バッカルファットの失敗とは?失敗しない為にできることも解説します
この記事でわかること
- 1バッカルファット除去手術の失敗例とその原因
- 2バッカルファット除去が適さない人の特徴
目次
こんにちは!大阪梅田の美容外科・美容皮膚科のプライベートスキンクリニックです!今回は、バッカルファット除去手術で失敗するリスクについてのご紹介です。頬のたるみ改善や小顔治療、将来的なたるみ予防ができるバッカルファット除去手術。効果の高さからプチ整形では限界を感じている方にもおすすめの施術です。
バッカルファット除去は、頬の脂肪を取り出す「メスを使った治療」となりますので、ハイフなどの照射系リフトアップ施術に比べると大掛かりな印象が強く、リスクが心配という方もいると思います。また、バッカルファット除去をしたら頬がこけてムンク状態になったという失敗例についても耳にすることもあり、施術に踏み切れないという方もいらっしゃいますよね。そこで、本日はバッカルファット除去手術の失敗例と失敗しないための対策についてご紹介していきます。バッカルファット除去をご検討中の方は、施術を受ける前に是非チェックしてくださいね!
頬脂肪除去(バッカルファット除去)手術の失敗例とは?
バッカルファット(頬の内側にある脂肪)は、長い期間母乳を必要としていた類人猿だった頃に必要とされていた脂肪であり、今の私たちには必要のない脂肪と言われています。「いらない脂肪なら、全部取ってしまえばいいのでは?」と思いますが、人によって適切な摘出量は異なることから、バッカルファットを取りすぎたために顔痩せを通り越してこけてしまったという失敗例も実際に起きています。では、他の失敗例も含めて詳しく見ていきましょう。
頬が凹む・こける
バッカルファット除去手術を受けて、頬に凹みができたり、頬がこけて以前より老けて見えるようになったというケースです。これは、バッカルファットの取りすぎによるものと考えられます。
左右差が目立つ
左右の頬で差が目立つケースです。片方だけが凹んでいたり、フェイスラインが左右で違ってしまうこともあります。個人差はありますが、お顔はもともと完全に左右対称の方はいらっしゃいませんので、多少左右差がでてしまうことはあります。ただし、左右差が大きく目立つような場合は、片頬のバッカルファットの取りすぎや、見極めが足りず左右のバランスを考慮した施術ができなかったことが原因と考えられます。
たるみが改善せず効果を感じない
せっかく施術を受けたのに、たるみが改善されないケースです。これは、バッカルファット除去手術自体が適応していないか、バッカルファットの除去量が足りない、または、除去する位置が適切ではなかったと考えられます。除去量が足りない場合は、再手術にて対応するクリニックもあります。
バッカルファットの施術例
施術 | 頬に存在する余分な脂肪を除去することで、シャープなお顔にし小顔効果を出します。 |
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特徴 | バッカルファットは徐々に下に落ちてきます。若い間に除去するとアンチエイジング効果、気になり始めてから除去すると小顔効果が出ます。 |
リスク(副作用) | アレルギー(麻酔薬)、出血、血腫、感染、腫脹(腫れ)、仕上がりに左右差を生じる場合があります。 |
注意事項 | 治療の結果には個人差があります。 |
#バッカルファットの施術例
バッカルファットで失敗しないための対策は?
バッカルファット除去で失敗しないためには、起こりうる失敗やリスクをしっかりと理解しておくことや、仕上がりのイメージについて事前に医師としっかり話し合っておくことが大切です。
そして何よりも大切なことは、バッカルファット除去手術の経験が豊富な信頼のおける医師や、クリニックで治療を受けることです。
バッカルファット除去は、口の中から皮膚の内側にある見えない脂肪の除去を行う施術ですので、お顔全体のバランスを考慮してどの位置からどのくらいの量を取り除くかの見極めが必要な難しい施術です。
ですから、施術を行う医師の技術力とセンスによって、仕上がりに大きな差が生じる可能性が高いのです。
バッカルファット除去について、実際の失敗例を知ると「万が一失敗したらどうしよう」と不安に感じる方も多いと思いますが、クリニック選びを慎重に行えば心配はありません。
また、先にでご説明した通りの失敗例があることから否定的で推奨していない一部の医師もおりますが、逆に得意としており経験多数の医師もおります。
適切な方法で実施すれば安全性はもちろん、効果も高い施術なのです。
バッカルファットは取るべき?
