医療脱毛の効果はいつから実感できる?

脱毛の効果はいつから実感できる?

医療脱毛に挑戦してみたいけど、どのくらいで効果が実感できるのか気になるところ…。そんな方も多いのではないでしょうか。ある程度通院が必要だとわかっていても、時間がかかるのはイヤだし、少しでも早く効果を感じたいですよね。

「短期間で脱毛が完了!」といったクリニックの広告に興味を惹かれる方もいると思いますが、脱毛効果を高めるためには、適切な施術間隔があるため、短期間でどんどん施術を受けるのはおすすめできないのです。
医療脱毛を受けるのであれば、脱毛完了までに必要な施術回数や通院間隔について、事前に知っておくことが大切です。

そこで、本日は医療脱毛の効果を感じるまでの期間と、脱毛完了までの施術回数について解説していきます。より効果的に脱毛するためのポイントについてもご紹介します。
目安となる期間や回数、その理由がわかっていれば、不安や通院のストレスも軽減されて、効率よく脱毛を進められます。医療脱毛をご検討中の方、必見です。

医療脱毛の効果はいつからわかる?

医療脱毛の効果はいつからわかる?

医療脱毛は、1回目の施術から脱毛効果はありますが、効果が及ぶのは全体の毛の20%程度とかなり少なめです。ですから、医療脱毛は1回では終わりません。全体的に毛量が減少してお手入れがラクになるまでに5~8回程度、ほぼ毛が生えてこなくなるまでにはそれ以上の施術回数が必要となります。

施術後の経過と脱毛効果

医療脱毛の施術を受けた後、1週間~1か月で毛が抜け落ちます。効果の現れ方は、脱毛機器の照射方式の違いで差が生じます。
・熱破壊式:1~2週間
・蓄熱式:2週間~4週間

熱破壊式の場合、毛がポロポロ抜けていきます。蓄熱式の場合は、気づくと自然に抜け落ちている感覚です。蓄熱式は、熱破壊式よりも効果が実感できるまでに時間を要すため、「効果がないのでは?」と不安に感じる方もいますが、時間がかかっているだけですので心配ありません。

部位別 医療脱毛の効果を実感できる回数

医療脱毛は、1回の施術では全体の約20%以下のムダ毛にしか効果がありません。施術回数を重ねるにつれ、全体の毛量が減少していきます。
どの程度の毛量をゴールとするかで、効果を実感できるまでの回数が異なります。

毛量や毛質によって、効果のでやすさに個人差があります。うぶ毛の多い部位は、レーザーが反応しにくいため、脱毛回数が多くなります。また、毛が太くて毛量が多い方も、平均よりも多くの回数が必要となります。

医療脱毛の効果をアップさせる方法

医療脱毛の効果をアップさせる方法

医療脱毛は、脱毛機器の選択や脱毛のタイミング、肌の状態で効果の大きさに差がでます。毛抜きの習慣も脱毛効果を低減させる可能性がありますので、注意が必要です。

自分の毛質に合った脱毛器を選ぶ

医療脱毛機器は、照射方式の違いによって、それぞれ得意とする毛質が異なります。

「熱破壊式」の高出力レーザー機器は、太くて濃い剛毛を得意としますが、うぶ毛への効果は低くなります。一方、「蓄熱式」の低出力レーザー機器は、剛毛から産毛まで対応可能です。クリニックによって扱っている脱毛マシンは異なりますので、施術部位や毛質に合った機器があるかを事前に確認することが大切です。

毛周期に合わせて脱毛する

毛周期に合わせて脱毛する

医療レーザー脱毛のタイミング

少しでも早く医療脱毛を終わらせたいと思うかもしれませんが、早いサイクルでの施術はおすすめできません。毛周期に合わせて脱毛を行うと、より高い脱毛効果が得られます。
「毛周期」には、「成長期」「退行期」「休止期」と、毛が成長して抜け落ちるまでの状態を示す3つの期間があります。この中でもメラニンの量が多い「成長期」が最も脱毛に適した期間であり、成長期の毛がある程度生えそろう1.5~2か月サイクルで施術を受けるのがおすすめです。
・成長期:脱毛効果が高い
・退行期:脱毛効果が低い
・休止期:脱毛効果が得られない

ただし、成長期の毛は全体の20%以下であるため、一回の施術でダメージを与えられる毛は限られています。また、毛周期は個人差があり、一つ一つの毛穴によっても異なります。各毛穴の現在の状態は見分けられませんが、成長期の毛が生えそろうおおよその期間を空けて、施術を繰り返し行い、すべての毛をカバーしていきます。

成長期の毛が生えそろわないうちに、次の施術を行っても効果が低くムダ打ちとなる可能性があるのです。ですから、1か月以下のサイクルで施術が可能なクリニックもありますが、決して効果的ではなく、照射部位によっては、無駄に施術回数が多くなってしまう可能性があります。

毛を無理に抜かない

毛抜きによる自己処理は、毛根まで抜けてしまうと毛周期が乱れる原因となるため、脱毛中はNGです。毛根に影響せず、肌にもダメージの少ない電気シェーバーの使用がおすすめです。

日焼けしない

肌が日焼けした状態で脱毛を行うと、紫外線のダメージの影響で、赤みや肌荒れなどの肌トラブルが生じやすくなる可能性があります。
日焼け直後で炎症を起こしている場合は、施術ができないケースもあります。

