エラの張りをやわらげてフェイスラインをすっきり見せたい方にとって、エラボトックスは魅力的な選択肢です。ただ、「エラボトを受けるとたるむ」という噂を耳にすると、不安が大きくなりますよね。
実際には、エラボトックス後の変化には個人差があります。
咬筋の発達具合や肌のハリなどの条件によって、たるみが出やすい方と出にくい方がいるためです。
この記事では、エラボトックスでたるむ理由や、たるみを防ぐためのポイント、もしたるみが出た場合の対処法まで丁寧に解説します。
エラボトックスをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧くださいね!
エラボトックス注射をするとたるむって本当?
エラボトックス注射でたるむケースはあります。ただし、すべての方に起きるわけではありません。
ボトックス注射で咬筋が急にゆるむと、周りの皮膚がその変化に追いつかず、たるみがでる可能性があるのです。
エラボトックスとはどんな施術
エラボトックスは、咬筋にボトックスを注入して筋肉の緊張をゆるめる施術です。
咬筋の働きが落ち着くと、張っているエラが少しずつスリムになり、フェイスラインがすっきり見えるようになります。
小顔効果だけでなく、食いしばりや歯ぎしりが軽くなるケースもあり、日常の負担を減らす目的で受ける方もいます。
輪郭の変化と顎への負担軽減の両方が期待できるため、人気が高い施術です。
エラボトックスでたるむのはなぜ?
エラボトックスでたるむ主な理由は、咬筋のボリュームが急に減る変化に皮膚が追いつかないためです。さらに、肌のハリや弾力が低下している場合や、注入量が適切でない場合もたるみにつながる可能性があります。
原因①:咬筋が急に弱くなり、皮膚を支える力が低下する
エラボトックスで咬筋の働きが急に弱まると、筋肉に支えられていた部分がゆるみ、皮膚が下がりやすくなります。特に咬筋がしっかり発達している方は、ボリュームの変化が大きくなるため、皮膚がその変化に追いつかず、たるみが目立ちやすくなります。
筋肉のサイズが大きいほど、ゆるんだ際のギャップが生まれやすく、頬やフェイスラインのたるみにつながる可能性があります。
原因②:もともと肌のハリが弱い・加齢によるたるみが進んでいる
皮膚のハリが弱い場合は、エラのボリュームが減ったときに余った皮膚が下がりやすくなります。
特に40代以降は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少により、肌のハリや弾力の低下が表面化し始めているため、咬筋のゆるみが肌のたるみとして現れやすくなります。
原因③:過剰な量のボトックスを注入した場合
ボトックスの量が多すぎると、咬筋の働きが必要以上に弱まり、エラのボリュームが急に減りやすくなり、たるみの原因となります。
一度の注入量が多い場合だけでなく、短い間隔で打ち続けた場合も筋肉の動きが弱まりすぎてしまいます。
エラボトックスで自然な変化を目指すためには、適切な量の調整と無理のない施術頻度が大切です。
原因④:たるみが目立ちやすいタイプの顔立ちである
骨格や筋肉のつき方、脂肪量のバランスによっては、エラボトックス後にたるみが目立ちやすいタイプがあります。たとえば、もともと頬がコケやすい方は、エラがスリムになると頬のボリューム不足が強調され、フェイスラインが崩れやすくなります。
逆に、頬や口横などに脂肪が多いタイプは、エラのボリュームが減ることで口元や顎下の脂肪が目立ち、たるみが強調されるケースもあります。
もしエラボトックスでたるんだらどうする?対処法はある
エラボトックス後にたるみが出ても、ボトックスの効果は時間とともにゆるやかに戻るため、たるみは自然に落ち着いていきます。
また、肌のハリを補う施術を取り入れて、より早い改善を目指すこともできます。
対処法①:時間経過で改善するケース
エラボトックスの効果はずっと続くわけではなく、3〜6カ月ほどでゆっくり弱まります。
効果が切れてくると咬筋の働きが戻り、エラの張りが少しずつ元の状態に近づくため、時間とともにたるみが気にならなくなります。
対処法②:ハリや弾力を改善する施術を受ける
エラボトックスでたるみが出やすい方は、もともと肌のハリが低下しているケースが多いため、ハリ・弾力の改善やリフトアップ効果のある施術を取り入れると、たるみが改善しフェイスラインが整いやすくなります。
ボトックスと相性が良い施術も多いため、たるみの原因を確認しながら、医師と相談して適したケアを選びましょう。
エラボトックスでたるまないための対策とは?
エラボトックスでたるみを防ぐには、施術前の正確な診断と施術後の過ごし方がとても大切です。
経験豊富な医師であれば、たるみが出やすいタイプかどうかを事前に判断でき、必要であれば他の施術を優先する選択肢も提案してくれます。
施術経験のある医師の診断が重要
たるみを予防するためには、医師による見極めが欠かせません。
お顔のタイプ、咬筋の発達具合、肌のハリなどを総合的に判断することで、無理のない施術計画が立てられます。
- たるみが出やすいタイプか事前に判断できる
- 自分の顔立ちや肌の状態に合った施術方法を選べる
- 適切な注入量・注入ポイントでリスクを抑えられる
仕上がりの満足度は医師の経験に左右されやすいため、症例数が多く、カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶと安心です。
ダウンタイムの過ごし方
施術後の過ごし方も、たるみを防ぐための大切なポイントです。
注入直後は肌がデリケートな状態のため、余計な刺激を避けて過ごしましょう。
たるみのリスクを抑えながら、より自然な仕上がりを目指せます。
- 強いマッサージを避ける
- 顔を強くこすらない
- 長時間の入浴やサウナ、激しい運動を控える
たるみ対策におすすめの施術とは?
