二重あごを即効解消したい!原因・解消法を徹底解説
この記事でわかること
「最近、フェイスラインがぼやけてきた」
「鏡を見たら二重顎が気になる」
そんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
二重顎は、脂肪の蓄積だけでなく、姿勢の乱れや筋肉の衰えなど、様々な原因で起こります。
セルフケアでは1週間という短い期間での改善は難しい場合もありますが、医療美容のアプローチを検討することで、短期間でも印象の改善が期待できます。
そこで本記事では、1週間での二重顎の改善が期待できる医療美容や自宅でできるセルフケアについて、解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
1週間で二重顎をシュッと改善するなら美容医療
美容医療の施術によっては、1週間以内に二重顎の改善効果が期待できる可能性があります。
二重顎の原因によっては、セルフケアでも効果を感じられる可能性はありますが、1週間という短期間では改善が難しいケースもあります。
ただし、医療美容の施術も個人差があり、ダウンタイムなども考慮する必要があることは把握しておきましょう。
美容医療の施術に加えて、正しい姿勢や生活習慣の改善、フェイスラインを意識したケアも大切になります。
なぜセルフケアだけでは限界がある?二重顎の原因を正しく理解しよう
二重顎の改善効果が期待できるセルフケアには、むくみや姿勢改善がありますが、短期間での改善は難しい可能性があります。
どのような理由で二重顎になっているかでも、改善方法が変わってくるため、二重顎の原因について解説していきます。
皮下脂肪が原因の二重顎
顎周りの脂肪が多くなると二重顎になり、フェイスラインが丸く見えやすくなります。
顔の周りに脂肪が多い方は、体重を減らせばよいと思うかもしれませんが、無理なダイエットはおすすめしません。
体重は減少したけど、顔周りの印象があまり変わらないというケースが考えられます。
これは、個人差はありますが、顔周辺の脂肪は全身と比べて代謝が悪く、燃焼しにくい傾向があるからです[1]。
また、脂肪だけでなく、塩分の摂りすぎや水分の不足によるむくみの可能性も考えられます。
むくみの場合は、塩分を控えたり、十分な水分補給、マッサージ、適度な運動によって改善ができる可能性があります。
皮下脂肪が原因の場合、短期間での改善はセルフケアだけでは改善が難しいため、自身のケアと美容医療の両面から検討しましょう。
首・あご周りの筋力低下によるたるみが原因の二重顎
たるみによる二重顎は、首やあご下の筋肉の衰えによって、起こるとされています。
特にデスクワークやスマホ使用で前傾姿勢が続くと、たるみによる二重顎になりやすい傾向があります[2]。
これは前傾姿勢が続くことによって、広頚筋やあご下の筋肉が硬くなり、血流が悪化して老廃物が溜まりやすくなるからです。
セルフケアでは、姿勢改善と筋トレ(舌回し・上向き発声など)を組み合わせると改善が期待できますが、皮膚のたるみが強い場合は改善が難しい場合があります。
また、たるみだけでなく皮下脂肪と併発している場合は、短期間での改善が難しくなるでしょう。

骨格や加齢による二重顎
二重顎の原因の一つは、骨格や加齢によるフェイスラインのたるみです。
あごが後退(下顎骨が奥に引っ込んでいる)している方は、脂肪が少なくてもフェイスラインがもたつきやすく、二重顎に見えやすい傾向があります。
また、年齢とともに肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少することで、皮膚が重力に逆らえずたるんでしまいます[3]。
これらのタイプの二重顎は、短期間での改善が難しいため、美容医療を検討することで効果的な改善が期待できます。
将来の二重顎や老け見えを予防するためにも、早めのケアが大切です。
短期間で効果が期待できる!おすすめ美容医療3選
セルフケアでは限界を感じる二重顎も、美容医療を取り入れると1週間以内に見た目の変化を実感できる可能性があります。
ここでは短期間で効果が期待できる「脂肪吸引注射」「糸リフト」「ハイフ」施術について解説していきます。
脂肪吸引注射で余分な脂肪を減らしてシャープな輪郭へ
顎周りの脂肪が多い方には、脂肪吸引注射がおすすめです。
脂肪吸引注射は、極細のカニューレ(管)と呼ばれる医療用器具を用いて、顎下の余分な脂肪細胞を物理的に吸引・除去する施術です。
脂肪自体を吸引するため短期間での二重顎の改善効果が期待できます。
個人差はありますがダウンタイムも短く、1週間ほどで改善効果を感じられる可能性があります。
痛みや腫れは数日で落ち着く傾向にあるため、日常生活への影響が少ないことも魅力の一つです。
糸リフトで輪郭を持ち上げてフェイスラインを整える
糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下に挿入してたるみを物理的に引き上げる施術です。
施術直後からフェイスラインの変化を感じる方もいるため、二重顎の改善において効果が期待できる施術の一つです。
また、この医療用の糸には、「コグ」と呼ばれるトゲがついているものもあり、意図的に肌内部に刺激を与えコラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力アップの効果も期待できます。
