顔が大きいのは改善できる?

「わたしの顔って、大きい?」写真に写る自分の顔を見て、「友人に比べてあきらかにでかい!」とガッカリしたことはありませんか?

お顔が大きいことで、以下のようなお悩みを抱えていたり、コンプレックスに感じている方も少なくありません。
・写真写りが悪い
・太って見える
・帽子が似合わない
・似合う髪型が限られてしまう
・メガネ選びが難しい
・スタイルに影響するため、服選びが難しい

そうは言っても、お顔の大きさを変えるのは簡単ではないと、諦めている方もいらっしゃると思います。お顔が大きい原因は人それぞれであり、小さく見せる対策や治療もありますので、諦めないでくださいね。

そこで、本日は顔の大きさの基準や顔が大きい原因、対策、美容クリニックでおすすめの治療法について詳しく解説します。小顔を目指したい方、必見です!

なぜ顔が大きいの?その原因と特徴とは?

顔が大きい原因とは?

顔が大きいのは、輪郭やエラ、顎の大きさなど、生まれもった骨格が影響している方もいますが、加齢や生活習慣の影響で生じるたるみ、むくみ、ゆがみのせいで大きく見えている可能性もあります。お顔に脂肪が多く付いている方も、顔が大きく見えます。歯ぎしりや食いしばりが原因で、エラが張ってしまうケースもあります。

遺伝・生まれつき

生まれつきの骨格の大きさや輪郭、エラ、額の広さなどで、顔の大きさはある程度決まります。
骨格が大きい場合は、どうしても顔が大きく見えてしまいます。
家族の中に顔が大きい人がいるのであれば、遺伝の可能性が高いと言えるでしょう。

また、顔の特徴で大きく見えてしまうケースがあります。
骨格自体は大きくないのに、頬骨が張っているなど顔に出っ張っている部分があるだけで面積が広くなり、顔が大きい印象になってしまいます。
特に頬骨が出ていると、顔の横幅が広がり大きく見えてしまいます。

エラが張っている

エラが張っている

エラが張っていると、顔幅が強調されて顔が大きく見えます。生まれつきのケースもありますが、食いしばりや歯ぎしりなどのクセによってエラの筋肉(咬筋)が発達し、顔が大きくなることもあります。

咬筋は表情筋の一つで、物を噛む筋肉です。
小さい筋肉で、過度に使い過ぎると直ぐに大きくなります。
すると、顎などのフェイスラインや顔そのものも、大きくなってしまうのです。

顔が大きいのは改善できる?
顔が大きいのは改善できる?
顔の大きさの基準と特徴、小顔を手に入れる対策についてご紹介。「わたしの顔って大きいの?」とお悩みの方、生まれつきだからと諦めないで!何センチからデカ顔なの?遺伝以外に原因がある?改善のためのセルフケア...

エラボトックスの施術例

エラボトックスの施術例

施術 エラ(咬筋)にボトックスを注入することで、発達しすぎた筋肉の働きを弱め、フェイスラインをスッキリさせる効果が期待できます。
特徴 1度の施術で3~6カ月の効果が持続するという特徴があります。
リスク(副作用) 注入部および、その周囲に内出血が起きる可能性がありますが、通常1週間程で消失します。
注意事項 治療の結果には個人差があります。

脂肪

顔に脂肪がついていると、どうしても大きく見えます。特に、顎に脂肪がつくとフェイスラインがもったりするせいで、大きさが強調されてしまいます。

むくみ

お顔がむくみやすい方は、顔が大きく見えます。むくみの原因は、体に溜まった余分な水分です。血行不良やリンパの滞りによって水分排出がスムーズに行われなかったり、体内の塩分濃度やアルコール濃度を調整する働きの影響で、むくみが生じるケースもあります。
女性は筋肉量が少ないため、むくみやすい傾向がありますが、多くの場合、生活習慣が影響しています。
・塩分、アルコールの摂り過ぎ
・水分の摂り過ぎ
・運動不足
・睡眠不足
・ストレス
・血行不良
・女性ホルモンの影響(生理前、更年期)

