いちご鼻は一生治らない?黒ずみの原因とタイプ別の正しい治し方を解説
この記事でわかること
「いちご鼻は一生治らない」と諦めていませんか?
結論から言うと、いちご鼻は適切なケアや治療を行うことで悪化を防ぎ、改善することが可能です。
「一生治らない」ということはありません。
いちご鼻改善の必須条件は、「毛穴の洗浄」と「毛穴の引き締め」をセットで行うことです。まずは自分のタイプを知り、最適な治療法を見つけることから始めましょう。
目次
あなたの毛穴タイプはどっち?タイプ別診断と推奨される美容治療
いちご鼻には大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれアプローチが異なります。

1. 「詰まり毛穴」タイプ(ザラザラ・ブツブツ)
状態: 毛穴に詰まった角栓が酸化して、黒く盛り上がった状態。触るとザラザラしています。
原因: ターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌、汚れの蓄積です。
おすすめの治療:
ハイドラフェイシャル: 水を使用したピーリング。水流の力で毛穴の奥まで洗浄し、黒ずみを改善します。
ケミカルピーリング: 角栓を溶かして除去するピーリング。お肌のターンオーバーを整えます。


2. 「メラニン毛穴」タイプ(ツルツル・ポツポツ)
状態: ザラザラ感はないのに、毛穴が黒く目立ちます。毛穴のフチにメラニン色素が沈着し、円形状に黒ずみになっている状態です。これは汚れではないため、どれだけ洗っても物理的に取り除くことはできません。
原因: 紫外線や摩擦などの刺激が主な原因です。また、毛穴に詰まった角栓が酸化してメラニンが増えるケースもあります。
おすすめの治療:
レーザートーニング: 低出力のレーザーを照射し、肌への負担を抑えながら蓄積したメラニンを除去します。毛穴の引き締めや透明感アップにも効果的です。
ケアシス(エレクトロポレーション):イオン導入の約20倍の浸透力で、美白有効成分を肌の奥深くまで届けます。特にメラニンの活性化を抑えるトラネキサム酸などの薬剤を導入することで、メラニン毛穴の根本的な改善を目指せます。


【全タイプ共通】毛穴の「開き」へのアプローチ
汚れや色素をケアしても、毛穴が開いたままだとすぐに汚れが溜まって再発します。
ポテンツァ(POTENZA):極細のマイクロニードルで肌に微細な穴を開けながら、高周波(RF)を真皮層へ照射し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する治療です。さらに、美肌有効成分を同時に導入(ドラッグデリバリーモード)することで、肌の再生力を高め、毛穴の開きやニキビ跡など幅広い肌悩みの改善が期待できます。
ダーマペン4:針で皮膚に穴をあけて有効成分を浸透させる治療法。肌が持っている自然治癒力を活かし、コラーゲンやエラスチンの生成によりお肌の再生が促されます。お肌が再生される過程で、蓄積したメラニンも一緒に排出されていくため、メラニン毛穴の改善も期待できます。
ジュベルック:「ポリ乳酸(PDLLA)」と「非架橋ヒアルロン酸」を組み合わせたスキンブースター製剤です。ポリ乳酸(PDLLA)はコラーゲンの生成を促進し、非架橋ヒアルロン酸は肌の保水力を高める働きがあるため、内側から肌のハリや弾力を引き出します。これにより、毛穴の開きやたるみ毛穴、ニキビ跡の凹み、小ジワなどの改善が期待できます。
いちご鼻が悪化する原因

良かれと思って行っているケアが、逆にいちご鼻を悪化させてしまうことがあります。
知らずにやってしまっていたNG行動を見直すことが、いちご鼻改善の第一歩です。
①指で詰まった角栓を押し出す・毛穴パック
毛穴への強い刺激は、毛穴の開きを悪化させる可能性があります。
また、貼って剥がすタイプの毛穴パックは剥がす際に肌に傷がつきやすく、色素沈着や乾燥を引き起こす可能性があります。
②洗いすぎ・強すぎる洗顔
クレンジングや洗顔時にゴシゴシ強い力で洗ってしまうと、必要な皮脂まで取り除いてしまい、皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。
③保湿不足
肌の乾燥は皮脂の分泌を促し、ターンオーバーの乱れにつながります。これにより角栓ができやすくなり、毛穴の黒ずみが目立ちやすくなります。
④紫外線対策不足
紫外線対策を怠ると、メラニンの生成が促進され、毛穴のフチが黒ずんで見える「メラニン毛穴」が悪化しやすくなります。
いちご鼻を悪化させないために!自宅でできるセルフケア

