フェイスラインにできるニキビの原因や対策方法は?
目次
ターンオーバーのサイクルが遅く跡が残りやすいフェイスラインのニキビは、悪化・再発もしやすいため、悩んでいる方は少なくありません。
今回は、フェイスラインのニキビができる原因や、対策方法についてお伝えします。
フェイスラインのニキビに悩んでいる方は、ぜひご覧ください!
フェイスラインにできるニキビの原因
フェイスラインのニキビは、主にホルモンバランスの乱れとお肌のターンオーバーの乱れが原因です。ホルモンバランスの乱れやターンオーバーの乱れがなぜ起こるのか、原因を見ていきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、次のようなことが原因で起こりやすくなります。
- 年齢
- ストレス
- 不摂生な生活習慣
ホルモンは、年齢とともに減少する傾向にあります。
若い時にたくさん作られたホルモンが年齢とともに減少することで、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
また、過度なストレスを受け続けていると、自立神経が乱れてホルモンバランスが崩れます。
寝不足が続いたり、偏った食事や暴飲暴食などの不摂生な生活習慣もホルモンバランスが乱れる原因です。不摂生な生活習慣は体に負担をかけて弱らせます。すると免疫力が低下し、ホルモンが十分に作られなくなるのです。
ではなぜ、ホルモンバランスが乱れるとニキビができやすくなるのでしょうか。
それは、ホルモンバランスが乱れることで男性ホルモンが増えるからです。フェイスラインや顎は、男性ホルモンの影響を受けやすい部分です。
男性ホルモンはテストステロンと呼ばれ、増加すると皮脂の分泌を促進します。皮脂の分泌が活発になると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなるのです。
またホルモンバランスの乱れは、ターンオーバーの乱れにも繋がります。
お肌のターンオーバーの乱れ
ターンオーバーの乱れは
- 外的な刺激
- 生活習慣の乱れ
で起こりやすくなります。
ターンオーバーが乱れると
- 乾燥
- 皮脂の過剰分泌
- 毛穴詰まり
が起こり、ニキビができやすくなります。
フェイスラインはもともとバリア機能が弱く乾燥しやすい部位ですが、外的な刺激を受けてバリア機能が低下しターンオーバーが乱れると、さらに乾燥が進みます。
外的な刺激とは、紫外線・髪の毛や寝具などの摩擦、洗顔時のゴシゴシ洗いなどによる刺激です。
乾燥は皮脂の過剰分泌を引き起こします。お肌の水分を蒸発させないために、皮脂でカバーしようとするのです。皮脂の過剰分泌が起こることで毛穴に角栓が詰まりやすくなり、ニキビの原因となってしまうのです。
また、不摂生な生活習慣もターンオーバーを乱れさせる原因になります。ターンオーバーが乱れるとニキビ以外にも、毛穴の詰まりや黒ずみ、毛穴の開きなどのトラブルも起こりやすくなります。
フェイスラインにニキビを作らないために重要なのは、ホルモンバランスを整える生活習慣と、お肌のバリア機能を守りターンオーバーを乱れさせないことです。
フェイスラインのニキビ改善や対策方法
生活習慣を見直してホルモンバランスを整える
栄養バランスのいい食事
食事は、栄養バランスを考えて適量摂るようにしましょう。
決して暴飲暴食はしないこと!
卵・乳製品・納豆のビタミンB2を豊富に含む食品や、赤身肉・鶏肉・バナナなどのビタミンB6を豊富に含む食品は、美しく健康的なお肌には欠かせない栄養ですのでおすすめです。ただ、こればかり食べると栄養が偏りますので、上手に摂り入れて他の食材と一緒にバランスよく食べるようにしてくださいね!
十分な睡眠
睡眠中には、美容に大切なホルモンが分泌されます!
理想的な睡眠時間については人によって異なるため一概にはいえませんが、日付が変わる前までには眠りにつき、日中に支障が出ない程度の睡眠時間を確保しましょう!そして深く眠ることが理想です。睡眠で脳や体を休ませることは、最大のストレス緩和にもなります。
ストレスを溜めない
十分な睡眠を取り、リラックスできる時間を少しでも確保して、ストレスを緩和をしましょう。ストレスの発散方法に、好きなものを食べるという方もいるかもしれませんが、暴飲暴食にだけは注意してくださいね!