エラボトックス後に頬やフェイスラインのたるみが気になる場合は、肌を引き締めてリフトアップを促す施術が効果的です。医療ハイフやデンシティ、ヒアルロン酸リフト、糸リフトなどがおすすめで、切らずにたるみケアができて、自然な変化を求める方にも取り入れやすいのが特徴です。
医療ハイフ(シュリンク)
医療ハイフは、高密度の超音波エネルギーを肌の深い層に届け、内側からたるみを引き上げる施術です。
真皮よりさらに深いSMAS筋膜にまで熱が届くため、肌の土台からしっかり引き締める効果が期待できます。
しわやたるみ、マリオネットラインの改善、小顔効果を求める方に選ばれやすい施術です。
当クリニックでは、シュリンクユニバースとも呼ばれるウルトラフォーマーMPTを採用しています。
医療ハイフ(ウルトラフォーマーMPT)の施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
医療ハイフ(HIFU)によって真皮〜SMASに熱エネルギーを加えることで、肌の深い層から引き締める施術です。たるみ、しわの改善、リフトアップ、小顔効果が期待できます。(HIFUリフト®)
真皮浅層にハイフを照射するとともに、美白・美容成分を導入する施術です。(HIFUブースター®) |
| 料金 |
HIFUリフト® 全顔+顎下 初回77,000円 |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
紅斑(数時間~数日程度)、浮腫(数日程度)、鈍痛(数日~1週間程度)、痺れ(数日~数週間程度) |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
デンシティ(DENSITY)
デンシティは、高周波RFの熱エネルギーを肌の内側に届けて、たるみを引き締める施術です。
モノポーラRFとバイポーラRFを同時に照射できるため、真皮層から皮下脂肪層まで幅広くアプローチできるのが特徴です。
熱刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリ・ツヤ感の向上、小じわやたるみ・もたつきの改善、タイトニング効果が期待できます。
デンシティの施術例
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
デンシティは、高周波RFをお肌の真皮層や皮下組織に照射することで、顔のもたつきやたるみを改善する施術です。
その他にもお肌のハリ・艶感、顔の引き締め、小ジワの改善効果なども期待できます。 |
| 料金 |
ロイヤル(HIFU+デンシティ)450ショット 1回 103,000円 |
| 期間・回数 |
1回・60分ほど |
リスク (副作用) |
一時的に熱感や浮腫(むくみ)を生じる可能性があります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
ヒアルロン酸リフト
ヒアルロン酸リフトは、皮膚や脂肪を支える支持靭帯(リガメント)を補強するようにヒアルロン酸を注入し、お顔全体を自然に引き上げてたるみを改善する施術です。
土台を支える力を補うため、無理のないリフト感が出やすいのが特徴です。
たるみの状態や仕上がりのイメージに合わせて、解剖学に基づいた注入ポイントであるMDコードに沿って丁寧に注入します。骨格や皮膚の厚み、お悩みの出方に合わせて、最適な位置や注入量を細かく調整していきます。
エラボトックス後にたるみが気になり始めた方にも、頬や口元、フェイスラインを整えるアプローチとして相性が良い施術です。
ヒアルロン酸リフトの施術例(ボリフトXC 2本・ボリューマXC 2本)
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
靭帯(リガメント)の緩みをヒアルロン酸で補強することで、顔全体がリフトアップさせる施術です。
ヒアルロン酸を浅い層へ注入し、ほうれい線やマリオネットラインなどを目立ちにくくする効果もあります。 |
| 料金 |
242,000円(ジュビダームビスタ®ボリフトXC 2本・ジュビダームビスタ®ボリューマXC 2本) |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
針を刺した部分や注入部分に赤みや腫れが、1~7日程度生じることがあります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフト(スレッドリフト)は、コグ(トゲ)の付いた医療用の糸を皮下に通し、たるんだ部分を物理的に引き上げる施術です。頬やフェイスラインのもたつきが気になる方に向いていて、見た目の変化を実感しやすい点が大きな魅力です。
リフトアップ力が強いため、たるみが進んでいる方でも効果を感じやすい傾向があります。
使用する糸には種類があり、持続期間や引き上げの強さが異なるため、お悩みや仕上がりのイメージに合わせて選択できます。自分に合ったリフトアップを目指しやすい施術です。
糸リフト(スレッドリフト)の施術例(テスリフト4本・VOVリフト8本)
施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)
| 施術 |
糸リフトは、特殊な医療用吸収糸(溶ける糸)に小さな突起(コグ)が付いた糸を使い、たるんだお顔をリフトアップする施術です。
これにより、フェイスラインがすっきりし、ほうれい線も目立ちにくくなるなど、若々しい印象へと導きます。 |
| 料金 |
313,500円(テスリフト4本・VOVリフト8本) |
| 期間・回数 |
1回・40分ほど |
リスク (副作用) |
1〜2週間程度、針を刺した部分や挿入部分に赤みや腫れ・窪みが生じることがあります。 |
※注意事項:治療の結果には個人差があります。
まとめ
エラボトックス後に起こるたるみについてご紹介しました。
エラボトックスはエラをスッキリさせる人気の施術ですが、咬筋のボリュームやお肌のハリの状態によっては、たるみが出やすい方はいます。
当クリニックでは、たるみがでる可能性がある方には、事前にお伝えいたします。引き締めやリフトアップを目的とした施術を組み合わせなど、さまざまな選択肢から、お悩み改善に適したご提案をさせていただきます。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
エラボトックスにご興味のある方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!