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ハイフはやめたほうがいい?失敗しないための知識【医師監修】

ハイフはやめたほうがいい?失敗しないための知識【医師監修】

監修医師

医療法人優聖会 最高顧問 井畑 峰紀 医師

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井畑峰紀医師

こんにちは!
大阪梅田の美容外科・美容皮膚科のプライベートスキンクリニックの最高顧問の井畑です。
「ハイフはやめたほうがいい」という噂、SNSや美容サイトで見かけたことはありませんか?

確かに、ハイフ(HIFU/医療ハイフ)はメリットがある一方で、リスクや注意点も存在します。

この記事では、医師の視点から「なぜハイフはやめたほうがいいと言われるのか」を8つの理由に分けて解説します。
また、医学的に根拠のない噂の真相、ハイフが向いている人・やめたほうがいい人の特徴、後悔しないための受け方までまとめました。

ハイフ気になるけどデメリットやリスクも知っておきたい…という方、必見です!

【この記事の要約】


「ハイフはしないほうがいい?」と思う方もいますが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。
施術中の痛みや赤み・むくみなどの副作用、即効性が乏しいこと、体質や顔立ちによっては老け見えリスクがあるのも事実です。
ただし、医療ハイフを正しく受ければリフトアップや小顔効果を得られる方も多く、ヒアルロン酸やボトックスとの併用で弱点を補うことも可能です。
妊娠・授乳中や金の糸が入っている方など、受けないほうがいいケースもあるため事前の診断が重要です。
「やめたほうがいい人」と「向いている人」がいる施術なので、カウンセリングでしっかり相談して判断するのがおすすめです。

女性のイラスト

目次

そもそもハイフとは?

ハイフの施術中の様子

ハイフの基本的な仕組み

ハイフ(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)は、高密度の超音波を一点に集め、皮膚の奥にある「SMAS筋膜」へアプローチする施術です。
このSMAS筋膜は、外科的なフェイスリフト手術でも引き上げ対象となる層です。そこに熱を加えることで、肌を土台から引き締める効果が期待できます。

ハイフで期待できる3つの効果

  • リフトアップ:頬やフェイスラインを引き上げ、小顔効果も期待できる
  • 肌質改善:コラーゲンが増えることでハリや弾力アップ
  • 部分痩せ:二重あごやフェイスラインの脂肪にアプローチ可能

ただし「誰にでも効く」「一度で完璧に若返る」というものではありません。ここが後ほど紹介する「やめたほうがいい」と言われる理由につながります。

ハイフはやめたほうがいい?

ハイフはやめた方がいいと言われる理由として、施術中に感じる痛み、赤み・むくみ・腫れなどの副作用の症状、効果が不十分なケース、即効性がない点、その他失敗例などがあげられます。ハイフのデメリットやリスクを事前に把握できていれば、後悔するような事態は避けやすくなります。

【失敗例1】頬がこけて老けて見えた

患者様のお顔の脂肪の付き方やたるみが生じている位置に適した施術ができていないと、必要な脂肪まで減らしてしまい、頬がこけて逆に老けて見えることがあります。

【失敗例2】たるみが悪化したように感じた

基本的に、ハイフにてたるみが悪化することはありません。

ただし、照射範囲や出力が適切でないと、思ったほど引き上がらず「むしろたるんだ?」と感じる人もいます。実際にはたるみが悪化したわけではなく、効果の出方に個人差があるのが原因です。

【効果】期待したほどの変化を感じられなかった

効果がないケースとしては、以下の原因が考えられます。

  • 低出力のサロンハイフを受けたため
  • 即効性がないと説明を受けていなかった
  • もともとたるみがないのに施術をした
  • たるみが強すぎた

医療ハイフを選択し、事前のカウンセリングをきちんと行えば避けられるリスクです。

また、ハイフは手術のように劇的な変化を出す施術ではありません。

継続的な施術を推奨しているため、一度の施術でも効果を感じる方はもちろんいますが、何度か続けることでより効果を実感しやすくなります。 そのため、単発で「大きな変化がなかった」と感じても、複数回の施術を前提に考えることが大切です。

