小鼻の赤みの原因と治し方!スキンケアから美容医療まで解説

監修医師

井畑 峰紀

医療法人優聖会最高顧問

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井畑 峰紀医師

この記事でわかること

小鼻の赤みの原因と治し方!スキンケアから美容医療まで解説小鼻は顔の中でも皮膚が薄く、刺激を受けやすいため、赤みが出やすい部位です。 赤みが強いとメイクでも隠しにくいので、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
赤みを改善するには、毎日のスキンケアはもちろん、美容医療の施術が効果的です。 今回は、小鼻の赤みに悩んでいる方に向けて、その原因やセルフケア方法、さらにおすすめの美容医療につい てご紹介します。

小鼻の赤みが治らない!考えられる原因は?

小鼻の赤みは、さまざまな原因によって引き起こされます。
まずは、自分に当てはまる原因が何かを確認してみましょう。

毛細血管拡張症による赤み

小鼻の赤みは、毛細血管の拡張が原因で生じることがあります。
毛細血管拡張症とは、皮膚の表面近くにある毛細血管が透けて見える状態のことです。 この症状は、血管の拡張や血流の増加によって引き起こされます。
主に遺伝や加齢、寒暖差、飲酒、ストレスなどが原因です。
一般的に、鼻や頬などに赤みが生じやすく、一時的な場合もあれば持続することもあります。 特に、刺激を受けやすい敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は、毛細血管が拡張しやすいといわれています。

皮膚の炎症による赤み

小鼻は皮脂腺が多いため、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まりやすい部位です。 皮脂が蓄積して毛穴が詰まると、炎症が起こり、赤みが現れることがあります。
さらに、酒さ(しゅさ)という慢性的な炎症性皮膚疾患が原因となっている可能性も考えられます。 酒さは中年以降に多く見られ、顔全体に赤みが生じるのが特徴です。
特に、鼻周りや頬に症状が現れやすく、ニキビのようなブツブツが生じることもあります。

乾燥や紫外線などの環境ダメージ

小鼻周りは皮膚が薄いため、乾燥や外部からの刺激を受けやすいです。
特に、空気が乾燥していると肌の水分が失われ、赤みや炎症が生じやすくなります。 さらに、紫外線も肌にダメージを与え、毛細血管の拡張を引き起こします。
紫外線を浴びると肌の内部に炎症が生じるため、小鼻の赤みが悪化する可能性も高いです。 そのため、日頃のスキンケアの見直しや紫外線対策を徹底することが大切です。

生活習慣の乱れ

偏った食生活や睡眠不足は、小鼻の赤みを引き起こす原因の一つです。
特に、ビタミンやミネラルが不足すると、肌のバリア機能が低下し、赤みが生じやすくなります。 また、睡眠不足は肌の再生を妨げ、さまざまな肌トラブルの原因になります。
小鼻の赤みを改善するだけでなく、健康的な肌を保つためにも、十分な睡眠を心がけましょう。 さらに、適切なスキンケアを行っていないと、赤みが悪化する可能性があります。 肌の乾燥や炎症を引き起こさないためにも、毎日のケアを怠らないことが重要です。

小鼻の赤みをセルフケアで改善する方法

小鼻の赤みを改善するには、毎日のスキンケアや生活習慣の見直しが大切です。 特に、スキンケアは配合成分に注目して選ぶことで、より変化を実感しやすくなるでしょう。 小鼻の赤みを改善するなら美容医療がおすすめ!

徹底した保湿ケアで肌を守る

保湿された肌は、バリア機能が強化され、乾燥や外部の刺激を受けにくくなります。 特に、保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸が配合されているスキンケアがおすすめです。 また、ベタつきやすい肌の人でも、肌の内側が乾燥しているインナードライ肌である可能性があります。 化粧水や保湿クリームで肌をしっかり整えると、小鼻の赤みが軽減されやすくなるでしょう。 保湿ケアを行う際は、摩擦が起こらないように肌に優しく触れることも重要です。

小鼻の赤みを改善するなら美容医療がおすすめ!

