あなたの“目元年齢”は大丈夫?目の下のシワをなくす方法をご紹介
この記事でわかること
目次
目元のシワが気になったことはありませんか?
特に目の下にシワがあると、顔全体の雰囲気が変わり老けて見られやすくなります。
目元の肌はデリケートなので、早くから適切なケアをすることが大切です。
今回は目の下のシワの原因や種類、セルフケアや美容医療による対処法について詳しく解説します。
目の下のシワが与える影響
目の下の皮膚はとても薄く、他の部分よりシワができやすいことが特徴です。
また、目元のシワやたるみは顔の雰囲気に大きな影響を与え、見た目年齢を高めてしまうことが多いです。
老けて見える
目の下にシワがあると、実年齢よりも老けてみえやすい傾向にあります。
また、何のケアもせずにシワを放置すると、シワが深くなったり増える可能性が高いです。
疲れて見える
目の下にシワがあると、疲れている・やつれてる印象を与えやすいです。
漫画やイラストで、疲れた人ややつれた人の目の下には線が描かれていることが多いのもそのせいだと思われます。
目の下のシワの原因
目の下にシワができる原因はさまざまですが、代表的なものを6つご紹介します。
これらの要素が複合的に働くことで、目元の衰えが生じます。
- 加齢
- 乾燥
- 睡眠不足
- 眼精疲労
- 摩擦
- 紫外線
加齢
加齢によって皮膚の乾燥や弾力低下・たるみが加速すると目の下のシワが目立つようになります。
乾燥
乾燥は目元のシワの大きな原因です。
特にシワが細かいちりめんじわは、皮膚が水分を失いしぼんでしまうことで現れます。
眼精疲労
パソコンやスマートフォンの長時間使用は目の疲れ(眼精疲労)や乾燥の原因になります。
眼精疲労によって血行が悪くなると、皮膚の新陳代謝が衰えてシワができやすくなります。
睡眠不足
慢性的な睡眠不足は、自律神経の乱れ・新陳代謝の乱れ・血行不良を引き起こし、シワやたるみなどの皮膚の衰えの原因となります。
摩擦
目をこする癖や、洗顔・クレンジング・メイク時の摩擦が強いとシワを引き起こすおそれがあります。
目元の皮膚はとても薄く外部刺激に弱いため、優しく触れて摩擦を最小限にしましょう。
紫外線
紫外線は肌にとって大敵です。
紫外線は肌の奥深くまでダメージを与え、コラーゲンを減少させます。
シワやたるみだけでなく、シミなどの色素沈着も引き起こします。
毎日のUV対策がとても重要です。
目の下のシワの種類
目元のシワは、「ちりめんじわ」「表情じわ」「真皮じわ」の3種類に大別されます。
それぞれのシワの種類について解説します。
表情じわ
表情じわは、表情の変化によってできるシワです。
主に目尻、眉間、おでこ、口元にできます。
加齢と共に皮膚の弾力・ハリが衰えると、表情じわは表情を戻しても元の状態に戻りにくくなり、深いシワが刻まれてしまいます。
真皮じわ
真皮じわは、真皮層までシワが到達した溝の深いシワです。
さまざまなシワの最終形態であり、加齢ジワ・大ジワとも呼ばれます。
目の下のくぼみや額などにくっきりと現れ、セルフケアでは改善しにくいのが特徴です。
ちりめんじわ
ちりめんじわは、目尻周辺や目の下に細かく多数現れるシワです。
乾燥じわ・小じわとも呼ばれます。
ちりめんじわができる主な原因は乾燥なので、しっかり保湿ケアをすれば改善しやすいです。
目の下のシワの対処法
セルフケアで目元年齢をある程度若くすることは可能です。
今回は、忙しい中でも気軽に実践できる効果的なセルフケアをご紹介します。
目元専用の保湿美容液を使う
目元のシワを改善するには、保湿ケアが最も大切です。
目元の皮膚は薄くデリケートなので、目元専用の商品(アイクリームなど)を使用することを強く推奨します。
保湿以外にも、エイジングケア成分も配合されていたらより効果的です。
目元のマッサージ
目元のケア後に優しくマッサージをすると、血行促進・眼精疲労の改善が期待できます。
また、スキンケア前に温かい蒸しタオルを目元に乗せたりホットアイマスクを装着しておくと、血行促進・新陳代謝促進につながってより効果的です。
