目の下の脱脂のダウンタイムはどれくらい?
この記事でわかること
目次
目の下の黒クマでお悩みではありませんか?
目の下にできるクマはいくつか種類がありますが、その中でも目元にふくらみができる黒クマは、目立ちやすく老け見えの原因となるため、本当に厄介ですしお悩みの方も多いと思います。
目の下の黒クマ取りとして有効なのは、下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)で、黒クマを撃退する魅力的な手術です。通称「目の下の脱脂」と呼ばれており、下まぶたの裏側から、ふくらみの原因となっている脂肪を取り除き、平坦で若々しい目元を蘇らせることができます。
でも、目の下の脱脂をご検討中の方は、やはりダウンタイムが気になりますよね!
そこで、本日は、脱脂のダウンタイムの期間や症状、術後の経過について詳しく解説していきます。
目の下の脱脂をご検討中の方、必見です!
目の下の脱脂のダウンタイムはどれくらい?
目の下の脱脂(下眼瞼脱脂)のダウンタイムは、1~2週間程度が目安となります。まぶたの裏側から余分な脂肪を取り除くため、お顔の表面に傷はできませんが、術後は目のまわりに腫れや内出血を生じる可能性があります。腫れのピークは2~3日目で、その後徐々に治まります。
切開を伴う手術ではありますが、傷口の範囲が小さいため、比較的ダウンタイムが少ないのが特徴的です。
ダウンタイムは個人差があります。軽度な腫れや内出血でわずか数日で症状が治まる方もいますし、腫れや内出血が強めにでて、回復までに2週間ほどかかる方もいます。
術後の症状が完全に回復して馴染み、完成形になるまでには2~3か月要します。
目の下の脱脂のダウンタイム
目の下の脱脂の術後は、腫れや内出血、痛みなどの症状が現れる可能性があります。症状の現れ方や回復までの期間は、取り除く脂肪の量や患者様の体質によって個人差があり、軽度な方からしっかり症状が出る方と、人それぞれ異なります。
内出血
目のまわりに内出血が生じるケースがあります。初めの24時間が出やすく、出現した場合は数日~2週間程度で治まります。目元に赤色のあざっぽい内出血が現れ、回復するにつれて黄色く変化し目立たなくなっていきます。
術後に内出血が起きなかった場合でも、血流がよくなるような行動によって、数日経ってから内出血が生じることがあります。
内出血は、ファンデやコンシーラーでカバーができます。アイメイクは手術翌日から可能です。
腫れ・むくみ
目のまわりに腫れやむくみが生じるケースがあります。腫れが回復するまでの期間は、手術の翌日~1週間程度が目安となります。腫れのピークは2~3日目です。
痛み
目を動かしたり、目のまわりに触れた際に、痛みや違和感がでるケースがあります。1~2週間で自然に回復します。
出血
術後、目から出血する場合があります。出血が起きるのは稀なケースですが、患部に血が溜まる血腫によるものですので心配はありません。脂肪を取り除く際にできた傷口は縫合はしませんが、3日~1週間程度で自然にふさがります。
出血した際は、目を閉じた状態でティッシュで軽く押さえると、血が止まりやすくなります。
目の不調
副作用の症状が落ち着くまでの間は、かゆみや目やに、涙がでやすい、目の違和感などが生じる可能性があります。徐々に回復しますので、目を酷使しないようにして過ごしましょう。
目の下の脱脂の施術方法とは?
下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)は、眼窩脂肪のせり出しが原因による黒クマを改善する施術です。
「黒クマ」や「目袋」と呼ばれている目の下にできるふくらみは、加齢による眼輪筋やロックウッド靭帯の緩みによって眼球を支える力が弱まり、眼球を囲むように位置する眼窩脂肪が圧迫されて、目の下部分に突出してくるため起こります。さらに、肌のハリや弾力が低下すると、ふくらみの下の陰が際立つようになります。
目の下の脱脂では、下まぶたの裏側を切開して、ふくらみやたるみの原因となる余分な眼窩脂肪を取り除きます。抜糸は不要で、見える位置に傷跡が残りません。眼窩脂肪は、目元で3つのパーツにわかれており、それぞれのパーツから必要分の脂肪を除去して、目の下を段差のないスムーズな状態に改善します。
目の下の脱脂のメリット
- 短時間の施術で体への負担が少ない
- 局所麻酔にて施術中の痛みはほぼない
- 見える部分に手術の傷ができない
- ダウンタイムが比較的短い
- 若返り効果が非常に高く、明るく、健康的で、若々しい印象の目元になる
- 一回の手術にて半永久的な効果が得られる
- 抜糸ナシのため通院の必要がない
目の下の脱脂のデメリット
- 1~2週間のダウンタイムがある
- 小じわやくぼみが目立ちやすくなるケースがある
- 眼窩脂肪の取りすぎ、取り残しのリスク
- 黒クマ以外のクマには効果はない
たるみが強い場合は、目の下のふくらみが無くなると皮膚のたるみが強調されて小じわやくぼみが目立ちやすくなる可能性があります。このようなケースでは、注入治療の併用がおすすめで、シワやくぼみのカバーが可能です。
また、取り除く脂肪の量は、患者様に合わせて調整が必要となりますので、患者様のご希望の確認と、医師の見極め力が必須となります。
脱脂の経過
目の下の脱脂は日帰り手術となります。また、抜糸の必要はないため、通院も不要です。ただし、気になる症状が出た際や経過に不安がある場合は、すぐに医師に診てもらいましょう。
目立つ症状は1~2週間程度で無くなる方が多い傾向にあります。
手術当日
当日は、目の下から頬にかけて、痛みや腫れ、内出血が生じる可能性があります。