ビタミンC配合のスキンケアを取り入れる

小鼻の赤みを改善するには、ビタミンC配合のスキンケアがおすすめです。
ビタミンCには、肌の炎症を抑えたり、毛穴を引き締めたりする働きがあります。 特に、ビタミンC誘導体は、肌への刺激が少なく、敏感肌の方でも使いやすい成分です。 紫外線から肌を守る作用もあるため、朝のスキンケアに取り入れると良いでしょう。 浸透力が高く、肌に馴染みやすいので、化粧水や美容液に使用してみてください。

生活習慣を整えて肌の調子を改善する

小鼻の赤みを改善するには、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも欠かせません。 特に、ビタミンB群やビタミンCは、肌の健康を維持するために欠かせない栄養素です。 レバーや卵、果物、野菜などをバランスよく取り入れて、内側から肌を整えましょう。 また、肌は睡眠中に再生されるため、十分な睡眠時間を取ることも赤み改善につながります。 夜更かしを避け、規則正しい生活を意識しましょう。

環境要因を見直して肌への刺激を減らす

小鼻の赤みは、さまざまな環境要因によって引き起こされます。
特に、乾燥しやすい季節は、普段以上に保湿ケアを意識しましょう。
また、日光に含まれる紫外線は、肌の炎症を引き起こし、赤みを悪化させる原因となります。
刺激を感じやすい敏感肌の方は、低刺激の日焼け止めを使用して肌を守ることが大切です。 他にも、温度の変化や化粧品に含まれる化学物質によっても、赤みが生じる可能性もあります。 成分表示を確認し、防腐剤やアルコールフリーなど刺激が少ない製品を選ぶようにしましょう。

小鼻の赤みを改善するなら美容医療がおすすめ! 

小鼻の赤みを効率よく改善したい方や、根本的に治療したい人は美容医療の施術がおすすめです。 スキンケアでは届かない、肌の深層までアプローチできるため、より効果を実感しやすくなります。

ポテンツァ(赤みモード)

ポテンツァは、微細な針で肌に穴を開けて自然治癒力を高める「マイクロニードル治療」と、高周波(RF)によって 肌の深層に熱を与える「RF治療(ラジオ波)」を組み合わせた施術です。
複数のモード・チップを使い分けることによって、様々な肌トラブルに対応することができます。 特に、ポテンツァの赤みモードは、肌の赤みや酒さ(しゅさ)の改善におすすめです。
毛細血管が存在する真皮層に高周波の熱を直接与えることで、小鼻の赤みを根本から改善します。 一度の施術でも効果を実感できますが、最大限の効果を引き出すためには、定期的な施術の継続がおすすめで す。

ポテンツァの施術例

IPL治療

IPL治療は、肌の表面を冷やしながら光を照射し、肌の赤みやくすみ(色素沈着)を改善する施術です。 広範囲の波長が毛細血管に働きかけ、炎症を鎮静化するため、肌の赤みを抑える効果が期待できます。 また、肌の状態に応じて設定を調整できるため、小鼻などの気になる部位に対して集中的なアプローチが可能で す。
さらに、冷却機能を備えているため、施術中の痛みや肌へのダメージが少なく、ダウンタイムもほとんどありませ ん。
忙しい方はもちろん、美容医療が初めての方にも気軽に試していただける施術です。

Vビーム

当院では導入していませんが、赤み治療のひとつとしてご紹介いたします。
Vビームは、赤ら顔や毛細血管拡張症、赤あざなどの改善に効果が期待できるレーザー治療です。 通常のレーザーは黒色のメラニンに反応するのに対し、Vビームは赤い色素に反応します。 血液中のヘモグロビンに反応して血管を破壊することで、赤みの原因となる毛細血管の拡張や増殖を抑えること ができます。
さらに、毛細血管拡張症や単純性血管腫などの保険適用の症状に対しては、費用を抑えて治療を受けられるの も特徴です。
ただし、美容目的の治療は保険の対象外となるので注意しましょう。

小鼻の赤みを改善するなら、PSCにお任せください!

脂肪吸引注射はダウンタイムが短い今回は、小鼻の赤みが気になる方に向けて、その原因やセルフケア方法、さらにおすすめの美容医療について ご紹介しました。
毎日のスキンケアも大切ですが、より効率よく赤みの改善を目指すなら、美容医療の施術を検討してみてくださ い。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合わせた適切な治療をご提案いたします。 小鼻の赤みに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.Q.ポテンツァはどのくらいで効果が現れますか?

A.ポテンツァの効果の感じ方には個人差がありますが、一般的には施術後1〜2週間ほどで肌の変化を感じ始め る方が多いです。

Q.Q.IPL治療は何回くらい施術すれば効果を実感しますか?

A.一般的には5〜10回程度の施術で効果を実感しやすくなります。
施術間隔は3〜4週間おきが目安となりますが、肌の状態により適切な回数は異なるため、医師の診断を受けて 計画的に進めることが大切です。

Q.Q.小鼻の赤みはセルフケアだけで改善するのは難しいですか?

A.毎日のスキンケアや生活習慣の見直しは赤みの予防に役立ちますが、毛細血管の拡張が原因の場合はセル フケアだけでは改善が難しいことがあります。
美容医療を取り入れることで、より効果的な改善が期待できます。

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大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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