以外に知らない!?ほくろとしみの違いとは?

目次
こんにちは!大阪梅田の美容外科・美容皮膚科のプライベートスキンクリニック院長の安形です。
今回は、ほくろとしみの違いについてのご紹介です。
「これはしみ?ほくろ?」というご経験ありませんか?
はっきり区別できるもの、どちらかわからないものもあると思います。
そこで、本日はほくろとしみの違いや見分け方、美容皮膚科で受けられるほくろ・しみ治療についてご紹介します。
顔や首などに出現するほくろやしみは、目立ちやすいことからお悩みという方も少なくありません。
最近、ほくろやしみが気になってきた・・という方は是非ご覧ください!
ほくろとしみの違いとは?
ほくろとしみは、メラニン色素が関係しているという点など似ているものも多くありますが、まったく別のものです。
ほくろは、メラノサイトの変種である母斑細胞が増殖して集まり黒く沈着して生じます。
一方しみは、メラノサイトが生成するメラニン色素が沈着して生じます。
大きさや色など、見た目の特徴にも違いがあります。
ほくろの特徴
大きさは1〜2mm程度のものが多く、しみに比べ色が濃いものが多く、盛り上がっているものもあります。
先天的なものと、紫外線の影響などでできる後天的なものがあります。
しみの特徴
1〜2mm程度の大きさのしみも、もちろんありますが、大きさが3mm以上でほくろに比べ色が薄いものが多く、主に紫外線や加齢による肌のターンオーバーの乱れが原因となります。
ちなみにそばかすもしみの仲間です。
そばかすは、通常のしみとは違い、遺伝によりできやすい体質の方もいます。幼少期に発症し、大人になると自然と消えるケースもあります。
紫外線を浴びることで濃くなるのは、通常のしみ(老人性色素斑)もそばかすも同様です。
ほくろとしみの見分け方
ほくろとしみには、それぞれ特徴がありますので、いくつかわかりやすい見分け方をご紹介します。
のばした時の形
指で皮膚を引っ張って伸ばした時に、形が変わるのであれば「しみ」です。
ふくらみ
触ったときに、平坦で肌と一体化していれば「しみ」、盛り上がっていれば「ほくろ」です。
ただし、ほくろは盛り上がっていないものもあります。
色
茶色っぽいのは「しみ」、黒っぽいのは「ほくろ」です。
できる場所の違い
ほくろは生まれつきのものもありますので、紫外線があたらない部位にあるのは、「ほくろ」です。
紫外線があたる部位には、しみもほくろもできやすくなりますので、差別化はできませんが、小さい頃からあり他の特徴も当てはまるのであれば、ほくろの可能性が高いでしょう。
ほくろやしみを増やさない対策
ほくろやしみの予防には、紫外線対策が必須です。紫外線を多く浴びることで、ほくろやしみは増えやすくなるため、日焼け止めクリームを必ず塗るようにしましょう。
また、生活習慣やホルモンバランスの乱れによっても、ほくろやしみはできやすくなります。
バランスのよい食事や睡眠時間の確保など、日々の生活リズムを整えることも心がけましょう。
美容皮膚科で受けられるほくろ・しみの治療法
ほくろやしみの治療法はいくつもありますが、大きさや深さ、厚みなどの状態によって適した治療法が異なります。
それでは詳しく見ていきましょう。
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)
〇 ほくろ
〇 しみ(厚みのあるしみ”脂漏性角化症”)
ほくろやイボ、厚みのあるしみに有効なのが、CO2レーザーです。水分の多い組織にレーザーを当てることで組織を蒸散させ取り除く治療です。
局所麻酔を使用するので痛みはなく、傷跡が目立たないのが特徴です。一度の治療で改善するケースが多い治療法です。
電気メス(モノポーラー)
〇 ほくろ
〇 しみ(厚みのあるしみ”脂漏性角化症”)
ほくろや厚みのあるしみに有効です。高周波電流による熱を利用して、ほくろ・しみを蒸散させ除去する治療法です。こちらも1回の施術で改善するケースが多い治療法です。
切開切除手術
〇 ほくろ
✕ しみ
切開によりほくろを取り除き、縫合する方法です。レーザーでは対応が難しい大きなほくろ、深い場所にあるほくろや、盛り上がっているほくろに有効です。
1~2週間後に抜糸が必要で、1~2か月程で赤みが目立たなくなります。1回の施術で切除が可能です。
しみ取りレーザー
〇 ほくろ(浅く平らなもの)
〇 しみ(老人性色素斑)
主に使用されているしみ取りレーザーには、「Qスイッチルビーレーザー」「Q-YAGレーザー」があります。いずれも、メラニン色素を破壊し、しみを治療します。
しみが取りきれるまでに1~4回程度施術が必要です。紫外線によってできたしみ(老人性色素斑)の他、浅く平らなほくろにも有効です。
レーザートーニング
✕ ほくろ
〇 しみ(肝斑)
両頬やこめかみにできる肝斑に有効な治療がレーザートーニングです。肝斑を活性化させないために出力の弱いレーザーをあてて、メラニンを少しずつ排出させる治療です。
状態にもよりますが、ある程度の回数(10回程度)の治療が必要です。
まとめ
しみとほくろの違いや見分け方、美容クリニックで受けられる治療法についてご紹介しました。
しみとほくろ両方に共通して行える治療もあります。
しみやほくろには、さまざまなや大きさや厚みのものがあります。
それぞれに適した治療法がありますので、治療だけでなく、「美しく治したい」という方は、美容皮膚科でしっかりカウンセリングを受けましょう。
大阪梅田のプライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりにぴったり合った施術プランをご提案いたします。
しみ・ほくろでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
以外に知らない!?ほくろとしみの違いとは?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.しみとほくろ、どちらの治療を受けるべきかわかりません。見分ける方法はありますか?
しみとほくろは、大きさ、色、ふくらみ、のばした時の形、できる場所の違いなどで、ある程度見分けることが可能です。
大きさが3mm以上で茶色っぽく、平坦で肌と一体化していて皮膚を引っ張って伸ばすと形が変わり、紫外線の当たりやすい部位にできていれば「しみ」である可能性が高いです。
大きさが1〜2mm程度で黒っぽく、皮膚を引っ張って伸ばしても形は変わらず、紫外線の当たらない部位にできていれば「ほくろ」である可能性が高いです。
ただし、これらの見分け方は、あくまでも簡易的なものとなります。
盛り上がりのないほくろもありますし、1〜2mm程度の大きさのしみもあります。
しみだと思っていたものが、実はほくろだったということもあります。
しみかほくろ、どちらの治療を受ければいいのかわからないとお悩み中の方は、ぜひご相談ください。
診察の上、適切な治療方法をご提案いたします。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長 安形省吾(やすがた しょうご)

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
形成外科専門医取得
助教就任
コンテンツポリシー(医療機関ホームページガイドラインの遵守)
プライベートスキンクリニックでは、2018年6月1日に施行・改訂された医療機関ホームページガイドラインを遵守したホームページの作成を行っております。
当院では、引き続き「医療機関ホームページガイドライン」に基づいたホームページの運用を行ってまいります。