疲れたり夕方になると目の上がくぼむ原因とは?
この記事でわかること
目次
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!
今回は、目の上のくぼみについて解説します。目の上がくぼんでいると「老けてみられる」「疲れてみえる」などの印象を与えかねません。放っておくと悪化してしまうこともあるので早めの対策が必要です。
疲れたり夕方になると目がくぼんで悩んでいるという方に向けて、くぼむ原因と改善方法についてご説明しています。ぜひ参考にしてみてください。
疲れると目の上がくぼむ原因とは?
疲労感が溜まる夕方の時間帯になぜ目の上がくぼむのでしょうか。くぼみの原因は、眼精疲労である可能性があります。スマホやパソコン等による目の使いすぎや、ドライアイなどの理由で疲れ目状態になると、眼輪筋のこわばりや血行不良によって、目の上にくぼみが生じることがあります。
また、加齢による影響でまぶたがボリュームダウンすると、疲れ目によるくぼみがより目立ちやすくなる可能性があります。
眼精疲労
スマホやパソコンなどのブルーライトを長時間見続けることで、眼精疲労を引き起こします。
眼精疲労は眼輪筋と呼ばれる筋肉を萎縮させます。眼輪筋にはまぶたを支える働きがありますが、萎縮が起こることでまぶたの脂肪を支えられずに下降し、くぼみとなるのです。
また、パソコンやスマホを見ているとまばたきの回数が減少します。まばたきが減ることで眼輪筋が衰えくぼみの原因となります。長時間使用する際は小休憩を挟むなど工夫しましょう。
加齢・筋力低下
目の上のくぼみには、眼窩脂肪と眼輪筋が大きく関与しています。
若年層の方は、脂肪のボリュームがあり、筋肉の働きも十分なため目の上がくぼむことは少ないです。しかし、加齢によって眼窩脂肪のボリュームダウンが起こり、筋力が低下がすることで目の上の眼窩脂肪が下がりくぼみやすくなるのです。
これらの脂肪と筋肉の影響で年を重ねるごとにくぼみやすくなり、疲れが溜まることで症状として表れやすくなっています。
皮膚の老化
加齢によって、皮膚のコラーゲンやエラスチンなど成分が減少すると、肌のハリや弾力が失われて、目の周りの皮膚のふっくら感がなくなるため、目の疲れによるへこみも目立ちやすくなる可能性があります。
痩せ型の人
目の上のくぼみは、太っている人よりも、もともと脂肪量が少ない痩せ型の人の方ができやすい傾向があります。
眼瞼下垂
目の上がくぼむのは、眼瞼下垂が影響している可能性もあります。眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げにくくなる症状で、眼瞼下垂により挙筋腱膜が伸びたりはずれたりすると、上まぶたの脂肪が奥に移動して、まぶたにくぼみができるケースがあります。
眼瞼下垂の主な原因は、加齢による腱膜の緩みであり、年齢とともに悪化する傾向があります。ハードコンタクトレンズの長期使用やアレルギーなども原因となり得ます。
目のくぼみは老化だけが原因ではない?
目の上のくぼみは老化だけではなく、外的刺激、紫外線によって引き起こされます。
特に注意していただきたいのが、まぶたの摩擦や刺激です。まぶたは皮膚が薄いためデリケートで摩擦などの外的な刺激に影響を受けやすい部位です。まぶたを擦ると色素沈着などを起こしやすく、くぼんで見られる原因となるので注意しましょう。
また、紫外線対策はくぼみ予防のために大切です。紫外線は肌にとって大敵。まぶたは肌のハリを作るコラーゲンやヒアルロン酸の量が少なく、くぼみがでやすい部位になっています。紫外線によってもともと少ないヒアルロン酸の量がさらに減少するため、よりくぼみやすくなるので注意しましょう。
セルフケアで目の上のくぼみの改善方法はある?
目の上のくぼみが気になる方に向けておすすめのセルフケアについてご紹介します。スキンケアや疲れ目対策など、簡単に始められるケアをまとめていますので参考にしてみてください。
アイクリームなどで保湿をする
目元は肌のなかでも皮膚が薄く、角質層が少ないなど外的な影響を受けやすい部位です。特に紫外線には注意しましょう。紫外線の影響で肌が乾燥し、くぼみの原因になってしまいます。
そこでおすすめしたいのがアイクリームです。保湿効果の高いアイクリームを使用することで乾燥、くぼみを防ぐ効果が期待できます。セラミドやヒアルロン酸が多く配合された製品を選ぶとよいでしょう。
マッサージは逆効果
目の上のくぼみに対して、マッサージはあまりおすすめできません。
眼精疲労など血流が滞っている場合はマッサージによって血流が促進されるため、くぼみの改善に効果的です。しかし、正しいマッサージでなければ逆効果になってしまうこともあるため注意しましょう。
まぶたは皮膚が薄いため外的な刺激の影響を受けやすいです。マッサージをすることで色素沈着などを引き起こし、逆にくぼみの原因となってしまうことも。正しいケアで目の上のくぼみを改善していきましょう。
マッサージを行うのであれば、直接お顔を触らない頭皮マッサージがおすすめです。頭皮とお顔の皮膚は繫がっているため、頭皮のコリをほぐすと、お顔の血流も改善されます。
目元を温める
目元を温めると血行が促されて、目の疲れや乾燥が緩和されます。
目を温めるには、ホットタオルやホットアイマスクが便利です。心地よい温度で3~5分程度温めましょう。温めすぎは目元の皮膚の水分が奪われて乾燥しやすくなりますので、注意してください。
目元の皮膚に負担をかけない
アイメイクのしすぎは、目元の皮膚に刺激をあたえますし、濃いメイクを落とす際のクレンジングも、少なからず皮膚に負担をかけてしまいます。目のまわりの皮膚は、非常に薄く敏感ですので、刺激や摩擦によるダメージが蓄積されると、色素沈着やたるみが起きてしまう可能性があります。