個人差はありますが、1週間程度でダウンタイムも落ち着く傾向はありますが、2週間ほど針を指した部分に赤みや腫れが出る場合があります。
こめかみ部に、ダウンタウンの影響が出やすいため、1週間ですべての症状を落ち着かせたい場合は、医師との相談を必ずしましょう。
また、脂肪吸引注射と組み合わせると、より立体的で自然な仕上がりが期待できるため、患者様のご希望によっては、併用される場合があります。
ハイフ(HIFU)でたるみを引き締めて小顔に
ハイフ(HIFU)は、超音波エネルギーを肌の深層部(SMAS層)に照射し、たるんだ筋膜を引き締めるリフトアップ施術です。
施術直後から効果を感じられる方もいますが、ピークは施術の1〜3ヶ月後の傾向です。
患者様のお肌の状態によっては、1〜2週間後でも効果を感じられる可能性があるでしょう。
肌表面にダメージを与えずに熱エネルギーを届けるため、自然な仕上がりでフェイスラインの引き上げが期待できます。
施術後の過ごし方と注意点
美容医療の施術後は、ダウンタイムの症状や炎症や腫れが起こりやすいため、医師の指示に従った正しい過ごし方が大切です。
ダウンタイム中の過ごし方について、詳しく解説します。
ダウンタイム中に避けたいNG行動
ダウンタイム中は、肌が非常にデリケートになるため、必ず医師の指示に従って、過ごしてください。
以下の行動は避けるようにしましょう。
| ダウンタイム中に避けたい NG行動 | 詳細 |
| ・激しい運動・サウナや長時間の入浴・飲酒 | 血行を促進して腫れを悪化させる可能性があります。 |
| ・過度な摩擦・強い力での洗顔 | 顔を強くこするクレンジングやマッサージは、炎症や色素沈着の原因になるため控えましょう。 |
| ・日焼け | 施術後は紫外線の徹底を必ずしましょう。紫外線は、肌へダメージを与えるためダウンタイムを長引かせる可能性があります。 |
| ・睡眠時の顔への摩擦 | 睡眠時にうつ伏せで寝るとダウンタイムが長引く可能性があります。顔を下に向けず、施術部が枕に当たらないように横向きや仰向けで休む工夫が必要です。 |
施術直後の腫れ・赤み・痛みのケア方法
施術直後は、腫れや赤み、熱感を伴う場合があります。
腫れや赤みがひどい場合は、冷たくした清潔なタオルで顔を覆うと良いでしょう。
また、腫れや痛みがある場合は、洗顔を避け、翌日以降はぬるま湯でやさしく洗う程度がおすすめです。
痛みや腫れが強い場合は、早めに医師に相談しすることも大切です。
施術部位を清潔に保ちながら、刺激を避けて安静に過ごしましょう。
回復を早める過ごし方のコツ
施術後の回復を早めるには、体の循環を整える過ごし方が重要です。
体の調子を整えると、施術の効果もより引き出される可能性があります。
また、腫れが落ち着いてきたら、軽いストレッチやウォーキングで血流を整えると、むくみの軽減につながります。
無理せず穏やかな過ごし方が、施術後の回復を早めるためのポイントです。
施術直後の腫れ・赤み・痛みのケア方法
施術直後は、腫れや赤み、熱感を伴う場合があります。
腫れや赤みがひどい場合は、冷たくした清潔なタオルで顔を覆うと良いでしょう。
また、腫れや痛みがある場合は、洗顔を避け、翌日以降はぬるま湯でやさしく洗う程度がおすすめです。
痛みや腫れが強い場合は、早めに医師に相談しすることも大切です。
施術部位を清潔に保ちながら、刺激を避けて安静に過ごしましょう。
短期間でできる二重顎の予防・改善セルフケア
短期間で、二重顎を改善したい場合には、セルフケアも大切になります。
姿勢の改善
短期間で印象を変えるには、「姿勢」の改善は大切です。
猫背や姿勢が悪い方は、姿勢を正すだけでも、顔の印象は変わります。
例えば、猫背やスマホ姿勢で首が前に出ると、あご下の皮膚がたるみやすく、二重顎が強調されます。
背筋を伸ばし、耳と肩のラインをまっすぐに保つだけでも、フェイスラインが引き締まって見えます。
むくみの予防・改善
むくみは、顔が丸く見えてしまうだけでなく、二重顎の原因になっている可能性があります。
塩分の摂りすぎには注意が必要です。
水分不足もむくみの原因になるため、水分をしっかり取ることを意識してください。
カフェインや清涼飲料水、お酒ではなく、水や白湯などによって水分摂取を心がけましょう。
長期間で考える二重顎の予防・改善セルフケア
二重顎は、美容医療の力で改善したとしても、脂肪が増えたり姿勢が悪くなったりすると、再発する可能性があります。
長期的なセルフケアについても、詳しく解説していきます。
適度な運動や軽いストレッチ
二重顎の原因には、顎周りの脂肪が原因になっている場合が多く見られます。
そのため、適度な運動やストレッチによって、体重を減らすことも大切です。
ただし、コレは1週間という短期間で行うのではなく、継続的に行っていきましょう。
1日10分でも良いので、ウォーキングや筋トレから始めることがおすすめです。
ただし、施術後は激しい運動が制限されるため、必ず医師の指示に従って、運動をするようにしてください。
また、無理なダイエットは体調を崩すことやリバウンドのリスクもあるため、ダイエット方法としておすすめしません。

舌・首・あご下を鍛える簡単エクササイズ
二重顎は、首やあご下の筋力低下が原因のひとつです。
自宅で簡単にできる「舌トレーニング」や「首ストレッチ」で、引き締まったラインを目指しましょう。