正常なお肌のターンオーバーを保つ
健康的な生活を送る
健康的な生活は、上記したように栄養バランスの良い食事と十分な睡眠、ストレスを溜めないことが基本になります。
特に睡眠は、お肌のターンオーバーを整えるためにとても重要です。
睡眠中には2つのホルモンが分泌されるのですが、そのうちの一つである成長ホルモンがターンオーバーを促進してくれるのです。それだけではなく、お肌の水分量を増やし、お肌のツヤを改善してくれるなどの働きもしてくれます。
ターンオーバーが促進されてお肌の水分量が増えることで、ニキビの改善にも繋がります。
刺激を与えない
フェイスラインに、なるべく刺激を与えないようにしましょう!
刺激になりやすい髪の毛は、フェイスラインに触れないように、長い場合はまとめるなどしましょう。紫外線も刺激になるので、対策をしっかり行うようにしましょう。
紫外線は、照射量こそ多少変わりますが、季節関係なく一年中降り注いでいます。できれば外出の際はいつも日焼け止めを使用するようにしてください。
シャンプーや洗顔料などの洗い残しも、お肌にとっては刺激になります。
洗い残しがないように気をつけましょう。
寝具は摩擦が少ない肌触りの良いものを使用しましょう。
また、髪の毛や寝具は付着している雑菌がニキビを誘発する可能性がありますので、清潔に保ちましょう。
スキンケア
必要な皮脂まで取ってしまわないように、洗浄力が強すぎないクレンジングや洗顔料を選びましょう。また、洗顔時は優しくなでるように、滑らせるように洗いましょう。
洗顔の後には、保湿をしてお肌のうるおいを守ることが大切です。
化粧水はたっぷりとお肌に与えてください。そのあと、乳液やクリームなどで油分を与えます。
ただし!
ニキビができている部分は、すでに油分が足りているということです。
乳液やクリームなどの油分をさらに与え過ぎてしまうと、かえってニキビが悪化する可能性がありますので、ニキビのある部分はサラッとつける程度で大丈夫です。
あくまでも、水分量と油分量のバランスを保つスキンケアが大切です。
美容クリニックでの治療
美容クリニックでの治療もおすすめです!
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、ニキビをはじめ毛穴の黒ずみや毛穴の開き、色素沈着やお肌のくすみ改善効果にも期待できる治療です!
古い角質・毛穴に詰まった角栓、老廃物などを溶かして除去します。古い角質を取り除くことで、乱れていたターンオーバーを正常に戻して、新しい角層の生成を促します。
ニキビ治療にピッタリの施術方法です!
プラズマシャワー
プラズマシャワーは、お肌の表面だけではなく深いところまで作用します。なぜニキビ治療におすすめなのかというと、プラズマには殺菌作用があるのです!プラズマを照射することで、お肌表面にいるニキビの原因となるアクネ菌を殺菌してニキビの改善や予防に効果を発揮してくれます。
ニキビ治療以外にも、ハリや美白効果、シワやシミの改善効果などにも期待できます!
まとめ
以上、フェイスラインにニキビができる原因や対策についてお伝えしました!フェイスラインのニキビを予防するために、ターンオーバーとホルモンバランスを整えましょう!
フェイスラインのニキビ治療や予防には、ぜひ美容クリニックもご検討くださいね!
プライベートスキンクリニックでは、ニキビ治療に効果的な治療がたくさんあります。
お肌のお悩みに合わせて、最適なプランをご提案いたします!
皆様のご来院、心よりお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.念入りにスキンケアをしていますが、フェイスラインにニキビができます。
もしかすると、スキンケアの方法が間違っているのかもしれません。
たとえば、保湿はとても大切ですが、油分の多いクリームなどの塗り過ぎは返ってニキビができやすくなります。
また、洗顔時にゴシゴシ洗いをしてお肌が乾燥してニキビができている可能性があります。
もしどちらにも当てはまらない場合は、生活習慣などによってホルモンバランスやお肌のターンオーバーが乱れている可能性があります。
Q.フェイスラインのニキビに効く食べ物はありますか?
ビタミンB2やB6を多く含む食品がおすすめです。
ビタミンB2は皮脂の分泌を抑え、ビタミンB6はお肌のターンオーバーを整えてくれます。どちらも体の健康にはもちろん、美肌づくりに欠かせない栄養素です。
Q.フェイスラインのニキビを治す方法はありますか?
まずは、生活習慣を整えてホルモンバランスやお肌のターンオーバーを乱れさせないことです。フェイスラインのニキビは大人ニキビとも言われますが、思春期にできるニキビとは違い生活習慣が原因でできやすいニキビです。
フェイスラインのニキビは、繰り返しできることや悪化しやすく跡が残りやすいため、早期のケアが大切です。もしも酷いようであれば、美容クリニックでの治療もおすすめです。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。