いちご鼻は、日々のスキンケアを見直すことで改善できるケースも少なくありません。
まずは自宅でできるケアから始めてみましょう。
① 洗顔はしっかり泡立てて行う
毛穴汚れを落とそうとして強く洗ってしまうと、かえって毛穴トラブルを悪化させてしまいます。
洗顔料はしっかり泡立て、泡で包み込むように優しく洗うのがポイントです。また、洗い流す際は32〜34℃程度のぬるま湯を使い、肌への負担を抑えましょう。
②クレンジングを見直す
メイクや皮脂汚れが十分に落とせていないと、毛穴詰まりの原因になります。
ナチュラルメイクでもクレンジングを使用することで、毛穴の奥の汚れまでしっかり落とすことができます。自分の肌質に合ったタイプ(オイル・ジェル・バームなど)のクレンジングを選ぶことも大切です。
③保湿を徹底する
化粧水で水分を補った後は、乳液やクリームでしっかりフタをして、水分の蒸発を防ぎましょう。
④毎日の紫外線対策
外出時はもちろん、室内でも紫外線の影響を受けるため、毎日日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。
⑤角質ケアを取り入れる
角栓の蓄積を防ぐために、酵素洗顔やピーリングなどの角質ケアを取り入れるのも効果的です。
やりすぎは肌への負担になるため、週1〜2回程度を目安に、無理のない頻度で行うことが大切です。
まとめ
「いちご鼻は一生治らないのでは…」と不安に思っていた方もいるかもしれません。ですが、正しいケアを行えば改善は十分に可能です。
大切なのは、まず自分の毛穴タイプを正しく知ること。
詰まり毛穴なのか、メラニン毛穴なのかによって、適切な対処法は異なります。
そのうえで、以下のポイントを意識してみてください。
- 角栓の押し出しや強い洗顔などのNG行動をやめる
- 正しい洗顔・保湿・紫外線対策を習慣にする
- 必要に応じて角質ケアを取り入れる

まずは、この基本的なセルフケアを丁寧に続けることが、いちご鼻改善の第一歩です。
それでも改善が見られない場合は、美容医療によるアプローチを取り入れることで、より効率的に改善を目指すこともできます。悪化させてしまう前に、自分に合った方法を選ぶことが、いちご鼻改善への近道です。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
いちご鼻を治す方法はありますか?
はい、いちご鼻は適切なケアを行うことで改善が可能です。
まずは自分の毛穴タイプ(詰まり毛穴・メラニン毛穴)を見極め、
- 正しい洗顔
- 保湿
- 紫外線対策
といった基本的なセルフケアを継続することが大切です。
黒ずみが長期間続いている場合や改善が見られない場合は、美容医療による治療を取り入れることで、より効率的に改善を目指せます。
おすすめの美容医療
- ハイドラフェイシャル
- ケミカルピーリング
- レーザートーニング
- ケアシス(エレクトロポレーション)
- ポテンツァ(POTENZA)
いちご鼻のNG行動は?
いちご鼻を悪化させるNG行動には以下のようなものがあります。
- 指で角栓を押し出す
- 毛穴パックのやりすぎ
- ゴシゴシと強い洗顔
- 保湿不足
- 紫外線対策をしない
これらの行動は毛穴にダメージを与えたり、皮脂の過剰分泌やメラニン生成を引き起こし、黒ずみを悪化させる原因になります。
いちご鼻の角栓はどうやって取るの?
角栓は無理に押し出すのではなく、やさしくケアすることが重要です。
自宅では、
- しっかり泡立てた洗顔
- クレンジングでの汚れ除去
- 酵素洗顔やピーリング(週1〜2回
といったケアで、徐々に角栓の蓄積を防ぐことができます。
すでに詰まっている角栓を一度で完全に取り除くのは難しいため、日々のケアを継続することが大切です。
より確実に除去したい場合は、ハイドラフェイシャルなどの毛穴洗浄治療を検討するのも一つの方法です。
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
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