【学会発表報告】第113回日本美容外科学会で安形医師がオステオポール®症例を発表しました
2025年5月28日〜30日に開催された第113回日本美容外科学会において、当クリニックの安形医師が「軟骨変形を伴いオステオポール®︎が鼻腔内から露出した1症例」についてポスター発表を行いました。
本症例報告は、鼻整形における合併症対応および再建治療の臨床経験をもとに、より安全で確実な施術技術の確立を目的としたものです。
学会概要
- 学会名:第113回 日本美容外科学会
- テーマ:TO BE THE BEST ~知の旅に終わりなし~
- 会期:2025年5月28日(水)〜30日(金)
- 会場:The Okura Tokyo
- 公式サイト:https://square.umin.ac.jp/jsas113/
発表内容
発表テーマ:軟骨変形を伴いオステオポール®︎が鼻腔内から露出した1症例
オステオポール®は、鼻先の高さを出したりシャープな印象にするために使用される医療用素材です。
本症例では、術後に軟骨変形を伴い、オステオポール®が鼻腔内へ露出したケースを経験しました。
発表では、
- 発生要因の考察(素材特性・圧迫・感染・組織反応)
- 露出後の再建アプローチと術式の選択
- 感染リスクを最小限に抑えた除去・再修復のタイミング
について報告し、安全な鼻形成術におけるリスク管理の重要性を共有しました。
安形医師コメント

美容外科におけるトラブルをどう防ぎ、どう対応するかは非常に大切なテーマです。
今回の症例発表を通じて、素材の適応選択・術後管理・再建方法について多くの議論ができました。また、オステオポール®の危険性についても周知できたと思います。
当クリニックでも安全性を最優先に、合併症を未然に防ぐ治療設計を徹底しています。
今後の展望
当クリニックでは、こうした学会での発表・情報共有を通じて、安全性・審美性の両立を目指した鼻整形・再建医療の精度向上に取り組んでいます。また、万が一のトラブルにも迅速かつ適切に対応できるよう、 形成外科的知見に基づいた修正術・再手術体制を整えています。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
| 美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
| 診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
経歴
| 平成14年 | 大阪医科大学医学部医学科:入学 |
|---|---|
| 平成22年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局 |
| 平成23年 | 守口敬任会病院:入職 |
| 平成25年 | 東住吉森本病院:入職 |
| 平成27年 | 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職 |
| 平成28年 | 東住吉森本病院:入職 |
| 平成30年 | プライベートスキンクリニック:入職 |
学会発表
- 第113回 日本美容外科学会(ポスター発表)(2025年5月28日~30日)
- 軟骨変形を伴いオステオポール®︎が鼻腔内から露出した1症例
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- ヒアルロン酸によるたるみ・ほうれい線改善治療における100症例の経験及び考察
- ヒアルロン酸による鼻の整形93症例の経験及び考察









