糸リフトで顔が大きくなるってホント?その理由と対策


この記事でわかること
目次
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!
今回は、糸リフトでお顔が大きくなる問題についてのご紹介です。
リフトアップや小顔効果が得られる人気の糸リフトは、医療用の溶ける糸をお顔の皮下に挿入して、しわやたるみを引き上げる施術です。そんな糸リフトの施術後に、お顔が大きくなったと感じるケースがあるといいます。せっかくの施術で、逆にお顔が大きくなってしまったら、「失敗ではないのか?」と心配になりますし、「やらなきゃ良かった…」と後悔してしまう方もいると思います。
そこで、本日は糸リフトで顔が大きくなる原因と対策についてご紹介します。本当にお顔が大きくなってしまうのか、まさにお悩み中の方、これからたるみ治療として糸リフトを検討中の方も、要チェックです。
糸リフト後に顔が大きく感じる原因とは?
糸リフトでお顔のサイズが大きくなるのは、決して失敗ではありません。ほとんどの場合、ダウンタイムの症状の影響で、一時的に大きく見えてしまっていると考えられます。
施術後は、一時的に腫れやむくみがでてお顔が大きく見えるケースがあります。また、糸リフトによる引き上げで、口元から頬骨付近に脂肪が移動したため、お顔のバランスが変わって頬のまわりが以前より大きく感じてしまう可能性もあります。
術後の腫れやむくみの影響
糸リフトは、肌内部に糸を挿入する施術ですので、皮下組織へのダメージにより、一時的に腫れやむくみが生じるケースがあります。腫れている間は、お顔が大きく見えてしまう可能性があります。
挿入する糸の種類や本数によってダウンタイムの症状の強さは変わりますが、腫れ・むくみのピークは3日後までが目安であり、おおよそ1~2週間経つと目立たなくなります。
お顔の重心が変化したため
糸リフトによって、下垂していた皮下脂肪が上がり、頬骨のまわりにボリュームがでると、お顔の重心が変わって大きく感じるケースがあります。施術前に比べて、変化が大きいほど見慣れないため、頬に目がいってしまう可能性があります。実際には、糸リフトによって頬から口元、顎にかけてのフェイスラインはスッキリとシャープな状態に改善されていると思います。
骨ばって見える
施術後は、頬骨の位置まで脂肪が戻ります。また、糸リフトによる引き締め効果もあり、一時的に頬骨が目立つようになるケースがあります。
頬骨が強調されて骨ばって見えるため、人によってはお顔が横に広がったように感じたり、頬骨の下のくぼみが目立って見えたりする可能性があります。
いずれも、挿入した糸が馴染むにつれ、肌内部でのコラーゲンの生成も促されていくため、徐々に目立たなくなっていきます。
デザインが適切でないケース
糸リフトは、糸を入れるだけの簡単な施術に見えるかもしれませんが、骨格の形や脂肪の量、たるみの強さ等の状態は、患者様によってそれぞれ異なりますので、一人ひとりに合ったデザインが必要となります。
脂肪を持ち上げすぎると、頬骨まわりが不自然に目立ってしまう可能性がありますし、ほうれい線やマリオネットラインを意識しすぎて横方向のみに糸を挿入すると、お顔が若干横に広がったように見えてしまう可能性もあります。頬にコケがある方の場合は、特に意識してデザインしないと、コケがより目立つようになるケースもあります。
当院では、患者様の骨格や輪郭に合わせて、効果を発揮しつつもナチュラルな仕上がりになるよう、糸の種類や本数、糸を入れる位置、引き上げ具合など、細かく調整します。
糸リフトで顔が大きくなったと感じたときの対策
糸リフトでお顔が大きくなるのは、ほとんどがダウンタイムによるものですので、腫れやむくみが引くまで様子を見ましょう。ダウンタイム経過後や糸が馴染んでも変化がない場合や、頬やフェイスラインの違和感が改善しない場合は、クリニックに相談しましょう。
ダウンタイムが終わるまで待つ
腫れやむくみの影響で、お顔が大きくなったり、丸くなって見える場合は、ダウンタイムが治まるまで1~2週間ほど様子をみましょう。糸の本数が多いほど、ダウンタイムが長めになる可能性があります。
ダウンタイムを長引かせないために、糸挿入部に刺激を与えないよう注意し、血行がよくなる行動をなるべく避けて過ごしましょう。
糸が馴染むまで待つ
頬骨まわりのボリューム変化が気になる場合は、糸が馴染むまで様子をみましょう。糸が馴染むまでには、1~2か月程度要する可能性があります。
治らないときはクリニックに相談
施術後に、お顔が大きく見えたり、頬骨や頬骨の下のくぼみが気になったりするケースは、多くの場合一時的なもので、時間が経つと改善されていきます。ただし、一定期間様子を見ても回復しない場合や、仕上がりに違和感がある場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。不安な状態で長期間過ごすよりも、疑問点や違和感があるのであれば、早めにクリニックに確認するのがおすすめです。
