老け顔の原因は…?ヒアルロン酸で若返りを叶える方法!
この記事でわかること
「なんだか最近、急に老けた気がする…」
鏡を見てそう感じたことはありませんか?
おでこのシワ、頬のこけ、フェイスラインのたるみ、肌のくすみ――
老け顔の原因は一つではなく、年齢・生活習慣・表情癖・スキンケア不足などが複雑に関係しています。
実は「老け顔」は、加齢による自然な変化だけでなく、20代後半から少しずつ進行していくもの。
「なんとなく老けた気がする」と感じた時点で、すでに肌や筋肉の変化が始まっているサインです。
早めに原因を理解し、対策を始めることが、若々しい印象を取り戻す第一歩。
この記事では、
- 老け顔に見える原因と特徴
- 今日からできるセルフケア
- 美容医療で叶える若返り治療
を詳しく解説します。
「老け顔をなんとかしたい」「自然に若返りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜ老け顔になるの?その原因と仕組み
老け顔の主な原因は、たるみ・シワ・肌のくすみ・ボリュームロスです。
それぞれ、次のような要因によって進行します。
Doctor’s MEMO
「老け顔」を感じ始める年齢は人それぞれですが、
多くの方が30代前半〜中盤に「なんか老けたかも」と感じる傾向があります。これは、20代後半から始まるコラーゲン・筋肉・骨密度の減少が影響しているため。加齢だけでなく、生活習慣の影響もあります。
実際、目に見える変化が出るのは30代以降ですが、原因はもっと早くから始まっているということなんです!

加齢による変化
年齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリが低下します。
さらに、皮下脂肪や骨も減ることで、頬がこけたりフェイスラインが下がったりして、老けたように見えてしまいます。
肌の変化

骨の変化

生活習慣の乱れ
睡眠不足・栄養バランスの偏り・ストレスは、肌の再生力を低下させます。
特に睡眠中は成長ホルモンが分泌されるため、寝不足は「老け顔スイッチ」を入れる最大の要因になります。
生活習慣の乱れ
紫外線は光老化の最大の原因です。肌の弾力を壊し、シミ・くすみ・シワを加速させます。
肌が黄色く、または灰色に見えるようになったという方は、紫外線の影響で肌にくすみが出ているサインです。
急激な体重変化
急なダイエットやリバウンドで脂肪量が変化すると、皮膚が余り、たるみを引き起こします。さらに、肌のハリ感も減少し、老けたような印象に見えてしまいます。
表情筋の衰え・血行不良
スマホ操作やマスク生活で顔の筋肉を使う機会が減り、たるみや口角の下がりにつながります。
また、室内での長時間のデスクワークにより血流が悪くなることで、肌にくすみも出てきてしまいます。
老け顔の特徴チェックリスト
老け顔のサインは、顔の部位ごとに現れ方が違います。
当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
- 目元:クマや目尻のシワが増えた
- 口元:ほうれい線・マリオネットラインが深くなった
- 肌:乾燥・くすみで透明感がなくなった
- フェイスライン:二重あごや輪郭のもたつきが気になる
1つでも当てはまるなら、老け顔対策を始めるサインです。
今日からできる!老け顔を防ぐセルフケア
毎日のちょっとした意識づけで老け顔の予防が期待できます。
ここでは、老け顔を予防・軽減するセルフケアの方法をご紹介します。
保湿の徹底

老け顔を防ぐには、朝と夜の保湿ケアを徹底することが大切です。
肌が乾燥すると柔らかさが失われ、シワができやすくなってしまいます。
また、新陳代謝(ターンオーバー)の乱れは、シミやくすみ、ごわつきの原因になります。特に目元のシワやくすみは見た目年齢を左右するため、しっかりケアしたいポイントです。
乾燥しやすい目元には、アイクリームや専用の美容液をプラスして、集中的に保湿しましょう!
紫外線対策

紫外線によるダメージは、老け顔を進行させる大きな原因となります。そのため、紫外線対策は必須です!
日頃から以下の対策を徹底して、肌を守りましょう:
- 日焼け止めをこまめに塗る
- 日傘や帽子を使う
- サングラスを使用する
紫外線対策を怠ると、乾燥、シワ、シミ、くすみ、たるみの原因になります。
紫外線は晴れた日や夏だけでなく、曇りの日や季節を問わず降り注いでいます。さらに、窓からも紫外線が入ってくるので、屋内にいるときも気をつけることが大切です。
Doctor’s MEMO
保湿と紫外線対策は本当に大切です!
カウンセリングでも、まず最初に患者様にお伝えしています。
シミ・シワ・たるみを防ぐ最強の若返り習慣として、保湿と日焼け止めは
私自身も毎日欠かさず塗っています!
将来の肌を守る一番の投資だと思っています。

