口横のぽっこりの正体は・・?原因と解消法をお教えします!


この記事でわかること
目次
口元の横がぽっこりともたつくと、実年齢よりも老けて見えることがありますよね。
口元は加齢の影響を受けやすく、年齢を重ねるにつれて悩む方も多い部位です。
セルフケアだけでは改善が難しい場合もあり、そんな方には美容医療の施術がおすすめです。 今回は、口横のもたつきが気になる方に向けて、その原因や改善方法、さらに効果的な美容医療の施術をご紹 介します。
口横がぽっこりする原因は?
口の横がぽっこりする原因は、主に加齢によるものです。
年齢を重ねると、口元の筋力が低下したり、脂肪が下垂することで、たるみが生じることがあります。 まずは詳しい原因を確認してみましょう。
筋肉の低下
口元の筋肉は「口輪筋」と呼ばれ、口を開けたり閉じたりする動作に関わっています。 口輪筋は表情筋の一部で、年齢を重ねると筋力が低下し、口横がもたつき始めます。 表情筋は使わないと徐々に弱まってしまうため、気付かないうちにたるみが目立つことも多いです。 そのため、日常生活で口元を意識的に動かし、表情筋を鍛える習慣を取り入れることが大切です。 セルフケアで十分な効果を感じられない場合は、美容医療の施術を検討してみましょう。
脂肪の下垂
口元の横から口角下にある脂肪を「ジョールファット」と呼びます。
この脂肪が蓄積すると、口元がぽっこりとした重たい印象になります。
ジョールファットは、主に加齢や体重の増減で垂れ下がり、口横がもたつく原因のひとつです。 元々は口角付近にある脂肪で、加齢により皮膚が脂肪を支えきれなくなると目立ち始めます。 進行するとフェイスラインが膨らみ、顔全体が大きく見えてしまうことも特徴です。
この状態はセルフケアでは改善が難しく、美容医療の施術を受けることをおすすめします。
皮膚のたるみ
皮膚のたるみは、肌の弾力を支える「コラーゲン」や「エラスチン」が減少することで起こります。 これらの減少は、主に加齢や紫外線の影響が原因です。
肌のハリや弾力が失われると、口元にたるみが現れ、もたつきが目立つようになります。 また、肌の乾燥も口元のたるみを引き起こす原因のひとつです。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、たるみの進行を促進します。
そのため、紫外線対策はもちろん、保湿を中心にしたスキンケアを心がけることが大切です。
姿勢や生活習慣
悪い姿勢や生活習慣も、口の横がぽっこりする原因のひとつです。
特に猫背の姿勢は、顔が下向きになるため、フェイスラインや口元に老廃物が溜まりやすくなります。 これにより、むくみやたるみが生じ、口元の輪郭がぼやけたり、ぽっこりした見た目になってしまいます。 また、スマートフォンを見るときも首を下に向けるので注意が必要です。
日常生活で正しい姿勢を意識し、適度なストレッチやリンパマッサージを取り入れることで、予防や改善につなが ります。
口横のぽっこりを改善する方法
口横のもたつきを改善するには、セルフケアを取り入れてみましょう。
セルフケアだけでは改善が難しい場合もありますが、予防や悪化を防ぐためにも効果的です。
表情筋トレーニング
口元の筋肉である「口輪筋」は、加齢により衰えやすいため、意識的に鍛えることが大切です。 今回は、口輪筋を鍛えられる簡単なトレーニングをご紹介します。
日々のケアに取り入れて、口横のぽっこりを改善しましょう。
口輪筋トレーニング
1. 人差し指を頬に当て後ろに引く。
2. 唇を「ウー」とすぼめて前に突き出し、5秒間キープする。
3. そのまま指を外し、さらに5秒間キープする。
4. 3〜5セット繰り返す。
あいうべ体操
1. 「あ〜」と口を大きく楕円形に開く
2. 「い〜」と口を思いっきり横に開く
3. 「う〜」と口を尖らせるようにすぼめる
4. 「べ〜」と顎先に伸ばすように舌を出す
※それぞれ1秒キープします。
保湿を中心としたスキンケア
口周りの皮膚は乾燥しやすく、うるおいが減少するとハリや弾力が低下します。
乾燥はシワやたるみを引き起こすだけでなく、様々な肌トラブルの原因になるため注意しましょう。 特に、保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸が配合されたスキンケアがおすすめです。 また、コラーゲンが含まれたアイテムも、保湿や肌のハリや弾力アップに適しています。 たるみをセルフケアで改善するには限界がありますが、適切なケアを継続することで予防や進行を遅らせること が可能です。
紫外線対策
紫外線は肌の深部までダメージを与え、肌の老化を促進させます。
特に、口周りの皮膚は薄くデリケートなため、紫外線の影響を受けやすい部位です。
紫外線は、肌の弾力に必要なコラーゲンやエラスチンを破壊し、たるみを引き起こします。 これにより、肌のハリや弾力が失われ、口横のもたつきが悪化する原因になります。
紫外線対策として、日焼け止めを塗ることはもちろん、日傘や帽子を使用することもおすすめです。 紫外線は季節問わずに降り注いでいるため、日常的に意識するようにしましょう。
姿勢や生活習慣の改善
口横のぽっこりが気になる方は、姿勢や生活習慣を見直すことも重要です。
特に、睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせ、たるみを引き起こす原因となります。 そのため、毎日十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活を心がけることが大切です。 また、猫背やスマートフォンを長時間使う姿勢は、顔が下向きになり、口元のもたつきが悪化してしまいます。 正しい姿勢をキープするには、日頃から背筋を伸ばし、顎を引くように意識しましょう。
口横のぽっこりには美容医療が効果的!