糸リフトが向いている人とは
糸リフトは、糸の種類や本数の調整により、多くの方にリフトアップや小顔効果を実感いただける施術です。ただし、もともとの骨格や脂肪量、たるみの強さなどによって、向き不向きはあります。
糸リフトが向いている人
皮下脂肪が適度にあり、皮膚が柔らかい方、たるみが強すぎない方は、キレイにリフトアップできるため、効果がでやすい傾向にあり、糸リフトがおすすめです。
糸リフトが向いていない人
一方、皮下脂肪が少なすぎる方は、効果があまり実感できにくい傾向があります。逆に皮下脂肪が多すぎると、引き上げるためにより力がいるため、糸の種類や本数の工夫が必要となりますし、移動させた脂肪によって頬に丸みがでやすくなるケースもあります。
また、骨格やエラの張りが原因で、お顔が大きく見える方は、糸リフトではフェイスラインの改善が難しい可能性があります。
糸リフトのクリニック選びの重要性
糸リフトは、糸の種類の選択や糸の本数、挿入位置など、医師の判断と挿入技術が効果や仕上がりに影響しますので、ご希望通りの仕上がりに近づけるためには、クリニックの実績や医師の技術力・デザイン力は、もちろん重視すべき点となります。加えて、カウンセリングでご自身が期待するイメージを正確に伝えることも大切です。コミュニケーションがとりやすい相性のよい医師やスタッフのもと、安心して施術を受けられるクリニックを選ぶのも、満足のいく施術を受けていただくためには、必要不可欠と言えます。
当院の糸リフト(スレッドリフト)のご紹介
糸リフトは、頬や口元、フェイスラインのたるみの改善や、小顔効果が得られる施術です。また、お肌の弾力やハリのアップなどの美肌効果も期待できます。
当院では、素材や形状の異なる多種類の糸を取り揃えております。
- Gコグリフト
- VOVリフト
- アンカーX
- テスリフト
それぞれ特徴が異なりますので、患者様の脂肪のつき方やたるみの状態、お顔全体のバランスを考慮し、経験豊富な医師が適切なデザインと糸の種類・本数をご提案させていただきます。
施術効果だけでなく、ダウンタイム、費用面など、ご希望や疑問点があれば、すべてご相談ください。糸リフトを含めて、お悩み解消に効果的な施術についてもご説明可能です。ご興味のある方は、カウンセリングにいらしてくださいね。
まとめ
糸リフトでお顔が大きくなる原因と対策についてご紹介しました。
多くの場合、施術後の一時的な腫れやむくみが、お顔を大きく見せている可能性があります。ダウンタイムが終わるまで、様子をみましょう。
時間が経っても変わらない場合は、クリニックに相談してくださいね。
これから糸リフトをご検討中の方は、思っていた仕上がりと違ったり、失敗したのでは?と不安を抱えて過ごすことのないよう、クリニック選びも慎重に行いましょう。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
お顔のたるみでお悩みの方、糸リフトをご検討中の方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
#糸リフト #リフトアップ #テスリフト
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.糸リフトで顔が横に大きくなったのですが、なぜですか?
糸リフトの施術後は、挿入した糸による肌組織のダメージの影響で腫れやむくみが生じるため、一時的にお顔が大きくなったように感じる可能性があります。腫れは1~2週間程度で、徐々に治まっていきますので、ダウンタイム経過後まで様子をみましょう。その後も輪郭に違和感がある場合は、医師に相談しましょう。
Q.糸リフトで頬が膨らむのはなぜですか?
糸リフトにて、下垂した脂肪を引き上げるため、頬骨が高くなります。頬がふっくらとした印象になり、若々しく見えます。施術後、腫れやむくみがでている間は、より膨らんで見えますが、症状が治まると、頬骨が目立たなくなり自然な仕上がりへと変化します。
Q.糸リフトで顔がパンパンになるのはなぜですか?
糸リフトの施術後は、腫れやむくみが生じますが、お顔がパンパンになるほど腫れるケースは少なく、軽度な腫れの方が多い傾向にあります。ただし、糸の挿入本数が多い場合は、ダウンタイム中の症状が強めに出るケースがあります。その他の理由として、糸リフトと他の施術を併用した場合、予想以上に腫れがでてしまう可能性も考えられます。
Q.糸リフトの失敗例は顔が大きくなる?
多くの場合、施術後の一時的な腫れによる変化ですので、ダウンタイムが終わるまで様子をみましょう。
ただし、脂肪が多い方の場合や脂肪を引き上げすぎると、脂肪が頬まわりに多く集まってバランスが悪くなり、お顔が大きく見える可能性があります。仕上がりの違和感が続く場合は、クリニックに相談しましょう。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。