また、レーザー脱毛の多くは、黒い色素に反応して脱毛を行う仕組みですので、日焼けした肌に反応してしまうと、脱毛効果が減少したり、施術中の痛みを感じやすくもなります。
脱毛中の日焼けはしないよう注意が必要です。
特に、お顔や腕、脚など、日差しを受けやすい部位や、夏場のレジャーは対策を行いましょう。

肌のコンディションを整える

肌が乾燥した状態で脱毛を行うと、照射エネルギーがきちんと届かず脱毛効果が低減するケースがありますので、保湿ケアをしっかり行って肌を整えておきましょう。
肌荒れや強い乾燥、炎症があるような状態では、施術を受けられないケースや、照射出力を低くせざるを得ない場合もあります。

肌の状態によっては、少しの刺激でも過敏になり、赤みやかゆみが生じやすくなります。
また、ニキビによる炎症の度合いによっては、施術が難しくなるケースがありますので、事前に確認しましょう。

脱毛期間の空けすぎはよくない?

医療脱毛が完了するまでは長期間通院が必要となるため、途中で仕事や急用で都合がつかずに間が空いてしまうケースもあると思います。その場合、脱毛効果は大丈夫なのか気になりますよね。
脱毛を行う期間が空いても、それまでに施術を受けた分の脱毛効果はなくなりません。ただし、施術を再開した際に、休止期や退行期に入っている毛が多いと脱毛効果が下がり、1~2回多く施術回数が必要となる可能性がありますが、施術の継続により脱毛効果はきちんと得られます。

医療脱毛後のケアについて

医療脱毛後のケアについて

脱毛後の肌は、レーザー照射によるダメージによって、バリア機能が低下しています。アフターケアを怠ると、副作用や肌トラブルが生じやすくなりますので、少しでも早く肌の状態を回復させるためにも、しっかり対策しましょう。

保湿をする

肌が乾燥しやすい状態となっていますので、念入りに保湿しましょう。お顔だけではなく、体の脱毛時も例外ではありません。保湿剤の種類によっては刺激を感じるケースがありますので、肌に優しい低刺激ものを使用しましょう。

日焼け対策をする

バリア機能が低下した肌にとって、紫外線は大敵です。
UVクリームや帽子、日傘、アームカバーなどで紫外線対策をしましょう。

自己処理に注意する

医療脱毛の後は肌が敏感な状態であるため、3日間程度は自己処理を控えましょう。
炎症が起きている際は、回復してからの自己処理がおすすめです。
毛抜きや脱毛クリーム、カミソリは肌に負担がかかるため、電気シェーバーを使用しましょう。

冷やす

脱毛部位に赤みやほてりがでているときは、タオルや保冷剤で優しく冷やしましょう。
ただし、冷やしすぎに注意してください。また、炎症が長引くような場合は、脱毛したクリニックで診てもらいましょう。

プライベートスキンクリニックの医療脱毛

当院では、「熱破壊式」と「蓄熱式」の両方の照射方式の脱毛機器を扱っており、患者様の脱毛部位や毛質、毛量、肌質、ご希望に沿って、適した機器にて脱毛を行います。

<ジェントルレーズプロ>

ジェントルレーズプロ

アレキサンドライトレーザーを使用した熱破壊式。痛みが少なく、美肌効果も期待できます。

<カロン S>

カロンS

蓄熱式脱毛機で、痛みがかなり軽減されています。痛みに弱い方、地黒の方、敏感肌の方にもおすすめです。

全身、全顔、VIOライン、各パーツと脱毛部位を細かく選択できます。
料金は、1回または5回コースよりお選びいただけます。効果の高い医療脱毛を、リーズナブルな価格でご利用いただけますので、是非ご検討くださいね!

まとめ

医療脱毛の効果を実感できるまでの回数についてご紹介しました。施術後は毛が一時的に抜けて脱毛効果を感じられます。全体的に毛量の変化を感じられるまでには、5~8回程度の施術が必要であり、脱毛部位やゴールとする毛量によっても必要な施術回数は変わります。短期間でどんどん施術を重ねても、十分な効果は得られにくいので、毛周期に合わせた脱毛が効果的です。

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。

医療脱毛をお考えの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

医療脱毛の効果はいつから実感できる?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.医療脱毛の1回目の施術後、どのくらいの期間で効果を実感できますか?

1回目の施術後は、一定期間経つと毛が抜け落ちます。熱破壊式の脱毛機器の場合は1~2週間程度、蓄熱式の脱毛機器の場合は2~4週間程度で効果を実感できます。

Q.医療脱毛は何回の施術が必要ですか?

医療脱毛が完了するまでの回数は、5~10回が目安であり、施術部位や毛質によって必要となる回数が異なります。

Q.医療脱毛の施術の頻度や間隔はどれくらい空けたらいいですか?

医療脱毛の間隔と頻度は、毛周期に合わせて1.5~2か月に1回の頻度で施術を行うのがおすすめです。間隔は短すぎても、空けすぎても、脱毛効果が低くなる可能性があります。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長 安形省吾(やすがた しょうご)

プライベートスキンクリニック 医療法人優聖会理事長 安形 省吾ドクター

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

略歴
平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職
所属
日本形成外科学会
正会員
正会員
VST(ボトックスビスタ)認定医
ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
SNS

コンテンツポリシー(医療機関ホームページガイドラインの遵守)

プライベートスキンクリニックでは、2018年6月1日に施行・改訂された医療機関ホームページガイドラインを遵守したホームページの作成を行っております。
当クリニックでは、引き続き「医療機関ホームページガイドライン」に基づいたホームページの運用を行ってまいります。

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