お肌がでこぼこする原因は?
目次
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!今回は、でこぼこ肌対策についてのご紹介です。
「でこぼこした肌をなんとかしたい!!」日々のスキンケアはしっかりしていても、なかなか改善が難しいでこぼこ肌。メイクでカバーしようとしても、逆に目立ってしまうし、どんな対策をしてもうまくいかずにお悩みの方もいらっしゃると思います。
そこで、本日はお肌がでこぼこになる原因とセルフケアの効果、有効な治療法(ポテンツァ・ヴァンパイアフェイシャル・PRP皮膚再生療法など)についてご紹介します。でこぼこ肌でお悩みの方、対策をお探しの方必見です。
お肌がでこぼこする原因とは?
顔がでこぼこ肌になるのは
- ニキビ跡
- 肌のハリや弾力の低下
- 古い角質が肌に蓄積される
- 肌の水分不足
- 皮脂の過剰分泌による角化異常
- 肌荒れや炎症
- さまざまな皮膚のできもの
などで、頬やおでこ、鼻の皮膚の表面が凸凹したり毛穴が目立つためです。
これらは、ニキビの悪化によって生じるニキビ跡や老化による肌のたるみ、ターンオーバーの乱れ、乾燥肌、脂性肌(オイリー肌)、お肌の炎症などが原因で生じます。
凸凹した肌は、「みかん肌」や「クレーター肌」とも呼ばれています。
クレーター状のニキビ跡
ニキビの悪化を放っておいたり、ニキビを潰すと、ニキビ跡が残りお肌がでこぼこ状態になるケースがあります。
クレーター肌やクレーター毛穴とも呼ばれています。
ニキビの炎症が真皮層まで達し、皮膚にダメージが残ることで皮膚が凹んでしまいます。
老化による肌のたるみ
加齢によるお肌の変化も、でこぼこ肌を引き起こします。
年齢を重ねることで肌のコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌のハリや弾力が低下してふっくら感がなくなり、肌の凹凸や毛穴が目立ちやすくなります。
肌のたるみにより毛穴が細長く変形する「たるみ毛穴」や、毛穴の開きが進んで毛穴同士がくっついてしまう「帯状毛穴」状態になると、でこぼこ感だけではなく老け見えの原因ともなります。
肌のターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに肌に蓄積されていき、ザラザラ、ぼこぼことした状態になります。
肌の乾燥
肌の乾燥が進むと、肌の水分が不足してツヤやハリがなくなり、でこぼこして手触りが悪くなります。
肌トラブルを起こしやすい状態となるため、メイクのノリが悪くなったり、洗顔後のツッパリ感も強くなります。
ケア不足が原因となります。
また、乾燥肌やインナードライ状態に対し適切なケアができていないと、皮脂の分泌量が増えて毛穴が開き目立つようになるケースもあります。
皮脂分泌量が多い
脂性肌(オイリー肌)のような皮脂の分泌量が多い人ほど、毛穴が目立つ傾向があることがわかっており、皮脂成分中の不飽和脂肪酸の割合が高い方は、角化異常を起こしやすくなります。
角化異常が起きると、毛穴がブツブツと盛り上がったり、すり鉢状に毛穴が開いてしまい、でこぼことした状態になります。
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肌の炎症、肌荒れ
日焼けや乾燥などのさまざまな原因で、肌荒れや炎症を起こしていると、肌のでこぼこ感が強くなるケースがあります。
また、ニキビ、脂漏性角化症(老人性イボ)、稗粒腫(ひりゅうしゅ)など、さまざまな皮膚のできものによって、肌がブツブツするケースもあります。
美容皮膚科で受けられるお肌のでこぼこに効果的な治療法
当院では、でこぼこ肌の治療として「ポテンツァ」や「ヴァンパイアフェイシャル」、「PRP皮膚再生療法」「ACRS療法」をおすすめしています。いずれも、ご自身の血液から精製した製剤を導入する治療法です。皮膚組織の再生力と自然治癒力を高めることができ、肌のでこぼこや毛穴の開き、シワ、たるみ、肌質の改善などの効果が得られます。
これらの治療の違いは注入方法です。部分的な治療の際は注射を使ったPRP皮膚再生療法やACRS療法を、お顔全体の施術をご希望の際は、ポテンツァやダーマペン4を使用します。
ポテンツァ
ポテンツァは、極細針によって皮膚に微細な穴をあけ、PRPなどを皮膚に導入する治療です。
ダーマペンとの大きな違いは、極細針の先端からRF(高周波)を照射し、真皮層を刺激することでコラーゲンやエラスチンといったお肌をふっくらさせる成分を増やしてくれる機能が付いていることです。
ヴァンパイアフェイシャル
ヴァンパイアフェイシャルは、ダーマペン4の針にて皮膚に微細な穴をあけて、PRP(自己多血小板血漿)を導入する治療法です。
さまざまな原因で起きるでこぼこ肌を滑らかにするおすすめの施術です。
PRP皮膚再生療法
PRP皮膚再生療法は、血小板が傷やダメージを治そうとする創傷治癒力を利用して肌を再生する治療法です。
PRP(多血小板血漿)は、血小板を多く含む血液成分であり、組織を修復して元気にする働きがあります。気になる部分にPRPを注入して線維芽細胞を増殖させ、コラーゲンやエラスチンを増やします。肌のハリや弾力が回復するため、でこぼこの改善効果が期待できます。
ACRS療法
ACRS療法は、ご自身の血液に含まれる成長因子と抗炎症性サイトカインを増幅させて皮膚に導入する治療法で、肌の再生力を高める働きがあります。線維芽細胞を増殖させて、コラーゲンやエラスチンを増生することでハリやツヤが向上し、でこぼこ感のない滑らかな肌に改善されます。PRP療法に比べ、有効成分が多く含まれているため、より高く安定した肌の改善効果が得られます。
お肌のでこぼこはセルフケアで治る?有効な対策とは?