生活習慣の見直し
老け顔を予防するためには、以下の生活習慣を見直して、健康的なライフスタイルを心がけましょう。
- バランスのよい食事
- 質のよい十分な睡眠
- ストレス管理
- 適度な運動
- よい姿勢
これらを見直すことで、ホルモンバランスの改善や血行促進、ターンオーバーの正常化など、老け顔予防によい効果が期待できます。
特に美容を気にされる方の中には過度なダイエットをしている方もいらっしゃいますが、3食バランスの取れた食事と、1日10分程度の運動を取り入れることをおすすめします。
髪型、メイクの工夫
髪型やメイクの工夫で、老け顔を一時的に目立たなくすることは可能です。
ちょっとした工夫で、顔全体の印象を明るく、若々しく見せることができます。
髪型のポイント
- 顔まわりに動きを出すレイヤーを入れると、フェイスラインのたるみが目立ちにくくなります。
- 前髪を作るスタイルは、額のシワや老け見えを自然にカバー。
- ハイライトカラーやツヤのある仕上げも、顔全体を明るく見せる効果があります。
全体的に“ツヤ”と“立体感”を意識したヘアスタイルが、若見えの鍵です。
メイクのポイント
- ハイライトをTゾーン・頬骨・あご先に軽くのせると、光を集めて立体感とツヤを演出。
- 目の下のくすみは、オレンジ系コンシーラーでトーンアップ。疲れた印象を一気に改善できます。
- チークは、黒目の下〜こめかみに向かってふんわり入れるとリフトアップ効果。
- リップは血色感のあるコーラルやローズ系を選ぶと、肌全体が明るく見えます。
厚塗りやマットすぎる質感は、かえって老けた印象を与えることも。
ベースメイクは薄く、ツヤを活かした仕上げを意識するのがポイントです。
ただし、これらはあくまで一時的な印象改善。
年齢とともにシワやたるみ、肌の質感変化が進むと、メイクや髪型だけではカバーしきれない場合もあります。
そんなときは、根本的な肌のハリ・ボリュームを整える美容医療を検討するのも一つの選択肢です。
メイクが映える土台を整えることで、より自然で若々しい印象が叶います。
美容クリニックへの受診

老け顔を予防するセルフケアはさまざまありますが、セルフケアのみでの改善が難しい場合もあります。
年齢とともに老け顔や肌の衰えは進行していくため、美容医療の力を借りることもおすすめです。
「美容医療」と聞くと、顔にメスを入れる施術に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、実はメスを使わない施術もたくさんあります!
例えば、ヒアルロン酸注射は傷跡が残ることなく、さまざまな老け顔の症状に対応できます。
老け顔にお悩みの方は、美容医療も一つの選択肢として検討してみてください。
ヒアルロン酸注射による老け顔治療について
比較的気軽に美容医療を試してみたい方におすすめの美容医療の施術は、ヒアルロン酸注射で す。
若返りに効果的なヒアルロン酸注射について、部位ごとに解説していきます。
ヒアルロン酸リフト
ヒアルロン酸リフトは、リガメントと呼ばれる靭帯をヒアルロン酸で補強し、顔全体をリフトアップさせる施術です。
こめかみあたりに存在するリガメントは、皮膚や軟部組織を骨に繋ぎとめる大切な役割を持っていますが、加齢とともに緩みやすく、これが顔のたるみの原因となります。従来の治療法ではシワだけにヒアルロン酸を注入するのが一般的ですが、リガメント補強はたるみの根本原因にアプローチするため、より自然で持続的な若返り効果が期待できます。顔全体のたるみが気になる方に特におすすめの施術です。

頬コケやこめかみ痩せのボリュームアップ
頬やこめかみのヒアルロン酸注射は、コケた頬や凹んだこめかみにヒアルロン酸を注入して、ふっくらとした若々しい印象を作り出す施術です。
加齢に伴う骨の吸収(骨委縮)により、頬がコケたりこめかみの凹みが目立ち、顔がごつごつとした印象になってしまうことがあります。
こめかみに注入することで、緩んだ靭帯を引き締め、目元の引き上げ効果も期待できるため、リフトアップ効果も感じられます。頬コケやこめかみの凹みで老け顔が気になる方や、逆卵形の顔に憧れている方に特におすすめです!

