エラボトックスの効果はすぐ出る?実感スピードと持続期間を解説!


この記事でわかること
エラボトックスについて気になるものの「本当に効果はあるの?」「どのくらいで効果を実感できるの?」など不安に思っていませんか?
エラの張りは顔を大きく見せたり、ぼんやりとした輪郭になってしまうため気になる方も多いのではないでしょうか。エラの張りには、エラボトックスがおすすめです。
今回は、エラの張りでお悩みの方に、効果の実感スピードや持続期間について解説します。正しい知識を持つことでより効果的に治療を受けられますのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
- 1 エラボトックスとは
- 2 エラボトックスの効果の実感スピードはどれくらい?
- 3 ボトックス量と効果の関係
- 4 理想的な施術頻度とは
- 5 効果を長続きさせるために注意すべきこと
- 6 当クリニックのエラボトックスメニューの紹介
- 7 まとめ
エラボトックスとは
エラボトックスとは、エラにある咬筋と呼ばれる筋肉にボトックスを注入することで、筋肉を萎縮させる施術です。
ボトックスという言葉をよく耳にすると思いますが、ボトックスは製品名で正式には「ボツリヌストキシン」といいます。ボツリヌストキシンをエラに注射器を用いて注入することで小顔効果やエラの張りの外見上の変化から食いしばりの改善までさまざまな効果が期待できます。
エラボトックスはダウンタイムがほとんどなく、短時間で終了するため、手軽に受けられる美容医療として人気の施術です。当院にも多くの患者様が来院いただいております。

エラボトックスの効果の実感スピードはどれくらい?
エラボトックスは、施術直後から変化が現れるものではなく、時間をかけて徐々に効果を発揮します。そのため、最初は実感するスピードを遅く感じるかもしれません。
エラボトックスの実感スピードには個人差がありますが、一般的に外見上の効果を感じ始めるのに施術後2〜4週間。1ヶ月もすれば顔の輪郭の変化に周りの知人からも気付かれることが多くなるでしょう。1.5〜2ヶ月後には、フェイスラインがシャープになり、写真などで違いがはっきりと分かります。
施術回数が少ないうちは、効果の持続は3〜6ヶ月程度になります。回数を重ねる毎に効果持続期間は長くなります。
ボトックス量と効果の関係
エラボトックスで効果を得るためには、たくさんの量を注入する必要があるのでしょうか?答えはノーです。残念ながらボトックス量を多くすれば効果が長続きするというわけではありません。
ボトックスの量が少ない場合、効果が表れにくいのですが、逆に多すぎると不自然な表情になったり顔の動きに支障が出たりするので注意が必要です。
エラボトックスの適正な注入量は患者様の筋肉量の状態によって異なります。そのため信頼のできる医師に相談した上で注入する量やタイミングを決めることが重要です。
理想的な施術頻度とは
残念ながらエラボトックスの効果は永続しません。そのため、定期的にボトックス注射をする必要があります。
施術回数が少ないうちは、3〜6ヶ月に一回のペースで注入し3回の施術を重ねた後は、半年毎に診察を受けてみてはいかがでしょうか。もちろん個人差があるため気になってきたタイミングでご相談ください。
また、施術後に効果がじっくり現れてくるため、1〜3ヶ月より早いタイミングでの施術は避けた方がよいでしょう。
効果を長続きさせるために注意すべきこと
エラボトックスの効果を長続きさせるためいくつかの注意が必要です。治療をお考えの方は参考にしてみてください。
硬い食べ物に注意
エラが張る原因は咬筋という噛む筋肉です。そのため、いくらボトックスを注入しても、硬いものやガムなどを頻繁に食べると、筋肉がまた発達して効果が薄れます。
硬すぎるものを避けて、咬筋を過度に刺激しないことが重要です。
歯ぎしりを予防するためにマウスピースを着用
歯ぎしりがある方は、睡眠時にマウスピースの着用を検討してみてはいかがでしょうか。
無意識の歯ぎしりは咬筋を発達させる恐れがあります。また、食いしばりがある方も同様にマウスピースを着用することで、不本意な筋肉活動を抑制できます。
施術の適切な間隔を維持
エラボトックスの効果は永久ではありません。そのため、定期的な施術と適切な量を注入することが重要です。
医師との相談にもよりますが、最初の数回は3〜6ヶ月のペースが理想です。診察時に、量の調節も同時に行いますので、ご不明な点があればお申し付けください。
その後、エラボトックスの実感スピードや効果の様子で、適切な間隔が変わってきます。
摩擦や熱を加えない
エラボトックス治療後24時間は、激しい摩擦や熱は控えましょう。
洗顔やマッサージなど、過度な刺激は赤みや腫れの原因となりますので、優しく触れるようにしてください。また、ボトックスは熱に弱いため、熱が加わる美容医療などの併用に注意しましょう。
他の治療をお考えの方は必ずボトックス治療を受けた日を担当医に伝えて指示を仰いでください。
製剤による違い
製剤によっても効果の持続期間が変わります。一般的に、アラガン社のボトックスビスタ®は効果が長続きしやすいと言われています。
当クリニックのエラボトックスメニューの紹介

当クリニックでは、2種類の製剤を使用し、エラボトックスを行っております。それぞれ詳しく解説します。
ボトックスビスタ®
ボトックスビスタ®とは、国内で唯一厚生労働省の認可を得たアラガン社のボトックス製品です。国内で未承認の他のA型ボツリヌス毒素製剤とは異なり、日本での有効性・安全性が確認されています。
世界中でこれまで2000万を超える症例があり、エラや表情ジワ、脇などさまざまな部位で使用されています。
韓国製ボツリヌス菌製剤
近年、多くのクリニックで導入されている韓国製ボツリヌス菌製剤。当院でも多くの方が希望をし、エラボトックスに選ばれています。
前述のボトックスビスタ®と比較して安価で受けられ、同等の効果が期待できます。韓国の国家行政機関である食品医薬品安全処から安全性が保証されているため安心して治療を受けられるでしょう。
まとめ
エラの張りでお悩みの方に向けてエラボトックスの効果や実感のスピード、理想的な施術頻度についてご紹介しました。
エラボトックスは、咬筋に作用してエラの張りを抑制し、小顔効果や食いしばりの改善が期待できます。効果を実感するのに2〜4週間ほどかかり、持続期間は3〜6ヶ月程度です。回数を重ねることで持続性が高まります。
当院では厚労省承認のボトックスビスタ®と韓国製製剤を用意し、患者様のニーズに合わせた安全で効果的な治療を提供しています。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。エラボトックスが気になっている方は、ぜひご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
エラボトックスの効果はどのくらいで実感しますか?
効果を実感するまでに2〜4週間かかり、効果の持続期間は3〜6カ月です。
ボトックス量を増やしたら効果が持続しやすいですか?
残念ながらボトックス量を多くすれば効果が長続きするというわけではありません。
理想的な施術頻度を教えてください。
3回までは、3〜6ヶ月のペースが理想です。回数が増えると定着しやすくなり6ヶ月以上空けられる方もいます。
効果を長続きさせるために必要なこと
硬い食べ物や歯ぎしりに気をつけることや摩擦や熱を避けましょう。
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
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所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
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平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
平成24年 | 医学博士学位取得 |
平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第67回日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察
- 第42回日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について