医療ハイフ(HIFU)の施術間隔や効果を高めるポイントを解説!


この記事でわかること
目次
今回は、医療ハイフ(HIFU)の施術間隔に悩む方に向けて、適切な施術間隔はもちろん、効果を高めるポイントもご紹介 します。
医療ハイフ(HIFU)とは?どんな効果がある?
医療ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波(HIFU)を用いて皮膚の深部に熱エネルギーを届ける施術です。 真皮よりも深い層にあるSMAS(表情筋筋膜)にかけて熱を加えることで、肌の引き締めやリフトアップ効果が期 待できます。
特に、加齢によるハリ不足が気になる方や、フェイスラインをすっきりさせたい方におすすめです。 さらに、医療ハイフ(HIFU)は、超音波を照射するので痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。 施術後すぐにお化粧も可能で、通常の生活が送れるため、多忙な方にも気軽に受けていただけます。
医療ハイフ(HIFU)を効果的に受けるための施術間隔は?
医療ハイフ(HIFU)の施術間隔には個人差がありますが、およそ3ヶ月から6ヶ月のペースが理想的です。 医療ハイフ(HIFU)の効果は数ヶ月で薄れていくため、定期的な施術が推奨されています。
また、肌の状態や年齢によっても持続期間は異なるため、医師と相談しながら施術間隔を決めると良いでしょう。
医療ハイフ(HIFU)はどうして施術間隔を空ける必要があるの?
医療ハイフ(HIFU)に施術間隔が必要な理由は、一時的に肌に過度な負担がかかるためです。
医療ハイフ(HIFU)治療では、熱エネルギーを使って肌の深部に軽い炎症を起こし、その刺激によって細胞の代謝を活性化し ます。
このプロセスによって施術後の皮膚は一時的にダメージを受けるため、十分な回復時間を設けることが必要で す。
施術間隔を守らないと、腫れやむくみなどのリスクが高まるので、適切なタイミングの施術が求められます。
医療ハイフ(HIFU)の効果はどれくらい継続する?
医療ハイフ(HIFU)の効果のピークは1〜3ヶ月程度とされ、その後は徐々に薄れていきます。 特に、施術から1ヶ月ほどで効果を実感する方が多いです。
定期的に施術を行うと、より効果を持続させることができます。
医療ハイフ(HIFU)の効果を高めるためのポイント
医療ハイフ(HIFU)の効果を最大限に引き出すには、さまざまなポイントがあります。
一方で、効果を減少させる要因もあるため、しっかり確認しましょう。
適切なタイミングで施術を繰り返す
前述の通り、医療ハイフ(HIFU)の効果を高めるには、適切な間隔で施術を受けるのが重要です。 一般的には、施術後1〜2ヶ月で効果を実感するため、次回の施術は3〜6ヶ月後を目安に受けるのが効果的で す。
定期的に施術を継続することで、肌の悩みが改善され、理想の状態を維持できるでしょう。
保湿と紫外線対策を徹底する
医療ハイフ(HIFU)照射後は、肌の内部にある、真皮、脂肪、SMAS(筋膜)が軽い炎症を起こした状態になり、通常よりも敏感になっています。 施術後に保湿ケアや紫外線対策を怠ると、肌がダメージを受けてしまい、せっかくの効果が十分に実感できない 可能性があります。
特に、皮膚の水分量が減少しやすいため、施術後1ヶ月間は徹底した保湿ケアを心がけましょう。 保湿力の高いスキンケアを使用するのはもちろん、刺激が少なく肌に馴染みやすいものがおすすめです。 さらに、外出時には日焼け止めをしっかり塗り、紫外線から肌を守ることも欠かせません。
こまめに水分補給をする
医療ハイフ(HIFU)の熱エネルギーで破壊された細胞は、白血球により分解され、最終的に体外へと排出されます。 この排出をスムーズにするには、こまめな水分補給が必要です。
水分補給を心がけることで、むくみの軽減につながるだけでなく、乾燥した肌に潤いを与える効果も期待できま す。
水分の摂取量には個人差がありますが、1日の目安は2ℓ程度です。
一度にまとめて飲む必要はないので、こまめに分けて摂取するよう心がけましょう。
高出力の機器を選択する
当クリニックでは、高出力の照射が可能な最新型の韓国製の「ウルトラフォーマーMPT®」を採用しています。 この機器は、肌表面の皮膚を傷つけずに、皮下組織やSMAS筋膜に熱を与えることが可能です。 さらに、皮膚の浅い層にもアプローチできるため、毛穴やくすみ改善にも効果が期待できます。
他の施術と組み合わせる
医療ハイフ(HIFU)は、肌の引き締めやリフトアップに優れた効果を発揮しますが、他の施術と併用することで、さらなる 相乗効果が期待できます。
同日に受けられる施術もあれば、数日から数週間の間隔が必要な施術もあるため、事前に確認しておきましょ う。
例えば、肌のボリュームアップやシワ改善にはヒアルロン酸注射を併用したり、よりリフトアップ効果を実感した方 は糸リフトがおすすめです。
当クリニックでは、こうした施術の組み合わせにも対応しておりますので、気になることがあればお気軽にご相談 ください。
医療ハイフ(HIFU)の後、他の施術を受けるまでの間隔は?