お肌の凸凹の原因によっては
- 基本のスキンケア
- 保湿ケア
- 角質ケア
- 基礎化粧品を見直す
- 下地やファンデでカバー
などを意識することで、セルフケアでも改善できる可能性はあります。
ですがこれはあくまでも、お肌の浅い部分で生じている凸凹に対してです。
皮膚の深い部分まで達しているクレーター状のニキビ跡や、大きな毛穴の開きは、セルフケアのみで治すのは難しいと言えます。
ただし、日々の正しいスキンケアは、ニキビや乾燥、肌荒れを防いで肌の状態を整え、でこぼこ肌の悪化を防いでくれますので、いずれにしても欠かさずケアをしていきましょう。
セルフケアで改善が難しいでこぼこ肌は、美容皮膚科での治療が効果的です。
基本のスキンケア
どのような原因であれ、まずは、肌の状態を整えることが肌トラブルを遠ざけてでこぼこ肌の予防につながります。
「優しい洗顔」⇒「保湿」⇒「紫外線対策」が基本です。
保湿ケア
乾燥肌の方は、普段からしっかり保湿をされている方が多いと思いますが、オイリー肌やインナードライの場合、サッパリ系の化粧品を好む方が多く、肌の水分量が足りていない可能性があります。
化粧水や乳液の使用後はしっかりクリームで蓋をして、肌の水分を閉じ込めるようなケアをしましょう。
毎日スキンケアをしている方でも、季節の変わり目は肌の状態が変化するので、十分に注意が必要です。
角質ケア
毛穴汚れや古い角質は、ザラザラの原因となりますし、放っておくとニキビや肌荒れなどの肌トラブルにつながります。
ピーリングや酵素洗顔などの定期的な角質ケアがおすすめです。
角質ケアが出来るおすすめ洗顔料
角質ケアが出来るおすすめの洗顔料は、「レカルカ・ミネラルWクレンジング」です。
ターンオーバーを促すマンデル酸がお肌の角質を優しくケアし、ざらつき知らずのつるつるのお肌へ導いてくれます。
基礎化粧品を見直す
お肌に合ったものを使用するのは大前提として、ビタミンAやセラミドなど、肌のターンオーバーを促す成分が含まれている化粧品を取り入れてみましょう。
でこぼこ肌の原因が加齢によるものの場合は、高保湿成分配合の年齢化粧品の使用もおすすめです。
また、コラーゲンやヒアルロン酸を補いお肌をふっくらさせることで、お肌の凸凹が改善されやすくなります。
そしてコラーゲンを生成するためにはビタミンCが有効ですので、高濃度のビタミンCが配合された美容液も効果的です。
ターンオーバーを促してくれるおすすめの化粧水
余分な角質を除去しながら、ペプチドを配合し、保湿もしてくれる理想的なローション。
洗顔では落としきれない皮脂や角質を乳酸とヒメコウジ葉エキスでマイルドピーリングで除去できる「レカルカ・ラクトぺプローション」がおすすめです。
下地やファンデでカバーする
メイクで隠すのは根本的な解決にはなりませんが、普段はなるべく目立たないようにしたい!という方は、メイクで上手にカバーしましょう。
でこぼこ肌をカバーするには、「しっかり保湿」と「下地クリームの選択」がポイントです。
下地クリームは、毛穴の凹凸のカバーに特化したポアプライマーがおすすめです。
リキッドファンデーションは薄付きのものを選び、なるべく薄く伸ばして塗り、仕上げはふんわり軽くルースパウダーで整えましょう。
まとめ
でこぼこ肌の原因と治療法についてご紹介しました。
肌がでこぼこしてしまうのには、いくつかの原因があることがおわかりになったと思います。
どのような理由であれ、肌の不調はでこぼこ感を悪化させる可能性がありますので、基本のスキンケアをしっかり行うことが大切です。
深いクレーターや大きく開いた毛穴は改善が難しいため、美容皮膚科での治療をおすすめしています。
セルフケアでは改善が難しいと感じている方は、是非ご検討くださいね!
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
でこぼこ肌でお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.肌がでこぼこ状態になるのはなぜですか?
ニキビ跡によるクレーターや加齢による毛穴のたるみと開き、ターンオーバーの乱れ、乾燥肌、オイリー肌、肌の炎症など、人によってさまざまな原因が考えられます。
<おすすめの特集ページ>
・ニキビ跡治療の原因や治療法
Q.でこぼこ肌の治療方法は?
PRP皮膚再生療法やポテンツァ、ダーマペン4を使ったヴァンパイアフェイシャルがおすすめです。
ご自身の血液から採取したPRP(多血小板血漿)を、気になる部分に注入または導入する方法で、皮膚組織の再生により、でこぼこ肌の改善効果が期待できます。
Q.でこぼこ肌はセルフケアで治りますか?
肌の表面が陥没したクレーターや大きく開いた毛穴によるでこぼこ状態は、セルフケアでの改善は難しくなります。美容皮膚科では凸凹改善に有効な治療が受けられます。
Q.肌老化のサインにはどんなものがありますか?
肌老化のサインは、以下のとおりです。
・シミやそばかす
・しわ
・たるみ
・毛穴の開き
・肌の乾燥
・肌のくすみ
これらの症状は、加齢や紫外線などの影響によって、肌のターンオーバーが乱れたり、コラーゲンやエラスチンの生成が減少したりすることで起こります。
肌老化は、誰にでも起こる自然な現象ですが、早めに対策をすることで、肌の老化を遅らせることができます。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。