生まれつきのクマは消えないまま?

監修医師

安形 省吾

医療法人優聖会理事長

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安形省吾医師

この記事でわかること

  • 1生まれつきのクマの種類と原因
  • 2セルフケアでクマを目立たなくする方法
  • 3美容医療によるクマ治療の選択肢

生まれつきのクマは消えないまま

こんにちは!プライベートスキンクリニックです!今回は、生まれつきのクマの原因や目立たなくする方法についてご紹介します。

目元にクマがあると「疲れている」「不健康そう」といったイメージを与えてしまいます。クマは、セルフケアや美容医療で改善することが可能です。

クマの改善について詳しく説明いたしますので、生まれつきのクマでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

生まれつきの目の下のクマの原因

生まれつきの目の下のクマの原因

生まれつき目の下にあるクマには、黒クマ、青クマ、茶クマと種類が分けられます。

クマの種類によって原因が異なりますので、それぞれ詳しく解説いたします。

脂肪やむくみが目立つ(黒クマ)

生まれつき黒クマがある方は、目の下の脂肪の飛び出しやむくみが原因と考えられます。

脂肪やむくみによって眼窩脂肪が前方に出てしまうため、影になって黒クマができます。

先天性のものもあれば、加齢によって目の下がたるみ、影になることで黒クマの原因になることも。

黒クマは、余分な脂肪を取り除くことで改善につながります。

皮膚が薄く血管が透けて見える(青クマ)

青クマは、血行不良によって目元の毛細血管が薄く見えた状態です。

生活習慣の乱れも、青ヒゲの原因となるため注意してください。寝不足やパソコン、スマホの長時間の使用は、血行不良を引き起こして青クマの原因となります。

目の下の皮膚が薄いため、毛細血管が目立ちやすく、青クマに見られます。皮膚の厚みをもたせることで青クマを改善できます。

目の下の色素沈着(茶クマ)

茶クマは、紫外線や擦りすぎなどによってできる色素沈着が主な原因でできるクマです。

日常生活での紫外線対策や、目の下をこすりすぎないよう気を付ける事が予防につながります。

メイク落としや洗顔は、擦りすぎないよう心がけましょう。

生まれつきのクマをセルケアで目立たなくする方法

生まれつきのクマをセルケアで目立たなくする方法

生まれつきのクマの根本的な治療ではないですが、セルフケアで目立たなくすることは可能です。

日常生活で簡単に取り入れられることを中心にお伝えします。

十分な睡眠をとる

睡眠不足は、血行不良となり、青クマの原因になってしまいます。

そのため、十分な睡眠をとることでクマの発生を防ぐことができます。

睡眠時間だけではなく、睡眠の質も大切です。寝る前は、スマホやパソコンの使用を控えましょう。飲酒も睡眠の質を落とすため注意してください。

目の周りのマッサージをする

目の周りのマッサージをすることで血流がよくなり、クマを改善できます。

入浴後やホットアイマスクを使用することで、さらに血流がよくなりやすく効果を感じやすいです。

ポイントは、目の内側から外側にかけて円を描くようにゆっくりとマッサージをすることです。擦りすぎは、色素沈着となって、逆にクマの原因にもなりますので注意してください。

生まれつきのクマにも効果のある美容施術

続いて、生まれつきのクマに効果的な美容医療についてご紹介します。

クマを根本的に改善したい方には美容医療がおすすめです。クマの種類によって治療法が異なるため、それぞれのクマの種類に分けて解説します。

青クマに効果的な施術

青クマは、目の下の皮膚が薄く、血管が青く透けて見えることからできる症状です。

皮膚に厚みをもたせることで、効果的に青クマを消すことができます。

スネコス注射

スネコス注射

スネコス注射は、国際特許取得の独自製法によって配合されたイタリア生まれの製剤です。

お肌の真皮層に注入することで、青クマの改善やお肌の弾力・ハリやツヤの維持に必要なコラーゲンとエラスチンの合成を促進します。

青クマは、目の下の皮膚が薄く、血管が青く透けて見えることからできる症状で従来では改善が難しいクマの一つでした。

スネコス注射は、コラーゲン・エラスチンの生成を促し、皮膚の厚みを出す効果があるため、疲れた印象をもたれる青クマを改善し、健康的な目元に導いてくれます。

元々身体の中にある、ヒアルロン酸とアミノ酸のみで構成された製剤のため、アレルギー反応を起こす可能性が非常に低く、安心して使用できます。

PRP注射

PRP皮膚再生療法

PRP療法とは、皮膚を再生させる能力を持つ血液中の血小板成分を、専用のキットを用いて分離した後に皮膚に注射で注入する治療法です。

PRP注射は、ご自身の血液から作られていますので、アレルギーのリスクが非常に低いため安全性の高い治療になります。

近年の研究で、血小板には、皮膚や血管の再生や新生を促すためのさまざまなサイトカインが含まれていることが分かりました。血小板を注入することで目元のクマや凹みを改善し、ふっくらとした若々しいお肌を取り戻すことができます。

プライベートスキンクリニック大阪院は、厚生労働省より、PRP療法を行うための治療計画の認可を受けた医療機関です。

PRPの注射は、一見すると誰にでもできる簡単な施術に見えるのですが、実は医師の技量によって結果・効果は大きく異なる施術です。

プライベートスキンクリニックは、形成外科の専門医の資格を持つ知識・経験・技量を兼ね備えた医師が在籍するクリニックですので、安心してご相談ください。

黒クマに効果的な施術

黒クマは、脂肪やたるみが原因となってできる症状です。

余分な脂肪を除去することやたるみを改善することで黒クマを改善することができます。

下眼瞼脂肪取り

下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)

