善、自己処理ダメージの軽減など、若々しく美しい肌を目指せる施術です。
ただし、施術後の保湿や紫外線対策を怠ると、一時的に肌トラブルが起こる可能性もあり、痛みや硬毛化などのリスクもゼロではありません。
これらのデメリットやリスクを最小限に抑えるためには、適切なクリニック選びが重要です。
当クリニックでは、最新の医療脱毛機器ジェントルマックスプロプラスを使用し、豊富な経験と確かな技術、万全のアフターフォロー体制で、顔脱毛をご提供しています。
顔脱毛をご検討の方は、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
施術当日にメイクをして帰ることはできますか?
はい。施術後のメイクは可能です。
施術当日は、紫外線対策と保湿を徹底してください。
ニキビがあっても顔脱毛は受けられますか?
ニキビの状態によりますが、医師の診察によって判断されるのが一般的です。
炎症が強いニキビや化膿している部位は、避けて照射するか、治ってからの施術を提案される場合があります。
まずは医師に現在の肌状態を確認してもらいましょう。
硬毛化(毛が太くなる)のリスクはありますか?
顔脱毛において、稀に毛が以前よりも太くなる「硬毛化」が起こる可能性はゼロではありません。
万が一、硬毛化が疑われる場合には、レーザーの種類を変更したり、照射を一時休止したりといった対応が取られるのが一般的です。
医療機関であれば、医師が経過を診察し、適切な処置を提案できる体制が整っています。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
関連記事
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









