大阪でエラボトックスが「安くて上手い」クリニックは?


「フェイスラインをすっきりさせたい」、「小顔になりたい」そんなときに多くの方が選ぶのが【エラボトックス】です。注射だけで手軽に受けられる人気の施術ですが、いざ大阪でクリニックを探し始めると、料金の幅広さに驚くかもしれません。
実際、大阪のエラボトックスの料金相場はおよそ3,000円〜66,000円と、かなり開きがあります。
「どうせなら安く済ませたい。でも失敗はしたくないから、上手い先生がいい」
これはエラボトックスを検討する誰もが抱く、正直な気持ちだと思います。安さと技術力、その両方を叶えるクリニックは本当にあるのでしょうか?
結論から言うと、「安さ」の基準をどこに置くかが非常に重要です。値段の裏には、必ず理由があります。
この記事では、なぜクリニックによって料金が違うのかという裏側から、安さだけで選んだ場合のリスク、そして大阪で本当に「コスパが高く、信頼できる」クリニックを見つけるための具体的なポイントまで、詳しく解説していきます!
目次
なぜエラボトックスの値段はクリニックによって違うの?
大阪のエラボトックスの料金相場はおよそ3,000円〜66,000円です。
同じエラボトックスなのに、なぜAクリニックとBクリニックで料金が違うのでしょうか。それには、主に3つの理由があります。
1. 製剤(ボトックス)の種類と品質

実は、「ボトックス」というのは、アラガン社が製造しているボツリヌストキシン製剤の商品名です。しかし一般的には、ボツリヌストキシン製剤全体の総称として使われています。
このボツリヌストキシン製剤には様々な種類があり、代表的なものが日本の厚生労働省で認可されているアラガン社の「ボトックスビスタ®」です 。その他、韓国製など海外の未承認薬も存在します。
一般的に、厚生労働省の認可を受けている製剤は、品質管理や安全性、効果の安定性において厳しい基準をクリアしているため、価格が高くなる傾向にあります。一方で、安価な料金を提示しているクリニックでは、未承認の製剤を使用している場合があります。どちらが良い悪いということではありませんが、価格の違いを生む大きな要因の一つです。
2. 注入する「単位数」の違い
エラボトックスの効果は、注入する製剤の「量」によって決まります。この量は「単位」という言葉で表されます。
一般的な標準量は50単位とされていますが、例えば、エラが非常に発達している人には50〜80単位が必要かもしれませんし、軽度の方なら20〜40単位で十分かもしれません。提示されている料金が、一体何単位を注入する場合の価格なのかを確認することが重要です。
一見安く見えても、それがごく少量の単位数に対する料金で、カウンセリングで「あなたにはもっと多くの単位数が必要なので、追加料金がかかります」と言われるケースも少なくありません。
3. 医師の技術料と経験値
最後の理由は、施術を行う医師の技術料です。これは、医師の経験や知識、技術力に対する対価と言えます。
エラボトックスは、単純にエラの筋肉(咬筋)に注射すれば良いというものではありません。筋肉の厚みや付き方、顔全体のバランスを見極め、適切な深さ・位置に、適切な量を注入する必要があります。
経験豊富な医師ほど、こうした細やかな技術力が高く、それが料金に反映されている場合があります。これは、安全で満足度の高い結果を得るための「安心料」と考えることもできるでしょう。
大阪のエラボトックスの料金比較
「エラボトックス 大阪」で検索した際に上位に表示される主なクリニックの「アラガン社ボトックスビスタ®」の料金を比較しました。
比較する際は、日本では一般的に標準量とされる「50単位」の「アラガン社ボトックスビスタ®」で検討するのが適切と考えます。
クリニック名 | 料金 |
プライベートスキンクリニック | 43,780円【50単位】 |
水の森美容クリニック | 44,000円~66,000円【40~60単位】 |
恵生会クリニック | 52,800円【50単位】 |
湘南美容クリニック | 18,000円【40単位】 |
品川スキンクリニック | 19,760円【40単位】 |
ルラ美容クリニック | 14,300円【25単位】 |
Wクリニック | 55,000円【小範囲※単位記載なし】 |
大阪TAクリニック | 33,000円【※単位記載なし】 |
「安さ」だけで選ぶと危険?エラボトックスのよくある失敗例
もし、料金の安さだけを基準にクリニックを選んでしまうと、思わぬ後悔につながることがあります。
