料金表をみる
レスチレン® ディファイン/リファイン日本発売イベント参加を通して考える、自然な美しさを支えるヒアルロン酸治療
この記事でわかること
目次
世界水準の学びに触れて改めて感じたこと
香港の Dr. Stephanie Lam先生 のご講演では、解剖学的理解に基づいた繊細かつ芸術的なアプローチに深い感銘を受けました。
また、宮田先生 によるヒアルロン酸のレオロジー(流動学)に関するご講義では、製剤ごとの特性を正しく理解し、適切に使い分けることの重要性を再認識しました。
さらに大阪での特別講演では、Dr. Stephanie Lam先生より、豊富な臨床経験に基づく実践的な知見をご共有いただきました。
加えて、Manon Gueld先生 からは、ガルデルマ社ヒアルロン酸製剤の精製方法や、NASHA と OBT という異なるゲルテクノロジーの特徴について、大変示唆に富むご講演を拝聴しました。
こうした国内外の専門家による講演や症例共有に触れることで、単に新しい製剤の情報を知るだけでなく、どのような考え方で治療を組み立てるべきかを改めて深く学ぶことができました。
ヒアルロン酸治療で大切なのは「自然であること」
レスチレンシリーズは、自然な表情や動きとの調和を大切にしながら、部位や目的に応じて選択できる点が大きな魅力です。
ヒアルロン酸治療というと、「ボリュームを出す治療」「しわを埋める治療」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。もちろんそうした側面もありますが、実際にはそれだけではありません。
本当に大切なのは、その方のお顔立ちや表情の動きに調和した、自然な変化をつくることです。
たとえば、しっかり支えたい部位と、表情に合わせてなめらかになじんでほしい部位では、求められる製剤の性質が異なります。患者様にとっては少し専門的に感じられるかもしれませんが、ヒアルロン酸治療ではこの「製剤ごとの違い」を理解して選択することが、仕上がりの自然さに大きく関わります。
レスチレンシリーズはどのように使い分けるのか

今回あらためて学びを深めたのは、レスチレンシリーズそれぞれの特性です。
レスチレン リフト リド は、たるみを持ち上げ、輪郭を補正したい部位に適した製剤です。しっかりとした支えが求められる場面で特長を発揮します。
レスチレン リド は、幅広いお悩みに対応しやすく、自然なボリューム形成を考える際に使いやすい製剤です。
そして今回新たに加わった レスチレン ディファイン は、表情の動きがある部位のボリュームロスやしわの補正に適しており、レスチレン リファイン は、口周りなどの細かいしわの改善に適した製剤です。
患者様にわかりやすくお伝えすると、同じヒアルロン酸でも「しっかり形を支えるのが得意なもの」と「やわらかく自然になじむのが得意なもの」があり、治療部位や目的によって使い分けることが大切だということです。
NASHAとOBTという技術の違い

特別講演で特に印象的だったのは、NASHA と OBT という、レスチレンシリーズを支える2つの技術の違いです。
NASHAは、比較的形を保ちやすく、支持性を活かしやすい特長があります。輪郭形成や、ある程度しっかりと支えたい部位で有用です。
一方、OBTは、柔軟性があり、表情の動きに自然になじみやすいという特長があります。
今回発売されたディファイン/リファインはOBT製剤であり、特に表情の動きがある部位にも自然になじみやすい点が印象的でした。実際の使用経験や治療テクニックに関するレクチャーも非常に学びが深く、日々の診療に直結する内容でした。
ここで大切なのは、どちらが優れているかという単純な比較ではなく、患者様のお悩みや部位に合わせて、より適した製剤を選ぶことです。
医師が学び続けることが、治療の質につながる
また、国内外の先生方による症例共有やディスカッションを通じて、最新トピックスから実践的な知識まで幅広く学ぶことができました。
美容医療は、製剤が進歩するだけで完成するものではありません。
その特性を正しく理解し、解剖学的な知識と技術に基づいて適切に使い分けることではじめて、患者様にとって安全で質の高い治療につながります。
だからこそ、このような勉強会や講演会に継続して参加し、国内外の知見に触れ続けることは非常に重要だと考えています。新しい治療選択肢が増えるほど、医師側にはより深い理解と責任が求められます。
今回の学びを、患者様へどう還元するか
レスチレンは、日本の厚生労働省承認、米国FDA承認、EUのCEマーク取得という実績を有し、世界100か国以上で使用され、長年にわたり高い評価を得てきた製剤です。
こうした確かな実績に加え、製剤ごとの特性を正しく理解したうえで治療にあたることが、患者様にとっての安心感にもつながると考えています。
今回得た学びをもとに、今後も患者様にとってより自然で質の高い、そして安全性を最優先とした治療をお届けできるよう、研鑽を重ねてまいります。
このたびの日本発売を心よりお祝い申し上げるとともに、関係者の皆様にこのような貴重な学びの機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
まとめ
レスチレン ディファイン/リファインの登場により、日本におけるヒアルロン酸治療は、より細やかで自然な治療設計が可能になってきています。
ヒアルロン酸治療で大切なのは、単にボリュームを足すことではなく、お顔全体のバランスや表情の動きまで含めて、その方らしい自然な美しさを引き出すことです。
そのためには、製剤への深い理解と、学び続ける姿勢が欠かせません。
今後もこうした知見を日々の診療に丁寧に還元し、患者様によりよい治療をご提供できるよう努めてまいります。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
レスチレン ディファインとはどのような製剤ですか?
表情の動きがある部位にも自然になじみやすいヒアルロン酸製剤です。ボリュームロスやしわの補正をしながら、自然な仕上がりを目指しやすいことが特長です。
レスチレン リファインはどのような部位に向いていますか?
細かいしわや浅いラインの改善に適しており、特に口周りなど繊細な自然さが求められる部位に向いています。
NASHAとOBTは何が違うのですか?
簡単にいうと、NASHAは形を保ちやすく、OBTはやわらかく動きになじみやすいという違いがあります。治療部位や目的によって適した製剤は異なります。
ヒアルロン酸治療で自然な仕上がりにするには何が大切ですか?
お顔全体のバランス、表情の動き、皮膚の状態に合わせて、適切な製剤を選ぶことが重要です。量だけでなく、製剤選択そのものが仕上がりに大きく影響します。
新しい製剤が増えると何が良くなるのですか?
患者様のお悩みや部位に合わせて、より細やかな治療設計が可能になります。結果として、自然で無理のない変化を目指しやすくなります。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
関連記事
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