メイクや洗顔は、目元を避けて当日から可能です。お風呂につからずにシャワー浴にし、安静に過ごしましょう。
また、腫れている間は、保冷剤をタオルで包んで冷やしましょう。
翌日~3日目
引き続き、目の下から頬にかけて、痛みや腫れ、内出血が生じる可能性があります。
腫れはピークをむかえます。
アイメイクは翌日から可能ですが、目元への刺激を避けるため、可能な方はなるべく控えましょう。
4日目~14日目
腫れや目元の違和感が徐々に無くなっていきます。
内出血がでた際は、回復まで数日~2週間と時間がかかります。
術後3日~1週間程度は、腫れや内出血が悪化するリスクがあるので、運動、飲酒、サウナなどの血行がよくなる行動は避けましょう。
1週間後からコンタクトの使用が可能です。
15日目以降
腫れや内出血などの症状が治まり、目立たない状態となります。
2~3か月後
2~3か月経つと、軽度な腫れやむくみも取れて完全に馴染み、完成形となります。半永久的に脱脂の効果が続きます。
目の下の脱脂後のダウンタイムの中の過ごし方
脱脂後のダウンタイム中は、過ごし方によっては症状の回復が遅れる可能性があるので、注意が必要です。
目のまわりは、目に付く部位であるため、ちょっとした変化でもお顔の印象が変わりますし、気になってしまいがちです。少しでも早くダウンタイムから回復するために、適切な過ごし方や、避けた方がよい行動をしっかり把握しておきましょう。
制限や注意事項を守って過ごす
クリニックによって洗顔、お風呂、メイク、コンタクト等が可能になるタイミングが若干異なりますが、基本的には、腫れや内出血が出ている間は、目元に負担をかけないよう注意して過ごして下さい。事前に制限や注意事項を確認し、ムリしないようにしましょう。
安静にし、ゆったり過ごす
術後1週間程度、または腫れや内出血が出ている間は、体を温めたり、力が入るような行動は控えるようにしましょう。血圧が上がったり、体を温めすぎると、お顔の血流がよくなるため、腫れや内出血の症状が出やすくなります。術後の行動によって、後から内出血が現れるケースもありますので、なるべく安静に過ごしてください。
- 力まない
- 力仕事を避ける
- うつぶせ寝をしない
- マッサージ、運動、サウナ、温泉、飲酒、刺激の強い食べ物を控える
- 十分に睡眠をとる
冷やす
腫れが出ている間は、患部を冷やしましょう。腫れが引きやすくなります。保冷剤とタオルを使って冷やすのがおすすめです。腫れが目立つ数日間程度を目安に冷やしましょう。
頭の位置を高くする
心臓よりも頭の位置を高くすると、腫れが引きやすい傾向があります。就寝時は、なるべく頭を高くして寝ましょう。枕を高くしたり、リクライニングチェアを活用する方法があります。また、安静にするために、常に横になっているのはおすすめできません。なるべく体を起こした状態で過ごしましょう。
目の負担を避ける
目元を擦ったり、触らないよう注意しましょう。お顔のマッサージも控えてください。
目を酷使すると負担がかかりますので、パソコンやスマホの使用時間は必要最低限とし、なるべく目を休めましょう。
お休みを確保する
術後は腫れがでる可能性があるため、2~3日は仕事をお休みされるのが安心です。ダウンタイムの症状が心配で1週間程度お休みされる方もいらっしゃいます。翌日からお仕事をされる方もいますが、体を動かすお仕事の場合は、腫れや内出血が悪化する可能性があるため、控えた方がよいでしょう。
ダウンタイム後は目の下の膨らみがスッキリ
ダウンタイム後は、目の下のふくらみやたるみが無くなり凸凹の無いスッキリとした目元になります。
「老けている」「疲れている」といった印象が大きく変わり、以前の若々しいお顔の印象が戻ってきます。
一般的に美容整形で手術を受けるのは避けたいと思う方でも、手術においてネックとなるダウンタイムは比較的少なく、お顔の見える位置に傷跡が残る心配もないため、目の下の脱脂は魅力的な施術です。
眼窩脂肪の突出は、少しの量であっても目元の印象に影響を及ぼすため、早めのタイミングで目の下の脱脂をされる方もいらっしゃいます。
まとめ
目の下の脱脂のダウンタイムについてご紹介しました。
ダウンタイムの目安は、1~2週間程度です。個人差がありますので、心配な方は長めにお休みを確保するのが安心です。
ダウンタイム中に生じる症状として、腫れや内出血、患部の痛みなどがありますが、徐々に軽減していきます。ダウンタイムを早く終わらせるためには、注意事項を守って安静に過ごすことが大切です。
目の下のふくらみは、セルフケアでは改善が難しいため、脱脂による施術がおすすめです。比較的体への負担やダウンタイムが少ない術式ですので、目袋でお悩みの方は、是非ご検討くださいね!
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
目の下の脱脂をお考えの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.目の下の脱脂のダウンタイムはどれくらいですか?
目の下の脱脂のダウンタイムは、1~2週間が目安です。術後は腫れや内出血、痛みなどの症状がでる可能性があります。症状が回復するまでの時間は、体質などにより個人差があります。
Q.脱脂後のダウンタイム中に気をつけることはありますか?
ダウンタイム中は、腫れや内出血の悪化を防ぐために、運動やサウナなどの血流がよくなるような行動を避けて安静に過ごしましょう。また、お顔に力を入れないようにするのも大切です。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。