バッカルファットは頬の内側の深い部分に存在する脂肪の塊です。もともと頬の上方に位置していますが、年齢を重ねるにつれ徐々に下がり、頬のたるみやほうれい線の原因となります。また、バッカルファットが原因でぽっちゃり感や丸顔が際立ってしまうケースもあり、除去によりたるみ改善や顔痩せ効果が期待できます。たるみが気になりだす40代以降の方に人気がありますが、将来必ず起きる老化の予防として20~30代のうちに早めにとる方や小顔になるために施術を受ける方もいらっしゃいます。
このような説明を受けると「バッカルファットは取るべきでは?」と思うかもしれませんが、バッカルファット除去手術は、誰に対しても最適な治療とは限りません。それは、お顔のたるみが起きる理由は一つではありませんし、人によって異なるからです。もちろんバッカルファットを除去すれば、たるみの原因の一つは解消できるかもしれませんが、他の原因が重なっていればそちらの対処も考えなければなりません。顔痩せ効果についても同様で、頬の余分な脂肪を取ればもちろん小顔にはなりますが、その有効性はもともとの脂肪量や脂肪の付き方によっても異なります。
バッカルファットを取って希望の仕上がりになる方がいる一方、適していない施術であれば、効果をあまり感じられない場合もあります。複数の原因を解消するために別の施術と併用することで高い効果を得られるケースもあります。バッカルファットをご検討されている方は、まずはカウンセリングにてご自身に合った施術であるかをご相談されることをおすすめします。
バッカルファット除去をおすすめしない人とは?
・頬の脂肪が少ない方
・もともとバッカルファットが少ない方
・たるみの原因が他にある方
・バッカルファット除去で小顔効果が期待できない方
この様な方は、バッカルファットの除去が必要ない・向いていない可能性が高いため、ムリにおすすめしません。
バッカルファット除去が適応外の方には、骨格や脂肪の付き方、ご希望の仕上がりを考慮し、他の選択肢も合わせてご提案いたします。
まとめ
バッカルファット除去手術の失敗例と失敗しないための対策についてご紹介しました。実際の失敗例とクリニック選びの重要性についてご理解いただけたかと思います。大阪梅田のプライベートスキンクリニック(PSC)では、解剖学を熟知した医師のもと安全性の高い施術を提供しています。また、事前のカウンセリングにてお顔の状態を診察し、患者様に最適な施術プランをご提案いたします。バッカルファット除去をご検討の方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q. バッカルファットを除去すると、どうなりますか?
加齢で下垂したバッカルファットを除去することで、ブルドック顔を改善できます。また、若いうちにバッカルファットを取ると、将来的に起きるたるみを予防できます。脂肪がなくなるため、治療後はお顔がむくみにくくなります。
・バッカルファットの詳細はこちら
Q.バッカルファットとは、どの部分ですか?
バッカルファットは頬の内側の深い部分に存在する脂肪の塊です。
・バッカルファットの詳細はこちら
Q.バッカルファットの効果はいつまで持続しますか?
バッカルファットは除去するとまた増えることはありません。脂肪細胞自体を除去するので、長期的な効果が得られます。
Q.バッカルファットを除去するといつから効果を感じられますか?
効果を感じていただけるのは、ダウンタイムの症状が治まった後です。施術直後は、麻酔や手術によるお顔の腫れが出ます。個人差によりますが、施術後1週間から2週間程で腫れが落ち着く方がほとんどです。
Q.バッカルファットをおすすめしない人はどんな人ですか?
・もともと頬がこけている人
・頬のふくらみが少ない人
・頬骨が張っている人
・バッカルファット以外にたるみの原因がある人
このような方は、バッカルファット除去は向いていない可能性があります。
バッカルファットの除去量を調整して施術を行うこともできますが、別の施術法が向いているケースもありますので、担当医師とよく相談することをおすすめします。
Q.バッカルファット除去の適応は?
・痩せた、痩せているのに顔だけ丸い
・笑った時に頬のふくらみが目立つ
・頬の内側をよく噛む
などの適応の目安がありますが、最終的には担当医師による診断となります。
Q.バッカルファット除去のデメリットは何ですか?
術後の腫れやむくみ、痛みなどが生じます。切開を伴う施術ですので、プチ整形に比べるとどうしてもダウンタイムが長くなります。
Q.バッカルファット除去は何歳までできますか?
バッカルファット除去術は、20~30代の方にはたるみ予防や小顔効果のためにオススメの施術です。40~50代の方にはたるみを予防・改善する施術として選ばれています。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。