【痛み・副作用】施術中の痛みや術後の赤み・腫れ

施術中に痛みを感じる

施術中は、超音波の熱エネルギーによって痛みを感じる可能性があります。

  • チクチクした痛み
  • 骨に響くような痛み

痛みの感じ方は、照射部位によって異なりますし個人差もあります。
脂肪が薄い位置や骨に近い部位は、痛みを感じやすい傾向があります。

施術後に肌が乾燥する

ハイフを受けた後は、照射した熱エネルギーの影響で、一時的に肌の水分量が減少し、乾燥しやすい状態となります。

肌の調子が悪くなったと感じるかもしれませんが、あくまでも一時的な症状ですので、自然に改善します。
施術後は肌が敏感な状態になっていますので、刺激を避けて保湿ケアを心がけましょう。

赤み・むくみ・腫れなどの副作用が生じる

ハイフは肌の表面に傷ができない分、ダウンタイムがほぼなく、簡単に受けられる印象が強いかもしれません。
でも、肌に熱エネルギーを加えていますので、肌の深層への影響が肌表面に徐々に現れていきます。

施術後は、肌の赤み、むくみ、腫れ、ほてりなどの副作用が生じる可能性があります。
お顔の脂肪が多い部位への照射は、腫れやむくみが出やすい傾向があります。

症状の度合いは個人差があり、副作用がでたとしても1週間程度で治まりますが、副作用が生じる可能性については把握しておきましょう。

【持続性】効果は永久ではない

ハイフの効果の感じ方には個人差があります。
施術直後から効果を感じる方がいる一方、コラーゲンが増生される1カ月後を目安に、徐々に効果が出現する方もいます。

効果が出るまでに時間がかかる方もいますので、即効性を求める方は、他の施術が向いていると言えます。

【リスク】神経損傷や火傷の可能性がある

ハイフは皮膚の奥深くに熱エネルギーを届ける施術のため、照射位置や出力を誤ると 神経や血管を傷つけてしまうリスク があります。稀ではありますが、麻痺やしびれといった症状につながることも。

また、骨格や皮膚の厚みを見極めずに強い出力で照射すると、火傷や赤み、腫れ を引き起こすこともあります。本来は医師が解剖学的知識をもとに適切な深度・角度で照射する必要があるため、サロンハイフやセルフハイフのような医療従事者以外の施術は特に危険です。

【費用】継続するにはコストがかかる

ハイフは一度の施術でもリフトアップや小顔効果を実感できますが、効果は有限です。
効果を持続させるためには、半年毎の施術をおすすめしていますので、都度費用がかかるデメリットがあります。

【重要】エステハイフによるトラブルが多発している

サロンで受けるハイフは、医療ハイフよりも照射時の出力が低く、施術をするのは医療従事者ではありません。

  • 低出力のため効果が低い
  • 神経損傷のリスク
  • 万が一の肌トラブルに対応できない
  • アフターケアの心配

このようなリスクがあるため、おすすめできません。

ハイフのについての嘘・ホント

ハイフで癌になるってホント?

ハイフによって癌になるという科学的根拠や因果関係はありません。

医療ハイフはFDA(米国食品医薬品局)などでも承認されており、正しい方法で行えば安全性は高い施術です。
逆に、一部の癌治療の選択肢として用いられている治療法です。

ハイフで将来たるみやすくなるってホント?

ハイフによって、将来たるみやすくなるといったリスクはありません。

ただし、上述のように、ハイフの照射エネルギーは皮下脂肪にも作用しますので、お顔の脂肪が少ない方が、繰り返しハイフを行うとふっくら感が無くなり老けてみえやすくなる可能性があります。

ハイフで失敗しないための方法

ハイフの施術での失敗を回避するためには、クリニック選びが大切です。
経験豊富な医師が在籍するクリニックや症例数の多いクリニックがおすすめです。

また、サロンでの施術はリスクがありますので、施術の有効性と安全性の両方が得られる医療ハイフを選びましょう。

医療ハイフを選択する

エステサロンのハイフは、効果が低く、医療従事者がいないなどのデメリットが伴いますので、高い効果が得られて安全性も高い医療ハイフを選びましょう。

信頼できるクリニックを選ぶ

ハイフは照射系の施術であるため、誰でも簡単にできるように思えるかもしれませんが、ハイフで起きる失敗例のほとんどは、施術者の技量不足によるものです。
患者様の肌の特徴を診察したうえで、適切な照射をする必要がありますので、信頼のおけるクリニックを選びましょう。

カウンセリングで確認すべきこと

カウンセリングでは、不安を残さず納得して施術を受けられるように、次のポイントを確認しておきましょう。

どの層にどのくらい照射するのか

ハイフは「浅い層」「真皮層」「SMAS層」など、照射する深さによって効果が変わります。頬のコケや脂肪の付き方をきちんと見極めて、あなたに合った層へオーダーメイド的に調整してくれるかどうかを確認しましょう。

