まぶたのたるみ取りに最適な美容整形は何?
目次
まぶたが重くなり、腫れぼったい印象が強くなる「まぶたのたるみ」。加齢による影響が強く、見た目の老化だけでなく視界の妨げにもなるケースもあるため、お悩みの方は少なくありません。
そんな、まぶたのたるみは、美容クリニックの治療で改善できます。
そうは言っても、目元の施術となると、抵抗がある方もいらっしゃいますよね。まずはどんな施術があるのか、治療法の選択肢や内容について知っていただきたいと思います。
そこで、今回はまぶたのたるみ取りに最適な美容整形術について解説します。
まぶたのたるみを解消できる施術はいくつか種類がありますので、効果だけでなく、ダウンタイムや費用なども含めて、ご希望に合った施術を選んでくださいね。
まぶたのたるみでお悩みの方、治療を検討中の方、必見です!
なぜ、まぶたはたるむ?
上まぶたがたるむ理由として、肌のハリや弾力の低下によって生じる皮膚のたるみの他にも、まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱まることで、目が開きにくくなるケースもあります。人によっては、皮膚のたるみと筋肉の緩みの両方が生じる方もいます。
まぶたがたるむ原因
まぶたの皮膚は、加齢や紫外線のダメージ、生活習慣によって、徐々にコラーゲンやエラスチンが減少していき、ハリや弾力が失われてたるみが進んでいきます。
また、まぶたを持ちあげる役割を担う眼瞼挙筋という筋肉が衰えると、まぶたの皮膚や脂肪を支える力が弱くなり、まぶたがたるんで目が開きにくくなります。このような筋肉のゆるみによって起きる症状を眼瞼下垂といい、遺伝的な要素や加齢以外にも、ハードコンタクトレンズの長期使用、目を擦るクセなどの生活習慣も関係しています。
まぶたのたるみの影響
まぶたのたるみが強くなると、見た目だけでなく、まぶたが視界を遮るため視野が狭くなり、見えにくさを感じるようになります。また、ムリに目を開けようとして、頭痛や肩こりがでたりと、健康面への影響も生じます。
- まぶたが重い
- 二重ラインがぼやける
- 目が小さくなる
- 目つきが悪く見える
- 老けて見える
- 表情が暗く見える
- 額のシワが増える
- 視野が狭くなる
- 目が疲れやすい
- 頭痛や肩こりが起きる
まぶたのたるみ取りに最適な美容整形
まぶたのたるみを取るための主な手術法として、筋肉のゆるみを解消して目を開けやすくする「眼瞼下垂手術」や「切らない眼瞼下垂手術」、まぶたの皮膚のたるみを切除する「上眼瞼たるみ取り」があります。まぶたがたるむ原因は様々であるため、症状に適した治療が必要となります。
上眼瞼たるみ取り
二重のラインに沿って切開して、皮膚のたるみを取る手術です。たるみの原因となる余分な皮膚を取り除き縫合します。たるみによる二重ラインの崩れも解消できて、スッキリとした印象の目元に変化します。傷跡は二重ラインと重なりますので、目立ちにくいのが特徴です。
<メリット>
- 半永久的に効果が持続
- 二重まぶたになる
- 二重ラインがキレイになる
<デメリット>
- 眼瞼下垂の症状は改善しない
切らない眼瞼下垂(埋没法)手術
まぶたの裏側から糸を使ってミュラー筋を折りたたみ瞼板に固定して、目の開きを改善する手術です。皮膚を切開をしないため、傷跡が残る心配がなく、腫れや内出血も少ない術式です。軽度~中等度の眼瞼下垂に適応します。
<メリット>
- 見える位置に傷が残らない
- ダウンタイムが短い
<デメリット>
- 重度の眼瞼下垂にはあまり効果が期待できない
- 半永久的に効果が持続しない
- 皮膚のたるみや脂肪が多い方には向いていない
眼瞼下垂手術
二重のラインに沿って切開し、挙筋腱膜を瞼板に固定して目を開きやすくします。まぶたの皮膚にたるみがある場合は、余分な皮膚も同時に切除します。軽度~重度のどのレベルの眼瞼下垂でも対応可能です。
<メリット>
- 重度の眼瞼下垂の改善もできる
- 半永久的に効果が持続
- 二重まぶたになる、二重ラインがキレイになる
- 皮膚のたるみも改善できる
<デメリット>
- ダウンタイムが長い
まぶたのたるみを取るにはどの施術を選ぶ?