たるみ

頬やフェイスライン、顎下のたるみも、お顔が大きく見える原因となります。表情筋が衰えると、皮膚や脂肪を支える力が弱くなりたるみが生じやすくなります。加齢や紫外線のダメ―ジで起きる肌のハリ・弾力の低下も、たるみを悪化させます。

ゆがみ

お顔に歪みが生じると、左右のバランスが悪くなり顔が大きく見えるだけではなく、血流が悪化しむくみやすくなります。顔がゆがむ原因は、無意識で行っている日常的なクセや習慣の影響が大きいと考えられています。
・頬づえ
・スマホ使用時の下向き姿勢
・慢性的な肩こり
・足を組むクセ
・悪い姿勢や猫背
・片側ばかり使う噛み癖

顔の大きさの基準とは?

「顔が大きい」と言われる基準は、お顔のサイズだけとは限りません。全身のバランスの影響で、大きく見えやすい方とそうでない方がいるのです。頭身や首の太さ、肩幅、体型、顔の各パーツの形や大きさ、位置の違いなど、さまざまな要素によって大きさの印象が変わります。

顔の大きさの基準とは?

「顔が大きい」の定義は何センチから?

顔が大きいと言われる一つの基準としては、24㎝程度からです。

産業技術総合研究所 の「日本人頭部寸法データベース2001」によると、頭の大きさの平均は以下の値となっています。この値よりもあきらかに大きいという方は、顔が大きいかもしれません。全頭高は頭のてっぺんから顎までの長さ、頭幅は顔の横幅の一番長い部分です。

【日本人女性の顔のサイズの平均】
長さ(全頭高):21.8センチ
横幅(頭幅):15.3センチ

【日本人男性の顔のサイズの平均は】
長さ(全頭高):23.2センチ
横幅(頭幅):16.1センチ

(参照元:https://www.airc.aist.go.jp/dhrt/head/index.html

顔の測り方

顔の大きさの平均値がわかったところで、ご自身の顔のサイズもチェックしてみましょう。メジャーだけでは測りにくいのですが、「顔を挟むもの」を使用すれば、自分でも簡単に測ることができます。

縦の長さを測る際は、頭の上にノートやティッシュペーパーの箱など平らなものをのせて、鏡を見ながら”頭から顎までの長さ”を測りましょう。横幅も同様に両側の耳にティッシュの箱などを当てて測ります。テーブルの上に箱を2つ置き、顔を挟みましょう。顔のみ持ち上げて、”箱と箱の間の長さ”を測ります。引き戸が家にある方は、ドアに顔を挟んで横幅を計測することも可能です!

頭身によって顔が大きく見える

顔が大きく見えるのは、顔の大きさのせいだけではありません。頭身の問題もあるんです。頭身とは、身長に対する全頭高(顔の長さ)の割合のこと。7頭身未満の方は、どうしても顔が大きく見えてしまいます。また、身長が低めの方は、顔の長さが同じでも頭身が小さくなりますので、顔が大きく見える傾向があります。

全体のバランス

同じ顔の大きさであっても、顔が大きく見える人もいますよね。これは他のパーツとのバランスによるもの。上述の頭身もその一つですが、その他にも肩幅が狭い人、痩せ型の人、小柄だけど顔のパーツ・目鼻立ちがくっきりしている人も顔がでかく見えます。逆に、肩幅が広い人、ガッチリ感がある人、ふくよかな人は、実際のサイズよりも比較的顔が小さく見えます。

大きい顔を小さくしたい!有効な改善法とは?

大きい顔を小さくする対策として、簡単にできるセルフケアをおすすめします。運動や表情筋トレーニング、マッサージ、小顔矯正グッズの活用などが効果的です。お顔のむくみやたるみ、エラの張り、フェイスラインに付いた脂肪など、お悩みの原因に適した対処法をお試ししてみましょう。

運動する

お顔に脂肪が付いている方は、ダイエットをおすすめします。ただし、お顔だけピンポイントで痩せるのは難しいため、一定以上の減量が必要となる可能性があります。食生活の見直しや有酸素運動、筋トレを組み合わせて、時間をかけて取り組みましょう。また、運動すると血流がよくなりますので、むくみ改善にも効果的です。

