繰り返す頬のニキビを治すにはどうしたら良い?
この記事でわかること
目次
頬のニキビができやすく、お悩みの方いらっしゃいますよね。ニキビが巨大化したり、ブツブツとたくさんでると、頬は特に目立つ部分であるため、がっかりしてしまいます。
ニキビがせっかく治っても、すぐに症状を繰り返してしまう方は、何らかのニキビ対策をお試しされていると思います。それでも、人によっては改善できないケースがあるのが、ニキビの厄介なところです。
次から次へとできるニキビの改善には、ニキビができにくい肌作りが必要となりますので、美容皮膚科での治療が効果的です。ニキビの炎症が悪化するとニキビ跡になるリスクもあるため、放っておかずに早めの治療がおすすめです。
そこで、本日は頬のニキビが治らない原因と、繰り返すニキビに有効性の高い対策、治療法について詳しく解説していきます。
頬のニキビができやすい方、ずっと治らない方、必見です!
頬のニキビが治らない原因とは?
頬にニキビができるのは、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れが主な原因と考えられています。皮脂が過剰に分泌されていたり、毛穴詰まりが生じていると、アクネ菌が増殖しやすい肌環境であるため、ニキビが治りにくく繰り返されてしまいます。頬は乾燥しやすく、大人ニキビができやすい場所なのです。
肌の乾燥
頬はお顔の中でも皮脂の分泌量が少なく乾燥しやすい部位です。ニキビと言えばオイリーな部分にできやすい印象があるかもしれませんが、頬のニキビは肌の乾燥が原因となっているケースが多いと考えられています。
肌は乾燥すると、乾燥状態から肌を守るために皮脂の分泌が活発になります。すると皮脂による毛穴詰まりが生じてニキビができやすくなります。
また、乾燥している肌は、バリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなるため、メイクや衣類、寝具などのちょっとした刺激にも弱くなり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルが悪化する原因にもつながります。
肌が乾燥する理由として、保湿ケアやUVケア不足、洗顔のしすぎ、化粧品が肌に合っていない、マスクの刺激や蒸れなどがあげられます。
メイク汚れ
毎日の洗顔でメイク汚れがきちんと落ちていないと、毛穴詰まりを起こしてニキビができやすくなります。クレンジングや洗顔料が肌質やメイクの強さに合っていない場合や、洗顔の仕方が適切でない可能性が考えられます。
また、メイク道具のケアにも注意が必要です。メイクで使用しているスポンジやブラシには、皮脂や汚れ、雑菌が付いていますので、清潔に保てていないと肌への刺激となり、ニキビの悪化につながる可能性があります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰分泌されて毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすい肌状態となります。
ホルモンバランスが乱れる理由として、生理前やストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、疲れなどが影響している可能性が考えられます。また、思春期や出産前後、更年期など、急激にさまざまなホルモンの分泌量が変化するタイミングでも、ホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなります。
セルフケアで頬のニキビを治すことはできる?
間違ったスキンケアがニキビ悪化の原因となっている場合は、スキンケアアイテムや肌ケアの方法を変えるだけでも、肌の状態が改善する可能性があります。また、生活習慣の見直しもニキビ予防と改善に大きく影響します。
肌質にあったスキンケアを行う
頬のニキビを繰り返す方は、乾燥が進んでいる可能性があります。肌の乾燥を防ぐためには、肌質に合ったスキンケアアイテムの選択が大切です。
毛穴汚れを意識して洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使用している方は、肌に負担がかかり乾燥しやすくなっている可能性がありますので、肌の状態に合ったものを選びましょう。頬にできるニキビの場合、保湿が足りていない可能性がありますので、高保湿化粧品の検討もおすすめです。ニキビ肌用のスキンケアアイテムも販売されていますので、ご自身に合ったものを探してみましょう。
ターンオーバーを整えるおすすめ化粧品「ゼオスキン」
肌の状態を整えるスキンケア製品としておすすめするのがゼオスキンです。
ゼオスキンは、肌本来の機能を正常化させて肌の調子を整えることに着目したドクターズコスメです。肌のターンオーバーを正常化して肌の代謝を高めるビタミンA(レチノール)やビタミンA誘導体(トレチノイン)、メラニン色素の生成を抑えるハイドロキノンなど、アイテムによってさまざまな有効成分が含まれています。
ゼオスキンは、ニキビでお悩みの方にもおすすめです。肌のターンオーバー促進により古くなった角質の排出や皮脂量のコントロールができ、ニキビのできにくいお肌に導いてくれます。カウンセリングにより肌質やニキビの状態を確認して、一人ひとりに合わせたプログラムをご提案します。
特にニキビ予防におすすめのアイテムは、肌の基礎作りに欠かせない洗顔料と化粧水です。エクスフォリエーティングクレンザーで汚れを落とし、バランサートナーで肌を整えた後は、肌の乾燥の状態に合わせた美容クリームの併用をおすすめします。
<ゼオスキン エクスフォリエーティングクレンザー>
ジェルタイプの洗顔料です。毛穴の汚れをすっきりと落として肌を清潔にします。肌の水分をしっかりキープしてくれます。普通肌~脂性肌の方向けの製品です。
<ゼオスキン バランサートナー>
