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目の下の脱脂で目は大きくなる?小さくなる?

目の下の脱脂で目は大きく見える?それとも小さく見える?という記事のアイキャッチ画像

監修医師

医療法人優聖会 院長 安形 省吾 医師

安形医師の詳細はこちら
安形省吾医師

この記事でわかること

  1. 脱脂で目が大きく見える理由
  2. 目が小さく見えるリスク
  3. 脱脂と涙袋の関係
  4. 目が大きく見える以外の脱脂のメリット

目の下の脱脂をすると目が大きく見えるって本当?
小さくなることもあるの?
という疑問や不安を持つ方も多いのではないでしょうか。

実際、脱脂は目そのものの大きさを変える施術ではありませんが、ふくらみや影が減るため、目元の印象が明るく見えたり、目が大きく見えたりする効果が期待できます。
この記事では、脱脂で目が大きく見える理由、反対に小さく見えるケース、涙袋への影響、脂肪注入やヒアルロン酸といった追加処置の選択肢について解説していきます。
目の下の悩みの改善を目指し、明るくパッチリとした目元を手に入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。

目の下の脱脂とは?目が大きく見えるメカニズム

まずは、目の下の脱脂の基本と、目が大きく見える理由、逆に小さく見えるケースについて解説していきます。

目の下のふくらみの正体と脱脂の基本

多くの人が「目の下のたるみ」と呼んでいるふくらみの正体は、実は眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる目の奥にある脂肪の突出です。
眼球を保護するクッションの役割を果たしているこの脂肪は、支えている膜や靭帯の緩み、眼輪筋の衰えにより、加齢とともに前方に押し出されてふくらみとなって現れます。
この突出した脂肪の下には影、すなわち黒クマが生じます。

脱脂手術は、このふくらみとなっている余分な眼窩脂肪を、下まぶたの裏側から小さな穴を開けて取り除く施術です 。
皮膚を切開しないため、傷跡が表面に残らず、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。
脱脂によって脂肪の突出が解消されると同時に、黒クマの根本原因へのアプローチができます。

下瞼脂肪取り(経結膜的下眼瞼脱脂術)の施術例(下まぶた内側2か所ずつ)-症例写真

下瞼脂肪取り(経結膜的下眼瞼脱脂術)の施術例(下まぶた内側2か所ずつ)

施術、料金、期間・回数、リスク(副作用)

施術 下まぶたの内側から眼窩内脂肪を適量取り出します。 内側を切開するため、顔に傷を残さず施術が可能です。 これにより、下まぶたの膨らみやクマがスッキリし、目元が明るい印象になります。
料金 両方 187,000円
期間・回数 1回・40分ほど
リスク
(副作用)
腫れや内出血には個人差がありますが、1~2週間ほど続く場合があります。 術後3~7日間は、血流を促進する行為(運動、飲酒、湯船に浸かるなど)を控えていただくことをおすすめします。

※注意事項:治療の結果には個人差があります。

脱脂で目が大きく見える理由

脱脂手術で「目が大きく見える」と感じる最大の理由は、影が軽減され目元にたっぷりと光が集まるようになるからです。
目の下に脂肪のふくらみがあると、それが光を遮って濃い影を作ってしまいます。

この影のせいで、白目や黒目の境界線がぼやけ、目全体が小さく、どんよりと疲れた印象を与えてしまう可能性があるでしょう。
手術によってこの余分なふくらみを平らに整えると、目元全体がパッと明るく見え、目元の印象の改善が期待できます。

個人差はありますが、黒目の輝きや白目の透明感が際立ち、輪郭がくっきりと強調される方もいます。
さらに、脂肪の重みで曖昧になっていた下まぶたのラインがすっきりと整うため、視覚的に目の縦幅が広がったような印象を与えやすくなるでしょう。

物理的に眼球が大きくなるわけではありませんが、コントラストが高まるため、パッチリとした若々しく魅力的な目元に見えるようになる傾向があります。

目が小さく見えるリスク

脱脂手術で「目が小さく見える」と感じる場合、脂肪の取りすぎにより目の周りが落ち窪んで見えるのが主な原因と考えられます。
脱脂はただ脂肪を取れば良いというわけではありません。