セルフケアで効果を実感できない方は、美容医療の施術がおすすめです。
即効性を求める方はもちろん、しっかり効果を実感したい方は参考にしてみてください。
デンシティ
デンシティは、高出力の6.78MHzのRF(高周波)を使用し、皮膚の深部にアプローチする施術です。 肌の真皮層や皮下組織に熱刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力を取 り戻す効果が期待できます。
デンシティは、皮膚の深部に働きかける「モノポーラRF」と、浅層にアプローチする「バイポーラRF」の両方を搭載 しています。
モノポーラは効果が3〜6カ月持続するのに対し、バイポーラは即時的なリフトアップ効果を実感できることもポイ ントです。
口横のもたつきはもちろん、フェイスラインや二重顎のたるみに悩んでいる方にもおすすめの施術です。
医療ハイフ
ハイフは、高密度焦点式超音波(HIFU)を使用して、肌の深層に熱エネルギーを加える施術です。 4.5㎜の深さに対応するカートリッジを使用すると、真皮層よりさらに深いSMAS(表情筋筋膜)にまでアプローチし、皮膚を引き締める効果が期待できま す。
ハイフは皮膚を切らずにたるみを改善できることが特徴で、特に口周りやフェイスラインに効果的な施術です。 照射直後から効果を実感できますが、1〜2ヶ月でさらに引き締まった仕上がりを感じられます。
当クリニックでは、韓国CLASSYS社製の最新機種「ウルトラフォーマーMPT®」を採用しており、より高い効果を 実感していただけます。
デンシティと医療ハイフを併用することもおすすめです!
デンシティ+医療ハイフの症例写真
糸リフト
糸リフトは、特殊な医療用の糸を使用して、たるんだ皮膚を物理的に引き上げる施術です。 切開をせずにリフトアップ効果が得られるため、体に負担が少なく、即効性があることが特徴です。 糸リフトは、返し(コグ)がついた医療用の溶ける糸をこめかみや下顎角部から皮下組織に挿入するため、口元のもたつきを引き上げること ができます。
さらに、この医療用の溶ける糸が、真皮を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力を高める効果も 期待できます。
メスを使わない施術なので、ダウンタイムが短いこともメリットのひとつです。
糸リフトの症例写真
脂肪吸引注射
脂肪吸引注射は、注射器を用いて気になる部分の皮下脂肪を、ピンポイントで吸引・除去する施術です。施術後は脂肪細胞の数が減少するため、リバウンドしにくく、また、極細の注射針を使用するため、ダメ―ジが軽くダウンタイムが少ないのが特徴的です。口横のジョールファットや頬、フェイスライン、顎下等の脂肪除去が可能です。
脂肪吸引注射の症例写真
口横のぽっこりを改善するならPCSへ!
今回は口横のもたつきが気になる方に向けて、原因や効果的な施術をご紹介しました。 口横のぽっこりは、セルフケアのみで改善するには難しいことも多いです。
今回ご紹介した美容医療の施術は、比較的ダウンタイムが少なく、美容クリニックが初めての方にも安心してお すすめできます。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案しますので、ぜひお気 軽にご相談ください。
ご来院お待ちしております。
#口横のポニョ #口元のもたつき #ジョールファット
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.デンシティは痛みを感じますか?
個人差はありますが、わずかな熱感があります。
痛みが不安な方は、お気軽にご相談ください。
Q.糸リフトの効果はどれくらい持続しますか?
たるみの程度や、使用する糸の種類や本数によりますが、半年〜1年程効果が持続します。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会院長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。


患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。