おでこの丸みを出すことでの若返り効果
平らになったり、凹んだおでこにヒアルロン酸を注入することで、額の丸みや立体感を復活させ、若々しくシワの目立たない額を作ることができます。
おでこは、加齢とともに額の骨の厚みと皮膚のボリュームが減少し、丸みが失われるため、老け顔の原因となりがちです。この施術では、おでこの皮膚のたるみを防ぎ、シワができにくくなる長期的なメリットも期待できます。眉上の凹みが気になる方にもおすすめの施術です!

肌のハリ感アップ(ボライト)
ボライトは、厚生労働省に認可された唯一の「肌質改善」効果が期待できるヒアルロン酸製剤です。
真皮層に細かく注入することで、皮膚の内側から潤いを与え、肌のハリやツヤ感のアップが期待できます。
さらに、ボライトには以下のような多くの美肌効果があります:
- 乾燥や小ジワの改善
- 肌のキメを整える効果
- 毛穴を目立ちにくくする効果
- 首の横ジワの改善
1回の施術で効果を実感でき、最大9ヵ月程度効果が持続するため、定期的に通うのが難しい方にもおすすめです!
ほうれい線やマリオネットラインの軽減
ほうれい線やマリオネットラインなどのシワや周りのくぼみに、ヒアルロン酸を直接注入することで、シワを目立たなくすることができます。
ほうれい線やマリオネットラインへのヒアルロン酸注射は、シワだけでなく顔全体のたるみを意識した注入が行われます。
そのため、ほうれい線やマリオネットラインの改善だけでなく、お顔全体のたるみ解消も期待できる可能性があります。
これらの部位はセルフケアでの改善が難しいため、美容医療による施術を検討することをおすすめします。

まとめ
老け顔は、気づかないうちに少しずつ進行します。
しかし、正しい知識と早めの対策で、見た目年齢を大きく変えることができます。
- まずは生活習慣とスキンケアを見直す
- セルフケアで限界を感じたら美容医療も検討する
プライベートスキンクリニックでは、
経験豊富な形成外科専門医が、一人ひとりに合った自然な若返り治療をご提案します。
「最近老けた気がする」「若返りたい」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
老け顔はどうすると治せますか?
老け顔を治すには、保湿の徹底や紫外線対策、生活習慣の見直しがありますが、これらで思っ たような効果が出るとは限りません。
患者様の理想の姿まで改善するためには、ヒアルロン酸注射やその他の美容医療による施術を おすすめします。
老け顔に見えやすい人の特徴は?
老け顔に見える人は以下の症状を併発している可能性があります。主な特徴は、
● 目元のシワ
● 目の下のくま
● 深いほうれい線
● しみや肌のくすみ
● 二重あごやフェイスラインのたるみ
その他、こめかみの凹み、頬のこけ、マリオネットライン、ゴルゴラインなども年齢より老けて見え る特徴となります。
老け顔になる1番の原因は何ですか?
老け顔の1番の原因は加齢です。
30代から徐々におこり、特に40代以上になると顔面の骨が委縮するため、しわやたるみができやすくなります。
ただし、加齢だけでなく、急激なダイエットや疲労感により頬のコケや目元のクマによって老けて見えるケースもあります。
若いのに老け顔にみられやすい人の特徴は?
若いのに老け顔に見られる方は、頬のこけや目元のクマが原因になっている場合があります。
これは過度なダイエットや疲労感、ストレス、寝不足が原因となっている場合があります。
セルフケアにて改善する可能性もありますが、症状が良くならない場合は美容クリニックへの受 診も検討しましょう。
診療時間
[ 完全予約制 ] 10:30〜19:00
土日診療あり
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
| 平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
|---|---|
| 平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
| 平成24年 | 医学博士学位取得 |
| 平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
| 令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第48回 日本美容外科学会総会(2025年9月25日~26日)
- 顎のヒアルロン酸注入を用いた輪郭形成-248症例の治療経験
- 第43回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会(2025年8月16日~17日)
- POTENZA®を用いた美肌・毛穴・ニキビ治療の臨床経験
- 第42回 日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について
- 第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察