適量の脂肪を残さないと、術後に目の下が凹みすぎたり、不自然な段差ができたりする可能性があります。
目の下の脂肪の量や配置は人それぞれ異なり、将来的な変化も予測して適切なデザインを行う医師の技術と経験が極めて重要になります。
脱脂手術を受ける際は、脂肪の「取りすぎ」によるリスクを回避するためにも、術後の凹み対策まで含めて提案してくれるクリニックの選択が大切です。

下瞼脂肪取りについて詳しくはこちら

脱脂と涙袋の関係|涙袋は残る?強調される?

脱脂を検討している方のなかには、「涙袋が消えてしまうのでは?」という不安を持つ方も少なくないでしょう。
ここでは、脱脂と涙袋の関係をわかりやすく説明していきます。

脱脂と涙袋の関係について説明する女性

脱脂が涙袋に与える影響

目の下の脱脂手術によって、本来ある涙袋が消失してしまうことは考えにくいと言えます。
涙袋は、目の周囲にある眼輪筋(がんりんきん)という筋肉の一部が盛り上がってできているものです。

一方、目の下のふくらみの原因は、その筋肉よりも奥にある眼窩脂肪の突出です 。
つまり、涙袋とふくらみは発生源が異なるため、脱脂手術で眼窩脂肪を取り除いても、涙袋自体が消失するリスクは低いと考えられます。

脱脂によって涙袋が強調されるケース

多くの場合、目の下の脱脂手術を行うと、涙袋は以前より強調される傾向にあります。

突出した脂肪のふくらみがある状態では、涙袋の下のラインと脂肪のふくらみの境界線が曖昧になり、目元全体がのっぺりとして見えてしまいがちです。
脱脂手術によって、この邪魔な脂肪のふくらみが適度に取り除かれると、涙袋の下のラインがすっきりと平らに整いやすくなります。
結果として、涙袋が際立ち、立体感が生まれる傾向があるのです。

この立体感は、涙袋を形成する眼輪筋の「ふくらみ」と、その下の「平坦な面」との対比によって生まれるため、目元がより明るく、若々しい印象になるでしょう。
そのため、脱脂手術は「目が大きく見える」だけでなく、涙袋を活かしたい方にとっても、おすすめの施術と言えます。

脱脂+追加処置(脂肪注入・ヒアルロン酸など)の選択肢

頬の肉付きが薄い方や、皮膚のたるみが強い方では、脂肪を取るだけだと「くぼみ」や「小ジワ」が気になってしまう場合があります。

より若々しく、なめらかな目元を目指すためには、「脂肪を減らす脱脂」と、「足りない部分を補う注入治療(脂肪やヒアルロン酸)」、あるいは「余った皮膚を整える治療」を組み合わせるのが適しているケースも少なくありません。

ここでは、それぞれの施術を分かりやすく解説します。

脂肪注入について

脂肪注入は、脱脂によって生じやすいくぼみや段差を自然に補いたい方におすすめの施術です。
とくに、涙袋の下の溝が深い方や、骨格的に目の下が落ち込んで見えやすいタイプでは、脱脂だけでは影が残りやすく、疲れた印象になる場合があります。

脂肪注入は自身の脂肪を使用するため馴染みやすく、やわらかな質感でボリュームを補える効果が期待できます。
これにより、個人差はありますが脱脂でへこんだ部分に自然な丸みが戻り、明るく若々しい目元になるでしょう。

ヒアルロン酸注入について

ヒアルロン酸は、軽度のくぼみや細い影を整えたい方におすすめの施術です。
また、涙袋をよりふっくら見せたい場合にも、ヒアルロン酸が用いられる場合があります。

涙袋は眼輪筋の立体感によるものですが、ヒアルロン酸を適量だけ加えると丸みを強調できるため、脱脂後に「涙袋が少し物足りない」と感じる方にも向いています。
注入量を細かく調整しやすい点も魅力ですが、皮膚が薄い部位のため、適切な製剤選びと医師の注入技術が重要です。

