脂肪吸引注射は効果ない?
この記事でわかること
目次
脂肪吸引注射は、頬(ジョールファット)やフェイスライン、顎下についた脂肪をピンポイントで除去する部分瘦せに有効な施術です。脂肪細胞の数が減少するためリバウンドしにくく、また、極細の注射針を使用するため、切開を伴わずにダウンタイムを短く抑えることが可能です。
有効性が高くおすすめできる施術ではありますが、「効果がない」との情報を耳にすると、施術を受けてよいものか不安になる方もいると思います。
どんなに受けやすい施術だと言われても、痩身効果はしっかりチェックしておきたいポイントですよね。せっかく施術を受けるのであれば、より効果的な方法を選びたいですし、後悔をしないためにも、情報収集にてご自身に適した施術を見つけていただきたいと思います。
そこで、本日は脂肪吸引注射で効果なしと言われる理由、施術が適している方・適していない方について解説していきます。
脂肪吸引注射をご検討中の方、小顔治療で迷われている方、必見です。
脂肪吸引注射は効果がない?と言われる理由
脂肪吸引注射は、注射器を使用して狙った位置の脂肪を吸引して取り除く施術であり、部分瘦せ効果がしっかりと得られる施術です。
しかしながら、脂肪の吸引量が不十分だったり、施術が適していない場合には、満足できる効果を実感できない可能性があります。
脂肪吸引と比べて取れる脂肪量が少ない
「脂肪吸引」と比較すると、「脂肪吸引注射」は脂肪の吸引量が比較的に少ないため、変化が少ないと感じてしまう可能性があります。
脂肪吸引は、吸引部を切開したのちに太い注射針で脂肪を吸引する施術であり、1度の施術で多くの皮下脂肪を除去できます。一方、脂肪吸引注射は、極細の注射器で吸引するため、吸引量は比較的に少なくなります。
お顔の部分痩せの場合、脂肪の吸引量は30cc〜80cc程度が一般的であり、脂肪吸引注射でも十分に除去可能な範囲ですので、吸引量の差はさほど影響はないと考えられます。
取れる量が多いほど効果が高いと思われるかもしれませんが、脂肪の付き方は個人差があり、取りすぎると痩せこけた印象が強調されてしまいます。特にお顔については、少量の吸引であっても、大きく印象が変わる方もいますので、適量の除去が大切なのです。
一方、脂肪が多いお腹や太ももなどを対象とした施術では2000~3000ccと吸引量は桁違いに大きくなります。一定量以上の脂肪を減らしたいと考えている方の場合、脂肪吸引注射では大きな変化は得られない可能性が高いと言えます。
一時的にむくんでいる
施術の後に、腫れやむくみが生じている間は、部分痩せ効果が実感できない可能性があります。症状が引いていくと、徐々に吸引部の引き締まりを感じやすくなります。
元々脂肪量が少ない方
お顔の脂肪が少ない方は、吸引量も少なくなるため、施術による変化を感じにくくなります。
脂肪以外の原因だった
お悩みの原因が、皮下脂肪以外にある場合、十分な効果を感じられない可能性があります。
希望の仕上がりにならなかった
ご希望の仕上がりと異なる場合も、効果がないと感じる可能性があります。
脂肪の吸引量が少なすぎると、顎下等にたるみが残ってしまったり、思っていたよりも変化が少ないと感じます。
逆に、脂肪の吸引量が多すぎると、頬がコケたり、吸引部に凸凹が生じて、不自然な仕上がりになる可能性があります。
主な原因は、ご希望の仕上がりが正確に伝わっていないケースや、医師のデザイン力、技術力不足などが考えられます。
元に戻った
脂肪吸引注射は、脂肪を直接吸引して、脂肪細胞の数を減らすことができます。脂肪細胞の数は、20歳頃までが最も増えやすく、その後はあまり変わらないため、細胞数が減少すればため込める脂肪量が減って、リバウンドしにくくなるのです。
ただし、太り過ぎた場合は、成人後も脂肪細胞の数が増える可能性があると言われていますし、施術によって脂肪を貯蓄できる量が減ったとしても、残っている細胞が大きく膨らめば、その分ボリュームは増すため、絶対に元に戻らないわけではありません。
脂肪吸引注射の適応の人とは?
脂肪吸引注射は、お顔に付いた脂肪を減らして、部分痩せをご希望する方が適応となります。
脂肪吸引注射はどんな方におすすめ?