メイクでシワ隠し
根本的な解決にはなりませんが、メイクでシワを目立たなくすることもできます。
コンシーラーを薄く重ねたり(厚塗りはシワの溝に入って余計目立ってしまいます。)、ハイライトを使ってシワを光で飛ばす方法などがあります。
目の下のNGケアとは
目元の皮膚は刺激にとても弱いため、強めのマッサージ・タオルや指でこするなどの摩擦は厳禁です。
皮膚にダメージを与えシワを加速するおそれがあります。
また、ピーリングなどの強い作用を持つ化粧品もおすすめできません。
目元は特に優しく丁寧にケアしなければいけません。
目の下のシワを改善する美容医療
シワが深く刻まれている場合、セルフケアだけでは限界があります。
そんな時におすすめなのがクリニックでの美容施術です。
目元に関するおすすめの施術は以下になります。
- リジュランアイ
- ボトックス
- HIFUアイシャワー
それぞれの施術の特徴について解説します。
リジュランアイ
リジュランアイは、サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチド(PN)という成分を注射で目元に注入する美容施術です。
高濃度サーモン注射とも呼ばれています。
線維芽細胞の活性化、コラーゲン産生、肌の若返り、ハリや小じわの改善といった効果が期待できます。
目元においては、目の下のたるみやクマ、目元の小じわやちりめんじわの改善に効果的です。
ボトックス注射やヒアルロン酸注射は効果が一時的であることに対し、リジュランアイは肌の再生力を促すことで肌を根本的に若返らせることを目的にしています。
アレルギーなどのリスクや副作用はほとんどないといわれていますが、魚・魚卵アレルギーの方は念のため施術を避けてください。
ボトックス(表情ジワ)
ボトックス注射は、表情筋の動きを抑えるボトックス(A型ボツリヌス毒素)を注入することで表情じわを改善する美容施術です。
注入後〜4日目前後で効果が現れ、最大6カ月ほど効果が持続します。
目尻や目の下にできる放射状の表情じわの原因として、眼輪筋が挙げられます。
眼輪筋にボトックス注射を打つことで、筋肉の動きを弱め、表情じわを目立たなくします。
HIFUアイシャワー
HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の略称です。
皮膚の真皮よりも深くにあるSMAS(表在性筋膜)に熱エネルギーを加えて皮膚を引き締める施術です。
リフトアップ、シワやたるみ改善、ハリ改善、美白、毛穴の開き改善などさまざまな効果が期待できます。
HIFUアイシャワーは目の周りの浅い層に高周波を照射する施術で、上下まぶたの皮膚を引き締めることで目元のたるみやシワを改善します。
まとめ
目の下のシワは老けた印象や疲れた印象を与えがちです。
早い段階で適切なケアをすることで、明るく若々しい目元を作ることができます。
手強いシワを手っ取り早く大幅に改善したい場合は、リジュラン・ボトックス・ハイフといった美容医療もおすすめです。
目元年齢でお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.目元の肌老化は何歳頃にきますか?
30代後半からまぶたのたるみなどを自覚する方が増え始め、40代を超えると顕著になるといわれています。
個人差がありますが、早いと20代後半から気になり始める方もいます。
自覚したら速やかにケアを始めることを推奨します。
Q.施術時に痛みはありますか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、どの施術も我慢できる程度の痛みです。
痛みが心配な方は、麻酔を使用することも可能なのでご相談ください。
Q.施術後のメイクは可能ですか?
注入部位を避ければ、施術当日からメイクが可能です。
洗顔や入浴も問題ありません。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。