軽めのアイメイクがおすすめです。肌に優しい成分のアイテムを選んで、メイクの落とし方を工夫し、目元の皮膚を傷めないよう注意しましょう。
疲れ目対策
眼精疲労を防ぐには、こまめな休息が最も大切です。
また、スマホやパソコンを使用する際は、適切な距離で見るよう注意し、スクリーンが明るくなりすぎないように、スクリーンフィルターの調整やブルーライトカットメガネを活用しましょう。
ドライアイは、目の疲れを悪化させますので、加湿器やドライアイ用の点眼薬を使用して乾燥を防ぎましょう。
ハードコンタクトレンズを使用しない
ハードコンタクトレンズは硬さや厚みがあるため、瞬きの際の摩擦によって、挙筋腱膜に負担がかかり眼瞼下垂の原因となります。使用を控えることで、眼瞼下垂への影響を減らせます。
美容医療で目の上の凹みを改善する
目の上のくぼみが気になる方におすすめの美容医療についてご説明します。いずれも、目の上のくぼみをふっくらとさせる効果が期待でき、自然な仕上がりで目の上のお肌にハリがでて、若々しい印象を取り戻せる施術です。気になる治療がある方は、気軽に当院にお問い合わせください。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射とは、体内にもともと存在するヒアルロン酸と同じ成分の製薬を注入する治療法です。肌にハリやツヤを与え、ボリュームを出すため、くぼみの治療に最もポピュラーな治療法です。
ヒアルロン酸注射は注入のみで一見、簡単そうに見えますが技術力の必要な施術です。どこにどれくらいのヒアルロン酸を注入すればいいのか医師の技術力が求められます。当院では、経験豊富な医師が解剖学的に適切な部位、量を注入しています。
まぶたは皮膚が薄いのでヒアルロン酸の中でも粘度粘土の低いジュビダームビスタ®のボリフトXCやボルベラXCを使用しています。ヒアルロン酸注射が気になる方は気軽にご相談ください。
ACRS療法
ACRS療法は、ご自身の血液から精製した成長因子を豊富に含む製剤をお肌に導入することで肌を再生する美容再生治療です。
患者様の血液を採取し、血液中にある白血球・血小板に含まれている「抗炎症性サイトカイン」と「成長因子」を、37℃の環境で約3時間インキュベーション(培養)します。その後、増殖させた上清液(サイトカイン)を再び肌に注入する治療法です。
サイトカインとは、細胞の分化や新生、損傷した組織の修復を促すタンパク質です。皮膚をふっくらと保つために必要な線維芽細胞を増殖させます。
ACRS注入療法によって、線維芽細胞が増殖し、くぼみやニキビ跡の凹凸までさまざまな症状の改善が期待できます。また、老化した細胞の蓄積による「慢性炎症」は、お肌の老化現象を促進させてしまいます。ACRSは、「炎症性サイトカイン」と「抗炎症性サイトカイン」のバランスを整え正常な細胞培養環境を取り戻すことで若々しく、いきいきとした目元を取り戻す効果が期待出来ます。
PRP皮膚再生療法
PRP(Platelet Rich Plasma=多血小板血漿)皮膚再生療法とは、皮膚を再生させる能力を持つ血液中の血小板成分を、専用のキットを用いて分離した後に皮膚に注射する治療法です。
血小板成分を多く含むPRPをしわや凹みなどが気になる部位に注入することで、真皮の線維芽細胞の働きを活性化し、若々しい・ふっくらとした美肌を再生します。
当院は、PRPにコラーゲンやFGF(成長因子・フィブラスト)を混入させず、ご自身の血液から分離したピュアな成分のみを注射します。
PRPに成長因子を混ぜることで、短期的にはPRPの定着率を上げる効果が期待できるのですが、施術後のしこりを形成するリスクも上がってしまいます。PRP施術後のしこりについては、改善させることが難しい副作用のため、当院では安全性を第一に考え純粋なPRPのみを注射しています。
厚生労働省認可済みのプライベートスキンクリニック大阪院のPRP皮膚再生療法で安心・安全な治療を受けてみませんか?
まとめ
いかがでしたか?今回は目の上のくぼみが気になる方に向けて、くぼみができる原因とおすすめのセルフケア、美容医療についてご説明しました。
目の上のくぼみは加齢による脂肪の減少、筋力の低下や眼精疲労によって症状がでてきます。
目の上のくぼみは「疲れている」「老けてみられる」などネガティブなイメージをもたれることがあるため、気になる方は早めに治療を行いましょう。当院ではヒアルロン酸注射や再生医療でくぼみの治療を行っています。いずれもダウンタイムが少なく、満足度が高いおすすめの治療です。
眼瞼下垂の症状が原因の場合も、適した施術をご提案させていただきますので、気になる症状があれば、是非カウンセリングにお越しください。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
目の上のくぼみでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.ストレスや疲労は目の上が凹むことと関係がありますか?
疲労やストレスによって血流が悪くなり、筋肉が固まることで脂肪をささえきれずに目の上の凹みの原因となります。
Q.特定の栄養素の不足が原因で目の上の凹みが生じる場合はありますか?
ビタミン類が不足すると眼精疲労の原因となり、凹みがでやすくなります。ビタミン類には肌にハリやツヤを与えるコラーゲンの正常な再合成を促す役割もあるため積極的に摂取しましょう。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。