効果がほとんど感じられなかった
一番多いのが、「お金を払ったのに、何も変わらなかった」というケースです。これは、注入された単位数が少なすぎたか、的確な場所に薬剤が注入されていない可能性があります。安価なプランでは、そもそも効果を出すのに不十分な量しか設定されていないことも考えられます。
表情が不自然になった(笑顔がひきつるなど)
エラの筋肉(咬筋)の近くには、笑うときに使う筋肉(笑筋)など、表情を作る大切な筋肉がたくさんあります。解剖学的な知識が乏しい医師が施術を行うと、薬剤が意図しない筋肉に効いてしまい、「笑顔が引きつる」「口角が上がりにくい」といった副作用が起こるリスクが高まります。
頬がこけて老けて見えてしまった
注入する位置や量を間違えると、エラの上部にある筋肉まで効きすぎてしまい、頬がこけたような印象になることがあります。フェイスラインはすっきりしたものの、かえって疲れて見えたり、老けて見えたりする原因になりかねません。これは、一人ひとりの骨格や筋肉の付き方を見極めるデザイン力が不足している場合に起こりやすい失敗です。
大阪で本当に「安くて上手い」エラボトックスを見つけるための6つのポイント

では、後悔しないためには、何を基準にクリニックを選べばよいのでしょうか。ここでは、「安さ」を「コストパフォーマンスの高さ」と捉え直し、本当に価値のある施術を受けるための5つのポイントをご紹介します。
1. 「厚生労働省認可の製剤」を使っているか
まず確認したいのが、使用している製剤の種類です。日本の厚生労働省が品質と安全性を認可した「ボトックスビスタ®」を使用しているクリニックは、それだけで一つの安心材料になります 。カウンセリングの際に、どのメーカーの製剤を使っているのかを明確に説明してくれるクリニックを選びましょう。
2. 解剖学を熟知した経験豊富な医師か
「上手い」施術の根幹は、医師の知識と経験です。特に、体の構造を専門的に学んできた「形成外科専門医」などの資格は、医師の技術力を測る一つの指標になります 。
また、症例数が豊富かどうかも重要です。多くの経験を積んだ医師は、それだけ多くのパターンに対応できる引き出しを持っており、あなたに最適な施術を提案してくれます。
3. 「VST認定医」であるか
「VST認定医」とは、厚生労働省の認可を受けた製剤「ボトックスビスタ®」やヒアルロン酸製剤「ジュビダームビスタ®」シリーズを開発した、アラガン・ジャパン社が公式に定めている認定資格です 。
この資格は、アラガン社が主催する専門のトレーニングを受け、製剤に関する深い知識と、安全で効果的な注入技術を習得した医師だけが取得できます 。
いわば、「製剤のことを知り尽くしたプロフェッショナルである」という、開発メーカーからのお墨付きです。同じ製剤を使うのでも、その特性を最大限に引き出し、一人ひとりに合わせた自然で美しい仕上がりを実現するためには、こうした専門的な知識と技術が欠かせません。
4. カウンセリングで悩みや希望をしっかり聞いてくれるか
あなたの理想のフェイスラインや、施術に対する不安などを、時間をかけて丁寧に聞いてくれるかどうかは非常に重要です 。流れ作業のようにカウンセリングを終え、すぐに施術を勧めるようなクリニックは注意が必要です。メリットだけでなく、考えられるリスクや副作用についてもきちんと説明し、あなたが納得した上で治療に進めるよう配慮してくれるクリニックを選びましょう。
5. 料金体系が明確で、追加料金がないか
ホームページに記載されている料金が、カウンセリング料、施術料、アフターケアなど、すべてを含んだ価格なのかを確認しましょう。「〇〇円〜」と書かれている場合は、最大でいくらかかる可能性があるのかを事前に質問しておくことが大切です。見積もりを出してもらい、それ以上の追加料金が発生しないことを確認できると、より安心です。
6. 継続して通える適正な価格設定か
エラボトックスの効果は、永久ではありません。一般的には4カ月から半年ほどで効果が薄れてくるため、すっきりとした状態を維持するためには、定期的な施術が必要になります。
そのため、「今回だけ安ければ良い」と考えるのではなく、「この価格とクオリティなら、今後も安心して通い続けられる」と思えるような、適正な価格設定のクリニックを選ぶことが、長期的に見て本当の「安さ」につながります。
大阪でエラボトックス注射が上手い名医は?当クリニックのドクター紹介