上まぶたのたるみは、皮膚がたるんでいるのか、眼瞼挙筋の衰えで目が開きにくくなっているのかによって適した術式が変わります。効果だけでなく、持続性やダウンタイムも確認してから、ご自身に合った治療を選択することが大切です。
症状に適した方法・術式を選ぶ
まぶたにたるみが出たり、垂れ下がってくるのは、「筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱まる」または、「皮膚がたるむ」のいずれか、または両方が要因となります。
【筋肉の緩み(眼瞼下垂)】
筋肉の緩みが原因の場合、眼瞼下垂手術、もしくは切らない眼瞼下垂手術が適しています。
〇 切らない眼瞼下垂
〇 眼瞼下垂手術
ー 上眼瞼たるみ取り
【皮膚のたるみ】
皮膚のたるみが原因の場合は、上眼瞼たるみ取りにて余分な皮膚を切除し、たるみを改善します。眼瞼下垂の症状も併発している場合は、眼瞼下垂手術でも皮膚のたるみの改善が可能です。
ー 切らない眼瞼下垂
△ 眼瞼下垂手術
〇 上眼瞼たるみ取り
【筋肉の緩みと皮膚のたるみの両方】
筋肉と皮膚の両方の症状が生じている場合は、眼瞼下垂手術が適しています。他の術式でも、別の施術との併用にてたるみの改善が可能なケースもありますので、カウンセリングにて相談してみましょう。
ー 切らない眼瞼下垂
〇 眼瞼下垂手術
ー 上眼瞼たるみ取り
まぶたの引き締め・引き上げ効果の持続性
眼瞼下垂手術や上眼瞼たるみ取りは、半永久的な効果が期待できます。一方、切らない眼瞼下垂手術は、糸で固定しますので、糸が緩んでしまうと後戻りする可能性があります。半年から数年で後戻りする方、長期にわたって効果が持続する方もおり、まぶたの状態や生活習慣などの影響により個人差があります。
- 切らない眼瞼下垂:個人差あり
- 眼瞼下垂手術:半永久的
- 上眼瞼たるみ取り:半永久的
二重を作りたい、二重をくっきりさせたい
二重ライン上を切開する、眼瞼下垂手術や上眼瞼たるみ取りは、まぶたを二重にしたり、不安定な二重をくっきりさせるのに適しています。
切らない眼瞼下垂の場合は、目の開きがよくなるため、二重幅が狭くなったり、二重が薄くなるケースがあります。二重幅を調整したい場合は、同時に二重埋没法を行うことも可能です。
- 眼瞼下垂手術:二重にできる
- 上眼瞼たるみ取り:二重にできる
ダウンタイムの比較
切らない眼瞼下垂手術は、切開しませんので術後の症状は軽く、ダウンタイムは短めです。
- 切らない眼瞼下垂:1~7日程度
- 眼瞼下垂手術:2週間~3か月
- 上眼瞼たるみ取り:1~2週間程度
費用の比較
費用はクリニックによって異なりますが、切開を伴う手術の方が高額になる傾向があります。
眼瞼下垂手術は、視野が著しく狭くなっている中等度や重度の症状の場合は、「眼瞼下垂症」として保険適用で治療が行えます。当院の眼瞼下垂手術は、自由診療となりますが、見た目の美しさも重視した治療が可能です。美容クリニックでの眼瞼下垂手術は、二重の幅や形をご希望にそったデザインで行えますし、まぶたの皮膚のたるみも必要に応じて治療が可能となりますので、美容的に気になる点やご希望がある方は、自由診療がおすすめです。
- 切らない眼瞼下垂:比較的安め
- 眼瞼下垂手術:高額になる可能性
- 上眼瞼たるみ取り:高額になる可能性
クリニックの選び方
まぶたの状態やたるみの症状、脂肪の付き方、他のパーツとのバランスなど、さまざまな条件をふまえて、術式の選択・ご提案をし、施術を行います。目元は少しの差であっても、印象に影響がでやすいパーツですので、クリニック選びは慎重に行うことが大切です。
医師の経験や専門性、アフターケアの充実度を確認して、信頼できるクリニックを選びましょう。口コミや評判を参考にするのもいいでしょう。また、カウンセリング時の印象やご自身の希望に合った施術ができるかも、しっかり確認しましょう。
まとめ
まぶたのたるみを取る施術の選び方についてご紹介しました。
まぶたの状態やたるみの原因によって、適した術式が変わりますので、まずは診察やカウンセリングにて、ご確認くださいね。
まぶたのたるみ取りは、目元の印象に影響する施術となります。仕上がりはもちろん重視すべきポイントですが、ダウンタイムや費用などもご自身のご希望に合っているかの確認も大切です。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
まぶたのたるみでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.まぶたのたるみを取る手術法は何がありますか?
「上眼瞼たるみ取り」や「眉下切開(眉下リフト)」、「切らない眼瞼下垂手術」、「眼瞼下垂手術」等があります。皮膚のたるみや眼瞼下垂の症状によって、適した方法が異なります。
Q.まぶたのたるみを取る手術は痛いですか?
手術中は麻酔を使用するため、基本的に痛みはありません。術後は、腫れが生じます。
Q.まぶたのたるみを取る手術後のダウンタイムはどのくらいですか?
手術の方法によって、手術後の腫れや内出血の症状やダウンタイムの期間が異なります。個人差もあります。糸を使って切らずにできる、ダウンタイムを抑えた術式もあります。
Q.まぶたのたるみを取る手術の効果はどのくらい持続しますか?
切開を伴う方法では、半永久的な効果が持続します。糸を使った方法の場合、後戻りの可能性があります。
Q.まぶたのたるみを取る手術費用はどのくらいですか?
手術費用は施術内容によって変わりますし、クリニックによっても異なります。具体的な金額はクリニックに直接お問い合わせください。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。