目の上の脂肪が気になる方必見!改善法を解説します!


この記事でわかること
目の上の脂肪が多いと、瞼が重たく感じたり、たるみが気になる方も多いのではないでしょうか。 さらに、眠そうに見えたり、疲れた印象を与えることもありますよね。
目の上の脂肪は、セルフケアで改善されることもありますが、根本的に解消するなら美容医療の施術がおすすめです。
今回は、目の上の脂肪が多い方に向けて、その原因や改善方法、また効果的な美容医療の施術についてご紹介します。
目次
目の上に脂肪が多い原因とは?
目の上の脂肪は、主に遺伝や加齢の影響で目立つことが多いです。
まずは、具体的な理由を一つずつ見ていきましょう。
一重まぶたなど遺伝的な要因
一重まぶたは脂肪が多い傾向があるため、まぶたが重たく感じる方も多いです。一重まぶたは東洋人に多く見られ、その原因は遺伝によるものが大半とされています。
まぶたの脂肪には、皮膚表面に近い「ROOF」と、筋肉の奥にある「眼窩脂肪(がんかしぼう)」の2種類があります。
これらの脂肪は、二重整形の施術によって除去することも可能です。
一重まぶたをセルフケアで改善するには限界があるので、気になる方は美容医療の施術を検討するのもおすすめです。
加齢によるたるみや皮膚の変化

年齢を重ねると、皮膚は徐々に薄くなり弾力を失います。特に、目元の皮膚は元々薄いため、加齢の影響を受けやすいのが特徴です。
肌の弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚にたるみが生じ、まぶたが重く感じるようになります。
さらに、紫外線も肌の老化を加速させる大きな原因の一つです。UV-Aは肌の深層までダメージを与え、たるみやシワを引き起こし、老化を進行させます。 また、加齢によりまぶたの筋肉が弱まると、目の形状を支える「眼窩脂肪(がんかしぼう)」が下垂し、たるみが生じやすくなります。
目の上のたるみは、加齢とともに進行すると、セルフケアだけでは改善が難しいケースが多いです。 根本的に解消したい場合は、美容医療の施術を取り入れるとよいでしょう。
浮腫みや不規則な生活習慣

夜更かしや睡眠不足が続くと、体全体の水分バランスが崩れ、目の周りに余分な水分が溜まりやすくなります。
目の上の脂肪も目立つようになり、腫れぼったい印象を与えるため、十分な睡眠時間を確保しましょう。
また、塩分を多く摂取すると、体は水分を保持しようと溜め込むため、浮腫みが生じやすくなります。 外食や加工食品は塩分が多く含まれているため、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
目の上の脂肪がもたらす影響は?
目の上の脂肪が多いと顔の印象に影響を与えることがあります。また、機能面でも問題になるケースもあるので、当てはまるか確認しましょう。
影ができて老けた印象に見える
加齢により、目の周りを支える皮膚のハリや弾力が失われると、目のくぼみが目立ちやすくなります。
また、目の筋肉である「眼輪筋(がんりんきん)」も衰えることで、たるみを支えきれなくなり、影が生じることが多いです。
こうした目の上のくぼみやたるみは、老けた印象を与えるため、悩まれる方も少なくありません。
目が小さく見えて眠たい印象を与える
目の上に脂肪が多いと、目が小さく見えたり、眠たそうな印象を与えることがあります。 これは、上まぶたに脂肪が蓄積され、腫れぼったくなることが原因です。
この現象は、一重まぶたの方だけでなく、二重まぶたの方にも起こります。遺伝的な要因に加え、体重の増加によって生じることも多いです。
目が開きくく、視界が狭くなることも
目の上の脂肪は、目の開きを妨げたり、視界を狭くすることがあります。
本来、目を開く際には「眼輪筋(がんりんきん)」という目の周りの筋肉を使いますが、瞼が重い場合、眉や額の筋肉を過剰に使ってしまいます。このような状態が続くと、額にシワができるだけでなく、肩こりや頭痛の原因にもなるため注意が必要です。
また、このような症状は「眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)」の可能性も考えられます。 眼瞼下垂症は、上まぶたが十分に上がらず、たるみや重さによって視野が狭まってしまう状態のことです。
この症状は、日常生活に支障をきたすことがあるため、専門の医療機関で診断や治療を受けることが推奨されます。セルフケアとして、目元のマッサージやトレーニングを行うと症状を悪化させる場合もあるので注意しましょう。
目の上の脂肪はセルフケアで改善できる?