例えば、舌を大きく回す「ベロ回し体操」がおすすめです。
口を閉じたまま、舌で歯茎の外側をなぞるように1周10回ほど回す運動です。
また、上を向いて「あいうえお」とゆっくり発音すると、首の前側の筋肉(広頚筋)が鍛えられ、たるみ予防につながります。
短時間でも毎日続ける意識を持つと、あご下のもたつきが軽減し、自然とフェイスラインが引き締まります。
後悔しない!安心して任せられるクリニックの選び方
「理想の仕上がりにならなかった」や「ダウンタイムが予想より長引いた」といった後悔を避けるためにも、クリニック選びは慎重に行いましょう。
クリニック選びのコツについて以下にて、詳しく解説していきます。
実績と経験豊富な多いクリニックを選ぶ
二重顎の施術は、顔全体のバランスを見ながら施術するため、医師のスキルが必要になる施術です。
そのため、公式サイトやSNSなどで公開している症例が多いクリニックを選ぶようにしましょう。
また、医師が複数の施術に精通しているかも確認しておきましょう。
症例写真が掲載されている場合は、自分と似た顔立ち・年代の症例をチェックすると理想の仕上がりをイメージしやすくなります。
カウンセリングで信頼できる医師を見極める
カウンセリングでは、医師の対応が信頼できるか確認することができます。
リスクや副作用を隠さずに説明してくれるか、質問に丁寧に答えてくれるかの確認が大切です。
無料カウンセリングをしているクリニックのカウンセリングを複数受けて、信頼できるクリニックを選ぶのもおすすめです。
また、無理な勧誘や高圧的なカウンセリングで即決を迫るようなクリニックは避けるのが無難です。
納得して施術に臨むためには、医師との信頼関係を築く行動が何よりも重要です。
アフターケアとフォロー体制を確認しておく
施術後のアフターケア体制は、クリニック選びで見落とされる重要ポイントです。
万が一の腫れ・赤み・左右差などに対して、再診や追加施術の対応が整っているかを確認しましょう。
LINEや電話での相談が可能か、施術後フォローの回数や費用が明確かも事前の確認が大切です。
信頼できるクリニックは「施術をして終わり」ではなく、「回復まで伴走してくれる姿勢」があります。
特に初めて美容医療を受ける方は、安心して相談できるフォロー体制があるかどうかを重視すると、後悔のない選択が期待できます。
まとめ
今回は、二重顎を1週間で解消できるのかを詳しく解説してきました。
1週間という短期間でも、正しい方法を選べばフェイスラインの印象を変えることは十分に期待できます。
ただし、セルフケアでは1週間での改善は難しいです。
そのため、短期間で改善したい場合は、美容医療の力を借りることによって、脂肪やたるみに直接アプローチし、理想の仕上がりに近づけるのがおすすめです。
プライベートスキンクリニックでは、一人ひとりの状態をしっかりと確認させていただき、理想の仕上がりや予算から患者様にあった施術を提案させていただきます。
二重顎にお悩みの方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。
参考文献・論文
[1]Shridharani, S. M.Noninvasive Submental Fat Compartment Treatment.Plastic and Reconstructive Surgery Global Open, 2017
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28018773
[2]Joon-Hee Lee.Effects of forward head posture on static and dynamic balance control.J Phys Ther Sci. 2016 Jan 30;28(1):274–277.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4756019
[3]Ganceviciene, R., et al.Skin ageing and its treatment.Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology, 2012
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
1週間で二重顎の解消は完全にできますか?
完全に脂肪やたるみを除去するのは難しいですが、美容医療を併用すれば、1週間でも見た目の変化を実感できる可能性があります。
美容医療とセルフケア、どちらを優先すべきですか?
理想は併用です。
美容医療で脂肪やたるみに即効性を出しつつ、セルフケアで代謝と姿勢を整えると、効果が持続します。
施術後のセルフケアで注意する点はありますか?
腫れや赤みが残る期間は強いマッサージを避け、冷却と保湿を中心に行います。
1週間ほど経過したら、首ストレッチや軽いリンパ流しを再開し、むくみと再発を防ぎましょう。
診療時間
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このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