症例実績32,000件以上を重ねてきたプライベートスキンクリニックでは、すべてのドクターが形成外科専門医の資格を持つ経験豊富な医師です。顔面の筋肉や神経の構造に精通しており、患者様それぞれの骨格や表情に合わせて、適切な位置・量を見極めながら丁寧に施術を行っています。
自然な仕上がりとご満足いただける結果を目指し、日々技術の向上に努めております。ありがたいことに、これまで多くの患者様から温かいご評価をいただいております。
井畑 峰紀医師(プライベートスキンクリニック)

医療法人優聖会の最高顧問であり、当クリニックで診療を行う井畑 峰紀(いばた みねのり)医師は、大阪でエラボトックス治療を検討されている方に、ぜひ知っていただきたい医師のひとりです。
- 約20年の臨床経験:形成外科・美容外科の両分野で長年にわたり診療に従事
- 形成外科治療の経験:皮膚腫瘍の切除、顔面骨骨折の治療、傷跡修正などを多数担当
- 圧倒的な症例数:5,000件以上の注入治療、30,000名以上の患者様と向き合った実績
- ボトックスビスタ認定医:厚生労働省承認の製剤を扱う資格を有し、安全性と技術力に配慮
- 技術のアップデートに積極的:学会参加や医師同士の交流を通じて、常に最新の知識を習得
- 教育者としての活動:医師やスタッフの育成にも力を注ぎ、医療の本質を伝える活動を継続中
井畑医師が大切にしているのは、ただ美しくなることだけではなく、患者様に「感動」を届けられる美容医療です。治療のメリットだけでなく、リスクや限界についても丁寧に説明し、納得と信頼を大切にした診療を心がけています。
美容医療の情報があふれる現代において、井畑医師は医学的に正しい知識の発信にも力を入れています。学会での発表はもちろん、Webを通じて一般の方にもわかりやすく情報を届け、美容医療の健全な発展に貢献しています。
安形 省吾医師(プライベートスキンクリニック)

プライベートスキンクリニックの院長を務める安形 省吾(やすがた しょうご)医師も、エラボトックス注射において高い評価をいただいている医師の一人です。形成外科・美容外科の両分野で培った豊富な経験を活かし、患者様の理想に寄り添った丁寧な診療を心がけています。
- 形成外科・美容外科の経験:皮膚や骨格の構造に精通し、形成外科医としての知識と技術を美容医療に応用
- ボトックスビスタ認定医:厚生労働省承認の製剤を扱う認定医として、自然な仕上がりを目指した施術を提供
- 技術のアップデートに積極的:学会参加や医師同士の交流を通じて、常に最新の知識と技術の習得に努める
- カウンセリング重視:患者様の理想や悩みに耳を傾け、生活背景やご希望に合わせた治療を提案
- 患者様に寄り添う姿勢:一人ひとりに合わせた対応で、リラックスできる環境づくりにも力を入れている
安形医師が目指すのは、見た目の変化だけでなく、患者様の心に寄り添い、満足感を得ていただける美容医療です。理想や悩みに丁寧に向き合いながら、オーダーメイドの治療を通じて信頼関係を築いています。関西圏をはじめ、遠方からも多くの患者様にご来院いただいており、ありがたいことに多くのご支持をいただいております。
また、学会での発表やSNSでの情報発信にも積極的に取り組み、正しい美容医療の普及と業界の健全な発展に貢献しています。
まとめ
大阪で「安くて上手い」エラボトックスを探すには、「安さの理由」を見極める必要があります。
単に価格表の数字が小さいクリニックを選ぶのではなく、
- 「安全な製剤を使っているか」
- 「信頼できる医師がいるか」
- 「自分に合った量を、適正な価格で提供してくれるか」
といった視点を持つことが、後悔しないための鍵となります。目先の安さにとらわれず、長期的な視点で「コストパフォーマンス」を考えることで、きっと本当に満足できるクリニックに出会えるはずです。
エラボトックスの施術をご検討の方はプライベートスキンクリニックにお気軽にご相談ください
この記事を読んで、エラボトックスについてもっと詳しく知りたくなった、自分の場合はどうなのか相談してみたい、と思われた方もいらっしゃるかと思います。フェイスラインのお悩みは、専門家である医師に相談することが解決への一番の近道です。
プライベートスキンクリニックでは、経験豊富な医師があなたの悩みに真摯に寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。カウンセリングは無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
【参考文献案】
