肝斑の原因は摩擦?さまざまな原因を解説

監修医師

井畑 峰紀

医療法人優聖会最高顧問

医師詳細はこちら

井畑 峰紀医師

この記事でわかること

  • 1肝斑の特徴と、他のシミとは異なる理由
  • 2肝斑を悪化させる原因
  • 3美容クリニックでの効果的な治療法

女性の気になるお肌の悩みの肝斑。年齢を重ねるごとに肝斑が出てきた、濃くなったと感じる方も多くいらっしゃいます。なぜ、特定の方だけに肝斑は現れるのでしょうか?
とりわけ、本記事ではシミの一種である肝斑に特化して、肝斑特有の原因と、どういった治療法があるのかご紹介します。

肝斑の原因は?

肝斑に悩む女性

肝斑とは、シミの一種で、頬や頬骨部、口周囲に現れることが多く、稀に額への発症が認められます。特徴としては、左右対称に現れて、茶色いぼんやりとしたシミですが境界が明瞭です。

メラノサイトへ刺激を与える原因

肝斑の主な原因は、シミを作るよう指示を出すメラノサイトへの慢性的な刺激による、皮膚の基底層のメラニン増加やケラチノサイトでのメラニンの異常蓄積です。メラノサイトへの刺激は、肝斑特有の原因と外部的な原因があります。

肝斑特有の原因は女性ホルモン

妊婦

肝斑特有の原因として、ホルモンバランスがメラノサイトを刺激していると思われます。妊娠、出産では、女性ホルモンである、プロゲステロンやプロラクチン、エストロゲンの分泌がピークに達します。

低用量ピルなどの経口避妊薬には、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲン)が含まれています。

こういった理由から分かるように、ホルモンバランスの大きな変動がメラノサイトへの刺激になり、肝斑を引き起こしやすいと考えられています。

肝斑の外的な原因

肝斑はシミの一種ですので、摩擦や紫外線といった外的刺激による影響も原因となります。肝斑は他のシミを併発する可能性もありますので、気をつけたい項目です。

①摩擦による刺激

洗顔する女性

肝斑の原因としてまず取り上げるのが、お肌への摩擦です。肝斑は、頬や頬骨部・口周りにできるのが特徴なので、マスクや洗顔での摩擦などその部分に対しての実際の刺激が肝斑を誘発する原因です。
また、女性は男性に比べるとメイクによる摩擦の刺激を受けることが多いため、摩擦を原因とする肝斑ができやすいのです。

洗顔するときにたっぷりの泡で洗うなど、肌を擦ったりして刺激を与えないよう気を付けましょう。

②紫外線

太陽光による紫外線

シミに共通していえることが、紫外線はシミを増やす要因になるということです。肝斑は、メラニンの産生が高い度合いにまでに進むことで発症します。紫外線でさらに増悪すると考えられています。

肝斑の治療

美白内服薬 シナール・トラネキサム酸

美白成分を含むシナール・トラネキサム酸は、シミ・肝斑の改善効果をより実感していただけます。特に、トラネキサム酸は肝斑治療において内服薬の第一選択肢として処方されることが多いです。

トレチノイン・ハイドロキノン

トレチノイン・ハイドロキノンは、肝斑やそばかす、色素沈着などの表皮層のシミに効果的です。トレチノインは、ターンオーバーを促進する作用からメラニンの排出を促し、シミを改善します。ハイドロキノンは、メラニン抑制の作用の強い、お肌の漂白効果のある美白剤です。

レーザートーニング

これまでのシミ治療のレーザーは、出力が強くて肝斑治療には不向きでした。レーザートーニングは、低出力のレーザーで正常な組織には刺激を与えずに、照射することができます。

また、レーザートーニングは回数を重ねることで、より効果を発揮しますのでお得なセットプランも皆さまにご好評いただいております。

美容クリニックで適切な治療を受けよう

レーザートーニングはプライベートスキンクリニック大阪院まで

今あるシミが肝斑なのかどうか、自己判断するのはとても難しく危険です。なぜなら、肝斑は他のシミとは治療が違うからです。

美容クリニックで診察し、治療することが肝斑を改善する近道です。当クリニックでは、患者様のお肌状態を視診し、隠れたシミも見つけることができる肌画像撮影装置(UV写真)から患者様に適した治療法をご提案させて頂きます。ご予約はHPまたはお電話から承っております。皆様のご来院、ぜひお待ちしております。

 

#肝斑原因 #肝斑治療 #肝斑治し方 #肝斑年齢

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

略歴

SNS

  • プライベートスキンクリニック公式Instagram
  • プライベートスキンクリニック公式X
  • プライベートスキンクリニック公式Facebook

※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。

ページトップへ プライベートスキンクリニック大阪院|初めての方へ