目の下のたるみへの対処法

皮膚のたるみが強い場合、「下眼瞼たるみ取り」が選択肢になる場合があります。
ふくらみを取っても、皮膚の余りが残ってしまうと、小じわが増えたり影が再び目立ったりするためです。

下眼瞼たるみ取りの概要を以下にまとめました。

項目内容
目的加齢などで目の下の皮膚がたるみ、シワ・たるみ・クマ・影ができてしまった状態を改善し、若々しくすっきりした目元を取り戻す。
方法下まつ毛のすぐ下を切開し、余分な皮膚を切除。加えて、突出した眼窩脂肪の除去や調整を同時に行うケースもある。術式は「皮弁法」「筋皮弁法」「ハムラ法」などがあり、脂肪の除去量・皮膚の切除量は個々の状態で医師が判断。
向いている人・目の下のたるみ・くぼみ・たるみジワが気になる人・脱脂だけでは皮膚の余り・たるみが残りそうな人
期待できる効果・たるみ・シワ・影クマの改善・下まぶたの皮膚のたるみ解消によるシャープな目元
特徴傷跡が目立ちにくいようまつ毛の下で切開。単なる「脂肪取り」ではなく「たるみ・クマの総合改善」を目指す。長期間の持続効果が期待される。
注意点施術後すぐのメイクや運動・入浴などは制限される場合がある。

施術には腫れ・内出血・術後のダウンタイムなどのリスクがあるため、施術前のカウンセリングで「皮膚の状態」「希望する仕上がり」「リスクと効果のバランス」について、医師としっかり相談するのが大切です。

下眼瞼たるみ取りについて詳しくはこちら

目が大きく見える以外の脱脂のメリット

目の下の脱脂による若々しい印象や長期的なメリットを40〜60代女性向けに紹介した美容医療イメージ画像

脱脂は「目が大きく見える」という印象面での変化が注目されがちですが、それ以外にもいくつかのメリットがあります。
ここでは、脱脂がもたらす別のメリットを解説します。

老けた・疲れた印象の改善

目の下のふくらみは、影を強く落とすため「老けて見える」「疲れている」という印象につながりやすい部分です。
特に黒クマやたるみが組み合わさると、顔全体の印象が暗く見え、実際の年齢よりも上に見られる場合があるでしょう。
脱脂によって脂肪の突出が改善されると、影の原因が減り、目元が明るく見えるため、表情の印象が大きく変わります。

また、目の下の影がなくなるので、これまでクマを隠すために使っていたコンシーラーが不要になることや薄付きで済むようになるなど、日々のメイクにかかる手間や時間の短縮が期待できるでしょう。

クマが解消されると鏡を見たときの気分も向上し、周囲に与える印象も「若々しく、元気な」ものへ変わると期待できます。

長期間持続しやすい効果

脱脂の大きな特徴のひとつが、比較的長く続きやすい効果です。

脂肪の突出は、加齢による組織のゆるみや脂肪の移動が原因ですが、一度整えた脂肪が再び大きく前に押し出されるケースは少ないと考えられています。
そのため、生活習慣や体重の変化による影響を受けにくく、効果を長期間保ちやすい点が魅力です。
もちろん、加齢による皮膚のたるみは進むため、時間とともに別の悩みが出てくる可能性はありますが、少なくとも「脂肪のふくらみ」に関しては長期的な改善が期待できます。

繰り返しの施術が必要というタイプではないため、長期的に自然な目元をキープしたい方におすすめの施術です。

脱脂で後悔しないために

脱脂は、目元の印象を大きく変える可能性のある施術だからこそ、「どの程度脂肪を取るのか」「追加処置は必要か」など、仕上がりを左右する要素の丁寧な見極めが大切です。
とくに、皮膚が薄い方や骨格の影響が強い方では、脂肪を多く取りすぎるとくぼみや影が目立ち、疲れて見えるケースがあります。
また、専門性の高い施術であるため、目元の解剖に精通し、細かな調整ができる医師の選定も大切なポイントです。
そして、施術前には「何を改善したいのか」「どのような仕上がりを希望するのか」を具体的に医師に伝えておくのが重要です。
希望の仕上がりに近づくために、カウンセリングで疑問や不安をしっかり相談し、納得した上で施術を選択しましょう。

また、予期せぬトラブルに対応するためにも、充実したアフターフォロー体制が整っているクリニックの選定が重要となります。
術後の経過観察を丁寧に行い、最後まで責任を持って対応してくれるクリニックを選びましょう。

目の下のふくらみは自力で改善できる?

