ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?デメリットはある?

ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?

こんにちは。大阪梅田の美容外科・美容皮膚科のプライベートスキンクリニック院長の安形です。今回は、ヒアルロン酸を打ち続けた時のメリット・デメリットについてのご紹介です。

シワやほうれい線を改善したり、鼻を高くしたりとさまざまなお悩みを改善できるヒアルロン酸注射は、施術時間が短くダウンタイムがほぼないことから、手軽に受けられると人気が高い施術です。

でも、ヒアルロン酸の効果には限りがありますので、定期的にメンテナンスが必要となります。効果がなくなる度に繰り返し打ち続けても大丈夫なのか?副作用の心配はないのかと不安に思われる方もいらっしゃいますよね。

そこで、本日はヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるのか?を詳しくご紹介していきます。これからヒアルロン酸注射を受けようとしている方、追加注入を考えている方もぜひチェックしてくださいね!

顔にヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?

顔にヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?

ヒアルロン酸は、もともと体内で生成される成分です。またヒアルロン酸を注入しても、次第に体内に吸収されていくため、永久的に残るわけではありません。
そもそもヒアルロン酸注射は、術後の状態を維持するためには繰り返し打ち、定期的にヒアルロン酸を補充することが前提の施術です。このようなことから、ヒアルロン酸を打ち続けること自体による副作用の心配は、ほぼないと言えます。

ヒアルロン酸を打ち続けるデメリット

ヒアルロン酸を打ち続けたときのデメリットは?

ただ「副作用が少ないことや、定期的な追加注入によって効果が維持されることがわかっても、打ち続けてもホントに大丈夫なの?デメリットはないの?」と心配になりますよね?
確かに、ヒアルロン酸を繰り返し打ち続けるデメリットは、少なからずあります。

  • 不自然な仕上がりになる
  • 顔全体のバランスが悪くなる
  • 鼻が横に広がる
  • 顎が太くなる
  • 皮膚が伸びる
  • ヒアルロン酸をどんどん打ちたくなる

などで、基本的には注入量や注入位置が適切でないことが原因と考えられます。いずれも、医師の技量不足の可能性があります。

不自然な仕上がりになる

ヒアルロン酸を打ち続けたとき、注入量が多すぎると不自然な仕上がりになるケースがあります。
適量を注入すること、前のヒアルロン酸がある程度なくなってから追加注入することで避けられます。

また、ヒアルロン酸注入によって不自然に盛り上がったり、パンパンな状態となる「ヒアル顔」にならないか心配される方がいらっしゃいますが、パンパンになるにはそれなりの注入量が必要となりますので、適量を守っていれば心配ありません。

顔全体のバランスが悪くなる

一部位だけにヒアルロン酸を打ち続けた場合、全体のバランスが悪くなり不自然になるケースがあります。

小じわが気になりだす30代に比べ、40代、50代と年齢を重ねるごとにお顔は全体的にボリュームダウンしていきます。
例えば、ほうれい線のみに繰り返しヒアルロン酸注入をしても、頬や口周りは徐々にたるんでいきアンバランスとなることがあるのです。

当院では、年齢変化を予想しつつ全体のバランスを考慮して注入ポイントを決めていきます。
また、患者様の輪郭や骨格に着眼点をおき、たるみやシワを根本から治療できる施術プランもお選びいただけます。

鼻が横に広がる

鼻を高くするためのヒアルロン酸注入では、入れすぎるとヒアルロン酸が横に流れて広がってしまうケースがあります。
ヒアルロン酸の種類が適していない場合は、特に起こりやすい傾向があります。

一定量を超えない限りは広がることはありませんので、前のヒアルロン酸が吸収されてから適量の注入を行うことで回避できます。

顎が太くなる

ヒアルロン酸を入れすぎたり、何度も繰り返し打ち続けると、顎が徐々に太くなってしまうケースがあります。
顎への注入に適した硬めのヒアルロン酸を使用し、追加注入のタイミングや注入量、高さの見極めにて、横への広がりを回避できます。

