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頬のたるみを美容再生医療で改善する?!

頬のたるみ 美容再生医療

セルフケアでの改善が難しいお悩みの一つに「頬のたるみ」があります。
年齢を重ねるにつれ目立ってくる方が多く、ほうれい線を際立たせる原因となるため、なんとかしたいと対処法をお探しの方もいらっしゃいますよね。頬のたるみは、老けた印象を強く与え、見た目年齢を一気に上げてしまいます。放っておくとたるみが徐々に進んでしまうため、気になったら早めの対策がおすすめです。そこで、本日は頬のたるみの原因と、たるみの改善に効果的な美容再生医療について解説します。頬のたるみを取りたい方、必見です!

頬のたるみとは

頬のたるみとは、お肌のハリや弾力が無くなり、重さに耐えきれずに頬が下垂してしまう状態のことです。お顔の中で頬は広い範囲を占めているため、たるみの影響は大きく、老けた印象を与えてしまいます。
頬にたるみが出ると、ほうれい線やゴルゴラインが目立ちやすくなります。皮膚や脂肪の下垂が進むと、ブルドッグ顔やフェイスラインのもたつきなど、口元にも影響してしまうケースもあります。

頬がたるんでしまう原因

頬がたるんでしまう主な原因は、お顔の骨の萎縮や頬を支えている皮膚や皮下脂肪、筋肉の衰えにあります。何か一つに限らずさまざまな要素が重なっているケースもあります。

肌の衰え

加齢による肌細胞の減少は、頬のたるみを引き起こす大きな原因の一つです。
肌のハリを保つコラーゲン、弾力をもたらすエラスチン、水分量をキープするヒアルロン酸は、いずれも肌を若々しく保つために必要不可欠な成分です。これらの成分を生成しているのが真皮層に存在する肌細胞(線維芽細胞)です。
線維芽細胞は、20代をピークに年々少しずつ減少していくため。肌を支える成分が少なくなって肌のハリや弾力がなくなり、ふっくら感が失われてシワやたるみができやすくなってしまいます。

紫外線の影響もたるみの原因となります。紫外線は真皮層まで達し、コラーゲンやエラスチンを変性させるだけでなく、線維芽細胞にもダメージを与えて働きを弱らせます。
また、肌の乾燥は、肌表面の保水力を減少させてバリア機能を低下させるため、ターンオーバーの乱れに繋がります。肌の表面のキメの荒さとハリ感が失われるため、シワやたるみが目立ちやすい状態となります。

表情筋の衰え

お顔の筋肉である表情筋の衰えやクセもたるみの原因となります。加齢による衰えもありますが、表情を作る際のクセによってあまり使っていない筋肉も次第に衰えていきます。表情筋が衰えると、その上にある脂肪や皮膚の重みを支えられずにたるみがでやすくなります。

脂肪の変化

脂肪の変化も頬のたるみの原因となります。加齢により脂肪が減少すると、肌のハリや弾力がなくなり皮膚のたるみが目立ちやすくなります。
逆に体重の増加や元々お顔に脂肪が多いと重みによってたるみが生じやすくなります。

生活習慣

頬のたるみは、悪い姿勢やストレス、食生活などの生活習慣の影響も受けているケースもあります。長時間の下向き姿勢や日常的なストレスは、血流やリンパの流れを悪くするため肌機能が低下し、たるみを悪化させてしまう可能性があります。

どうやって美容再生医療で頬のたるみを改善できる?

どうしたら頬のたるみを改善できる?

美容再生医療では、加齢や紫外線等のダメージによって減少した肌細胞(線維芽細胞)を増加、または、活性化させて、真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増生し、肌のハリや弾力、潤いを回復させてたるみを解消する治療です。
肌の機能が高まるため、少しずつ肌質やお悩みの症状が改善していきます。
たるみの根本治療が可能な唯一の方法が「美容再生医療」です。若々しさを取り戻し、今後も進んでいく老化のスピードを遅くする働きも期待できます。
ご自身の血液や皮膚から抽出した成分を培養して使用するため、何歳から始めても有効な施術です。

真皮線維芽細胞移植術

ご自身の皮膚から採取した肌細胞(真皮線維芽細胞)を培養し増やしてから、たるみの気になる部分に移植します。移植された肌細胞の働きにより、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が生成されて、ハリと弾力が蘇り、たるみの改善効果が期待できます。

ACRS(自己血サイトカインリッチ注入)療法

ご自身の血液から抽出した抗炎症性サイトカインや成長因子を培養して増やし、有効成分のみを気になる部分に注入して肌の再生を促す治療です。老化を促す原因となる慢性炎症を抑え、抗炎症サイトカインと炎症性サイトカインのバランスを整えることによって健康的な肌状態へと導きます。お肌の赤みやニキビ跡の改善、アンチエイジング効果、薄毛治療など、さまざまな肌トラブルの解消に活用されています。

組み合わせ治療(ACRS と真皮線維芽細胞移植)

頬のたるみ治療には、真皮線維芽細胞移植とACRS療法の組み合わせ治療が有効です。
ACRS療法は、減少してしまった成長因子を補って肌細胞を活性化させる治療ですので、線維芽細胞の移植前に受けることで、真皮の肌機能の底上げができます。ACRS療法を3回行って肌の土台となる機能を高めた状態で真皮線維芽細胞移植術を行うと、相乗効果が得られてより高い肌再生効果が期待できます。