効果の持続期間の目安

一般的にハイフの効果は3カ月~半年ほど持続します。カウンセリングで「どれくらい効果が続くのか」を聞いてみましょう。なお、3カ月以内の短期間で繰り返し来院をすすめるクリニックは注意が必要です。

副作用が出た場合の対応

ごくまれに火傷や赤み、しびれなどが起こることがあります。その際にどう対応してもらえるのか、追加料金はかかるのかを必ず確認しておきましょう。「もしもの時の対応まで説明してくれるか」は、信頼できるクリニックかどうかの大事な判断材料になります。

アフターケアを行う

施術後は、肌が乾燥しやすくなりますので、保湿をしっかりしましょう。
また、施術当日は、激しい運動やサウナなどで汗をかくことは避けていただきます。

大切な予定の直前に受けない

ハイフのデメリットやリスクとしてあげたように、ダウンタイムはほぼないとされている施術ですが、施術後は赤みや腫れの副作用が生じたり、肌の乾燥が一時的に強くでる可能性があります。

ハイフの引き締め効果は、施術後1~2カ月かけてより強く発揮されますので、大切なイベントがある方は1~2カ月前を目安に受けられるのがおすすめです。

ハイフをやめたほうがいい人、ハイフが向いていない人とは?

女性

ハイフの効果を実感している方や1年に1~2回のペースで継続して受けられている方もいる中、残念ながらハイフが向いていない方や受けるのをやめたほうがいい方も実際にいらっしゃいます。頬の脂肪がもともと少ない方は、カウンセリング時によく相談された方がいいかもしれません。金の糸を入れている方、無痛の施術を受けたい方、日焼けなどで皮膚の炎症が起きている方、妊娠中、授乳中の方は、医師の判断の元ハイフを受けることは出来ません。

お顔の脂肪が少ない方

頬の脂肪が少ない人は、ハイフによって顔が引き締まって痩せると、頬のコケが目立つようになるケースがあります。
施術前よりも老けた印象が強くなってしまう可能性があるのです。

もともと頬がコケていて気になっている方やハイフの影響で頬がコケる可能性があるお顔の作りの方には、ハイフとヒアルロン酸注入の併用治療がおすすめです。
ヒアルロン酸を注入し頬をボリュームアップさせることで、ハイフによるボリュームダウンのリスクを回避できます。

たるみが強い方

たるみが強すぎると、たるみを完全に戻すのは難しく、ハイフの効果があまり実感できないケースもあります。

ハイフは小顔治療としては20代以上の方に、たるみ治療としては30代以上の方に人気の高い治療ですが、50代後半を超えると効果はいまいちという方も多く、たるみすぎてからではカバーしきれないこともあります。
たるみの度合いによって、他の施術の方が適しているケースもありますので、カウンセリング時にどの方法が自分に合っているのか確認が必要です。

金の糸を入れている方

金の糸を入れている方がハイフを行うと、皮下組織内にある糸が加熱されるため火傷の原因となることがあります。
糸リフトで使用される金の糸は、レーザー治療やRF(ラジオ波)などの治療に制限がでるため、注意が必要です。

また、お顔に限らず施術部位に、金属やシリコンなどを入れている方はハイフを受けられない可能性がありますので、必ず事前に医師に伝えてください。

日焼けで炎症が起きている方

過度な日焼け直後は肌が炎症を起こしたり、熱がこもり敏感な状態となっているため、ハイフを行うと肌に更なるダメージを与えてしまいます。
ハイフを受ける前は日焼けに注意しましょう。

無痛の施術を受けたい方

医療ハイフは、完全に無痛の施術では残念ながらありません。
我慢できないほどの痛みではありませんが、施術中はピリピリするような刺激や、熱感を感じることがあります。

妊娠中、授乳中の方

妊娠をしている方、妊娠の可能性がある方、授乳中の方は施術を受けられません。

該当する疾患がある方、体調が優れない方

以下の疾患に該当する方は、施術を受けられません。

  • 糖尿合併症を発症している方
  • 心臓ペースメーカーなど埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方
  • 皮膚悪性腫瘍、前癌病変、またはその疑いがある方
  • 施術部位に重篤な皮膚疾患および感染症がある方
  • 心臓に疾患がある方
  • 金属アレルギー(特に金及びステンレス)の方

また、施術当日、発熱や感染などの理由で体調が優れない方、その他医師が施術不可能と判断した際は、施術を受けられない場合があります。

上記以外でも何らかの疾患がある方は、必ず医師に確認しましょう。

ハイフが向いている人とは?

