医療脱毛できない人の条件は?対処法はあるの?

医療脱毛できない人の条件は?対処法はあるの?

今回は、医療脱毛をできない方の条件や対処法についてお伝えします。

  • 体質
  • お肌の状態
  • 施術を受ける当日の体調
  • 年齢

などによっては、医療脱毛を受けられないことがあります。
医療脱毛を受けることで症状が悪化したり、何かしらトラブルが起こってしまうリスクを避けるためです。
また、思うような効果を得られない可能性があることから、施術をおすすめしないこともあります。

いざ、医療脱毛に挑戦しようと思っても施術を受けられないと、ガッカリしてしまいますよね。
そうならないためにも、事前にご自身が医療脱毛を受けられるのかや、トラブルの際の対処方などについて知っておきましょう。

医療脱毛をご検討中の方や、医療脱毛に挑戦したいけど不安という方は、ぜひご覧ください!

お肌の状態によっては医療脱毛できない方がいる

お肌の状態

お肌の状態が

  • 日焼けしている、もともと黒いお肌の人
  • 炎症を起こした傷やニキビがある
  • 濃いホクロやシミがある
  • 手術跡やタトゥーがある
  • トラブルが起きているお肌

という方は、脱毛できないことがあります。
医療脱毛で起こりうるリスクを避けるためです。ただし、きちんと対処することで受けられる場合もあります。

日焼けしている、もともとお肌が黒い

お肌が過度の日焼けをしている状態では、医療脱毛を受けられない可能性があります。

医療脱毛で使用するレーザーは、メラニン色素に反応して熱を発生させます。通常は、毛根の色素に反応して熱でダメージを与えます。
過度に日焼けしている場合、お肌のメラニン色素にも反応する可能性があり火傷のリスクが高まります。

もともとお肌の色が黒い方も、同じ理由です。日焼けして赤くなっている場合も同じです。

日焼けによる炎症が治るまで、脱毛を受けることができません。

対処法は?

SHR方式・蓄熱式の脱毛機であれば、お肌が黒い方でも脱毛が可能な場合があります。
SHR方式・蓄熱式のあるクリニックにご相談ください。

炎症や傷、ニキビがある方

ニキビや傷が炎症を起こしている場合、お肌が落ち着くまではその部分は施術を受けることができません。
クリニックによっては、赤みのないニキビであれば照射を行うというところもあり、対応は異なります。

対処法は?

ニキビや傷がある場合、脱毛そのものが行えないというわけではありません。
ニキビや傷を覆うなど対処すれば、レーザーの照射が可能になります。

ただし、数や程度にもよります。
たとえば施術を受ける部位が、広範囲に渡って掻きむしった傷だらけになっていて炎症を起こしているという場合は、落ち着くまでは施術自体を断られる可能性があります。

濃いホクロやシミがある方

色味が濃いホクロやシミがある部分は、レーザーが反応して火傷する恐れがあるため、医療脱毛の施術を受けられない可能性があります。

対処法は?

色味の薄いホクロやシミは、レーザーの照射が可能な場合があります。

また、濃いホクロやシミがある場合も、脱毛自体ができないわけではありません。
その部分を覆うなど対処することで、医療脱毛を行うことができます。

手術跡やタトゥーがある方

火傷の危険性が高まるため、手術跡やタトゥー箇所の脱毛はできません。

手術跡は色素沈着を起こしているためレーザーが反応する可能性がありますし、タトゥーの濃い色はレーザーの光を吸収し熱を発生させる可能性があります。

また、レーザーの影響によってタトゥーの色が薄くなったり変形する可能性もあります。

対処法は?

手術跡を避けての脱毛は受けられる可能性がありますので、クリニックに相談してみましょう。
また、タトゥー部分に関しては、脱毛の方法によっては受けられる可能性がありますので、こちらもクリニックへ相談してみることをおすすめします。

お肌にトラブルが起きている方

赤く腫れている、過度に乾燥していたり荒れているなど、お肌に何らかのトラブルが見られる時は脱毛ができないことがあります。

乾燥したお肌は、少しの刺激にも弱くなっています。
そのため、レーザーの刺激で赤みやかゆみが生じやすくなり、炎症を起こしやすくなります。

対処法は?

程度によって施術することは可能ですが、クリニックの判断になります。
施術を受ける前から、保湿をしっかり行うようにしてお肌を乾燥から守るようにしましょう。
乾燥は肌荒れを引き起こす原因にもなります。

脱毛後は特に乾燥しやすくなっていますので、医療脱毛期間中は念入りに保湿しましょう。

体質によって受けられない方がいる

  • 持病がある
  • 服薬している
  • アトピーやケロイド体質の方
  • アルコール依存体質の方
  • 妊娠中や授乳中

持病がある方

持病がある方は、重篤になる事態を回避するために受けられない可能性があります。

医療脱毛は、強いレーザーを照射して細胞にダメージを与えています。
そのため、少なからず人の体には負担がかかります。もしも持病がある場合、そのダメージに耐えられず症状が悪化する危険性もあるのです。

特に

  • 癲癇(テンカン)
  • 甲状腺の疾患
  • 心疾患

の持病がある方は、受けられない可能性が高くなります。
これ以外にも、医療脱毛を受けることで重篤な症状がでる持病があります。

対処法は?