美容再生医療での頬のたるみ治療のダウンタイム

ご自身の血液や皮膚の細胞を使用した再生医療は、アレルギーなどの副作用のリスクが低く、ダウンタイムも少ないのが特徴的です。

真皮線維芽細胞移植術のダウンタイム

真皮線維芽細胞移植術のダウンタイムはほぼありませんが、移植時は注射器を使用するため、注入部に針跡、赤み、腫れ、内出血が生じる可能性があります。数日程度で自然と治まります。
培養に使用する皮膚は、目立ちにくい耳の後ろから採取します。採取部分に1か月程度赤みが生じる可能性があります。

ACRS療法のダウンタイム

注入部位に、かさぶた、赤み、腫れ、かゆみ、熱感、皮むけ、内出血が生じる可能性があります。数日で自然に回復します。

ACRS療法は、ドクターの手打ちや水光注射、ポテンツァ、ダーマペンなど、注入方法が複数ありますので、選択する注入法によっても副作用の症状が変わります。
施術が広範囲に及ぶ際には、水光注射がおすすめです。当院で扱っている最新の水光注射(ダーマシャインプロ)は、均一に薬剤を注入できる有効性の高い注入法です。施術中の痛みも抑えられています。

美容再生医療での頬のたるみ治療の効果について

美容再生医療では、ご自身が持つ肌細胞の力が高まっていく過程で、徐々にたるみの改善効果が現れます。即効性はありませんが、肌細胞はしっかりと作用し、少しずつナチュラルな若返り効果を発揮してくれます。

効果の現れ方

ACRS療法では、徐々に細胞に働きかけられ、施術の1か月後程度から肌の変化が実感できます。

線維芽細胞移植では、移植された肌細胞が馴染んでいき、ご自身の細胞として働きながら少しずつ肌の機能を回復していきます。たるみ等の肌のお悩みに対する効果が実感できるまでに、3~6か月程度かかります。

効果の持続期間

ACRS療法では、1回の治療で半年~1年間程度の効果が持続します。
2~4週間に1回のタイミングで3回前後の継続にてより高い改善効果を実感できます。

線維芽細胞移植の場合、効果の持続期間は2~3年程度と言われています。(肌の状態によって個人差があります)
ACRS療法と線維芽細胞移植の組み合わせにより、より長期間に渡り効果が持続します。

他の治療法との比較

上述にてご紹介した肌再生医療は、ご自身の肌機能を高めて肌再生を促す根本治療であり、「ナチュラルな若返りができること」と「抗老化作用があること」が大きなメリットとなります。注入剤のように時間が経っても体内に吸収されず、移植した元気な肌細胞はご自身の一部となって働き続けてくれるのが、他の治療との大きな違いです。
頬のたるみを改善する美容医療には、大掛かりな手術からプチ整形までいくつもの選択肢があります。もちろん、症状によって適した治療法は異なりますので、各施術の特徴をよく確認して、お悩みやご希望に合った施術を選びましょう。

ヒアルロン酸などの注入治療

ヒアルロン酸注射等の注入治療は、施術時間が短く即効性があるため手軽なプチ整形として人気の高い施術です。注入剤でほうれい線などの、凹みのある部分のボリュームを補い、下から持ち上げて目立たなくします。
リフトアップヒアルロン酸注射では、たるみの原因となる支持靭帯にヒアルロン酸を注入して補強し、お顔のリフトアップが可能な注入法(ヒアルロン酸リフト)も選択できます。

ハイフ(HIFU)

ハイフは超音波を肌の深層部に照射して、熱エネルギーによって肌を引き締める治療法です。皮膚表面にダメージを与えずに、皮下組織やSMAS(表在性筋膜)に照射が可能であり、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチン等を生成してハリやツヤ、シワの改善、リフトアップ効果が期待できます。
頬のたるみにも有効で、ほうれい線やマリオネットラインの改善ができます。
ハイフのよいところは、肌に傷を作らず照射のみで行える手軽さにあります。

 糸リフト(スレッドリフト)

医療用の糸によってたるみを持ち上げる施術です。糸にはコグと呼ばれる突起が付いており、こめかみ付近から頬にかけて挿入し、コグによって組織ごと引き上げます。糸は徐々に体内に吸収されていきます。物理的な引き上げ効果にプラスして、糸のまわりに生成されるコラーゲンやエラスチンにより美肌効果ももたらされます。

手術(切開フェイスリフト、切るフェイスリフト)

耳のまわりの皮膚を切開して、皮膚や筋膜等の皮下組織を引き上げてたるみを解消する手術です。頬からフェイスラインにかけての強いたるみ改善に効果的で、リフトアップ効果の高い施術です。切開範囲や引き上げ度は調整が可能です。
切開を伴う手術となりますので、ダウンタイムは長めです。傷跡が目立たなくなるまでにも時間を要します。

まとめ

頬がたるむ原因と頬のたるみに有効な美容再生医療についてご紹介しました。頬のたるみは、加齢による肌の衰えが大きな原因となります。たるみの根本治療には、肌の再生医療がおすすめです。
ACRS療法と真皮線維芽細胞移植術の組み合わせによって、肌が修復されてたるみが改善し若返り効果が期待できます。加齢により減少した肌細胞を増やす根本治療となりますので、老化の進行を遅らせる働きも期待できます。

他の施術も頬のたるみの改善に有効ですが、あくまでも対症療法となるため、持続期間は限定的であり定期的な施術が必要となります。
美容再生医療は、たるみを改善し若々しさを取り戻したい方におすすめですので、是非ご検討くださいね!

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
頬のたるみでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

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