ハイフをやめたほうがいい人、向いていない人について詳しくご説明しましたが、決してハイフの効果を否定している訳ではありません。

ハイフは切らずにSMAS筋膜にアプローチできる唯一の治療であり、皮膚の土台となる筋膜の引き締め効果が高く、実際にハイフを受けて満足のいく結果を得られている方もたくさんいらっしゃいます。

  • お顔のたるみが気になる
  • フェイスラインを引き締めたい
  • 二重アゴを改善したい
  • 小顔になりたい
  • 小じわが気になる
  • 切らない治療を受けたい
  • なるべくダウンタイムを抑えたい

という方にハイフは向いています。
当てはまる方はぜひご検討くださいね!

医療ハイフ(HIFUリフト®)の施術例

医療ハイフ(ウルトラフォーマーMPT)の症例
施術ハイフによって真皮~SMASに熱エネルギーを加えることで、肌の深い層から引き締める施術です。
特徴たるみ、しわの改善、リフトアップ、小顔効果が期待できます。
リスク(副作用)紅斑(数時間~数日程度)、浮腫(数日程度)、鈍痛(数日~1週間程度)、痺れ(数日~数週間程度)
注意事項治療の結果には個人差があります。

ハイフとの組み合わせ治療は可能?

ハイフと組み合わせ治療は可能?

ハイフをやめたほうがいい人の中には、他の治療を併用しデメリットを回避できるケースもありましたね!

このように、ハイフ単体ではお悩みを完全にカバーできない場合でも組み合わせ治療によって高い効果を得られることもありますので、ハイフと組み合わせ治療が可能な施術についてもご紹介します。

併用治療を受ける際の施術日や施術順についてはクリニックによって基準が異なりますので、カウンセリング時に確認してください。

ハイフ+ヒアルロン酸注射

ハイフとヒアルロン酸注射は併用治療が可能です。
ハイフは肌の引き締め、ヒアルロン酸注入はボリュームアップやシワの改善として使用でき、同日に治療が受けられます。

お顔の脂肪が少ない方には相性がよい併用治療となります。

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ハイフでヒアルロン酸がなくなるって本当?

ハイフのタイミングによってはヒアルロン酸が減る可能性があります。
ヒアルロン酸を注入した直後は、まだ定着しておらず不安定な状態です。
この状態でハイフを照射すると、熱の影響によりヒアルロン酸が分解・減少してしまうリスクがあります。

したがって、ヒアルロン酸を注入した後は、少なくとも4週間以上あけてからハイフを受けるのが推奨されます。
ヒアルロン酸が定着してからであれば、ハイフによる影響は少なくなります。

ハイフ→ヒアルの順番ならOK!

逆に、先にハイフを行ってからヒアルロン酸を注入する場合は問題ありません。
ハイフは皮膚の奥深くに熱を与える施術のため、そのあとで浅い層にヒアルロン酸を入れるのは安心です。

つまり、同日にハイフとヒアルロン酸を受ける場合、順番が重要になります。
ハイフが先、ヒアルロン酸が後という順番を守ることで、どちらの施術効果もしっかり得られます。

ハイフ+ボトックス注射

表情ジワを改善するボトックス注射もハイフと同日に治療が可能です。

ハイフ+糸リフト

上述のとおり、糸リフトで金の糸を使用されている方は、ハイフを受けることができません。

ただし、金の糸以外であれば糸が入っていてもハイフは受けられます。
ハイフも糸リフトもお顔のリフトアップが目的となる治療となりますが、併用される方もいらっしゃいます。

糸リフトによってしっかり引き上げたうえで、年1~2回のペースでハイフにて引き締め感をキープするようなイメージとなります。

まとめ

ハイフをやめたほうがいい人とその理由についてご紹介しました。

頬の脂肪が少ない方、治療前からコケが気になっている方、たるみが強い方は注意が必要です。
他の治療との併用、もしくは別の治療が適しているケースもありますので、カウンセリング時に懸念点も含めしっかり相談しましょう。

大阪梅田のプライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様のお顔の状態を診察したうえで、最適な施術プランをご提案させていただきます。
もちろん、ハイフが向いていない患者様にはムリにおすすめいたしません!