持病や薬を服用している場合は、基本的に医療脱毛の施術を受けることが難しくなりますが、医師の判断次第で脱毛できる場合もあります。

持病を抱えていて医療脱毛をするかお悩みの方は、一度クリニックへご相談ください。

服用している薬がある方

特定の薬を服用している場合、薬の種類によっては施術を受けられない可能性があります。
薬によっては、重篤な副作用がでる可能性があるからです。

たとえばステロイド剤を塗布したまま施術を受けると、火傷や感染症の恐れがあります。

常備薬は、ご自身で勝手に止めていいものではありません。脱毛のために一時的に中断するということも、ご自身の判断で絶対行ってはいけません。

どうしても脱毛を受けたいという場合は、過去の経歴で判断してもらえるよう、かかりつけの医師にご相談ください。

アトピーやケロイド体質の方

絶対に医療脱毛を受けられないというわけではありませんが、炎症や色素沈着が強いアトピーや、広範囲のケロイドやケロイドになりやすい方は、受けられない可能性があります。

アトピーやケロイド体質の方の場合、施術ができるかどうかは各クリニックの医師の判断によります。
ただ、どちらの場合もリスクを理解した上での施術になります。

アトピーは、もともと少しの刺激でも敏感に反応する肌質をしています。
どのような肌質の方でも、レーザーの照射を受けると多少はお肌へのダメージがありますが、アトピーのお肌はたとえ出力の弱いレーザーを照射しても炎症が残りやすくなります。

ケロイド体質の方は、施術によって万が一、毛嚢炎や火傷が起こってしまった場合ケロイドとして残ってしまう可能性があります。
ケロイドを完全に治すことは、今の医療では難しくリスクがあります。

対処法は?

いずれの場合も、医師の的確な診断が必要になります。お肌の状態をしっかりと見極めて施術を行います。
ケロイド体質の方は、診断を受けるとケロイド体質ではなかったということが少なくありませんので、いずれにしても一度クリニックにご相談ください。

アルコール依存体質の方

もしも施術前に飲酒してしまうと、血行が促進されて、術中の痛みや術後の炎症の危険性が高まります。
アルコール依存体質の方は、アルコールが常に血中に存在している状態ですので施術を受けることが難しくなります。

対処法は?

施術の前後12時間の飲酒は控えるようにしてください。

もしも施術前日に飲酒して二日酔い状態である場合は、アルコールがまだ体内に残っている可能性がありますので、アルコールが抜けて体調が元に戻ってから予約を取り直すようにしましょう。

また、飲酒だけではなく施術前後は運動・サウナ・岩盤浴・マッサージ・エステなどの体温を上昇させたり、血流の促進が促されるような行為は控えるようにしてください。

対処法は?

どうしても脱毛をしたいという場合は、他の脱毛方法を検討する必要があります。
詳しくは、クリニックへご相談ください。

妊娠中・授乳中の方

妊娠中の医療脱毛は、胎児へ影響する可能性は低いですが、脱毛によって母体にかかる負担は決して小さくありません。

施術中ずっと同じ姿勢のままでいるため体調不良を引き起こしたり、妊娠中は痛みに敏感になりやすいため、施術中の痛みが陣痛を誘導してしまうということも起こりうるのです。

また妊娠中は、ホルモンバランスの変化や乱れが起こりやすいです。ホルモンバランスの変化や乱れは、毛周期にも影響を及ぼします。毛周期が乱れると、思うような脱毛の効果が得られない可能性があります。

授乳中も同じく、ホルモンバランスが乱れやすくなるため、医療脱毛を受けることが難しくなるでしょう。

対処法は?

クリニックによっては、契約期間の延長をしてくれる可能性があります。
妊娠がわかったらすぐに、施術を受けているクリニックへご相談ください!

予め、契約期間の延長ができるクリニックを選んでおくと、安心して施術を受けていただけるかと思います。

出産後の施術の再開については、ホルモンバランスが整い毛周期が安定してきた頃になります。

施術当日の体調で受けられないかもしれない?

  • 体調不良
  • 生理中
  • 直近で予防接種を受けた

体調不良の方

風邪を引いていて免疫力が落ちているときの脱毛はおすすめできません。
お肌トラブルが起こりやすく、体にも負担がかかるため細菌にも感染しやすくなります。

対処法は?