- Polydeoxyribonucleotide: A promising skin anti-aging agent — 著者:Zhang Y, 他 サイエンスダイレクト
- Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness — 著者:Lee KWA, Chan KWL, 他 MDPI
- Points to ponder on the role of polynucleotides in regenerative and aesthetic medicine — 著者:Webb WR, Rahman E, 他 SpringerLink
- Polynucleotides and polydeoxyribonucleotides in dermatology – A narrative review — 著者:Arora G JCAS
- PN HPT for Asian skin regeneration and rejuvenation — 著者:Ting Song Lim, 他 dovepress.com
- The Effectiveness of Polynucleotides in Esthetic Medicine — 著者:不明
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
大阪でエラボトックスが上手い先生は?
プライベートスキンクリニックの 井畑医師 と 安形医師 がおすすめです。
お二人とも形成外科専門医であることから、顔の骨格や筋肉の構造を熟知しており、筋肉の大きさや動きに合わせて最適なデザインで注入が可能です。
さらに、VST認定医(製剤メーカーが認める公式トレーニング修了医) でもあるため、安全かつ効果的な治療を提供できるのが特徴です。
エラボトックスの平均金額はいくらですか?
大阪でのエラボトックスの相場は、1回あたり3,000円~60,000円程度です。
価格は使用する製剤の種類や注入量、クリニックの運営方針などによって変動します。
エラボト 打たない方がいい人?
以下に当てはまる方は、エラボトックスを避ける必要があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 妊娠を考えられている方
- 重度の神経・筋疾患をお持ちの方
- 過去にボツリヌストキシン製剤でアレルギー反応を起こした方
また、医学的に問題はなくても以下の方は効果が出にくい場合があります。
- そもそもエラの張りが「骨格」によるものの方
- 極端に痩せていて、フェイスラインのボリュームが少ない方
- 頬のコケが目立つ方
こうしたケースでは別の施術(骨切り、ヒアルロン酸注入、糸リフトなど)が適している場合もあります。カウンセリングで医師にご相談ください。
エラボトックスのNG行為は?
エラボトックスを受けた直後は、薬剤が安定するまでの間に注意が必要です。
- 当日の飲酒・激しい運動:血流が良くなり、薬剤が広がってしまう可能性があります。
- 施術部位を強くマッサージ・揉むこと:注入位置がずれて効果が弱まる原因になります。
- エステやサウナなどの強い刺激:腫れや内出血が長引くリスクがあります。
- うつ伏せで寝るなど、顔に圧がかかる姿勢:薬剤の定着に影響する場合があります。
- 妊娠を考えられている方については、男女ともボトックス注射を受けることができません。
これらは基本的に施術後24時間は避けるのが目安です。その後は通常通りの生活で問題ありませんが、不安な場合はクリニックにご相談ください。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
---|---|
所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
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平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
平成24年 | 医学博士学位取得 |
平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第67回日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察
- 第42回日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について