表情筋トレーニング

むくみやたるみが原因で、お顔が大きく見えるような方には、表情筋のトレーニングがおすすめです。

舌回し体操

舌回しは、舌や顎、口まわりの筋肉強化ができて、お顔のたるみや二重アゴ対策に役立ちます。また、血液やリンパの流れがスムーズになるため、むくみを改善して小顔効果も期待できます。
口を閉じた状態で、舌先を歯茎の外側にセットします。
歯茎に沿って舌でなぞるように、ゆっくり一周しましょう。
右回り10回、左回り10回を目安に行います。
慣れてきたら徐々に回数を増やしましょう。

マッサージ

美顔器で顔をマッサージする

小顔マッサージも効果的です。むくみやたるみ改善には、頬、エラ、あご、首筋、鎖骨を重点的にほぐしリンパの流れをスムーズにするマッサージがおすすめです。一方、エラ張りの改善には咬筋をほぐすマッサージがおすすめです。

小顔矯正グッズ

小顔矯正器具やグッズを使用するのも一つの方法です。

  • 美顔器
  • 表情筋を鍛える器具
  • マッサージローラー
  • かっさプレート

などがあります。ご自身の原因に合ったもので使いやすいものを選びましょう。また、いずれも継続することが前提となりますので、長く続けやすいものを選ぶことが大切です。

お顔が大きくなる生活習慣の改善

遺伝的要素以外にも、お顔が大きく見える理由は多くあります。気になる習慣がある方は、改善していきましょう。
・食生活の見直し(塩分・水分・アルコールの量)
・代謝をあげる(運動、ストレッチ、筋トレ)
・体に負担のかからない姿勢
・食いしばりや歯ぎしりの対策
・睡眠時間の確保
・ストレス対策
・スキンケアの徹底(保湿、UV対策)

顔を小さくみせる工夫・対策

小顔を手に入れるにはそれなりの継続が必要となりますので、今すぐ顔を小さく見せる対策についてもご紹介しますね!

姿勢を意識する

背筋を伸ばして姿勢をよくしていれば、身長も高く見えますので自ずと顔が小さく見えるようになります。

メイク

シェーディングを上手に使いこなしましょう。顔の長さが気になる方は、生え際にシェーディングを入れると短く見えます。横幅が気になる方は、頬から顎にかけて顔の側面にシェーディングを入れましょう。

ヘアスタイル・髪型

おでこをバーンとだしてしまうと、顔が長く大きく見えますよね。ですから、見えている顔の面積を減らすために、前髪を作ることが必須です。前髪は重くならないようフワっとさせるのがポイント!逆にぱっつん前髪は輪郭を強調させるため、顔が大きく見えてしまいます。

髪型で顔の大きさをカバーする

特におでこが広い方は前髪でカバーするだけで顔が小さく見え、かなり印象が変わります。エラが張っている方は、トップにボリュームを持たせたり、フェイスラインを包み込むようなシルエットにしましょう。

服装・ファッション

ハイネックのような首が詰まったものは顔の大きさが強調されるため、首元をあけてスッキリ見せましょう。鎖骨を見せるのがポイントです!また、縦のラインを強調した服装にし、目線を顔以外に向ける工夫をしましょう。長いネックレスや大きめのピアス・イヤリングも効果的です!

鮮やかな色やボリュームあるボトムス、デザイン性の高い靴など、印象的なコーデを取り入れることで顔の大きさが目立ちにくくなります。

プライベートスキンクリニックの小顔施術

当クリニックでも、患者さまに人気の「小顔施術」。2020年~2022年の間に小顔施術を受けられた患者様の推移、どんな施術が人気なのか?の割合をご紹介させていただきます!

小顔施術 こんなお悩みありませんか? 小顔施術をされる患者さまの推移 患者さまの小顔施術の割合は?