施術を受けるクリニックへ連絡を入れて、別の日に予約を振り替えて貰えるかの確認をしてください。

どんなに気をつけていても、風邪や体調不良は起こりうるものです。
そのため、風邪や体調不良が起きた時は、まずは治すことを優先にしましょう!

生理中の方

とくにVIOの施術予定の方は、衛生面などから受けられない可能性があります。

クリニックによっては、生理中でもVIOの施術をしてくれるところはあります。
ですが、衛生面やホルモンバランスのことを考えると、おすすめはできません。
また、ホルモンバランスの乱れは生理前後に起こりやすいため、できれば生理前後も避けたほうが無難です。

ホルモンバランスが乱れると毛周期にも影響するため、思うような効果が得られなかったり、お肌が敏感になるため施術中に強い痛みを感じる可能性があります。
施術後にお肌が荒れるなどトラブルも起こりやすくなります。

対処法は?

生理周期を把握して、その前後に予約を入れないようにすることが望ましいのですが、生理周期も乱れることはありますよね。
そんな時は、再度別の日で予約を取ることができるのかを、施術を受けるクリニックへご相談ください。

直近で予防接種を受けた方

予防接種を施術の直近で受けた方は、脱毛が受けられない可能性があります。
これは、予防接種後の体は通常の健康状態と異なること・微熱などを感じる場合があることなどの理由があります。

対処法は?

詳しくは、施術を受けるクリニックに確認することをおすすめします。

医療脱毛を受けられない年齢はある?

医療脱毛を受けられる年齢については、各クリニックの規定によって異なります。
ただ、体やホルモンバランスが不安定な低年齢で医療脱毛を行っても、あまり効果を実感できない可能性があります。
ムダ毛の量や生えてくる部分が不明瞭な状態で脱毛を行っても、成長とともに毛が生えてくる可能性は十分にあります。

また逆に、成人してからの医療脱毛に年齢は関係ありませんので、何歳の方でも受けられます。
特に最近は、介護脱毛を受けられる方も増えています。

ただし、医療脱毛のレーザーはメラニン色素(黒)に反応します。つまり白髪には反応しないということです。
そのため、医療脱毛をご検討中の方は、白髪が混じる前に受けることをおすすめします。

対処法は?

クリニックの規定に従うことで、比較的低年齢の方でも受けられる可能性があります。
また、成人を超えた方の年齢制限は特にありません。白髪が混じる前であれば、好きなタイミングで脱毛していただけます。

まとめ

以上のように、医療脱毛ができない条件はさまざまで、クリニックの方針や規定によっても施術の可否は異なります。
不安なことだらけで、なかなか医療脱毛に挑戦できない!という方は、ぜひ一度プライベートスキンクリニックにご相談ください。

皆様のご来院、心よりお待ちしております。

よくあるご質問

医療脱毛できない人の条件は?対処法はあるの?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.出産後、いつ医療脱毛を開始できますか?

出産後の施術の再開については、ホルモンバランスが整い毛周期が安定してきた頃になります。

Q.施術当日に体調不良になった場合はどうすればいいですか?

施術を受けるクリニックへ連絡を入れて、別の日に予約を振り替えて貰えるかの確認をしてください。

どんなに気をつけていても、風邪や体調不良は起こりうるものです。そのため、風邪や体調不良が起きた時は、まずは治すことを優先にしましょう。

Q.医療脱毛は何歳まで受けられますか?

成人してからの医療脱毛に年齢は関係ありませんので、何歳の方でも受けられます。ただし、医療脱毛のレーザーはメラニン色素(黒)に反応します。医療脱毛をご検討中の方は、白髪が混じる前に受けることをおすすめします。

Q.医療脱毛ができない人はいますか?

残念ながら体質によっては、重篤になる事態を回避するために、医療脱毛を受けられな方もいらっしゃいます。それが、以下のような方です。

・持病がある方
・服薬している方
・アトピーやケロイド体質の方
・アルコール依存体質の方
・妊娠中、授乳中の方

他にも、お肌の状態や施術当日の体調、ご年齢により施術ができかねる場合がございます。ただし医師の判断によって、受けられる場合がありますので、一度施術を受けるクリニックでご相談することをおすすめします。

当院の医療脱毛についてはこちらをご確認ください。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長 安形省吾(やすがた しょうご)

プライベートスキンクリニック 医療法人優聖会理事長 安形 省吾ドクター

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

略歴
平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職
所属
日本形成外科学会
正会員
正会員
VST(ボトックスビスタ)認定医
ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
SNS

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プライベートスキンクリニックでは、2018年6月1日に施行・改訂された医療機関ホームページガイドラインを遵守したホームページの作成を行っております。
当クリニックでは、引き続き「医療機関ホームページガイドライン」に基づいたホームページの運用を行ってまいります。

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