皮膚が伸びる

ヒアルロン酸注射は、シワやこめかみなど元々凹んでいる部分に注入しても、皮膚が伸びることはありません。
ですが、張っていたり、本来ボリュームを補う必要のない部分にヒアルロン酸を注入すると、その分皮膚が伸びてしまいます。
ヒアルロン酸が体内に吸収されると、皮膚が伸びてたるみます。

また適量以上のヒアルロン酸の繰り返し注入により、皮膚が膨らんで伸びてしまい、ヒアルロン酸が減少した際にシワシワ状態になるケースがもあります。

もし肌の弾力性が落ちた年代でこのようなことが起こると、元に戻りにくくなってしまうため注意が必要です。
注入する部位の状態と注射量の調整が重要になります。

ヒアルロン酸をどんどん打ちたくなる

初めは効果を感じていたのに、繰り返し施術をする際に見慣れてしまい、効果を感じにくくなることがあります。
そうすると、ヒアルロン酸の効果がまだあるのに、どんどん打ちたくなる方がいらっしゃいます。

ヒアルロン酸は、注入量が多いほど高い効果が現れるわけではなく、キレイな仕上がりを保つためには適量を打つことが大切です。

更なる効果を求めるあまりに打ちすぎてしまい、不自然な仕上がりになるケースもありますので、追加注入の際は、医師のアドバイスをしっかり聞くこともヒアルロン酸の打ちすぎを防ぐためには重要と言えます。

打ち続けたときのメリットは?

デメリットばかりがクローズアップされがちですが、繰り返すことによるメリットもあります!

効果が長持ちする

ヒアルロン酸は、注入後時間の経過とともに徐々に体内へ吸収されていきます。
でも、効果がなくなったと感じるタイミングであっても、全てのヒアルロン酸が完全に吸収されてなくなっているわけではありません。

追加注入の際は、残っているヒアルロン酸が土台となるため、吸収されにくくなります。
ですから、繰り返し注入では、効果が長続きし施術間隔が徐々に長くなります。

逆に、初めてヒアルロン酸注入を受ける方は、比較的ヒアルロン酸が早く吸収される傾向があります。

ヒアルロン酸注射の施術例

ヒアルロン酸注射の症例

施術 たるみの原因となる、靭帯(リガメント)の緩みをヒアルロン酸で補強することで、お顔のリフトアップを可能にしました。更に、お肌の真皮層へ注入し、シワや凹みを目立ちにくくします。
特徴 ヒアルロン酸注射は、リフトアップ効果や、シワや凹みを目立ちにくくする効果があります。施術直後から効果を実感でき、ダウンタイムが少ないので人気の施術です。
リスク(副作用) 針を刺した部分や注入部分に赤みや腫れが、1~7日程度生じる事があります。
注意事項 治療の結果には個人差があります。

ヒアルロン酸を入れ続けて後悔しないための対策

ヒアルロン酸注射を定期的に継続するために重要なポイントは、ドクター選びです。

また、ご自身の状況や気になる点があれば、周りの方やドクターに確認したり、相談することも大切です。

入れすぎていないか第三者の意見を聞く

見慣れてしまうと、ヒアルロン酸の効果を感じにくくなる恐れがあります。
ご自身の感覚では、効果が薄れてきていても、まだまだヒアルロン酸の効果は残っているケースもあります。

  • 不自然ではないか?
  • 効果はまだあるか?

など、どのように見えているか、正直な意見を周りの方に聞いてみましょう。
本当に追加注入が必要なタイミングか否か、医師の意見を聞くことも大切です。

効果を長持ちさせる

効果が長く続けば、施術回数が減らせますので、効果を長持ちさせる方法もチェックしておきましょう。

  • 高品質なヒアルロン酸製剤を選ぶ
  • 持続期間の長い製剤を選ぶ
  • 上手なドクターの施術を受ける
  • 多めに注入する
  • 施術後は、馴染むまで強く押さない、マッサージをしない