医療ハイフ(ウルトラフォーマーMPT)

高密度の熱エネルギーを肌の深層に与えてたるみを改善するリフトアップ施術です。頬から顎下への照射により、フェイスラインの脂肪を減らし、たるみを引き締めることで、小顔効果が得られます。 フェイスラインのもたつきや二重アゴが気になる方におすすめです。切らずにSMAS(表在性筋膜)までアプローチできる人気の高い施術です。

糸によるリフトアップ

お顔に医療用の溶ける糸を挿入して引き上げるリフトアップ施術です。フェイスラインや顎のたるみが改善されて、小顔効果が得られます。使用する糸は複数の種類があり、素材や形状の違いによって効果や持続期間が異なります。引き上げ効果が高く、たるみによってお顔が大きく見える方やほうれい線、マリオネットラインなど口元のエイジングサインが気になる方におすすめです。

エラボトックス

エラの張りを解消する施術です。エラが張る原因となる筋肉(咬筋)にボトックスを注入して筋肉の働きを弱めて小さくすることで、小顔効果が得られます。 咬筋は食べ物を噛む際に使われる筋肉であり、咬筋が発達していてエラが大きく張っている方にボトックス注射は有効です。食いしばった際にエラがポコっと出る方、歯ぎしりや食いしばりをする方におすすめです。

脂肪溶解注射

注射によってお顔の余分な脂肪を分解する施術です。頬やフェイスライン、顎の脂肪をピンポイントで減らせます。脂肪細胞の数が減るためリバウンドしにくい治療です。一定期間をあけて数回の施術を受けることで、徐々に顔瘦せ効果が得られます。使用する薬剤はいくつか種類があり、1回あたりの効果の高さと副作用のでやすさがそれぞれ異なります。フェイスラインについた脂肪をスッキリさせたい方におすすめです。

バッカルファット除去術

頬の内側にある脂肪「バッカルファット」を除去する手術です。バッカルファットは、加齢によって徐々に下垂し、口元のシワやたるみ、下膨れ顔の原因となります。バッカルファットが下がると輪郭が四角くなるため、老けた印象を与えたり、お顔が大きく見えます。バッカルファットを口の中から取り除くことで、たるみを改善して、小顔効果が得られます。頬の脂肪のたるみが気になる方、ブルドック顔でお悩みの方におすすめです。

まとめ

顔の大きさの基準と小顔になるための対策についてご紹介しました。「小顔になりたい!なんとかしたい!」とお悩みの方は、まずは、お顔を小さく見せる工夫を取り入れてみましょう。改善対策として、小顔マッサージや小顔矯正グッズなどの活用も挑戦してみてくださいね!

自己ケアでは改善が難しいと感じている方は、美容クリニックでの小顔治療も検討してみてはいかがでしょうか?小顔注射やボトックス注射、ヒアルロン酸注射、頬脂肪除去など、お悩みに合わせたさまざまな治療法がございます。大阪梅田のプライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりの症状に最適な施術プランをご提案いたします。

ヒアルロン酸注射(しわ・たるみ治療)
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小顔治療についてご興味のある方は、当院へお気軽にご相談ください。医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

 

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よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.顔が大きくなる習慣はありますか?

顔が大きくなる原因には、むくみや筋肉の過剰な発達があります。以下の習慣に気を付けてみましょう。
・濃い味付けの食べ物が多い
濃い味付けの食べ物は、塩分が多く含まれているため、体に水分が溜まりやすく、むくみの原因になります。むくみがあると、顔が大きく見えてしまいます。

・歯ぎしりや食いしばりの癖がある
歯ぎしりや食いしばりは、エラ周りの筋肉を鍛えてしまうため、エラが張り、顔が大きく見えてしまいます。

Q.中年になると顔が大きくなるのはなぜですか?

中年期以降、代謝が落ちてくることによって、脂肪が蓄積されやすくなります。顔に脂肪が蓄積されることで顔が大きく見えることとなります。
また、顔の皮膚や脂肪・筋肉が下に下がってくるため、いわゆる「下膨れ顔」になりやすいことも要因となります。

>>下膨れ顔改善に効果的な施術一覧を見る

Q.顔が痩せないのはなぜですか?

顔の脂肪が大きな原因として考えられますが、顔が痩せない原因は脂肪だけではありません。代謝などの原因によるむくみや、顔全体の皮膚の下垂によるたるみによるフェイスラインのもたつきも顔が大きく見える原因となります。

>>顔のたるみ改善に効果的な施術を見る
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美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会院長安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

医療法人優聖会院長 安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

所属

平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職

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