目の下のふくらみは、いままでの解説のように脂肪によるふくらみが原因となっているケースがほとんどのため、エクササイズなどのセルフケアで自力で改善するのは難しいと言えます。実際に目のまわりの筋トレなどの動画を実践されるとわかると思うのですが、目の下をムリに動かすとシワがよりやすくなります。

エクササイズをすると皮膚に負担がかかり、逆にたるみが悪化してしまう可能性もありますのでおすすめできません。目の下のふくらみの改善に直接的なアプローチはできませんが、目の下の保湿はシワやたるみの予防に必要不可欠ですので、まずは日々のスキンケアをしっかり行いましょう。

まとめ

今回は、目の下の脱脂で「目が大きく見えるのか、小さく見えるのか」という疑問について解説してきました。
脱脂は、下まぶたのふくらみや影の改善により、目元が明るくなり輪郭が際立つため、目が大きく見える印象につながりやすい施術です。
ただし、皮膚の薄さや骨格の影響によっては、くぼみが目立つ場合もあり、脂肪注入やヒアルロン酸といった追加処置が必要になるケースもあります。
また、たるみが原因で影が出ている方には、下眼瞼たるみ取りなど別の選択肢が適している場合もあります。
仕上がりの満足度を高めるためには、自分の状態に合った方法の選定が重要です。

当クリニックでは医師が丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりのご希望に沿った施術を提案いたします。

目の下のクマでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

目の下の脱脂は切らずにできる施術ですか?

目の下のふくらみを切らずに治せる施術として目の下の脱脂(経結膜脱脂術)が紹介されているケースもありますが、正確にはお顔の表面は切らないという意味です。まぶたの裏側を切開して、余分な脂肪を取り出す方法となります。

下瞼脂肪取り(経結膜的下眼瞼脱脂法)をすると、涙袋が大きくなりますか?

涙袋を大きくする施術ではありませんが、眼窩脂肪の突出がなくなると相対的に涙袋が大きく見える可能性はあります。

下瞼脂肪取り(経結膜的下眼瞼脱脂法)は、まわりにバレませんか?

比較的術後の腫れが少ないため、バレにくい施術です。3日間程度のお休みで仕事に復帰される方も多いですが、心配な方は長めのお休みを確保されることをおすすめします。

目の下の脱脂後に血の涙がでるって本当ですか?

傷口からの出血が少しずつ起きて、血の涙のようになる状態です。鼻をつたい鼻血のようになるケースもあります。必ずしも起きるわけではありませんが、出血した際は、ティッシュなどでやさしく押さえてください。

目の下の脱脂のダウンタイムはいつまでですか?

目の下の脱脂術のダウンタイムの期間は1~2週間が目安となります。
ダウンタイム中は、腫れ、内出血、目元の違和感、鈍痛、稀に出血が生じる可能性があります。

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DOCTOR.

安形省吾医師

医療法人優聖会 院長

安形 省吾

外見の改善はもちろん心のコンプレックスにも寄り添い、理想の実現を全力でサポートします。安心して施術を受けていただけるようコミュニケーションを大切にし、納得していただける施術を心がけております。

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資格

経歴

平成14年

大阪医科大学医学部医学科:入学

平成22年

大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局

平成23年

守口敬任会病院:入職

平成25年

東住吉森本病院:入職

平成27年

大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任

平成28年

東住吉森本病院:入職

平成30年

プライベートスキンクリニック:入職

学会発表

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当クリニックにおける脂肪吸引注射30症例の経験および考察
第113回 日本美容外科学会(ポスター発表)(2025年5月28日~30日)
軟骨変形を伴いオステオポール®︎が鼻腔内から露出した1症例
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
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