ただし、上述の通り注入量に関しては注意が必要です。
一ヶ所に多く注入すると、吸収されにくくなり長持ちはしますが、適量を超えるとしこりや不自然な凸凹ができる原因となります。

技術力の高いドクターの施術を受ける

「ヒアルロン酸を何度も注入するとどうなるか?」といったデメリットや危険性について知っていくと、ドクター選びの重要性についてもおわかりになるかと思います。

注入量が適切であれば、定期的な施術におけるデメリットやリスクを心配する必要はありませんが、逆に、適量の見極めが甘いと、入れすぎて失敗する可能性があります。

全体のバランスや仕上がりもドクターの技術力に左右されますので、信頼のおけるドクターのもと、施術を受けることが大切です。

別の施術法も検討する

ヒアルロン酸注射は、効果が高いのに、費用やダウンタイムは抑えられる、人気の高い施術です。
当院でも自信を持っておすすめできる施術ではありますが、効果を持続させるための定期的なメンテナンスに対し、不安や抵抗があるのであれば、他の施術を検討するのも一つの方法です。

鼻やアゴの高さをだすプロテーゼや頬のたるみを引き上げる糸リフトなど、お悩み改善に適した選択肢は他にも多くあります。

理想と違った!こんなときヒアルロン酸を早く吸収させる方法はある?

もしもヒアルロン酸注射後に、理想と違った、やり直したい!となった場合、体内に早く吸収させる方法はあるのでしょうか?
実は、体内への吸収スピードを早める的確な方法はありません。

ヒアルロン酸を早く吸収させようとマッサージをしたくなるかもしれませんが、注入した直後に注入部を強く圧迫すると、ヒアルロン酸が変形する恐れがあります。
絶対にしないでください!
どうしても元に戻したい場合は、美容クリニックで取り扱っているヒアルロン酸溶解注射で、ヒアルロン酸を除去する必要があります。

個人差はありますが、数日~数週間程度で、ほとんど元の状態に戻すことが可能です。
ただ、一部だけヒアルロン酸を残こす・除去するなど、ピンポイントだけ調整することはできません。

ヒアルロン酸をやめたらどうなる?

ヒアルロン酸注射をやめると、徐々に馴染んでボリュームダウンし、元の状態に戻っていきます。
それまでのボリュームが無くなるため、老けたように感じる方もいらっしゃいますが、適量を継続注入していた場合は、元に戻る以外のリスクはありません。

また、ヒアルロン酸の効果が無くなったと感じるタイミングであっても、実際にはヒアルロン酸は残っているケースもあります。
ヒアルロン酸がある間は、お肌のみずみずしさも継続されます。

ヒアルロン酸注射の効果は永遠ではない

ヒアルロン酸の効果は、注入後製剤が馴染むこと、また体内に吸収されることで時間と共になくなっていきます。
ですから、効果を持続させたいのであれば、一定期間ごとに繰り返しの施術が必要となります。

持続期間はヒアルロン酸の種類により幅があり、半年から1年半程度です。
また、同じヒアルロン酸製剤を使用しても、個人差や注入部位によって効果の持ちには差がでます。

プライベートスキンクリニック(PSC)のヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注射(しわ・たるみ治療)
ヒアルロン酸注射(しわ・たるみ治療)
ヒアルロン酸注射でリフトアップも!たるんでしまったお顔の靭帯をヒアルロン酸で補強し若々しいお顔へ!ほうれい線・ゴルゴ線などのシワや凹みの改善にも最適です。さらに、こめかみや額・鼻・唇・涙袋に注入するこ...

プライベートスキンクリニック(PSC)では、解剖学を熟知した医師が患者様の状態を見極め適量のヒアルロン酸を適切な箇所・層に注入しますので、繰り返し施術におけるデメリットの心配はありません。
ご希望の仕上がりに近づけるため、注入時は患者様に鏡でチェックしていただきながら注入量を調整していきます。

また、しこりやチンダル現象(ヒアルロン酸を浅い層に注入すると、ヒアルロン酸が透けて青く見えてしまう現象)などのリスクも的確な層に少量ずつ注入することで回避できますので、安心して受けていただけます。

当院は、アラガンビューティーアワード2年連続受賞中!
安全性・有効性の高いヒアルロン酸「アラガン社のジュビダームビスタシリーズ」を主に使用しています。

製剤はいくつか種類がありますので、注入部位とご希望のデザインに適した性質のヒアルロン酸による施術プランをご提案させていただきます!
「美容医療の口コミ広場」にて、【ヒアルロン酸注入(シワ・たるみ治療)】カテゴリ大阪エリア総合満足度No1の実力です!