医療ハイフ(HIFU)は他の施術と組み合わせることで、さらに効果を実感できますが、施術間隔には十分注意が必要で す。
もし、他に検討している施術がある場合は、事前に伝えておくとスケジュールを組みやすいでしょう。
ポテンツァ
ポテンツァは、医療ハイフ(HIFU)の施術後から1週間ほど空けて受けることをおすすめしています。 ハイフはSMASと呼ばれる肌の深層に働きかけるのに対し、ポテンツァは表皮から脂肪層といった浅い層にアプ ローチします。
そのため、リフトアップ効果をさらに高めたい方や、シワ改善を目指す方にもおすすめです。
光治療(IPLなど)
光治療は、医療ハイフ(HIFU)の施術後から1〜2週間以上空けて受けるようにしましょう。
IPLなどの光治療は、広範囲の光を肌に照射することで、くすみやシミ、赤ら顔などを改善します。 肌の負担が少ない施術ですが、医療ハイフ(HIFU)と同様に熱を与えるため、一定の間隔を空ける必要があります。 医療ハイフ(HIFU)施術後は、肌のコラーゲン生成が促進されるため、光治療の効果が実感しやすくなるのもメリットです。
高周波(デンシティ)
高周波による施術は、医療ハイフ(HIFU)と同日に受けることが可能です。
デンシティは、肌の深層や皮下組織に高出力RF(ラジオ波)を照射することで、肌を引き締める効果が期待できま す。
ハイフはSMASや皮下組織にアプローチするのに対し、デンシティは皮膚の表皮から真皮層まで働きかけるため、より肌の引 き締めやリフトアップ効果を実感できるでしょう。
ヒアルロン酸注射
医療ハイフ(HIFU)とヒアルロン酸注射は同日に施術を受けることができます。
ヒアルロン酸注射は、主に顔のボリュームアップやシワ改善に使用される施術です。
併用することで、肌の引き締めとボリュームアップ効果を同時に得ることができます。
糸リフト
糸リフトを受けたい方は、医療ハイフ(HIFU)の施術後から2週間以上は間隔を空ける必要があります。 糸リフトは、医療用の特殊な糸を使用して、肌を物理的に引き上げ、たるみを改善する施術です。 医療ハイフ(HIFU)と同様にリフトアップ効果が期待できるため、併用される方も多くいらっしゃいます。 ただし、糸リフトの後にハイフを受ける場合は、腫れが引くまで約1ヶ月以上の間隔を空ける必要があります。 施術スケジュールについては、事前に医師と相談し、最適なタイミングで受けるようにしましょう。
脱毛
医療ハイフ(HIFU)の施術後に脱毛を受ける場合は、2週間以上の間隔を空けるようにしましょう。 医療ハイフ(HIFU)と脱毛はどちらも肌に熱を与える施術のため、一定の間隔を空けると肌の負担を軽減できます。 また、施術間隔はクリニックや使用する機器によって異なるので、事前に確認することを忘れないようにしましょ う。
医療ハイフ(HIFU)の施術はPSCにお任せください!
今回は、医療ハイフ(HIFU)の施術間隔を中心に、他の施術との併用についてもご紹介いたしました。 より効果を実感するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合わせた最適な施術をご紹介します。 医療ハイフはもちろん、他の施術に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.医療ハイフを3ヶ月あける理由は?
医療ハイフの施術後は、肌が軽い火傷を負ったような状態になるため、十分な回復時間が必要です。 頻繁に施術を受けると、肌へのダメージが蓄積し、十分な効果を得られなくなる可能性があります。
Q.医療ハイフはどのくらいの頻度で受けるべき?
医療ハイフは、3〜6ヶ月に1回の頻度で受けることが推奨されています。
これは、施術後の効果が1〜2ヶ月をピークに徐々に減少していくためです。
定期的に施術を受けることで、リフトアップや引き締め効果を維持しやすくなります。
Q.医療用ハイフの効果はいつまで続きますか?
医療ハイフの効果には個人差がありますが、一般的には施術後1〜2ヶ月で効果がピークに達し、約3〜6ヶ月間 持続するとされています。
Q.医療用ハイフの効果はいつから現れる?
医療ハイフの効果は、施術直後に引き締めを感じる場合もありますが、肌のコラーゲン生成が促進される1〜2ヶ 月後から効果を実感される方が多いです。
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美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
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