下眼瞼脂肪取り(目の下の脂肪取り)は、目の下の余分な脂肪を取り除き、クマや目の下のたるみ、ふくらみを改善する治療法です。

黒クマは、脂肪の突出によりできてしまいます。加齢とともに出現する方もいれば、若い方でも生まれつき下まぶたに脂肪が多い方もいます。

黒クマの原因である余分な脂肪を取り除くことで、老け顔や疲れ顔を解消することができます。

脂肪を除去することに対して、ダウンタイムが気になると思います。下瞼脂肪取りは、下瞼の裏側の結膜を1〜1.5cm程切開し、脂肪を摘出するので、お顔の表面が傷つくことがありません。

施術時間は、片側15分ほどで終わる治療です。局所麻酔を使用して治療を行いますので痛みが不安な方もご安心ください。

下眼瞼たるみ取り

下眼瞼たるみ取り

下眼瞼たるみ取りは、黒クマの原因となる下眼瞼のたるみを切開によって除去する治療になります。

黒クマは、不健康で疲労感のある顔の印象を与えてしまうので気になっている方は早めの治療がおすすめです。

下眼瞼たるみ取り手術なら、余分に垂れ下がってしまった皮膚を切開することによって目の下のたるんだ皮膚をスッキリ改善し、クマのない健康的で若々しい目元を取り戻すことができます。

施術時間は、30分程度で終了します。切開した傷跡は、メイクで隠せる程度の傷跡が残りますが、手術後1ヵ月程で目立たなくなります。

局所麻酔、点眼麻酔を使用しますので痛みが不安な方もご安心ください。

HIFUアイシャワー®

医療ハイフ 

HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波のことを指します。超音波を使ってたるみを改善するため、切らない、痛みが少ない人気の施術です。

皮膚の深いところに超音波を照射し、引き締め効果によってたるみを防ぐことができます。たるみを改善することで、黒クマのない健康的な目元に近づけます。

当院では、ウルトラフォーマーMPTという最新機種を採用しています。

医療ハイフの最新機種であるウルトラフォーマーMPTは、従来の医療ハイフと比べ、スピーディかつ、より高い効果が期待できるマシンです。

お肌の表面ではなく、真皮や皮下組織に熱を加える施術なので、皮膚の表面に傷がつくこともありません。真皮層に熱を加えることで、お肌のハリや毛穴の引き締めに大切なコラーゲンやエラスチンの産生を促し、ふっくらとした若々しいお肌に導いてくれます。

茶クマに効果的

茶クマは、色素沈着が主な原因です。

レーザーや美白剤での治療がおすすめになります。

レーザートーニング

レーザートーニング

レーザートーニングは、肌に対して均一に微弱なレーザーを照射することで、シミや色素沈着をなくす治療です。

当院で使用しているメドライトC6は、シミに効果的なQスイッチYAGレーザーを搭載しています。

シミを作るよう指示を出すメラノサイトを刺激することなく、シミに有効なレーザーをメラニン(シミ、色素沈着の原因物質)までエネルギーを届けることができるため、効果的に色素沈着や茶クマを改善することができます。

美白内服薬(シナール・トラネキサム酸)

色素沈着による茶クマには、美白内服薬も効果的な治療です。

シナールやトラネキサム酸は、シミの改善や美白効果がある美白内服薬です。個人差がありますが、1ヵ月後くらいから効果が徐々に現れてきます。

美白成分を含むシナール・トラネキサム酸をレーザーによるシミ治療と併用することで、クマ、シミの改善効果をより実感していただけます。

美白外用薬(ハイドロキノン)

ハイドロキノンは、美白効果が非常に高い美白外用薬です。リン酸化ビタミンCや化粧品に含まれるアルブチンの約100倍の効果があるといわれています。

色素沈着の原因となるメラニンを抑制する作用が強く、茶クマを消す、あるいは薄くする作用があります。

表皮にあるシミに有効ですが、真皮には作用しないため、その方の肌の状態を鑑別する必要があります。

まとめ

目の下のクマは、不潔、疲れているといった印象を与えてしまいます。

自然に改善することはなく、加齢とともに悪化するため、気になる方は早めの治療がおすすめです。

クマの治療は、種類によって適切な治療法が異なるため、十分なカウンセリングが必要になります。

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。

生まれつきのクマでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.生まれつきクマがあるのはなぜですか?

脂肪やむくみが目立つ(黒クマ)、皮膚が薄く血管が透けて見える(青クマ)、目の下の色素沈着(茶クマ)、が主な原因です。

Q.生まれつきのクマは消えないのでしょうか?

美容医療で治療することが可能です。。また、セルフケアで目立たなくすることも可能です。

Q.クマに効果的な治療はありますか?

当院では、黒クマ、青クマ、茶クマそれぞれに最適な治療を準備しております。

クマの種類や肌の状態によって治療法が異なるため、気になる方はお問い合わせください。

Q.目の下のクマは遺伝ですか?

目の下のくま・たるみは「疲れ」や「睡眠不足」などで目立ちやすくなりますが、それだけが原因ではありません。 目の下のくま・たるみは「生まれつきできやすい人」もいらっしゃいます。

Q.目の下にクマができる原因は何ですか?

クマは、茶クマ、青クマ、黒クマの3種類に分けることができます。茶クマは色素沈着、黒クマは、目の下のたるみや眼窩脂肪のせり出し、青クマは、血行不良や皮膚が薄く、眼輪筋や血管が透けて見えてるのが原因です。

Q.目の下のクマとたるみの違いは何ですか?

目の下のたるみがクマの原因にもなります。加齢や紫外線によって、肌の土台となる真皮層のコラーゲンが減少し、目元の皮膚がたるんで、影のように黒っぽく見えてしまいます。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

所属

平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職

略歴

SNS

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※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。

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