まとめ

ヒアルロン酸を打ち続けた際のメリットとデメリットをご紹介しました。

ヒアルロン酸は繰り返し注入での副作用はなく、また、ヒアルロン酸は何度も打っても、注入量が適切であればデメリットを気にする必要はありません。
ですから、デメリットを回避するためにはクリニック選びがとても重要だと言えます。

また、打つ頻度はヒアルロン酸が吸収されるスピードに合わせること、注入量は医師としっかり相談することも大切です。

大阪梅田のプライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりのお悩みに向き合い、適切な施術プランをご提案いたします。
ヒアルロン酸注入をご検討中の方は、当院へお気軽にご相談ください。

医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?デメリットはある?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.ヒアルロン酸を、入れ続けるとどうなりますか?

アルロン酸注射を継続的に行うことに対する副作用はなく、繰り返し打ったとしても、適量を注入していれば問題ありません。ただし、注入量が多すぎると、不自然な仕上がりになる恐れがあります。

Q.ヒアルロン酸注射を入れ過ぎるとどうなりますか?

ヒアルロン酸を必要以上に入れすぎてしまうと、ヒアルロン酸が体内に吸収された後に、皮膚がたるんだり伸びたりする可能性があります。
また注入部にしこりができたり、凸凹状態になったりするケースがあります。
部位に入れすぎると、お顔の全体的なバランスが悪くなり、不自然さが目立つようになることもあります。

Q.ヒアルロン酸注射が馴染むまでどれくらいですか?

ヒアルロン酸が馴染むまでには、1~3週間程度かかります。個人差があるほか、注入部位によっても馴染みやすさが異なります。注入直後から馴染むまでの間は、むくみや違和感を感じる可能性があります。

なおヒアルロン酸が馴染むまでは、注入部位を圧迫したり、血流がよくなる行動を控えるようにしましょう。

Q.注入したヒアルロン酸は、何年間残りますか?

使用する製剤の種類や注入部位によって異なりますが、ヒアルロン酸注射の効果は、半年~1年半程度持続します。ただし、効果を感じられなくなったタイミングでもヒアルロン酸は体内に残っており、完全に吸収されて無くなるまでには、さらに長い期間を要します。

Q.顎ヒアルロン酸の違和感はいつまで続きますか?

顎のヒアルロン酸注入後、違和感が続く場合、一般的には1~3週間程度で馴染みます。

注入直後は、ごくまれに赤みや一時的な腫れ、内出血などが生じますが、2~3日程度で治まります。また、注入部位に筋肉痛のような痛みを感じることもありますが、数時間~数日で治まります。

ヒアルロン酸が注入部位に馴染むまでは、違和感や肌の突っ張り感、触ったときのボコボコ感などが出ることがあります。しかし、時間の経過とともに徐々に馴染んでいき、1~3週間程度で自然な状態になります。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長 安形省吾(やすがた しょうご)

プライベートスキンクリニック 医療法人優聖会理事長 安形 省吾ドクター

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

略歴
平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職
所属
日本形成外科学会
正会員
正会員
VST(ボトックスビスタ)認定医
ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
SNS

コンテンツポリシー(医療機関ホームページガイドラインの遵守)

プライベートスキンクリニックでは、2018年6月1日に施行・改訂された医療機関ホームページガイドラインを遵守したホームページの作成を行っております。
当クリニックでは、引き続き「医療機関ホームページガイドライン」に基づいたホームページの運用を行ってまいります。

ページトップへ プライベートスキンクリニック大阪院|初めての方へ