目の脂肪を改善する方法として、トレーニングやマッサージが効果的とされています。
日常生活に簡単に取り入れることができるので、ぜひ試してみてください。
眼輪筋エクササイズ
眼輪筋(がんりんきん)は目の周りにある筋肉で、目を開閉したり、瞬きをしたりする働きを担っています。 また、目元の血流を促進する役割もあり、目の健康を保つために重要な筋肉です。
定期的に眼輪筋を鍛えることで、目元が引き締まり、若々しい印象を保つ効果が期待できます。
眼輪筋体操
- 1, 2秒間目を閉じる
- 2, 軽く瞬きを2回行い、目をギューっと瞑る(上瞼に力を入れるイメージ)
- 3,1日5セットを5回繰り返す
リフトアップエクササイズ
- 1, 目を閉じた状態で眉毛をゆっくり上げる
- 2, 眉毛を上げたまま5秒キープ
- 3, ゆっくり眉毛を戻す
- 4, 同じ工程を3回繰り返す
上瞼マッサージ
目の上の脂肪が気になる人は、マッサージも効果が期待できます。
特に、目の周りを温めると血行を促し、脂肪を減らしやすくなるので積極的に取り入れてみてください。
ホットタオルを使ったマッサージ
- 1, 濡らしたタオルを絞りレンジで30秒〜50秒程度温める
- 2, 目元に30秒程度蒸しタオルをあてる
- 3, 蒸しタオルを外し、上瞼を軽く押しながらマッサージする
上瞼たるみ改善マッサージ
- 1, こぶしで小さな円を描きながら額の凝りをほぐす
- 2, 人差し指を眉に当て、首を軽く振りながら圧をかける(約15秒)
ダイエットで脂肪を減らす
瞼の脂肪を部分的に減らすことは難しいですが、ダイエットによって全体的な体脂肪が減少すると、皮下脂肪や 皮膚の表面に近い「ROOF」も減少する可能性があります。
ROOF脂肪は、眼輪筋の上に位置する脂肪で、特にまぶたの腫れぼったさやたるみに影響を与えると考えられています。
特に、体重の増加が原因で目が小さく見えたり、まぶたの重さを感じるようになった方は、ダイエットによって目元の印象を改善できる可能性が高いです。
適度な運動やバランスの取れた食事を心がけることで、全体的な体脂肪が減少し、目元がすっきりとした印象になるでしょう。
目の上の脂肪を減らすなら美容医療がおすすめ!
目の上の脂肪を根本的に解消したい場合、美容医療の施術を検討するのがおすすめです。 また、目の上の重みの原因が脂肪だけでなく、たるみによる場合にも効果的な施術があります。
今回は、そのようなたるみが原因の方にも適した施術をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
上瞼脂肪除去

上瞼脂肪除去は、瞼の上部を数ミリ切開し、眼窩脂肪と呼ばれる瞼の内部にある脂肪を取り除く施術です。
この施術は、まぶたが腫れぼったく見える原因である余分な脂肪を取り除くことで、目元をすっきりとさせる効果 があります。
特に、瞼の脂肪が厚く重く感じる方や、浮腫みやすい方に適しています。施術後は目の開きが良くなり、よりすっきりとした印象を与えることができるでしょう。
また、脂肪を除去することで、アイメイクがしやすくなるといったメリットもあります。
切開する箇所も数ミリ程度なので傷跡も目立ちにくく、全切開の施術と比べてもダウンタイムは短いです。 目の上の脂肪を直接取り除くことができるため、根本的に改善したい方におすすめです。
上眼瞼のたるみ取り

瞼の重みが脂肪ではなく、たるみが原因の場合は「上眼瞼のたるみ取り」がおすすめです。
この施術は、加齢や皮膚の弾力低下によって生じた余分な皮膚を切除し、目元を若々しい印象に改善することができます。
特に、瞼のたるみによって視界が狭くなっている方や、疲れた印象を与えやすい方に適しています。 施術後は即効性が期待できるため、自然に目を大きくぱっちりと見せることが可能です。
眉下切開(眉下リフト)

眉下切開は、上瞼のたるみを改善するための施術です。
眉毛のラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除きながら引き上げることで、すっきりとした目元に仕上げます。
この施術は、瞼の垂れ下がりによって目元が重く見える方や、額にシワができやすい方にも適しています。 施術では、眼輪筋を医療用の糸で引き上げるため、施術後1週間前後に抜糸が必要です。
切開部分は傷跡が目立ちにくいため、自然な仕上がりを希望する方に特におすすめです。
目の上の脂肪を減らすならPSCにお任せください!
今回は目の上の脂肪が多い方に向けて、その原因や改善方法、さらにおすすめの美容医療をご紹介しました。 目の上の脂肪を減らすには、トレーニングやマッサージだけでは効果が期待できない場合もあります。
なかなか脂肪が減らずに悩んでいる方は、美容医療の施術で根本的に解決するのがおすすめです。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに適した治療法をご提案いたします。 目の上の脂肪やたるみに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
目の上の脂肪が多いとどんな影響がありますか?
目の上の脂肪が多いと、目元が重く見えたり、目が小さく見える印象を与えます。
また、腫れぼったさから、眠たそうな印象になることもあり、顔全体の雰囲気に影響を及ぼします。
目の上の脂肪はダイエットで減りますか?
目の上の脂肪は、全体的な体脂肪が減少することで若干減る可能性があります。
ただし、「ROOF(ルーフ:隔膜前脂肪)」や「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれる部分的な脂肪は、ダイエットで は大幅に減少しにくいとされています。
目の上の脂肪を減らす施術は痛いですか?
今回ご紹介した「上瞼脂肪除去」「上眼瞼のたるみ取り」「眉下切開」は、麻酔を使用するため、施術中の痛み はほとんど感じにくいとされています。
痛みに不安がある方は、事前にお気軽にご相談ください。
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
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診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
経歴
平成14年 | 大阪医科大学医学部医学科:入学 |
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平成22年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局 |
平成23年 | 守口敬任会病院:入職 |
平成25年 | 東住吉森本病院:入職 |
平成27年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職 |
平成28年 | 東住吉森本病院:入職 |
平成30年 | プライベートスキンクリニック:入職 |
学会発表
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