お肌のphバランスを弱酸性に整えるグリコール酸配合の化粧水です。化粧水の後に使用する美容クリーム等が浸透しやすい肌状態にしてくれます。肌の代謝が促されるため、ニキビのできやすい肌質の方におすすめです。
正しい肌ケアを行う
洗顔、保湿ケア、UVケアを正しい方法で毎日しっかり行いましょう。
洗顔料はよく泡立ててから肌に負担がかからないよう優しく泡で洗います。石鹸成分が肌に残らないようによくすすぎましょう。
洗顔後は、必ず保湿ケアを行いましょう。季節やお肌の状態に合ったアイテムの使用が大切です。
UVケアも、肌の乾燥や皮脂の酸化を防ぐために大切なケアの一つです。肌への刺激が気になる方は、ノンケミカルなど負担の少ないものを選びましょう。
生活習慣の改善
日々の習慣による影響は、肌に現れやすいのです。
何を食べるかで肌の状態は大きく変化しますし、寝ている間に分泌される成長ホルモンは、肌の健康のキープに欠かせません。食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスはすべてホルモンバランスの乱れにつながりますので、ニキビには大敵なのです。
逆に生活習慣の改善は、肌のターンオーバーを整えたり、皮脂の過剰分泌を抑えて毛穴がつまりにくい肌を作ります。
- 睡眠時間の確保
- 偏った食生活の見直し(タンパク質・ビタミンの摂取)
- ストレス発散
- ニキビ予防や改善のために、生活習慣の見直しをしてみましょう。
頬のニキビが治らないときの対処法
ニキビの炎症が長引いて治らないような場合は、放っておくとニキビ跡が残ってしまう可能性がありますので、早めに皮膚科で診てもらいましょう。
また、ニキビが一旦治ってもすぐに再発してしまうような方は、美容皮膚科での治療がおすすめです。
今あるニキビの治療のみでなく、ニキビができにくい肌質への改善効果も期待できますし、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡の治療も可能です。ニキビ治療に合わせて、ニキビ予防にも力を入れたい方、肌トラブルを解消してより美しく健康的な肌を取り戻したい方にも、美容皮膚科での診療が効果的です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を使って肌の表面の汚れや古くなった余分な角質を除去する施術です。毛穴の詰まりが解消されて、毛穴に溜まっていた皮脂を排出しやすくするため、ニキビ治療に効果的です。また、表皮の奥まで薬剤が届いて、ターンオーバーを整えてくれますので、ニキビのできにくい肌作りにも有効です。
ポテンツァ アクネモード
ポテンツァのアクネモードは、ニキビができている毛穴に単針の針を刺して、高周波RFを直接照射する施術です。皮脂腺を直接破壊して、皮脂の分泌量を減少させるため、ニキビができにくい肌になります。同じ位置に繰り返しできるニキビにも効果的です。
ニキビの進行度に関係なく治療が可能です。
フォーマα(IPL治療)
様々な波長の光を使った治療法で、症状に合わせた波長で照射します。ニキビ治療では、ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌ができ、また、炎症性のニキビやニキビ周辺の血管にも作用してニキビを改善します。皮脂腺への血液の供給が減少するため、皮脂腺の過剰な働きも抑えられます。
イソトレチノイン(ニキビ内服薬)
イソトレチノインは、ニキビ治療の内服薬です。ビタミンAの一種であるレチノイドが主成分の薬で、皮脂腺を退縮させて皮脂分泌を抑えて毛穴詰まりを予防します。ニキビのもととなるアクネ菌への抗菌効果や抗炎症作用もあるため、ニキビの炎症を抑えて改善していきます。
まとめ
頬のニキビが治らない原因とニキビに有効な美容皮膚科での治療についてご紹介しました。
頬のニキビは、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れが主な原因となります。まずは、毎日のスキンケアや生活習慣の見直しをしてみましょう。
繰り返すニキビ、治らないニキビの改善には、美容皮膚科での治療が効果的です。治療法は複数ありますので、ご希望に合った方法を選択いただけます。
美容皮膚科では、患者様の症状に合った施術のご提案とニキビができにくい肌作りのサポートができます。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
繰り返すニキビでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
#頬のニキビ #ニキビ #治らないニキビ #ニキビ対策 #肌ケア
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.頬のニキビが治らない原因は何ですか?
頬のニキビの原因は、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れが影響していると考えられています。皮脂の分泌量が多く、毛穴が詰まりやすい肌の状態では、ニキビが治りにくくなる可能性があります。スキンケアを徹底し、生活リズムを整えるよう心がけましょう。皮膚科でのニキビ治療も有効です。
Q.繰り返しできる頬のニキビを治す方法はありますか?
頬に繰り返しニキビができる場合は、肌ケアや生活習慣の見直しをしてみましょう。改善が見られない場合は、ニキビの再発予防も可能な美容皮膚科での治療が効果的です。
Q.食生活や生活習慣は頬のニキビと関係ありますか?
バランスの悪い食事や睡眠不足、ストレス過多などの生活習慣は、肌のターンオーバーの乱れや皮脂の分泌量の増加につながるため、ニキビができやすい肌状態となります。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。