シミ治療 大阪|梅田の美容皮膚科プライベートスキンクリニック
シミの治療ならプライベートスキンクリニック大阪院へ
「シミ」の治療に一番大切なことは、シミの種類を的確に見分け、適切な治療法を選択することです。
プライベートスキンクリニック大阪院では、皮膚科学に精通した医師がお肌を丁寧に診察することで、一人ひとり異なる最適なシミの治療法をご提案します。
シミを治療するおすすめの施術
シミを知る
シミとは?
シミは、紫外線を含めた外的な刺激の蓄積及び内的要因により、
メラニン色素産生細胞(メラノサイト)が過剰にメラニン色素を産生し、皮膚に沈着することが原因です。
老人性色素斑(シミ、日光黒子)、脂漏性角化症(老人性疣贅)、雀卵斑(そばかす)、
炎症性色素沈着、肝斑、ADM(Acquired Dermal Melanocytosis、後天性真皮メラノサイトーシス)の6つが存在します。
それぞれ発生する原因、層により名称が異なります。
シミの原因
シミの主な原因として、最も影響の大きいのは紫外線と言われています。
他にも、生理不順・更年期・妊娠などを原因とした女性ホルモンの分泌異常、ストレス、睡眠不足、加齢、
ニキビ・ニキビ跡・吹き出物・アトピー・アレルギーなどを原因とした皮膚の炎症、
肌への刺激、自律神経の乱れ、食べ物など原因は様々です。
シミができる仕組み
若い頃は気にならなかったシミが、30代になると気になってきます。
その理由を知るためにはシミが出来る仕組みを知りましょう。
肌は紫外線を浴びると、ダメージから守るためにメラニン色素を生み出します。
このメラニン色素という黒い色素で、肌の表面を覆い、紫外線のダメージを肌の奥に届かせない様します。
こうして生まれたメラニン色素は、
通常なら肌のターンオーバー(代謝)により
皮膚の表面から剥がれ落ちシミにはなりません。
ですが年を重ねていく内に、メラニン色素が蓄積し、
ターンオーバーのサイクルが乱れて、排出が追い付かなくなります。
この排出されず肌の中に蓄積したメラニン色素がシミやくすみとして現れるのです。
通常
- 紫外線により、
表皮角化細胞(ケラチノサイト)が刺激されます。 - 表皮角化細胞(ケラチノサイト)より、色素細胞である
メラノサイトへメラニン色素を生成する様に指令がでます。 - メラノサイトよりメラニン色素が生成されます。
- 役割を終えると、メラニン色素は肌のターンオーバー
(代謝)により皮膚表面に上がっていきます。 - 古い細胞と共に垢となって剥がれ落ちます。
シミが出来る場合
- 紫外線、ストレス、女性ホルモンなどの外的・内的要因により、表皮角化細胞(ケラチノサイト)が刺激されます。
- 表皮角化細胞(ケラチノサイト)より、色素細胞である
メラノサイトへメラニン色素を生成する様に指令がでます。 - メラノサイトより過剰にメラニン色素が生成されます。
- 過剰に生成されたメラニン色素は皮膚表面に上がらず、
角化細胞などに沈着されるものができてしまいます。 - 角化細胞など、皮膚の層に沈着したメラニン色素が、
シミやくすみとなって現れます。
シミのできる層とシミの種類
シミのできる層とシミの種類
老人性色素斑(しみ、日光黒子)
老人性色素斑は、世間的に言われているしみのことです。主に紫外線ダメージの蓄積や加齢により、お肌(表皮)のターンオーバーが遅れ、メラノサイトが異常に機能しメラニン色素が必要以上に増殖します。
そのため、表皮にメラニン色素の定期的な沈着をきたし、しみとして症状が出現します。
日焼けしやすい部位に出来やすい特徴があります。
-
好発部位
- 顔面、手背、デコルテ、前腕
脂漏性角化症(老人性疣贅)
雀卵斑(そばかす)
両頬から鼻にかけて点在する色素斑のことで、見た目が雀の卵の表面に似ていることから「雀卵斑」と名付けられました。若年で発症し、思春期に顕著になります。部分的にメラノサイトが活発化して出現します。紫外線が関係することから、夏場に濃くなり、冬場に薄くなる傾向があります。大阪の美容皮膚科・プライベートスキンクリニックでのそばかす治療は、レーザートーニング等のレーザー治療や、メラニンの排出に効果的な薬での治療が主となります。
-
好発部位
- 両頬、鼻
炎症性色素沈着
炎症ニキビ、虫刺され、かぶれなどの炎症の後、そのまま色素の沈着が残ってしまったもので、発症には個人差があります。炎症が起こると、角化細胞由来のサイトカインが放出され、それらが色素細胞の増殖やメラニン色素の産生を促すとされています。これが色素沈着の正体です。軽ければお肌のターンオーバーで自然になくなりますが、深い場合もしくは炎症が長引いた場合は残ってしまいます。
年齢、性別問わず、炎症を起こしたところならできる可能性があります。
-
好発部位
- 顔面、デコルテ、背中、脇、ひじ、ひざ、臀部、上肢、下肢
肝斑(かんぱん)
出てくるものの多くが、肝臓の形に似ていることから「肝斑」と名付けられました。30代以降の女性に多く見られます。淡い褐色で、左右対称に同じような形で出てくるのが特徴です。大きさは人によってまちまちですが、紫外線や擦ったりする慢性的な刺激で少しずつ出てきます。妊娠がきっかけで出てくることもあるので、ホルモンバランスも原因の一つです。メラニン色素は表皮の最深部に認められます。男性に出ることは稀です。
-
好発部位
- 両頬、前額、口周囲
ADM(Acquired Dermal Melanocytosis、後天性真皮メラノサイトーシス)
別名、遅発性両側性太田母斑様色素斑と言います。
周りがぼやけていて、褐色、灰色、青褐色等のシミが左右対称に見られます。
思春期から50代の女性によくみられるので、ホルモンバランスや、紫外線が原因と言われています。
他のしみと違い、メラニン色素は表皮の最深部や真皮層といった比較的深い層に認められます。
他のしみ、特に肝斑と混在していることがあります。
-
好発部位
- 両頬、前額、鼻、下眼瞼
この施術ページの監修医師
優聖会理事長 安形省吾(やすがた しょうご)
形成外科専門医取得
助教就任