ハイフ治療をご検討中の方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

Microfocused ultrasound with visualization (MFU-V) の有効性・安全性(総説・合意声明)
Fabi SG, et al. Consensus recommendations on microfocused ultrasound with visualization (MFU-V) for noninvasive skin tightening and lifting. J Cosmet Dermatol. 2024.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38678565/

MFU-V の臨床エビデンスまとめ(形成・皮膚科領域の総説)
Rieder EA, et al. Microfocused Ultrasound with Visualization for Skin Tightening: A Review. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2021;9(11):e3950.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34956942/

顔面への HIFU(MFU-V)での引き上げ効果(定量評価)
Gladsjo JA, et al. Brow lift with microfocused ultrasound: A quantitative study. Dermatol Surg. 2014;40(5):569-575.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24720449/

HIFU の組織学的根拠(加熱→創傷治癒→新生コラーゲン)
White WM, et al. Selective creation of thermal injury zones in the superficial musculoaponeurotic system using intense ultrasound energy: A new target for noninvasive facial rejuvenation. Arch Dermatol. 2007;143(3):341-346.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17372097/

安全性と有害事象(痛み・紅斑・浮腫/稀に神経障害・熱傷)の記載
Alam M, et al. Ultrasound skin tightening: Evidence-based review and consensus recommendations. JAMA Facial Plast Surg. 2014;16(2):85-90.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24556929/

FDA の承認情報(医療ハイフ=Ulthera System の510(k))
U.S. Food & Drug Administration. K134032 – Ulthera System (Ultherapy®), 510(k) Premarket Notification.
URL: https://www.accessdata.fda.gov/cdrh_docs/pdf13/K134032.pdf

HIFU と発がん性に関する観点(がん治療にも用いられる技術)
Kennedy JE. High-intensity focused ultrasound in the treatment of solid tumours. Nat Rev Cancer. 2005;5(4):321-327.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15776004/

顔面への HIFU で稀な神経症状が起こり得る報告
Suh DH, et al. Efficacy and Safety of Intense Focused Ultrasound in the Treatment of Facial Laxity. Dermatol Surg. 2011;37(10):1508-1516.
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21883652/

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

ハイフやめたほうがいい人とは?

お顔の脂肪が少ない方やたるみの強い方、半永久的な効果が得られる施術を求めてる方は、ハイフが向いていない可能性があります。また、金の糸を入れている方もハイフは受けられない可能性があります。

ハイフにより将来的に生じるデメリットはありますか?

ハイフを受けて、将来的にたるみやすくなったり、老けるといったデメリットはありません。ただし、お顔の脂肪が少ない方が繰り返し施術を受けると、皮下脂肪が減少してコケてしまう可能性があります。施術範囲や頻度、適応について医師と事前に相談することが大切です。

ハイフは何歳までできる?

ハイフに年齢制限はありませんが、20~40歳の方におすすめの施術です。たるみが強くなるとハイフだけでは十分な効果が得られない場合がありますが、他の施術との併用など、たるみを改善する治療の選択肢は多くあります。

日焼けをしていてもハイフは受けられますか?

日焼けをしていても、お肌の状態が落ち着いていれば、受けていただくことは可能です。
ただし、日焼け直後の場合は、おすすめできません。

日焼け直後は肌が炎症を起こしたり、熱がこもり敏感な状態となっているため、ハイフを行うと肌に更なるダメージを与えてしまいます。
施術の際、通常より痛みや熱感を感じる可能性があります。

そのため、ハイフを受ける前は日焼けに注意してください。

ハイフをやめたら元に戻りますか?

ハイフは、超音波の熱エネルギーによって肌の深部にあるコラーゲンを収縮させる施術です。施術によってコラーゲンが生成され、肌のハリや弾力がアップしますが、コラーゲンの生成は徐々に減少していきます。そのため、ハイフをやめてしまえば、施術前と同様にたるみが出てくる可能性があります。

ただし、ハイフによって生成されたコラーゲンは、通常の肌の老化よりも長持ちすると言われています。そのため、ハイフを定期的に受けることで、肌のたるみを予防したり、改善することができます。

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DOCTOR.

井畑峰紀医師

医療法人優聖会 最高顧問

井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるシワ・たるみなどの美肌治療などに携わり、約20年の豊富な経験と知識を活かし、患者様に感動を与える美容医療を追求しています。適切な治療と丁寧な説明で、安全性と満足度の高い施術をご提供いたします。

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資格

経歴

平成15年

大阪医科大学 形成外科教室:入局

平成21年

大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任

平成24年

医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定

平成25年

某美容クリニック:院長就任

令和5年

プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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