おでこの深いシワにはヒアルロン酸?ボトックス?
この記事でわかること
目次
当院には、おでこのシワで悩まれる方にたくさんご来院いただいています。おでこのシワは「老けて見られる」「疲れている」などネガティブな印象を与えかねません。残念ながらシワは、自然に改善していくことはないため正しいアプローチで改善していく必要があります。
おでこのシワの治療は、ヒアルロン酸注射やボトックス注射がおすすめです。ダウンタイムもなく、気軽に受けられる美容医療として人気の治療になっています。この記事では、おでこのシワで悩まれている方に向けてシワの原因や対策、おすすめの美容医療について解説します。おでこのしわでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
なぜおでこに深いシワができるの?シワができる原因について解説
シワは、さまざまな要因が重なってできてしまいます。シワができる原因についてご説明します。
加齢
年齢とともに、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少します。肌の弾力が失われることで、皮膚がたるみ、シワの原因となります。
また、肌に潤いを与えるヒアルロン酸が加齢とともに減少することも原因の一つです。ヒアルロン酸が失われることで、肌の乾燥やたるみを引き起こし、シワが目立つ原因になってしまいます。
さらに、30歳を過ぎると、骨の吸収や萎縮が骨の生成スピードを上回り、骨量が徐々に減少していきます。その影響で、こめかみや眉の上あたりがへこみ、おでこのふっくらとしたボリュームが失われてしまいます。余った皮膚がたるむことで、シワができる原因にもなります。
表情筋の動き
表情筋の反復的な動きもおでこのシワの原因となります。眉を上げたりする表情を頻繁に行うと、おでこの筋肉が収縮し、シワが形成されやすくなります。
特に、おでこは皮膚が薄いため、表情筋の影響を受けやすいです。皮膚が薄いと支えが少ないため、筋肉の動きによるシワが深く入りやすくなります。
紫外線の影響
肌老化の80%は、紫外線が原因と言われています。
紫外線は肌にダメージを与え、コラーゲンの減少や乾燥による肌老化を早めます。肌が乾燥すると、バリア機能や保湿が不足し、肌の弾力を失わせ、シワを深くしてしまうのです。
おでこのシワができないようにするセルフケアとは?
おでこのシワを予防するためには、日々の習慣やスキンケアが非常に重要です。シワの予防や軽減が期待できるセルフケアについてご紹介します。
保湿ケア
乾燥はおでこのシワの要因となるため、日頃の保湿ケアが非常に重要です。
日頃のスキンケアでは、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含むアイテムを使用し、肌に潤いを与えましょう。日中も定期的に保湿クリームなどで肌を乾燥させないことが大切です。
紫外線対策
紫外線は肌の老化を早め、シワの原因となります。日焼け止めクリームなどを使用し、こまめに紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めは、SPFやPA値の高いものを選び、外出前に塗ることが大切です。また、日傘や帽子など紫外線を防ぐグッズも有効的です。
マッサージ
マッサージで顔の筋肉をほぐし、血行を良くすることで、シワの予防効果が期待できます。
しかし、あまり強くこすると、シミの原因となったり逆効果になってしまいます。指腹で優しくマッサージを行い、筋肉の緊張をほぐすことが大切です。< br/> 中央から外側に向かって、少し引き上げるようにマッサージをするとしわの改善に効果的ですのでお試しください。
睡眠
睡眠不足は、肌のターンオーバーの乱れや成長ホルモンの分泌不足、保湿力低下などさまざまな悪循環を招きます。
睡眠時間だけではなく、睡眠の質にこだわることも大切です。睡眠前に食事を摂らない、スマホやパソコンのブルーライトを浴びないなど心がけましょう。
ストレス
ストレスによってコルチゾールや活性酸素が増加することでシワの原因になります。
ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールは、肌の炎症や乾燥、老化を加速させ、シワやたるみを作ります。また、活性酸素が増加することで細胞が酸化し、肌の弾力が失われ、シワができやすくなるため注意が必要です。
日頃からストレスを溜めないように注意しましょう。
おでこのシワに効果的な美容医療とは?
おでこのシワには、ヒアルロン酸とボトックスが有効です。それぞれの違いやメリットについて解説していますので参考にしてみてください。
こちらの施術の違いやそれぞれのメリットも詳しくご記載願います。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸をおでこに注入することで、おでこの皮下組織を下から持ち上げ、ハリのあるふっくらとしたおでこを形成するためシワの改善に効果的です。
おでこの皮膚のたるみを防ぎ、たるみが原因によるシワができにくくなるという長期的なメリットも期待できます。特に「ジュビダームビスタ®ボリューマXC」は、長期持続タイプのヒアルロン酸で、約2年程度かけて徐々に吸収をされていく製剤ですので、長期に渡って効果を実感することができます。
当院は「高品質なヒアルロン酸をできるだけ多くの患者様に提供したい」という想いから低価格でご提供させていただいております。ヒアルロン酸について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
ボトックス
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から産生されるタンパク質の「A型ボツリヌス毒素」を注入することでシワを改善させる治療法です。
筋肉と神経の結合部に作用し、局所的に筋肉の動きを抑える働きがあります。ボトックスは、表情を変えることでおでこや眉間に現れる「表情ジワ」に効果的です。一方、ヒアルロン酸は、無表情でも目立つシワを平らに埋める効果が期待できます。
ボトックス注射は、注入後2日〜1週間程度で効果が出現し、最大6ヵ月程度効果が持続します。当院では、アラガン社のボトックスビスタ®という厚生労働省が認可した薬剤も取り扱っていますのでご安心して施術を受けられます。
ボトックス注射について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
おでこの深いシワに最適な治療法についてご紹介しました。
おでこのシワには、ヒアルロン酸注射やボトックス注射が効果的です。表情を変えることでできる表情ジワにはボトックス注射、無表情の状態でできているシワにはヒアルロン酸注射がおすすめです。
シワの種類や深さによって必要な治療や薬剤の量が変わってきますので信頼のできる専門医に相談することが大切です。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な治療法をご提案いたします。
おでこのシワでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.おでこに深いシワができる原因は何ですか?
おでこにシワができる原因は、加齢や表情筋の動き、紫外線などさまざまな要因が考えられます。日頃からのケアが非常に大切です。
Q.おでこの深いシワに効果的な美容医療は何ですか?
おでこのシワには、ヒアルロン酸注射やボトックス注射がおすすめです。無表情のときにできているシワにはヒアルロン酸、表情を作ったときにできるシワにはボトックスが一般的な治療法です。
Q.ヒアルロン酸注射やボトックス注射はどのくらい効果が持続しますか?
個人差がありますが、ヒアルロン酸は、数カ月〜2年程度かけて吸収をされていきます。 ボトックスは、注入後2日〜1週間程度で効果が出現し、最大6ヵ月程度効果が持続します。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。