鼻の軟骨がない!?鼻先が柔らかい人の特徴を解説
この記事でわかること
目次
こんにちは!プライベートスキンクリニックです。
「鼻が低い」「団子鼻」など、鼻の形に関する悩みは尽きませんよね。鏡を見るたびに、自分の鼻に触れては「もしかして、鼻の軟骨がないのかも?」と不安に思われた方もいるのではないでしょうか。
実は、鼻の軟骨が「全くない」という人はほとんどいません。鼻の形に大きく影響するのは、鼻の軟骨の形や大きさなのです。この記事では、鼻の構造を詳しく解説し、なぜ「軟骨がない」と感じてしまうのか、その理由を分かりやすくご紹介します。さらに、理想の鼻に近づきたい方へ、具体的な解決策もご提案します。ぜひ参考にしてくださいね!
鼻の軟骨がないと感じるのはなぜ?
鼻の軟骨がないように感じる原因には、鼻の構造や軟骨の形状が深く関係しています。まずは鼻の仕組みを知ることから始めましょう。
鼻の構造を知ろう
実は、鼻の軟骨は「ない」わけではないのです!
「鼻に軟骨がない」と感じる方も多いですが、実際にはすべての人に軟骨があります。ただ、その形状や大きさには個人差があり、それが原因で鼻が低く見えたり、柔らかい印象を与えることがあります。つまり、軟骨そのものが「ない」のではなく、構造的な特徴が関係しているのです。
鼻を支える3つの重要な軟骨
外側鼻軟骨
鼻筋の両脇に位置し、鼻先から鼻の中間部分を支える役割を果たします。この軟骨が十分に発達していない場合、鼻筋が弱く、鼻全体が低く見える原因になります。
鼻中隔軟骨
鼻の中心部にあり、鼻を左右対称に分ける役割を持つ軟骨です。鼻先の高さや形状を支える重要なパーツで、この部分が小さいと鼻先が丸く見えやすくなります。
大鼻翼軟骨
鼻先や小鼻(鼻翼)の形を決める軟骨です。柔らかく弾力性があり、鼻翼のほとんどの部分を占めています。大鼻翼軟骨は、鼻尖部でぐにゃりと曲がって鼻柱(鼻の中央の柱)にまで達し、鼻孔(鼻の穴)の輪郭を形成します。この軟骨が厚い場合、団子鼻に見えやすくなりますが、形状や厚みを整えることでシャープな鼻先を作ることが可能です。
これらの軟骨がどのように配置され、どの程度発達しているかが、鼻の形や高さに大きく影響します。
鼻に軟骨がないように見える人の特徴
鼻の形状や軟骨の発達具合は人それぞれですが、特に団子鼻や低い鼻の形が「軟骨がない」と感じさせる原因になることが多いです。
団子鼻や低い鼻の形状が原因に
鼻筋が通らず、鼻先が丸い形状の場合、「軟骨がない」と感じやすいです。これは皮下脂肪や軟部組織の影響が大きいです。
外側鼻軟骨が発達していないケース
軟骨の発達具合は個人差があり、生まれつき小さい場合、鼻筋が目立たなくなります。
理想の鼻を手に入れる方法
理想の鼻を手に入れるには、ヒアルロン酸注射や糸による整形、さらに本格的な隆鼻術など、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸注射で手軽に美鼻へ
鼻へのヒアルロン酸注射は、鼻筋を通したり鼻の高さを出すための美容施術の中で最も手軽な方法です。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であるため、アレルギー反応の心配が少なく、安全性の高い選択肢となっています。
鼻背だけでなく、鼻の穴と穴の間の軟骨組織である鼻柱にヒアルロン酸を注入することで、鼻先を高くする効果も得られます。
糸による美鼻整形で形状を整える
糸による美鼻整形は、体内で溶ける医療用の糸を使用して鼻の形を整える施術です。鼻先をツンとさせたり、鼻筋をハッキリ高くしたりと、ナチュラルな変化を求める方におすすめの方法です。手術に抵抗がある方や自然に鼻を整えたい方に最適です。
鼻先から鼻筋に沿って糸を挿入し、スッと通ったシャープな鼻筋を形成できるほか、鼻柱に糸を垂直に挿入し、鼻先を高くすることも可能です。
根本的な改善を目指す隆鼻術や軟骨移植術
隆鼻術(鼻プロテーゼ)や耳介軟骨移植術は、鼻を自然に高く整えるための高度な美容施術です。手軽な注入法とは異なり、半永久的な効果を実現しつつ、一人ひとりの顔全体のバランスや希望に合わせた形状を作り上げることができます。
耳介軟骨移植術
耳の軟骨を採取し、鼻の穴から鼻先に移植する施術です。傷跡が目立たないため、自然な仕上がりが可能です。自分自身の軟骨を利用するため、アレルギー反応の心配がありません。異物挿入に抵抗がある方にもおすすめです。
術後、血流が軟骨に馴染むため、鼻先への衝撃に強く、効果は半永久的に続きます。
隆鼻術(鼻プロテーゼ)
人間の軟骨に近い性質を持つシリコン素材のプロテーゼを鼻の骨膜下に丁寧に挿入し、ズレにくい安定した形を保ちます。注入法と異なり、プロテーゼを使用するため効果が半永久的に持続します。鼻の穴の内側から挿入するため、外からは手術跡がほとんどわかりません。
当院のプロテーゼは、顔全体のバランスに合わせたオーダーメイドで個別に加工しているため、不自然さのない理想の鼻を作れます。
まとめ
軟骨がないように感じる原因は、鼻の構造や形状によるものが大半で、実際に軟骨が「ない」わけではないことについて解説しました。
理想の鼻を手に入れるには、ヒアルロン酸注射や糸による施術から、本格的な隆鼻術まで、選択肢は多岐にわたります。
当院では、鼻の高さや形など、鼻全体を整えるさまざまな施術を扱っています。
鼻整形をご検討中の方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.鼻先に軟骨があるか確かめる方法は?
鼻先に軟骨があるか確かめるには、鼻柱を奥に向かって押すと触れる固い部分が鼻中隔軟骨、小鼻をつまむと感じる柔らかい部分が大鼻翼軟骨です。鼻は骨と軟骨で支えられ、脂肪と皮膚で包まれています。
Q.鼻が低い人 なぜ?
鼻が低い原因は、鼻骨や鼻中隔軟骨が発達していないことや、皮下脂肪が多いことが主な要因です。また、遺伝的な影響が大きく、鼻筋が目立たない形状になりやすい場合があります。
Q.団子鼻になる理由は何ですか?
団子鼻は、鼻尖部分の皮膚や脂肪が厚いことや、大鼻翼軟骨が発達していないことが主な原因です。これにより、鼻先が丸く平らな形状になりやすくなります。遺伝や体質によるものが多いですが、軟骨の形状や皮膚の厚みに応じた美容施術で改善が可能です。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会院長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。