- ダイエットではお顔の脂肪が落ちないとお悩みの方
- お顔の部分痩せがしたい(頬、フェイスライン、顎下)
- 小顔になりたい
- 二重アゴを解消したい
- 1回で効果を実感できる施術がいい
- ダウンタイムは長くとれない
- 施術後の圧迫バンドの使用を避けたい
- 脂肪吸引のような切開を伴う手術は抵抗がある
- 脂肪溶解注射で効果を感じられなかった
脂肪吸引と脂肪吸引注射ならどっち?
脂肪吸引との違いは、除去できる脂肪量とダウンタイムです。
除去したい脂肪量が多く、長めのダウンタイムを許容できる方は、脂肪吸引が向いています。
お顔の部分痩せがご希望で、ダウンタイムが短い施術をご希望の方は、脂肪吸引注射がおすすめです。
脂肪吸引がおすすめの方
- 脂肪が多く、一気に除去したい方
脂肪吸引注射がおすすめの方
- お顔の部分痩せをご希望の方
- ダウンタイムを長くとれない方
- お顔に傷跡を作りたくない方
脂肪溶解注射と脂肪吸引注射ならどっち?
脂肪溶解注射は、注入した薬剤で脂肪を溶かして体外へ排出する施術です。部分痩せが可能ですが、少しずつ脂肪を排出する施術のため、複数回施術を重ねる必要があります。
また、脂肪を溶かす薬剤の効き目は個人差があるため、効きにくい方もいらっしゃいます。
脂肪溶解注射がおすすめ
- 複数回の通院が可能な方
- マイルドな効果をご希望の方
- 手術が怖い方
脂肪吸引注射がおすすめ
- 1回でより効果がでる施術がよい方
- 脂肪溶解注射で効果が得られなかった方
脂肪吸引注射の施術効果を高めるポイント
施術効果を高めて、脂肪吸引注射を有効に活用するポイントとして、どのような施術なのか、効果やダウンタイムについても事前に把握することが大切です。また、クリニック選びも慎重に行いましょう。
施術の内容を把握
インターネットやクリニックのホームページで、事前にある程度の情報を確認できると思います。施術の内容を把握し、不安要素があれば、まとめておきましょう。
- どんな施術か
- 効果は
- ダウンタイムの期間や症状
- お悩み解消に適しているか
- 価格設定は許容範囲内か
- ご自身の体調など懸念事項
信頼できるクリニックを選ぶ
どんな美容医療を受ける場合でも、クリニック選びは、仕上がりを左右する大切なポイントです。
脂肪吸引注射は、吸引する位置や脂肪量、施術の時間によって、仕上がりやダウンタイムに差が生じますので、クリニック選びが大切です。
口コミ等で判断つかない場合は、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて、ご自身の希望に沿った施術ができるクリニックを選びましょう。
カウンセリングを活用
カウンセリングは、事前の情報収集だけでは得られない内容やクリニックの方針、対応などを判断するのに役立ちます。ご自身の希望を伝えるとともに、気になることがあれば全て確認しておきましょう。
- ご自身の希望する仕上がりを正確に伝える
- どの程度の脂肪が除去できるか確認
- 自分に合っている施術か
- 脂肪吸引注射以外の選択肢の有無
- アフターフォローの充実度
- 雰囲気や対応のよさ
まとめ
脂肪吸引注射が適している方についてご紹介しました。
脂肪吸引注射は、高い効果の得られる脂肪吸引治療です。
特にお顔の部分痩せに有効で、スッキリと引き締まり、若返りや小顔効果が得られます!ダウンタイムは比較的短く、受けやすい治療ですので、是非ご活用くださいね!
当院では、お顔を対象とした脂肪吸引注射を行っています。あご下やフェイスライン、頬(ジョールファット)の脂肪除去ができます。さらなるリフトアップや小顔効果が得られる糸リフトとの併用がおすすめです!
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
お顔についた脂肪でお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.脂肪吸引注射の効果を高める方法は何かありますか?
デザインや脂肪の吸引量が、仕上がりに影響するため、脂肪吸引注射を効果的に受けるには、クリニック選びが大切です。
また、施術後は制限を守って過ごしましょう。腫れやむくみが引きやすくなり、施術効果もより早く感じられます。
Q.脂肪吸引注射の適応はどんな人ですか?
脂肪吸引注射は、お顔の部分痩せをご希望の方に適しています。頬や顎下、フェイスライン等の脂肪を吸引・除去します。また、小さい範囲の部分痩せであれば、体への施術もご相談いただけます。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。